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  • No Muisic, No Life なはなし。(今ライブを見たい国内バンド編)

    諸事情により久々のブログとなってしまいました。
    前回のエントリーからこれまでの間にGWなども挟んでいましたが
    特に遠出をするようなこともなく、せいぜい近場の公園に子供たちを連れて行くぐらいの
    質素な生活を引き続き送っております。

    そんな生活にもたまには刺激を、という事で今ライブを見てみたい国内のバンドを
    3つほどピックアップしてみたいと思います。

    Self Deconstruction


    女性ボーカルに女性ギター、男性ドラムといった珍しい編成のグラインドコアのバンドです。
    激しいパフォーマンスながらもギターは安定しているし
    私と同世代、または少し上の世代でラウドミュージックを聴いてきた人なら
    20年ほど前には多くの人が通ってきた
    SUPER JUNKY MONKEY の故623さんを彷彿とするようなキレッキレのボーカル。

    日本ではグラインドコアのシーンというのが元々そんなに広くはなかったのですが
    こうして海外にも進出するようなバンドが出てきたのはうれしい限りです。

    そういや、今年は久々のSUPER JUNKEY MONKEY復活ライブがあります。
    5~6年くらい前の恵比寿リキッドルームでの復活のときには観に行きましたが
    30~40代の良い年したオッサン(自分も含む)たちがダイブしまくってて圧巻でした。
    これも見に行きたい。

    CRYPT CITY

    元NUMBER GIRLのベーシスト、中尾憲太郎氏が中心となり発足したオルタナロックなバンド。
    2014年にはART-SCHOOLのGt.とbloodthirsty butchersのDrが加入したそうな。
    5~6年前に知人のバンドが対バンするという事でゲスト枠を頂き仕事終わりに向かったのですが
    惜しくもCRYPT CITYには間に合わず、いまだに見る事が出来ていません。

    元NUMBER GIRLのバンド、ということで当初は一部の界隈では話題になっていましたが
    外国人のボーカルの印象がとても強いです。
    静の時も動の時も、常に破裂しそうなテンションを内に秘めている感じが溜まらない。

    今月は日本を代表する轟音オルタナロックバンドのBORISとのツアーもあるそうなので
    身に行けたらいいなぁ。

    BB


    日本を代表するメタル・ヘヴィロックバンドのCOCOBAT
    初代ボーカルのRYUJI氏が中心となり2011年頃に結成したバンド。
    日本のラウドミュージックを牽引してきたWRENCHの坂本氏(Gt.)や
    ツインドラム+ツインボーカルのハードコアバンドMINOR LEAGUのリズム隊が脇を固めており
    今年の3月には自分も待ちに待っていた1stアルバムが遂にリリースされました。

    こちらも5~6年ほど前に新代田FEAVERに見に行ったのですが、
    変拍子と変拍子が絡み合うようなグルーヴが圧倒的な音圧で迫ってきて
    その次のバンドが見れないほど放心状態になったのを覚えています。

    個人的に縁の深い方がやられているバンドなので、自分も見に行きたいですし
    ちょっとうるさい音楽が好きな方には是非とも聴いて頂きたいと思います。

  • No daughter, No Life なはなし。

    今週末でいよいよ長女が幼稚園を卒業。
    4月からは小学生となります。

    必要になるものの準備もだいぶ済んだのですが
    最近の小学校では(1年生の間だけかもしれませんが)
    授業に集中できなくなるからという理由で
    キャラクターものの文房具などはダメらしいですね。
    むかしあったようなギミック満載の筆箱もダメらしいです。

    これまで幼稚園ではお父さん会のようなものは断固として参加を拒否してきましたが
    これからPTAなども参加しなくてはいけなくなるのでしょうか。
    今から不安が募ります。

    とはいえ、娘がこれからの小学校生活の中でどう変わっていくのか。
    これからの変化が楽しみでもあります。

  • No Son, No Life なはなし。(その後)

