
問いをつくれ。
社長ブログ
感と度胸と根性
2025-10-09この時期になると、数字が脅迫的に今期を反省させてくれるようになります(弊社は12月決算です)。
かつてコンサルや銀行に勤めていたこともあって、戦略や財務で考えることは苦手ではないのですが、自分で事業を動かしてみてつくづく思うのは、ビジネスがうまくいくかどうかは、結局のところ「感と度胸と根性」だということ。
もちろん、頭の良さや論理的な思考は大切です。判断スピードは上がるし、リスク管理にも役立ちます。でもそれは、あくまで“時短”や“最適化”の話であって、事業の成否やスケールには直結しないことが多い。
どれだけ完璧に設計された100点のビジネスモデルでも、動かさなければ0点。逆に70点の構想でも、実行してやり切れば、ちゃんと70点は取れる。この「突っ込んでいって、やり切る」ということが、実は一番むずかしい。
頭のいい人ほど、成功/失敗をロジックで捉えがちです。リスクが見えると慎重になり、なるべく手間をかけず、効率的に成果を上げようとします。
でも、現実の事業が想定通りに進むことはまずないので、ときには、人を巻き込み、チームの熱量を動かし、タイミングよくマーケットの風に乗れるかどうかが、勝負の分かれ目となる。
そうした「流れ」や「気配」を、自分のセンスで察知できるかどうか。「これは来るかも」と感じたら、自分の感覚を信じて、ドンとリソースを投入し、最後は根性でやり切る。
それが今のところ、私が実感している会社経営のリアルなので、あんまりごちゃごちゃ考えすぎず、これまでの人生総決算で「良い」と思ったものは、自分を信じてやってみようかなーと思います。
あのバウハウスじゃなかった
世界陸上が終わりました。
村竹選手、三浦選手、本当によかったなー。
パフォーマンスそのものも然ることながら、
競技後のコメントも素晴らしかった
(もちろん、MC織田裕二さんの対応も含みます!)そんな中で、個人的にめちゃくちゃ気になったのが、
棒高跳びで世界記録を更新したデュプランティス選手・・・
のユニフォームに入っていた赤地白抜きの「BAUHAUS」のロゴ。えっ、バウハウス!?
あの近代デザインの礎となったドイツの美術学校と同名だよね?
どっかの国際企業がBAUHAUSブランドで事業展開してるの??気になってロゴを画像検索してみたところ――
どうやらスウェーデンに本社を置くホームセンターチェーンのようです。
(日本でいうと、カインズやコーナン的な存在?)
そのうちIKEAみたいになるんでしょうか?SNSでも特に話題になっている様子はなく(でも何人かの人はつぶやいていた)、
「バウハウスって、そんなにマイナーなの…?」と、
少しざわざわしました。もちろん、知らなきゃいけないものではないんですけどね。
でも、あれだけデザインや建築、産業に影響を与えた存在が、
意外と認知されていないんだなぁと、しみじみ感じました。というわけで、
今大会の個人的ハイライトのひとつは、
「バウハウスがホームセンターだった事件」でした。(ついでに)
トップアスリートに感化されてまた走り出しました。
本当に単純な男です。Gが出てはどうしようもない
2025-08-26今朝、家を出ようとしたところで、Gに出くわしてしまいました。
よりにもよって、玄関で靴を履こうとしたタイミングです。うちから最寄り駅までは徒歩13分という、なんとも微妙な距離感でして、
ふだんはバスで駅まで行くことも多いです。
猛暑の今日は、もちろんそのつもりでした。バス停に着く3分前に家を出ればちょうどいいのですが、
今朝は玄関でのGとの遭遇により、まさかのタイムロス。急いで処理して、バス停まで全力で走ったものの、
あと30メートルというところで、バスは無情にも出発してしまいました…。仕方なく、そのまま駅まで徒歩で向かうことに。
バス停までのダッシュと、駅までの13分歩行で、
電車に乗る頃にはすっかり汗だく。
混み始めた車内で、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。会社に着いてから、近くのコンビニでTシャツを購入。
会議室で着替えて、ようやく人心地つく。
コンビニ、本当にありがたい存在です。というわけで、朝から軽めのトラブルが発生した一日でした。
それにしてもG、精神的にも体力的にも、なかなか消耗させてくる存在です。
みなさまもお気をつけください…なんか、くだらない内容で重ねてすみません…
禁酒、その後
2025-07-04前回のブログでは、
「再検査のために禁酒しなきゃいけないけど、どうにも踏ん切りがつかない」という話を書きました。
