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  • 本棚考:『ゆとり日記』のババさんが「引越に当たって本棚を自作しようと思っている」そうなので、もし少しでも参考になればと我が家の自作本棚を紹介してみむとてするなり(後編)

    どうも、プランナーの宮洋輔です。我が家はテーブル代わりに卓球台を導入しておりまして、それを話すとほとんどの人に「え?!」という反応をいただくのですが、こんな感じです。

    [caption id="attachment_19078" align="aligncenter" width="600"]本棚 我が家の作業机(卓球台)と右側の壁面本棚[/caption]

    JT「大人たばこ養成講座」や東京メトロ「家でやろう」シリーズなどの代表作で知られるアートディレクイター/イラストレーター・寄藤文平さんの事務所が、作業机として卓球台を使っていらっしゃっており、これは確かにいいアイデアだなと。作業が立て込み、色んな資料を拡げたい時は全面を拡げ、必要のない時はたたんだりできるのに卓球台が最適だそう。確かにね。

    とはいえズボラな私は常に全面展開。たたんだことは1度しかありません(以前買った折りたたみ自転車も、結局たたんだのは引越の時だけ…)。ちなみに卓球経験はほぼなく、中学生の時の体育で1・2度やったことがあるのみ。本来の用途としてはまったく活用できません。

    ―――閑話休題。本棚の話に戻りまして、この写真の右側に写っているのが自作の本棚です。いろんな本や雑誌が満ち満ちているので雑然とした雰囲気になってしまっていますが、引っ越し直後の何も入っていない状態(あ、ウソをつきました。下段のフォルダ部分にはみっちり雑誌が整理されて格納されています)だとこんなにスッキリ、シンプルな佇まい。

    [caption id="attachment_19082" align="aligncenter" width="600"]本棚 下段以外何も入ってない状態だとシンプルでカッコいい[/caption]

    白く塗装された木板を壁のある限り渡し、ポイントポイントでコンクリートブロックを積み、柱としている構造体です。いたってシンプルなため、どんな家に引っ越したとしても、その部屋にあわせて構築することが可能です。

    茅場町→麻布十番→代々木上原→高田馬場と、初めて一人暮らしを始めてからすでに4物件目ですが、引っ越しのたびに板とブロックを買い足し買い足し、どんどん成長を続けています。この「いつでも同じ規格で買い足すことが可能」なフレキシブルさが、1番の特長となります。

    [caption id="attachment_19080" align="aligncenter" width="600"]本棚 収納された状態だと雑然[/caption]

    ブロックを積んで、その上に板を渡して…の繰り返しなので「ぐらつかないの?」「地震は大丈夫?」と心配されることも少なくないのですが、意外や意外。3.11の時も、上のほうの板がちょっとだけズレたのみでまったく崩れたりなどありませんでした。

    本や雑誌が充填されることで重みが増し、下に対する押さえつける力が非常に高い為ズレにくい、という奇跡のなせる業です。ですので、本が入ってない、スッカラカンの時に大地震が来るときっと崩れてしまうと思います。

    [caption id="attachment_19084" align="aligncenter" width="600"]本棚 下段からコツコツ組み上げていきます[/caption]

    このように、下からただ無心で積み上げるだけで本棚になっていきます。が!ブロックの柱と柱の間の距離をとればとるほど、渡している板にかかる荷重でしなってしまう為、どれくらいの幅で柱を立てるかは、毎回試行錯誤です。柱はできるだけ少なくしたい(その分本がいっぱい収納できる)けど、強度が弱くなってしまう…というバランスのせめぎあいです。

    [caption id="attachment_19089" align="aligncenter" width="600"]本棚 板のたわみ具合をチェック[/caption]

    特に両端は柱で終わらないよう立ててるので、強度が一番弱くなるところ。雑誌がぎっしり詰まった無印良品のフォルダを設置してみると、たわむたわむ。これはやりすぎなので、ブロックをもう少し外側に調整せねば…という感じですね。(フォルダ5個分だと上記のようにしなるため、最終的にはフォルダ3個分の位置で確定しました)

    [caption id="attachment_19086" align="aligncenter" width="600"]本棚 柱部分(コンクリートブロック)の基本となる位置が確定しました[/caption]

    いかがだったでしょうか。「大きい本棚が欲しいけど、引っ越した先でも収まるか不安」という方は多いと思いますが、部屋に応じて変化していける(いつでも買い足せる)(そして成長を続ける)本棚というのもアリなのではないでしょうか。もし参考になったという人が1人でもいらっしゃったら幸いです。では。

  • 本棚考:『ゆとり日記』のババさんが「引越に当たって本棚を自作しようと思っている」そうなので、もし少しでも参考になればと我が家の自作本棚を紹介してみむとてするなり(前編)