    1年ほど前のエントリーで第二子が生まれたことを書かせていただきましたが
    早いものでもうすぐ丸1歳になろうとしています。

    今では一人で立って歩き回って、いたずらも増えだして
    片手で抱くのもしんどいくらいに大きくなりました。

    先日、家族で近所のヤ○ダ電気に行ってこっそり家族から離れてガンプラを物色していたら
    こんなものを発見しました。

    なんと動物の乗ったミニ四駆。
    私が小学生の頃に皆が必ず1台は持っていたあのミニ四駆がいつのまにかこんな姿に。。

    これにはきっと息子もテンションブチ上がるのではないか?
    と思いこっそり買おうとしていたガンプラを諦めこいつを購入。

    小学生の頃は小遣い貯めてコツコツとパーツをそろえていたもんですが
    最近はデフォでベアリングが付いてるんですね。
    カーボンのパーツなんかもあるらしく、時代は変わったもんだと感じました。

    組み立ては簡単で30分も掛からずに出来上がりました。
    出来上がったマシンを息子目掛けて走らせると、息子大興奮。

    追いかけて捕まえてはぶん投げたりと楽しそうにしておりました。
    もうすぐ小1になる上の子も「かわいい~」といいながら壁にドンドンぶつけて遊んでいました。
    我が家はいつも騒がしい。

    下の子が3歳くらいになったら、一緒に改造なんかも楽しめたらなーと今から楽しみです。

  • No 夜遊び, No Life

    最近、久しぶりに夜遊びをしました。鈴木です。

    10年来の友人(フェス仲間)が五本木近辺にある某バーでマンスリーでパーティーをやっており
    久々に行ってきました。


    私自身もかつて五本木に住んでいた事もあり
    ちょくちょく遊びに行っていたお店ですが行くのは3年ぶり。
    お店の雰囲気は全然変わっておらず、
    マスターが気が向いたら作ってくれるパスタも相変わらず絶品でした。

    とても狭いバーの2階でほぼ身内だけで遊んでいるような感じのパーティーなので
    顔見知りしかいないし、友人の多くがweb業界の人間ということもあり仕事の話や情報収集をしつつ
    ゆったり遊べて久々に独身時代を思い出しました。

    私が今でも連絡を取ったり遊んだりしている人はみな
    学生の頃の友人とか、音楽活動していたころの友人とかでは無くて
    どこかのイベントでなんとなく仲良くなったり
    たまたまフェスに行くために車で相乗りしたりと、ゆるーい繋がりの人たちばかりです。
    ※しかし皆キャラは濃いめ

    それぞれ好きなジャンルは微妙に違いますが、根本にある「音楽好き」というだけのつながりだけで
    利害関係なく、お互いに絶妙な距離感でゆるく長く繋がってきました。

    お互いに結婚したり子供が生まれたり、住む場所が変わったりで
    会う頻度も年々減ってしまって今では年に1回会うかどうかという感じですが
    これくらいの感じが非常に心地良いです。

  • No iPhone, No Life なはなし。

    どうも。鈴木です。
    先日、3年半使い続けたiPhone 6Plus から iPhone XR に機種変更しました。
    長年Macを使い続けてきたこともあり
    これまでスマホはiPhone一択でしたが、3GS → 4S → 6Plus に次いでこれで4代目となります。

    まだ使い始めて間もないですが、簡単にレビューをしてみたいと思います。


    機種変更の経緯


    先代の6Plusは3年半となかなか長期に渡って使い続けたものの、
    バッテリーに関しては問題ありませんでした。

    しかしiOSやよく使うアプリのアップデートを続けていくと
    やはりもっさり感は徐々に否めなくなり、スペック不足を感じる事が増えてきていました。

    さらにここ数か月ほど、タッチが反応しなくなったり
    逆にゴーストタッチ(触っていないのに勝手にタッチ反応がされてしまう)が頻発したり
    という事が不定期で続いていました。
    不定期、というのもしばらくは大丈夫なのに突然問題が頻発する時間帯や日が出て来たりという感じで
    間隔も全く読めない。
    このストレスが非常に大きくなったのがきっかけでした。

    XS Max と XR


    先代が5.5インチのLatinaディスプレイで、いわゆる「ファブレット」サイズの端末です。
    幅が約78mm。微妙に手に余るサイズ感。
    自分の手はそこまで大きくはありませんが、
    ディスプレイ下側の操作だけならなんとか片手で大抵の事は出来るくらいの感覚でしたが
    ディスプレイ上部での操作をするには両手持ちになってしまうこともしばしば。
    やっぱり、大きい端末です。

