

社員ブログ
岩手山~八幡平縦走2
2025-05-15山記岩手山から八幡平への縦走2日目。
岩手山八合目避難小屋から出発します。
が、レンズに水滴が写るくらいの霧雨。
小屋の前には立派な水場があります。
よく冷えてます。
夏はいいけど冬場はちょっと。
岩手山頂上方面。
ガスで視界が悪いのに加えて、山頂付近は強風。
このあたりで断念しました。
どっちを見ても、ほとんど何も見えない状態。
テンション下がります。
樹林帯に入ると、ガスがとれてあたりが見渡せるようになります。
といっても樹林帯なので、景色はずっと森の中。
湿原に出てきました。
木道が良く滑ります。
時間がたつにつれ、すこしずつ晴れてきました。
このあたり、良い景色です。
もう少し晴れていたら絶景なのでしょうけれど。
歩きやすい稜線を進んでいきます。
池塘が出てきたらもうすぐ避難小屋です。
二日目の宿泊地、三ツ石避難小屋に到着。
二階建てのとてもきれいな小屋です。
この日、超満員で、すし詰め状態での宿泊でした。
日本一の山へ
2025-04-12山記今回は日本一の山に登ります。
山梨県のすずらんの里から登山開始。
まあ、いるでしょうね。
顔が怖いな。
鹿よけのネットを開けて進みます。
縞枯の樹林帯が見えてきたら、山頂はもうすぐ。
到着しました。日本一の山。
富士山? それは日本一ではありません。
「牛奥ノ雁ヶ原摺山(うしおくのがんがはらすりやま)」
日本一名前の長い山です。
大菩薩湖を横目に見ながら下山します。
このあたりのトレイルは本当に気持ちが良いのです。
スノーモンスターに会いに八甲田へ
2025-03-13山記今回は八甲田、スノーシューハイク。
雪の回廊を通って、スノーモンスターに会いに来ました。
ロープウェイを降りると、銀世界が広がっています。
バックカントリースキーのツアー客が多いですね。
先へ進むと、前方にスノーモンスターの群れが見えてきました。
すごい数。
この中に突入していきます。
序盤はこんな感じ。
冬になると、樹林帯がモンスターに化けるというのは、八甲田ならでは。
蔵王、森吉山、八甲田が日本3大樹氷と言われていますが、ここまで巨大なモンスターに成長するのは、八甲田だけです。
様々な形のモンスターが存在します。
面白い姿を探すのも楽しい。
で、見つけたのがこれ。
どう見ても恐竜ですね。
ハート形もありました。
二つの樹氷がくっついて形作っているようです。
さらに高度を上げると、なんだかよくわからない形に。
八甲田は森林限界が低いので、この辺りからは木が低い。
積雪が5mあるので、雪の上に露出している部分が少ないのです。
山頂付近を見ると、モンスターはいません。
足元はスノーシューです。
これをはかないと、ひざ上まで雪の中に埋もれてしまいます。
スノーシューの足跡はこうなる。
冬山の醍醐味は、雪が積もった場所なら、どこでも歩けること。
無雪期だと、登山道以外はやぶの中。絶対に歩けない場所にも入っていくことができます。
最後はロープウェイで下山します。
岩手山から八幡平へ
2025-01-31山記今回は岩手山から八幡平への縦走登山です。
初日は岩手山八合目の避難小屋まで。
小雨が降る中、樹林帯の登山道をひたすら登っていきます。
火山にありがちな登山道。
黒い岩がごろごろと転がっています。
振り返ると、少しだけ景色が見えました。
下界を見渡せたのはこのときだけ。
これ以降はずっとガスの中。
よく整備された登山道です。
ところどこころ、はしごも設置されています。
開けた場所に出ました。
小屋はもうすぐのはず。
晴れていれば見晴らしもよく、いい景色なのでしょうが。
八合目避難小屋に到着。
避難小屋と言っても管理人が常駐する有人小屋です。
なので、ビールやカップラーメンくらいなら購入できます。
今日はここで宿泊。
翌日から縦走開始です。
飯縄山
2025-01-23山記今回は飯縄山。長野県です。
地元の方は、小学校の遠足で登ったりするそうです。
道路脇から登山道に入ります。小さな鳥居をくぐっていきます。
昔から信仰の山としても知られているのです。樹林帯に突入していきます。
標高が上がるとなぜかガスが出てくる。
山頂付近の神社。飯縄大明神です。
避難小屋としても使えそうですね。
山頂に到着。
写真には写っていませんが、登山者けっこうな人数いました。
下山途中に通過した瑪瑙山。
スキーリフトの脇を通っていきます。
ここでご飯食べてる人がいますね。
景色もいいのでこの手はアリです。
無事下山しました。
この辺り一帯スキー場の敷地のようです。
信州・黒姫山へ
2025-05-15山記今回登った山は、黒姫山。長野県です。
「緑は友だち国有林」ってなんかのパクリみたいな名前です。
土管、のようでそうじゃない、でっかいものが放置されていました。
山頂まではほとんどが樹林帯区間。
こんな感じの道が続きます。
木に刻まれた文字。
戸隠分? なんかの暗号でしょうか。
黒姫山の山頂が見えてきました。
道標にもけっこう地域性が出ますよね。
このあたりはスチール製のシンプルなやつ。
