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社員ブログ

  • 自宅の椅子が壊れた

    背もたれの板が一日に8回くらい取れるものの、座り心地もいいし座面もくるくる回る素敵な椅子を使っていました。エビスです。
    このたび、座面が回るときに、古い木の扉みたいな音が鳴るようになり、うまく回らなくなってしまいました。
    いい椅子を買えるようなお金は持ち合わせていないし、
    椅子をどこかで買っても持って帰るのが大変なので、
    とりあえずしばらく壊れた椅子に座り続けようと思っていますが、
    急に派手に壊れたらわたしは大けがをしてしまいます。おびえながら暮らします。
    お尻に包帯を巻いた私を見かけたら、「ああ、椅子が壊れたんだな」と思ってください。
    机が壊れたりしたらまたブログに書きます。

    そういえば、このまえズボンも破れました。厄年です。

    🗼

  • ドクペが飲みたいです。

    指が震える、落ち着きが無い、ぼーっとする。禁断症状だ。
    当社に入社してからというもの、私は知的飲料を飲んでいない。―――否、売っていないのである。
    日々、パイナップルジュースで気分を紛らわしている日々、コレジャナイ感。

    知的飲料とは何か?
    知る人ぞ知る「ドクターペッパー」である。
    これは味が独特らしく選ばれし者にしか飲めない知的飲料と言われている。

    ドクターペッパーの味を言葉で例えるのは難しい。
    強いて言うなら、微妙に配合に失敗したコーラに甘めの杏仁豆腐をぶち込んで、謎の薬品を混ぜながら炭酸を入れた感じの味である。

    一口飲めば、
    ―――未知との遭遇。
    二口飲めば、
    ―――脳内花畑。
    三口飲めば、
    ―――極楽へ。

    そんな代物であるから初心者は注意が必要な飲み物であり、
    選ばれし者にしか飲めない知的飲料たるゆえんなのだと思う。
    私はドクターペッパーが大好きで、一時期それが無いと仕事にならないくらいドクペ中毒者だったのである。
    どうやらこの知的飲料、選ばれし者にとってはものすごい中毒性を発揮するらしい。

    ちなみにこのドクターペッパー、2000年代まで"変態飲料"と呼ばれていた。
    私の愛飲するドリンクに対してまったくもって失礼な話である。

    これを覆したのが『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)と呼ばれるアニメ&ゲームなのである。
    岡部倫太郎ことオカリンがドクペを語ったことで知的飲料への躍進を遂げたのである!
    おかげで私は変態飲料を飲み干すヤバい奴から知的飲料を愛飲する選ばれし者になれました。

    そんなドクターペッパーが当社の周りでは売っていません。
    どこかに売ってないかなぁ…。情報求む!!

    ※『STEINS;GATE』世界線だのタイムリープの話が出てきたり用語が難しかったりで人を選ぶ作品ですが、興味のある人はぜひ。
    ※私の好きな言葉である「ぬるぽ」も『STEINS;GATE』が有名にしてくれたと言っても過言ではない。

    YuE

  • (番外編) 城田優さん演出・主演のミュージカル『カーテンズ』を観に行きました

    東京国際フォーラムCホールで行われていた東京公演、最終日前日・夜の部を観てきました。プランナーの宮洋輔です。
    もともと「ミュージカルってどうなの?」「なぜ演じながら歌いだすの?」と思っていた時期もありましたが、大学時代に帝劇で観た『レ・ミゼラブル』で目が開きました。なるほど、こういうことだったのね、と。それ以来ミュージカルも楽しめる身体になりました。

    つまりミュージカルは、ストーリーや演技だけでなく、歌唱をコンサートやライブのように音楽としても楽しめばよいのですが……今回の『カーテンズ』については初見であり、かつ閉鎖空間で殺人事件が次々に起こるミステリー進行なので、「誰が?」「なぜ?」とそっちが気になってしょうがない。つまり歌唱パートで「歌はいいから早くストーリーを進行してくれ……」と思ってしまう始末。これではミュージカルの意味がない。

    思えば今まで観てきた『レ・ミゼラブル』や『ロミオとジュリエット』などのミュージカルは、ストーリーやキャラクターなどは既知のものとして把握しているので、純粋に歌唱パートをコンサートとして楽しめていたのに対し、今回はハラハラドキドキさせるストーリーゆえ、歌唱パートに集中できない(むしろ省いてくれていいとすら)という本末転倒を起こしてしまったのだなと。