    とはいえ家ではスマホで寝る前にYouTubeやhuluなどの動画を見る事が多いので
    このディスプレイサイズよりも小さい端末にはもう戻れないなという感覚がありました。

    そこで今回の機種変更ではより大きいディスプレイサイズで
    且つ程よい幅の端末であることを一つの基準としました。

    XS Max は77.4 mmで持った感じはほぼ変わらない。
    XS だと70.9 mmとなり、そこまで小さくなくてもいいな、という感じ。
    その中間にあたるXRは 75.7 mm でわずかに3mm程幅が狭くなったのですが
    微妙な「手に余る感」は割と解消されるサイズでした。

    もう一つが価格面。
    先代は128GBの端末でしたが、データを削っても90GBは使っていたので容量不足を感じていました。
    なので次は256GB一択。
    しかし、XS と XS Max はやはり高い。
    XRと比べるとXS Max だと3万は高くなる。
    少ない小遣いのお父ちゃんにこれは痛い。

    機能面では XS / XS Max に搭載された望遠カメラの有無。
    子供の親としては魅力を感じてましたが、
    まぁそれは必要ならコンデジでも別に買えばいいやと妥協。
    そんなこんなでXRに落ち着きました。

    使用感


    機種変更の前には有機ELディスプレイのXS / XS Max 実機も見ましたが、
    スペック的には劣る Liquid Retinaディスプレイでもほぼ差は感じませんでしたし
    メモリは1GB劣るとはいえどもCPUは同じなので、
    あまりマルチタスク過ぎなければ十分なサクサク感。

    Xシリーズの目玉機能の一つであるカメラの「ポートレート機能」は
    XRでは人物しか認識しませんが、被写体はだいたい子供なのでここも必要十分。

    あとはカラーも今までにないものが揃っていて、
    私はブルーを選びましたが今回はクリアのケースにして
    実機の色を見せたいな、と思わせてくれる質感も気に入りました。

    3Dタッチなんかも使えないみたいですが、先代も使えなかったし不便には感じたことなかったのでこれも良し。
    ほぼ満足ではあるのですが、一点だけ挙げるなら
    Xから消えてしまったオーディオ出力。イヤホン繋げられない問題。
    Bluetoothの安いトランスミッタを買ったのでワイヤレスでは聴けていますが
    端末に有線しなくてよい、というのはスマホの操作性の向上にだいぶ貢献しているなと感じました。
    しかし、安いトランスミッタなのでDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)もそれ相応になってしまいます。
    通勤の際にはそこまで音質は求めませんが、聴くジャンルによっては音の細さが気になるので
    Bluetooth接続のポタアン(ポータブルアンプ)に興味が出てしまいました。
    ここでまた散財しそう、という点だけマイナス。

    以上、簡単なレビューでしたが全体をとおして大満足な端末です。
    機種変更してからApple Watchも気になりだしてきたので、今年はさらに散財しそうです。

  • No ○○, No Life なはなし。(2018年 総括編)

    今日はクリスマス当日。
    という事で昨晩はサンタ業に勤しんでいた鈴木です。

    今朝起きてから長女(来年、小学校1年)が「これみてー!」と嬉しそうに駆け寄ってくる姿はとても良いものですが
    既にサンタは親であることを実は知っておきながら、知らないふりを続けている事を私は知っています。
    女とはこんなにも早い段階で形成されているんだなと、改めて痛感しました。

    今年最後のエントリーなので、今回は2018年を簡単に振り返ってみたいと思います。

    プライベートでは3月に第二子が生まれた事が2018年の我が家にとっての大事件だったのですが
    そんな我が子も9カ月を迎え、今では掴み立ちを覚え、ハイハイを覚え、縦横無尽に家を荒らしまわっています。

    とにかく、今年はそんな我が子の急速な成長を見守る1年でした。

    先日、久しぶりに友人と集まり簡単な忘年会を行ったのですが
    我が家の第二子が生まれた2週間前、4か月前にも友人の子供が生まれ
    久しぶりの集会は以前のような夜遊びから一転、日中から子育て相談会みたいな場になりました。

    友人との集まりで年々子供が増え、クラブから昼の公園が集会場となり
    徐々に世代交代の波を感じつつあります。

    来年は第二子の行動範囲も広げられると思うので
    上の子も含めてもっと多くのものに触れさせることのできる1年にすることが目標です。
    来年は久々にキャンプでもしようかな。