    (きのうは全社員で終日研修だったため、1日おいて本日の更新となります。)どうも、プランナーの宮洋輔です。

    レッツDIY
    https://www.koubo.co.jp/editor/?p=18755

    たしかに「イイ感じの本棚」には憧れますよね。本や雑誌が好きな民、とりわけ出版人(いちおう末席を汚させていただいています)であれば、なおのこと。

    ジブンが本棚をハッキリと意識したのは、まだ実家にいた大学生の時。めったに褒められた記憶のない父から「いい本棚作ってるな」と言われ、嬉しくて涙が出そうになったのを今でも覚えています。もちろんこの時の本棚は物理的なそれではなく、内容としての本棚ですが。「本棚はその人の脳」という言葉もあるくらいで、それはそう。興味関心のあるものの集合体が本棚なので、納得は行きます。


    [caption id="attachment_18911" align="alignnone" width="480"]ちなみにわがやの本棚 ちなみに我が家の自作本棚がこちら。天井まで壁面を有効利用しています[/caption]

    色んな人の本棚を覗いて回りたい、なんなればそれをコンテンツにしたい、という欲求すらあります。公募ガイドでも本棚特集をやれないいのに!作家の本棚とか、デザイナーの本棚とか、めっちゃ気になりません?!(会社以外の趣味としてやっちゃうか!)

    知の巨人・立花隆さんの「ネコビル」がすごい


    憧れの本棚といえば、まずは立花隆さん。言わずと知れた、知の巨人です。もうね、立花さんの本棚のすごさと言ったら、あまりの蔵書の多さにビルを建ててしまった、というほど。文京区小石川の通称「ネコビル」は、地上3階・地下1階のビルに2013年時点で約20万冊が収められているとか。今はどれくらいなんでしょうね…。これはもう本棚の中に住んでるも同然ですよね。

    『立花隆の本棚』新刊超速レビュー【HONZ】
    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/35188

    これは、憧れるのもおこがましいほどの圧倒さです。(でも建てられるものなら建ててみたい)


    [caption id="attachment_18922" align="alignnone" width="480"]立花隆さんのネコビル 「立花隆 ネコビル」の画像検索結果[/caption]

    司馬遼太郎記念館(大阪)の本棚もすごいぞ


    司馬さんが歴史小説を書こうとすると、まず資料を買いあさるところから始めるそう。見つけ次第片っぱしから購入して軽トラックに積んでいくから、その時代の資料は「神保町の古書店から根こそぎなくなる」という伝説が残っているほど。

    彼の没後、東大阪市の自宅敷地内に巨匠・安藤忠雄が設計した「司馬遼太郎記念館」が建てられましたが、蔵書のうち2万冊が収められた書架の見事さに目を奪われました。カッコいいとはこのことだ…。

    高さ11メートルものその圧倒さは、彼の蔵書(の一部)を見せることでその迫力を表現するものなので、我々が実用性を求めて、というには難しいですが、一見の価値ありです。


    [caption id="attachment_18922" align="alignnone" width="480"]司馬遼太郎記念館 「司馬遼太郎記念館」の画像検索結果[/caption]

    そして我が師匠・嶋浩一郎さん


    博報堂ケトル前CEOにして、下北沢の名物書店『B&B』を作った嶋さん。公募ガイドをご覧の皆さんであれば『本屋大賞』を創設した人、といった方が分かりやすいかもしれません。

    あ、えらい量になってきたので、いったんここで区切ります。それではまた。

  • (番外編) 風とロック・箭内道彦さんが愛した藝大丼(バタ丼)/大浦食堂

    どうも、プランナーの宮洋輔です。先日、上野は東京都美術館で行われた「第15回世界絵画大賞展」の表彰式に出席させていただきました。もちろん作品が表彰された!わけではないのですが、実は公募ガイド社も「後援」として参加させていただいているのです。

    世界絵画大賞展
    https://www.sekaido.co.jp/taishoten/

    せっかく上野の森に来たのだから、と東京藝大の食堂で遅めのランチをいただきに行きました。というのも、前々から気になっていた「バタ丼」を今日こそは食べてみたい!と。

    以前にも一度チャレンジしたことはあったのですが、お昼時に行ったら「この時間はやってないのよ~」と言われてしまい。13時だったか13時半だったか以降しかやってないと聞き、悔しい思いをしたのです。グギギ…。

    バタ丼と言いつつ、マーガリンでもって豆腐やもやしを炒め、ご飯の上にわしわしっと乗っけたのが、藝大名物「バタ丼」なのです。

    東京芸大・大浦食堂の名物「バタ丼」【食べてみた編】
    http://www.asahi.com/special/twitter/TKY201101240343.html

    IMG_7476

    見よ!この清々しいまでの茶色さを。

    そんなこんなでやっとありついたバタ丼。期待が大きすぎたのか、ま、こんなもんだよな、って味でした。知ったきっかけはこちら。みんな大好き「風とロック」の箭内さんの番組。上野で打ち合わせなどある時は、終わった後でスタッフさんらとやってきて、儀式のように「バタ丼」を食べるのだとか。

    追記)うおお…中村佑介さんが公募ガイドをオススメしてくれとる!ありがたや…

  • レンチンパスタはヴォルケーノ式に限る

    節約生活の中で、前回の宣言通り「まずは食費を減らそう」と思って導入したのがこちら。どん!