雪で壊れてもすぐに差し替えできそうですね。
黒姫山の山頂に到着。
他じゃあまり見ないタイプの山頂標です。
で、辺りはすっかり雲の中。
いつ雨が降ってもおかしくない天気。
景色、なんも見えません。
雲が踊ってます。
これは降るな。
と思っていたのに。
下山すると晴れ間が広がる、というのは山あるあるなのです。
雨と強風の下山路
2024-12-23山記前回の続き。
白髪小屋に泊った翌日。
朝6:30、良い天気です。
日の出を横目に楽しい登山の続きです。
今日は剣山までの縦走してから下山の予定。
広い草原地帯に出ました。
標識には、「平和丸」。
そう、この辺りまではとっても平和な登山でした。
起伏の少ない一本道。
とても歩きやすいのです。
ただ、雲がどんどん厚くなってきています。
そろそろ降り始める頃。
降り始めました。
いやな予感はしていたのですが。
この写真を撮ったのが7:34。
で、次の写真が11:00。
なぜこの間がないかというと。
とてつもない風雨に見舞われ、カメラを出すこともできないような状況だったのです。
耐風姿勢をとらないと、風で体が持っていかれるような状態。
さらにガスで方向が分からず、間違った尾根を下ってあわてて戻ったり。
雹が降ってきて全身打ち付けられたり。
首のない鹿の死骸が転がっていたり。
剣山の山頂はあきらめ。
様々な困難を乗り越えて、やっとリフトの駅までたどり着いたのがこの写真。
もちろん、強風のためリフトは運行中止です。
下山しました。
こんなに身の危険を感じた登山は初めてでした。
といってもなかなか伝えられない恐怖体験でした。
風って写真に撮れませんから。
ハゲと白髪へ向かって
2024-12-12山記2022年10月24日に書いた「三嶺」の山記で、「次回、ハゲと白髪へ向かって」と書いたのにそのまま放置になっていました。
なので、2年越しに続きを。
場所は四国。徳島と高知の県境を歩いていきます。
三嶺から先へ進みます。
これから歩く稜線。長いな。
2年前にも言いましたがもっかい言っときます。
三嶺(みうね)です。
途中、橋を渡る。
えっ、橋?
こんなところになぜ?
山では不可解な人工物が多いものなのです。
樹林帯の中を進んでいきます。
と、道標がありました。
奥に向かって案内板があるのですが。
その先はフェンス。
どうやって行けと?
山には不可解な人工物が非常に多いものなのです。
歩いてきた道を振り返る。
三嶺の山容はさすがに立派。
道標崩れちゃってますが。
ここがカヤハゲ。
タイトルのハゲとは、この山のことです。
そして鹿に見つめられる。
そんなにじっと見つめなくても・・・
四国の鹿は奥多摩や丹沢よりスマートな気がします。
眼下に本日の宿が見えます。
無人の避難小屋なので、どなたでも自由にご宿泊可能。
もちろん、風呂トイレナシ。
小屋の周辺にテント張ってる人もいます。
小屋の中に入ると、なにやらたくさん干してありました。
しかし、誰もいないのです。
作りかけのご飯とか、山道具一式も。
この後到着した人に聞いても、知らないという答え。
数時間たっても持ち主は現れず、「さすがにおかしい、もしや遭難したのでは」と話していたところ。
「あ、すいません」と深夜に取りに来ました、何事もなかったかのように。
山には不可解な出来事も多いものなのです。
小屋の全景を1枚。
えっ、タイトルの「白髪」がでてきてない?
この小屋、「白髪小屋」なのです。
次回、雨と強風の下山路。
三嶺へ
2022-10-24山記今回は四国、徳島県から三嶺に向かいます。
ちなみに「みうね」と読むのです。登山口は整備されています。トイレも完備。
名頃ルートは歩く人も多いそうです。安心して登れますね。最初はとにかく歩きやすい道。 いったん林道に合流します。
道端に工事用の様々な機材が転がっていました。
これ、なんだろう。火炎放射器?だんだんと登山道らしくなってきます。
尾根筋の道は歩いていて気持ちがいいものです。途中、ヌタ場もあります。
ノシシやシカが泥浴びをする場所です。ここは「ダケモミの丘」だそうです。
中間地点かな。高度が上がると、風景も変化します。
だんだんと岩が多くなってきました。山頂が近くなると、草原状の斜面。
縦横無尽にケモノ道が走っています。
これ、けっこうな斜度。三嶺に到着。
もっかい書きます。
「みうね」です。
次回、ハゲと白髪へ向かって鹿児島・開聞岳へ
2022-09-08山記霧島の翌日は、開聞岳です。 キャンプ場を過ぎて、二合目が登山口です。
この先、トイレはありませんとのこと。最初のうちは、薄暗くジメジメした登山道ですが。 ところどころ開けた場所が出現します。
ずーっと樹林帯とかじゃなく、適度にメリハリがついているので楽しく歩けます。高度が上がってくるとこんな感じ。
岩場が多くなってきました。で、また開けた場所。
独立峰なので、景色がよいのです。山頂直下は、ちょっと急です。 山頂到着。
ここも百名山。
それなりに人がいます。山頂からの景色。
この山は、全方位見渡せるのが魅力ですね。
で、下山しました。
登山踏切を横断します。JR指宿枕崎線に乗って帰ります。