    皆さんにはどんな1年が待っているのでしょうか。
    皆さんにとっても素晴らしい1年になりますように。

  • No ○○, No Life なはなし。(Season 2 / epsiode 0)

    ご無沙汰しております。鈴木です。
    訳あって、しばらくブログをお休みしておりましたが
    また再開しますのでどうぞよろしくお願い致します。

    訳あって、ここしばらくは何かブログに書くようなネタも何も無い日々だったのですが
    そんな日々の中、今年3月に生まれた第二子は捕まり立ちを覚え、ハイハイを覚え
    オムツはパンツタイプへとクラスチェンジを遂げておりました。
    そんな日々の中、最近ちょっと興味の出てきたことが一つ。
    それがDIYです。木工。

    ネットを見ると「初心者でもできる100均すのこでDIY」的な記事をよく見かけており
    幸い、近所には木材から工具まで幅広く揃うホームセンターもあれば、IKEAもあるので
    以前から気にはなっていましたが
    我が家は賃貸マンションなので作業が出来るような庭も無く
    工具もある程度揃えるとそれなりのコストも掛かる・・・と二の足を踏んできておりました。

    しかし、調べていくと意外と安価なもので代用出来たり
    工法や工夫次第ではコストを最小限に色んな事も出来そうだな―という事も分かってきたので
    来年は木工に挑戦し、このブログもDIYブログへと変貌を遂げさせたいと企んでいます。

    では、また次回。

  • No Minimal Techno, No Life なはなし。

    以前の記事でも何度か出てきた、坂本龍一などとのコラボレーションで知られるドイツの音楽家
    alva noto が なんとミニマルテクノを世界に広めた張本人、RICHIE HAWTINと共にライブを行うそうです

    それぞれ最新のオーディオ・ビジュアルセットになるらしい。

    特にRICHIE HAWTINが昨年ごろから大きめのフェスで披露している"CLOSE"というセットは
    リアルタイムに音楽を構成していく様子を多数のカメラで撮影しそれをリアルタイムに流すことで
    DJやライブとオーディエンスとの距離感を縮めつつ、
    いわゆるVJとは大きく異なるライブ感のあるビジュアルをリアルタイムに構築する面白い試みです。

    なかなかこの2人が揃う、しかもツーマンのライブというのはなかなか無いので
    チケットも争奪戦となりそうです。

    ここ数年はなかなかライブを見に行くチャンスが無かったのですが、これはどうにかして観に行きたい。。
    もし行くことが出来たらここでまた報告出来たらなと思います。

  • No Movie, No Life なはなし(その2)

    以前の投稿でチェコの映画監督、ヤン・シュヴァンクマイエルについて取り上げたのですが
    なんと新作の完成と同時に引退を表明されていたそうです。

    もう1カ月ほど前の事のようでしたがまったく知らず、
    たまたま渋谷にある映画館"UPLINK渋谷"のスケジュールをみていたところ
    シュヴァンクマイエル引退記念上映会」というイベントが目に留まり、知る事となりました。

    今のところ最新作の「サヴァイビング・ライフ」まで(恐らく)全ての作品を見てきた私としては
    とても残念な気持ちでいっぱいですが、
    御年84歳という事を考えるとここまでよく作り続けてきたなと尊敬の念もいっぱいになります。

    私個人の経験ですが、ものづくりする人は一度止まったらアウトだと思います。

    私の場合は学生時代、音楽に没頭しバンドや個人で様々な音楽を作ってきましたが
    やがて社会人となり生活の中心が徐々に仕事にシフトしていくと
    どうしても作業時間は深夜に睡眠時間を削って、という感じになってしまっていました。

    それでもライブへの参加など声を掛けてもらえている限りは続けていたのですが
    たまたま当時勤めていた会社で(1年だけ)転勤することとなり
    そこで完全に途切れてしまいました。

    知人は誰一人いない場所に1人で移り住むと、ライブにでないか?といったお声がけは当然ありません。
    さらに1年だけ、という期限があったのでこの場所で根を張ってもう一度、という気にもなれません。
    そうなると音楽を作ろうという「動機」が無くなってしまい、さらに仕事にシフトしていってしまいました。