    これも一つの経験ですが、ミュージカルはストーリーやキャラをある程度知ったうえで観たほうがいいのかも?と感じた出来事でした。

  • はんだ付けのいい匂い

    2022-03-22

    エンジニアの上田です。最近、電子工作にハマってます。

    ということで早速↓
    iOS の画像

    これはトラックボールといって、まあマウスみたいなやつです。こいつのクリック音がうるさいので、静かになるよう改造していきます。

    カチカチうるさい様子

    分解
    iOS の画像 (1)

    右側の黒い四角いパーツを左側のやつに交換していきます
    iOS の画像

    無事交換完了
    iOS の画像 (1)

    組み立てて元通り
    iOS の画像 (2)

    ほぼ無音になりました

    トラックボールは買ってすぐの新品だったので、非常に緊張感のある作業でした。
    スリルを求める方はぜひ。

  • ワークスペースをつくろう。その1

    2022-03-18
    ゆとり日記

    こんにちは、ババです。
    昨年狭い家から少し広めの家に引っ越したのはいいのですが、
    LDに活用できていない空間が広がっていました。

    そこで、以前から在宅ワークをするときに使用していた机は手狭だなあと思っていたので、
    これを機に広めの在宅ワークスペースを設置することに。

    まずは机を設置しようと思い色々見ていたのですが、希望のものはなかなかお高め。
    机の要件としては
    ・横幅140cm
    ・奥行50cmくらい
    ・できるだけシンプル
    ・天板にフレームがついていない(あとでPCアームを取り付けやすいようにするため)
    ・脚は鉄製でしっかりしたもの
    ・コードを通す穴があれば尚可
    みたいな感じで考えていました。

    既製品をいろいろと探していたのですが合致するものがあまりないか、なかなかのお値段がするものばかり。
    そこで理想に近いものを作ることにしました。

    まず一つ考えないといけないこと、それは天板の素材と厚さ(強度)。
    まあ素材は木材一択です(金属だと加工できないので)。
    既製品によくある天板は、裏に金属フレームをつけることで薄い板でも強度を保っています。
    今回はそのフレームをつけたくないので、強度の計算をしなければなりません。
    そこで、下記サイトを参考に「たわみ」を計算することに。
    https://h110.info/diy_strength/

    1mmくらいたわんでてもいいかと思い、計算式にのっとり
    1mm=9.8*x(耐荷重,kg)*1,400mm/4*7,500*(500*(y(厚さ,mm))^3)
    ということに。むず…

    まあここに耐荷重を仮置きしてなんやかんや計算しまして、
    2~3cmの厚さがあれば十分だろうという結論に至りました。
    まああとで天板にねじを入れこむので、厚い方がやりやすいでしょう…

    次に、木材をどこで調達するか。
    そこで下記サイトで天板を発注しようと思いました。
    https://www.mokuzaikako.com/
    他のサイトに比べまあまあ安いお値段で穴あけ加工やバリ取り、塗装までしてくれるのですが
    それでもこみこみ1枚1万5,000円くらいはします。高い…これなら買った方が…

    ということで、私行きつけ(?)のホームセンター、ロイヤルホームセンター南千住に足を運びます。
    ホントは木材の材質にもこだわりたかったのですが、良い木は高いので結局パイン集成材に。
    180cm*50cm*2.5cmの木材が4,000円を切っている! 安い!!
    (穴あけ加工は今回あきらめました…)

    ということでお店で140cmに加工してもらい、配達してもらうことにしました。
    まだまだ続くので、続きはまた次回。

  • 小説抄 其の5「藤沢周平『たそがれ清兵衛』」

    2022-03-16
    小説抄

    124721_xl

    十代の頃、歴史の勉強を兼ねて歴史小説を読み始めた。理系だったので基礎知識が絶対的に不足している。それで司馬遼太郎を選んだが、まんまとハマった。司馬さんは知識のない人でもわかるように説明しながら物語を進めてくれるので、歴史の勉強という意味でも非常に役立ち、ある時期は徹夜で読んではまた翌日、新しい文庫を買いに行くという日々を過ごした