今回は、その続きです。結局、今日(7/4)の飲み会をゴールに設定し、
そこから逆算して頑張ってみる作戦を立てました。飲み会:7/4(金)
↓
再検査:7/3(木)
↓
禁酒スタート:6/20(金)ということで、6月20日からぴったり二週間、禁酒を決行。
やりましたよ、自分。もちろん簡単ではありませんでしたが、
「この日から飲める」と決めておくと、不思議と耐えられるものですね。
何事も、“ゴールが見えている”というのは大きい。そして昨日、予定通り再検査を受けてきました。
とりあえず二週間、きっちり我慢できた自分をちょっとだけ褒めつつ、
あとは結果を待つだけです。そんなわけで今夜は、待ちに待った飲み会。
「Kouboのアクセスがまた増えてきたね!」といううれしい話題を肴に、
二週間ぶりのお酒を会社のみんなとゆっくり楽しもうと思います。「先に予約する」という勇気
2025-06-10健康診断で肝機能にひっかかってしまい、消化器内科を受診しました。
医師いわく、
「お酒の影響かもしれませんので、いったん禁酒して、
アルコールの影響を排除したうえで再検査しましょう。
再検査の予約は、“二週間禁酒できるタイミング”で取ってください」
とのこと。なるほど、理にかなってます。
受診したのは、先週の金曜日。
それからもう4日が過ぎましたが、再検査の日を、まだ予約できていません。「禁酒できそうだったら予約する」ではなく、
「予約してしまえば、あとは禁酒するしかない」――
そんな作戦の方が、うまくいくのはわかってるんです。頭では。でも、なかなか踏ん切りがつかない。
たしか、ここ数年の自己ベストは2年前に達成した1か月禁酒。
だから、やってやれなくはないはずなんですが…診察室で「二週間できそうですか?」と、
半笑いで確認してきたあの医師の顔が、なぜか忘れられません。
おそらく、こうなる未来を読んでいたのでしょう。というわけで、まだ再検査の予約ができていない自分に向けて、
ここに記しておきます。腹をくくろう。
今、予約をしよう。
この記事がUPされているということは——
予約したということです...たぶん...。20年もありがとう
先週、新しいパスケースを購入しました。
これまで使っていたのは、私が社会人になりたての頃に買ったもの。
なんと20年以上のお付き合いでした。定期券をスライドして出し入れできる“窓付き”のデザインは、
磁気定期券を自動改札に差し込むときの出し入れに便利。
よく考えてみると、Suicaの登場が2001年なので、
「磁気式の定期券てなに?」という方も、今では多いかもしれません。
当時は、磁気定期券や「イオカード」(…ご存じですか?)の登場にも、
「おーハイテク~!」って思っていました。今となっては、ICカードをかざして“ピッ”で改札通過。
それどころか、まさかスマホなるものが登場し、
それで改札を通れる未来が来るなんて……
20年前の私には、とても想像できなかったことです。あと10年もしたら、
「昔はスマホで改札通ってたよなあ…」なんて振り返る日が来るのでしょうか?
いや、きっと来ますよね。「柴犬を飼いたい」あなたへ
2025-04-18このブログのキービジュアルにも採用されている黒柴ちゃん、我が家の愛犬です。
3歳の女の子で、名前は「わら」ちゃん。
ネットでは「癒し系のアイドル」として日々動画や写真がシェアされている柴犬ですが、
当然、いいことばかりではないので、
ぼんやりと「柴犬飼いたいなあ~」と思っている方にネガティブな情報を書きます。① ハンパない量の抜け毛
とにかく抜け毛がすごいです。
柴犬は「ダブルコート」という被毛構造で、
春と秋にそれぞれ「これ本当に一頭分?」というくらい抜ける。
我が家ではその季節になると、「シザーハンズ」ならぬ「掃除機ハンズ」状態で、
部屋のあちこちを巡回しています。
ちなみに人気のプードル系は「シングルコート」で、抜け毛が少ない。
なるほど、それも人気の理由か…と実感する日々です。② 家でトイレしない
次に困っているのが、トイレの場所問題。
1歳半ごろまでは家でもしてくれていたのですが、2歳くらいから外派に完全移行。
以来、嵐だろうが雪だろうが、外に連れて行かないと絶対にトイレをしません。
台風の日に散歩している人がいたら、それは高確率で柴犬の飼い主です。③ 子供に「ムキーッ!」
さらに、人との接し方にも独特の個性があります。
散歩中、「かわいいですね〜!触ってもいいですか?」と声をかけていただくことも多いのですが、
そのときの気分によって「ムキーッ」とすることがあります。
噛んだりはしないのですが、好きか嫌いかが明らかに表情に出ます。
そのへんが、愛想のよいゴールデンとかラブとかとは致命的に違う。