    その後、また東京に戻ってきたのですがその頃にはすっかりと創作への熱が冷めてしまっていました。
    一度ブランクが出来てしまうと、また久しぶりにやろうとしても何かしっくりこない。
    なんとなく感覚が鈍った気がしてしまうのです。
    そうなるとまた創作することから遠ざかってしまう。
    この繰り返しに陥ると、またバリバリやってた頃のように戻るのは非常に困難になってきます。

    ヤン・シュヴァンクマイエルは御年84歳となったこれまで、創作活動を続けてきましたが
    チェコという国の中では彼が作った作品は異端として様々な制限を課されたこともあるそうです。

    何故、彼はそれでも作ることを辞めなかったのかは分かりませんが
    この歳まで続けるための情熱を失わずにいた事にはうらやましくも感じます。

    彼の作品はグロテスクな表現や性的な表現が多く、あまり自信を持ってはおすすめできませんが
    機会があれば短編一本くらい、見てみてください。

  • No TECHNO, No Life なはなし。

    前回のエントリーで挙げたLabyrinthなど秋フェスも近づいてまいりましたが
    今年は誰が出るのか、行く予定はないけれども予想をするのは楽しいものです。

    これまでの記事ではバンド(特にメタル、ハードコア勢)を多く取り上げてましたが
    以前は電子音楽を作っていた時期もあり、テクノなんかも大好きです。

    今回は是非、今年のLabyrinthに来て欲しい(ついでに代官山unitとかでもやってほしい)
    秋の夜長に聴きたい四つ打ちを聴かせてくれるDJ、プロデューサーを取り上げてみたいと思います。



    kanding ray

    前回のエントリーでも挙げたフランスの建築家であり音楽家のkanding ray
    ドイツの音楽家、alva noto などが主催するレーベル "raster noton" よりリリースしており
    最近では "Stroboscopic Artefacts" といったレーベルからのリリースも増えています。

    私が初めて聞いたのは10年ほど前。
    先に上げた "raster noton" というレーベルが好きで、そこの新作という事で前情報なく手に取りました。
    "raster noton" というレーベルに所属するミュージシャンの多くは
    サインウェーブやグリッチノイズを使い、極限までシンプルかつミニマルに、数学的に構築された音楽が多くありました。

    そんな中で10年ほど前にリリースした "Automne Fold" はそんな同レーベルの中でも "ROCK的なアプローチ"と評されましたが
    音楽的な起承転結がハッキリとしているなど、それまでのレーベルのカラーとは大きく異なる作風が非常に新鮮でした。

    これがリリースされ、購入した当時は札幌に住んでおり
    雪が降りしきる中、これを聴きながらよく家路についていたものでした。

    その後はBattlesといったバンドのリミックスでも多く名前を聴かれるようにもなり
    よりはっきりとしたビート感のある楽曲が増えましたが、
    昨今では最初に上げた動画のような完全フロア仕様なミニマルな四つ打ち路線になってきました。

    Labyrinthでは数年前に一度、出演しているのでないかもしれませんが
    今年はMUTEKあたりで呼んでもらえないかな。

    dadub

    こちらも "Stroboscopic Artefacts" などのレーベルからリリースしている二人組。
    マスタリングエンジニアもされているそうで、この人たちの楽曲のミックスを聴いていると
    それぞれの音の要素に明確な意図があって、このミックスになっているんだろうなと
    非常に勉強になるところが多いです。

    3~4年ほど前にリリースされた "You Are Eternity"は散々聴いてきたのですが
    中でも拍の表と裏がいつのまにか入れ替わっているように聞こえてしまう
    "Circle"というトラックは、DJならうまい事使いこなしたい名トラックだと思います。

    perc

    自身の "perc trax"や前述の "Stroboscopic Artefacts" など
    様々なレーベルより良質なハードテクノをリリースし続けているperc

    この動画では最初の1分40秒まではセッティングをしている様子ですが
    突然フェーダーをガッとあげた時の高揚感はたまりません。

    以前は先にも書いた代官山unitによく顔を出していたので、
    仕事帰りに行ったり終電無くなっても歩いて帰れように近場に住んでいた事もありましたが
    ここ数年はクラブも卒業し通勤途中にイヤホンで聴いているくらいです。

    久しぶりに現場に行く機会があれば、是非この中の誰かを聴きたいものです。