    しかし、司馬さんは、というよりは歴史小説は圧倒的に戦国時代と幕末が多い。それ以外の、たとえば江戸中期となるとどうしても時代小説の範疇になる。
    時代小説と歴史小説は似ているが、史実を勉強したいと思っている学生には、架空の市井の庶民の話なんか読んでもなあという感じだった。本当は時代小説からも多くのことを学べたのだが、当時の私はフィクションが過ぎるものはどうもと思ってしまっていたのだった。

    藤沢周平さんの小説との出会いは、藤沢さんが聞いたら気を悪くすると思うのだが、実家の父親から届いた荷物の中に、その隙間を埋めるための緩衝材として詰めてあったのを手にしたのが最初だった。そうした本の多くはどうでもいい実用書や雑誌のたぐいだったので処分してしまったが、小説なら読むかもしれないととっておいた。しばらくは積ん読状態だったが、あるとき、食わず嫌いはいかんなという感じで読み始めた。

    藤沢周平さんは若くして世に出たわけではなく、病弱の母と妻を養うのが第一で、いわば日曜作家として趣味で小説を書いていた。それがあるとき、大化けし、オール読物新人賞を受賞してデビューするに至る。生まれは昭和2年。戦前には小説の技術書などはほとんどなかったと思うが、なのにエンタメのコツを熟知している。いったい誰に教わったのか。〈正しい教育法ができる前にも正しい人はいた〉と言ったのはウィトゲンシュタインだったかなあ。そんなことをふと思った。

    さて、『たそがれ清兵衛』。ある文芸評論家が「時代小説アレルギーがある人でも藤沢周平は大丈夫」と言っていたが、なるほど、これは面白い。主人公の清兵衛は司馬遼太郎が書くような偉人ではなく、仕事が終わったらとっとと帰るような男なのだが、苦境に立ってもそれを鮮やかに乗り越えていく。エンタメの王道のストーリーだが、藤沢周平の技術という罠にハマり、この日は通勤電車の中でも夢中になって読んでいた。

    気づくと最寄り駅に着いていた。慌てて本を閉じてホームに飛び出たのだが、そこに知人がいて、「あれ、同じ車両でしたか」と聞くと、「実はずっと近くにいて、ご挨拶しようと思ったのですが、なんか夢中で本を読まれていて、近寄りがたい雰囲気で」と。彼によると、声にこそ出さないが、私は一人唸ったり、ほくそ笑んだりしていたそうだ。なんていうこと! それじゃあ、ちょっと危ない人だよ。
    (黒田)

  • 色々。

    色が好きです。

    日常で目に映るものの大半は意識に上らないのですが、
    ふと「色」に目が行くと、ようやく焦点が合ったような、
    逆に色にしか意識がいかないような、とにかくじっくり見たくなる。

    最近、寝る前に『色の辞典』というその名の通りの色の辞典を見ています。
    そこには367色が載っていて、その一つひとつに名前がついています。
    たとえば「サハラ」は、サハラ砂漠の砂の色を意味するフランスの色名。
    日本の砂よりも濃くて茶色い。
    乾いてサラサラな感じがまったくしない。
    土地によって砂の色のイメージが違うとか、面白いなあと。

    C30 M35 Y70 K0

    長年夢想してきた「小さな灰色の脳細胞」=灰白色も載っていて感動しました。
    思っていたほど白っぽくない。
    黄みがかった灰色という感じ。

    C5 M5 Y10 K5

    自分の名前の色があったらどんなかなと考えたりもします。
    「香織」なので、赤とか黄色とか暑い国の色がたくさん織り合わさったような色。

    KAORI

    澤田

  • 熊野古道中辺路 その4

    2022-03-14
    山記

    雨で熊野古道から撤退。 時間が余ったので、世界遺産巡りです。 まずは、熊野速玉大社。
    雨で熊野古道から撤退。
    時間が余ったので、世界遺産巡りです。
    まずは、熊野速玉大社。


    で、翌日。 よく晴れました。 こちらも世界遺産、熊野那智大社へ。
    で、翌日。
    よく晴れました。
    こちらも世界遺産、熊野那智大社へ。

    三重塔と那智大滝を一緒に撮ろうと歩き回って。 ようやく一枚に収めることができました。
    三重塔と那智大滝を一緒に撮ろうと歩き回って。
    ようやく一枚に収めることができました。