    レンジでチンするパスタ

    レンジでパスタを茹でられるやつなのですが、過去類似商品で調理してみて「あまりおいしくない…」と思った人も、騙されたと思って使ってみてほしい!ヴォルケーノ式という独特の仕掛けが、めっちゃおいしく作り上げてくれるのだそう。

    この商品を知るきっかけになったのが、みんな大好き「ロケットニュース」さんの記事。GO羽鳥さんの唸るような筆力を超えたレコメンドができる自信はないので、黙って下のURLをクリックしてみてほしい。

    これは電子レンジパスタ容器の大革命だ!! 火山のように茹で汁が噴出する “ヴォルケーノ構造” の「絶品レンジでパスタ」がスゴすぎて毎回感動!
    https://rocketnews24.com/2019/05/31/1215433/

    これにより、編集部にいながらめっちゃ楽ちんに、めっちゃおいしくパスタを作れるようになったのです。ボーノ!ボーノ!1人前のパスタは80円もしないしソースも50円くらいだから、都合1食130円くらいで済ませられるのです。しかもおいしいから、節約生活にありがちなガマンしちゃってる感も皆無。めっちゃオススメです。

    羽鳥さんの記事だと「ハンズで800円」と書かれてましたが、Amazonだと619円(2019年7月8日現在)でしたよ。

    https://amzn.to/2LKD6w3

    もはや買わない理由を探す方が困難ッーーー!

    food_spaghetti_carbonara

  • (番外編) 駅で偶然、隊員Sさんに会いました

    節約生活でボルケイノ式についてなど書きたかったのですが、衝撃的なことがあったの先に書いてしまいます。

    といいつつ表題でほぼすべてなのですが、以前公募ガイドで働いていた隊員Sさんにたまたま遭遇しました。いつもより早めに上がった会社帰り。自宅の最寄駅、高田馬場の改札を出たら急に名前を呼ぶ声が。「え?誰?」と思って顔を上げると、なんと隊員Sさん。
     
     
    隊員Sさんの在職時のブログはこちら
    【編集部ブログ】隊員Sの雑記
    https://www.koubo.co.jp/editor/?cat=9
     
     
    隊員Sさんは結婚を機に退職されたのですが、しばらくは専業主婦だったのが、今はやっぱり働いているそう。めっちゃ面白かったのが、退職された今でもこの編集部ブログを毎日ご覧いただいているとのこと。積もる話もいろいろあったため、そのまま前から気になっていたボンベイさんへ。
     
     
    【食べログ】横浜ボンベイ 高田馬場店
    https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13166873/
     
     
    めっちゃうまかったのは言うまでもありませんが、iPhoneの充電が残り2%だったので残念ながら写真は撮ってません…

  • 節約生活はじめます。

    金融庁が「老後に備えて2000万円が必要」という報告書を出したことを受け、麻生副総理も「貯蓄すべし」という発言を重ねたことが話題になっていました。

    【テレビ朝news】退職後2000万円不足も 麻生大臣 資産形成考えて…[2019/06/04 11:58]
    https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000156202.html

    ただでさえ平成の30年のうちに労働者の実質賃金は減っている間もマジメに年金も払ってきたのに、そりゃないよ…というのが本音ではあるのですが、「与党は自らの失政を認めて、今からでもリカバリの政策を考えたら?」という大多数の声にも期待できず…。

    nenkin_kataguruma

    政府として副業・兼業を推進する方針を打ち出してはいますが、それも単なる失政(や年金システムの破たん)を国民の自己責任や民間の自助努力に転嫁してるだけのような気も。

    厚生労働省では、「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定) を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

    あちこち旅行したり、ギャンブルやってたり、タバコ吸いまくったり、ブランド物を買ってるとかならまだしも、特に何かゼイタクしてるわけでもなく、飲みに行くのもせいぜい週に1・2回だというのに、毎月貯金を切り崩していくのは「40歳を超えてさすがにマズい…」と思い、節約生活を始めてみることにしました。

    貯金残高を見るたびに「ヤバい…」と青ざめる日々にサラバだ!特にこれから消費税もUPしますしね…(本や雑誌も以前はいっぱい買ってたのを、最近はほぼ買わないようにしてるというのに…)

    とはいえ取り急ぎ切り詰められるものと言えば食費のみ。まずはここをなんとかしてみようと。朝食はとってないのでターゲットとなるのは昼食・夕食、それに飲み物くらい。ここをいかに切り詰められるかを考えていきたいですね。