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紀文食品さんで、「真摯なコンテスト主催者の深イイ話」を聞いてきました。
2015-11-07公募ガイド営業部のドタバタガイド営業部ムチ使いのオオクボです。
今日は、営業で紀文食品さんに行きました。
現在やっているコンテストの状況をお伺いするのと、今後のコンテストに関する企画運営に対して、我々が何かお手伝いできるご提案がないか、ヒアリングをするためです。紀文食品さんで開催中のコンテスト
「第8回 子どもたちに伝えたい お正月絵本作品募集」- ご担当者様がとても熱い思いを持って運営されています
ご担当者様は、アポを取ってから今日までに、今回のコンテストに対する状況の確認や、今後の展開に対してどうあるべきかなど、一通り自らの中で振り返った上で、公募ガイドに何を話すべきかを準備された状態で打ち合わせに臨んで下さいました。
このような真摯な姿から想像できる通り、いろいろなお話から垣間見える社内の深イイ話をお聞きすることができたので少し御紹介します。
- みなさん、年神様って知っていますか?
紀文食品さんのコンテストは、「年神様」と「正月」もしくは「年神様」と「家族」をテーマとした絵本を募集しています。
さてこの「年神様」、紀文食品さんのHPに説明(暮らしに伝わる お正月の神様 〜 年神様ってだあれ?)がありますが、簡単に説明すると、、
日本には古来から「八百万の神」のような考え方があります。これは、もともとご先祖様が亡くなってから数十年経つと「神様」になると考えられ、そのご先祖様が近くの山や田んぼなどあらゆるものに宿っていつも見守ってくれているんだ。だからいつも感謝をしよう。という考え方のようです。
そして、そのご先祖様が、お正月になると「年神様」となってお家に来てくれるから、年が明けるとおめでたいんだ。そして、お迎えをするためにごちそうや行事があるんだ。ということだそうです。
このお話、、紀文食品さんでは社内で教育されていて、約3,000人の社員さんがみんな知っているとのこと。
紀文食品さんではお正月の商売が非常に大きいそうなので、その商売の基になっている由来や意義について、このようにちゃんと理解するよう教育されるのでしょう。この辺りからも、物事に対して真摯に向き合う社風なのだなぁ、、と感動しました。
- 審査は社内で行っているそうです
そして、紀文食品さんのコンテストは一次審査を社内で行った後、絵本作家の宮本えつよし先生に見てもらうそうです。
しかも、審査員はご担当者の方だけでなく、人事や総務の方だったり、営業の方だったり、社内で広く参加されるとのこと。社内で日を決めておいてみなさんに参加してもらい、新鮮な目で見てもらうのが目的だそうです。
そうすると、逆に社内の方々が応募された作品を見て「年神様についてこんなに深く考えてくれている!」ということで感動されるそうです。そしてこれを見て「あぁ、自分たちはイイことをしているんだなぁ」と実感されるということで、ある意味社内広報としても機能しているとのことでした。このような効果があるため、ご担当者様がPDFにして社内報のように配布しているそうです。
この辺からも、とても真摯な社風が伺える深イイ話でした。
- ロビーにモト・グッチィが置いてある!これ、実は、、、
今回紀文食品さんにお伺いする前に、事前準備でいろいろと調べていました。すると、「紀文ヒストリー」というページにカッコイイ旧式バイクが載っていて、「なんだろう?」と思って読んでみると、、
『1946(昭和21)年、白米10キロが20円、公務員の初任給が540円、輪タクと木炭車が人々の足だった時代に、紀文は3万円のイタリアの名車「モト・グッチィ」を購入。商品の仕入れのために朝まだ暗い道を浦安へ、九十九里浜へ、毎日走りに走った。バイタリティあふれるその姿は、店に並ぶ新鮮な商品とともに評判を呼び、紀文の評価は着々と固まっていった。その革新的な精神と機動力は紀文の遺伝子として社員一人ひとりの中に生き続けている。』
とのことでした。
へぇ〜〜〜。と思って頭の片隅にあったのですが、オフィスに伺った時にロビーを通ると、そのモト・グッチィが置いてあるんです!
思わず「これすごいですね!まだキレイに保管しているんですね!」と聞くと、なんと、「実は、、まだ動くんです!毎年一定期間メンテナンス中になるんですよ。」とのこと。それほどみなさんにも誇りとして大事に残されているそうです。
すごいですね。ここまで来ると、もう脱帽です。完全にファンになりました。
急いで応募します!おせちもおでんも食べます!これからも頑張ってください!