特に子供は苦手のようで、警戒心むき出し。
そういうときは、柴犬業界のイメージダウンになってはいけないので、
「ごめんね、急いでるので…」とその場をそっと立ち去ります。
ところが一方で、ご年配の方には急にテンションが変わり、滑り込むようにお腹を見せたりする。
いったい、なんなん?とまあ、和犬なので基本的にはツンデレで、柴距離キープの子たち。
誰にでも尻尾を振るタイプではないし、
きちんと躾できなくて問題犬になってしまったという話もよく聞きます。
でも、それも含めて愛せる方には、柴犬はとても魅力的なパートナーになると思います。
茶眉をよく褒められます 万博と公募ガイドの共通点
大阪関西万博が、いよいよ開幕しましたね。
一方で、運営の混乱や戸惑いの声も多く聞こえてきます。例えば「紙の会場マップ」の扱い。
200円で販売され、しかも長蛇の列。SNSでは「アコギすぎる」との批判も見られました。でもそもそも、来場者が紙のマップに求めていたのは、「道案内としての紙」だったのでしょうか。
おそらくそれ以上に、「万博の思い出」として手元に残したい、という記録的な価値があったはずです。
そこを「スマホがあるから紙は不要」と判断してしまうと、本質的なニーズとのズレが生まれる。
情報提供の手段を“代替”ととらえるか、“共存”と設計するか。
紙雑誌の「季刊公募ガイド」と似た構造です。もうひとつ、私が強く感じたのは、こうした混乱の背景にある「ノウハウ継承の難しさ」です。
万博のような国家的プロジェクトは、一回限り、あるいは数十年おきの開催。
関わる組織や人が変われば、前回の知見が活かされにくくなるのは当然とも言えます。この構造、私たちが関わる「コンテスト」や「公募」の現場ともよく似ています。
たとえば、企業や自治体で毎年実施しているコンテストがあったとしても、開催は基本的に年に1回。
担当者は異動し、関係部署も入れ替わる。
さらに、周年事業や節目の記念コンテストとなると、10年・50年といったスパンで実施されるものもあります。つまり、いずれも「経験の蓄積」が起こりにくい。
ノウハウは属人的になりやすく、企画や運営の知見が組織として定着しづらいのです。私たちが提供しているSaaSや運営サポートの本質も、こうした「学びの断絶」を少しでもつながりあるものにする、という課題意識から始まっています。
再開します
2025-04-11間が空いてしまいましたが、ブログを再開しようと思います。
(前の日付をみると2年以上も空いてしまいました・・・)とりいそぎ、定期採用へのエントリーをご検討いただいている学生様向けに、
過去の記事から参考になりそうなもののリンクを貼っておきます。- インターンで記事を書いてもらってます
https://koubo.co.jp/blog/ceo/1674 - 入社前後の社風ギャップ
https://koubo.co.jp/blog/ceo/1670 - 入社式
https://koubo.co.jp/blog/ceo/1640 - 「大企業か、中小企業か」は人生のステージで変わってくる
https://koubo.co.jp/blog/ceo/516 - オフィスでマンガ読むのがほめられる社風
https://koubo.co.jp/blog/ceo/1633 - 抽象は難しい
https://koubo.co.jp/blog/ceo/1619 - 記録されたものだけが歴史になる
https://koubo.co.jp/blog/ceo/1613 - 文章作成に困ったときにお勧めの書籍
https://koubo.co.jp/blog/ceo/1591
今となっては「?」と思えることも書いていますが、
当時の私の頭の中と文章レベルの記録ということで、
リライトせずそのまま掲載します。それにしても、何年かぶりで自分の書いた文章を読むのって、
恥ずかしいもんですね....- インターンで記事を書いてもらってます
つくログ
2023-02-13最近、このブログをあまりアップできてませんが、
代わりに新しくリリースした「つくログ」のほうに、
ポチポチ投稿させていただいてます。つくログを簡単に説明すると、
公募や創作が好きな人が集うSNSです。まだフォローと自分が投稿することしかできなくて、
いいね!もリプライもできない状態なので、
SNSとしての最低限の機能も満たせてないのですが、
徐々に楽しい機能をつけていけたらいいなと思います。試しに使っていただいて、
新しくなった「Koubo」に対するご意見などもいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。