    那智大滝。 ここも世界遺産です。 落差133m。 落差では日本一なのだとか。
    那智大滝。
    ここも世界遺産です。
    落差133m。
    落差では日本一なのだとか。

    観光ばっかりなので、少しは歩こうと。 大門坂を下ります。
    観光ばっかりなので、少しは歩こうと。
    大門坂を下ります。

    ずっと石段です。 この美しい石畳、平安時代に作られているんですよね。
    ずっと石段です。
    この美しい石畳、平安時代に作られているんですよね。

    最後は、補陀洛山寺へ。 もちろんここも世界遺産なのです。
    最後は、補陀洛山寺へ。
    もちろんここも世界遺産なのです。

  • ダークヒーローと理不尽

    Yです。
    今週末、映画「THE BATMAN」が公開されるので、
    それを生きがいに、なんとか人間の形を保って生活しています。

    バットマンについては知り合いが、
    「映画オタクはブルース(バットマン)がもがき苦しむ姿を見て楽しむから、実質ジョーカー」
    的なことを言っていて、
    「まあ確かに、必死にもがいている主人公って輝いて見えるから仕方ないよね、炭治郎的な」
    と納得すると同時に、
    「いやそれって、好きな子をいじめて喜ぶ小学生と一緒じゃん。オタクって闇が深い」
    とも思いました。(個人の意見です)

    ということで、今日はバットマンつながりでジョーカーの映画について話していこうかと思います。

    私は一時期、「JOKER」(2019)にドハマりして、
    寝ても覚めてもジョーカーのことを考えていました。

    暴力かっこいいぜ!というこじらせ中学生的なアレではなくて、
    どん底の不幸に陥った主人公が、そこで一種の幸福を見出すというストーリーが興味深かったのです。

    なぜその精神状態に至ったのか? どん底の人間が次に取る行動はなんだろう?
    丁寧なストーリー構成と役者の鬼気迫る演技なくしては成立しなかったと思います。
    心情を表現する画面構成(シンメトリー構図など)も巧みです。

    私も苦難に立ち向かい、もがき苦しむ主人公を見たい方の人間なのですが、
    劇中で主人公が苦難を乗り越え、カタルシスを迎えるまでがワンセットだと助かります。
    ハッピーエンドじゃないと悲しいので……。

    いろいろかっこつけましたが、実のところ、
    「ホアキン・フェニックス(ジョーカー役)の演技が良すぎるから観て」
    に尽きます。観て。

    来週も人間性を保つべく、
    3連休は森美術館まで
    chin↑pom展を観に行くことにしました!

    今年の抱負は美術館巡り。

  • 横に長いから

    実家が静岡県西部にあります。
    諸説ありますが、静岡県は牧之原台地と富士川を境目としてざっくり、
    西部・中部・東部の3つのエリアに分かれます。
    ここからさらに伊豆を独立させて4エリアとする場合もあります。

    親戚はほとんどみな静岡県内にいて、名字もほぼ県内にしか分布がない私は…

    IZOOに対して「CMで見たことある動物園だ」という認識しかありません(行ったことない)。
    中部と東部にそれぞれ何市があるのかよくわかっていません(これはただの勉強不足)。
    静岡県内の駅名を西から東へ正しい順番で並べられる自信がありません(鉄道に興味がないからかもしれない)。

    同じ県内なのに……とよく言われるし自分でも思いますが、
    自分の居住エリア以外のことは本当によくわからないんです。

    つい先日、用事のために生まれて初めて稲取まで行ってきました。
    (このブログを書いている今、「稲取って伊豆だよな…?」と確認しました。こういうことです。)

    キンメが有名で、雛のつるし飾り発祥の地で、アニマルキングダムがあるところです。
    上記すべて、現地に行って初めて知った情報です。エリア外のこと知らなすぎる…。
    唯一、母方の実家の玄関につるし飾りっぽいものがぶら下がってたなあということだけ思い出しました。

    知らないということを知ったら、知ることが楽しくなると思うので、
    色々落ち着いたら、県内の未踏のエリアへゆっくり旅行に行きたいなあと思いました。

    あつ(用事を済ませたあと、IZOOに行けばよかったなあとちょっと後悔しました…)