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  • 改行力を鍛える

    最近、京極夏彦さんの作品をちまちまと読んでいます。
    京極さんといえば、まず印象的なのが、文庫本の分厚さ。1,000頁を優に超える作品群は圧巻の存在感で、京極エリアが本棚に並んでいると、遠くから見ても何か異質なものがそこにあるような気がしてしまいます。

    ただ、その分厚さは読者をビビらせる諸刃の剣。もう10年以上前からその作家名に関心を持っていたにもかかわらず、なかなか手を出せなかったのは、やはりあの文庫本の威圧感のせいと言うほかありません。

    ただ、重い腰を上げて実際に読んでみると、ものすごく読みやすい。長い小説ですが、一気に三日くらいで読み終えてしまいます。

    どうして僕はこんなにもすらすらとこの本を読めてしまったのか。

    ちょっと考えてみると、ひとつ、これじゃないかという結論が出てきます。

    それはーー

    改行の巧みさ(実際にやってみて、こんなにも改行ってムズイのかと戦慄しました)!!

    (ちょっと引用したいんですが手元にないのであとで差し込みます。。。)

    行が変わるたびに、呪いやらで混沌とした世界が一瞬静かになるような感覚。静まり返った世界の中で、ひとり、語り手の心臓の音だけが響くような感じ。

    『魍魎の匣』が1,000頁を超えるのも、この「改行力」のせいかもなあ、なんて思ったり。
    まあ、ほんとに一気に読めるので読んでいない人は尻込みせずに挑戦してほしいです。

  • 静かなオフィス

    2025-02-03
    ゆとり日記

    こんにちは、ババです。

    弊社オフィス、ちょいちょいめちゃくちゃ静かな時間が発生します。
    出社している人数は少なく、誰もしゃべらず、電話もかかってこず、空調と外の車の音とキーボードの打鍵音しかしない、みたいな時。

    みんな仕事に集中していていいことなんでしょうが、妙な緊迫感が出ています。
    誰かが椅子にもたれかかった「ギギギ…」という音や、ごみ箱を「バタン」と閉める音、給水機を使ったときの「ピピピ!」という音が妙に響き渡ります。
    ここまで静かすぎると自分の一挙手一投足が気になりだしはじめ、私もなるべく音を出さないようにしてしまいます。
    その反面、逆にそわそわしちゃうというか、突然大声で叫びたくなるというか。
    図書室で集中が切れ、ふと周りを見渡した時の「おお、みんな集中してんなぁ…」みたいなそわそわ感に似ています。
    適度に人の話し声とかの雑音があった方がリラックスして仕事に臨める気もしており、この緊張感をどうにか打破できないものかと思っています。
    BGMを流す案が出ていた時もあるのですが、他社事例をこの目で見たこともなく、電話を頂いた際に相手の方にBGMが聞こえてしまうのもおかしな話。

    何かこの緊張感を打破できる妙案はないものでしょうかね。

  • 岩手山から八幡平へ

    2025-01-31
    山記

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    今回は岩手山から八幡平への縦走登山です。

    初日は岩手山八合目の避難小屋まで。

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    小雨が降る中、樹林帯の登山道をひたすら登っていきます。

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    火山にありがちな登山道。

    黒い岩がごろごろと転がっています。

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    振り返ると、少しだけ景色が見えました。

    下界を見渡せたのはこのときだけ。

    これ以降はずっとガスの中。

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    よく整備された登山道です。

    ところどこころ、はしごも設置されています。

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    開けた場所に出ました。

    小屋はもうすぐのはず。

    晴れていれば見晴らしもよく、いい景色なのでしょうが。

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    八合目避難小屋に到着。

    避難小屋と言っても管理人が常駐する有人小屋です。

    なので、ビールやカップラーメンくらいなら購入できます。

    今日はここで宿泊。

    翌日から縦走開始です。

  • 腰痛と四十肩対策:その2

    こんにちは。
    編集部の(友)です。

    腰痛が続いています。
    「その2」とかつづいてしまい、無念です。

    引き続き、体に負担をかけないあれこれを模索中。
    25歳くらいでおおよその自分の好みが固まったもので、10年以上前に買ったショルダーバックにスマホ、ハンカチ、財布、鍵を入れて、常に肩にかけている状態でした。
    一方の肩にだけ負担がかかっていて、たぶんこれもよくない!
    それならば、コートのポケット左右にバランスよく入れた方がいいだろう。たぶん。

    ということで、そうなるとスリムでコンパクトな財布がほしい。(散財、再び)
    かわいい財布ないかな~と探していたところ、そういえばコンパクトなだけで小銭が取りにくいから少しだけ使ってお蔵入りさせてしまったがま口の財布があったなぁと思い出し、探す……も、見つからず。
    けっこうなんでもすぐ捨てるたちだけど、さすがにあんまり使ってない財布捨てなくないか…?
    でも、好みが変わらないのもあり、あの財布がいい。もうぜったいあれしかない。え、もっかい同じ財布、買う????
    気に入ったインナーは同じものを何枚も買うことを厭わないノリで、いつか出てくるかもしれないまったく同じ財布を買うのはさすがにナイ、と思い、色違いを買いました!

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    好みが変わらない人間の妥協までの試行錯誤でした。

    ところで、春になってコートを着なくなったらポケットに入れる作戦ができないことに気付きました。
    スマホと財布が入るようなポケットのついた服、持ってない……
    今度は服探しがはじまりそうです。
    (体を治して再発しないトレーニングをするつもりがなさすぎる!!)

  • メロンパンのおいしい食べ方

    こんにちは、法人ソリューション部のOMです。

    メロンパンが好きです。緑色の、のっぺりした皮が付いたやつじゃなくて、黄色くてメロン要素実質ゼロのが好きです。

    さて、ここで特別に、【メロンパンがぐっと美味しくなる!魔法のテクニック】をお教えしたいと思います……。

     

    レンジで13秒チンしてください。

     

    それだけです。袋の口は開けてくださいね、危ないので。ちなみに500W想定です。
    たいていのレンジは10秒単位の設定なので13秒て難しいと思うんですが、20秒設定にして残り7秒になったら切っちゃえばいいです。

    ついでに食べるときのポイント。
    ほかほかのメロンパンにあ~んとかぶりつきます。ストップ! 噛み切らないで! 歯を立てた状態でゆっくりと息を吸ってください。そうすると胸の中が幸福で満たされていくのが分かるはずです。

    しあわせに 色があったら 黄色だな

    ではまた。

  • 日曜劇場おもしろい(とても内容の薄いブログ)

    編集部のエビスです。

    きのう2話めが放送されていた日曜劇場「御上先生」。面白いドラマですね。
    いわゆる学園モノって、やんちゃな不良がいて熱血教師が更生させて、という方向か、部活熱血モノみたいなイメージだったのですが、このドラマの舞台は進学校。
    私自身は進学校と呼べるほどのレベルではなかったものの、不良がどうとかは身近な話題ではなかったですし、わたしのいたクラスは「受験勉強の時間を確保するため、基本的には部活には入らないよね」みたいな感じの方針だったこともあり、いままで学園モノのドラマは共感できなさが強かったのですが、その点このドラマは見やすいです。これから話がどう展開していくのかが楽しみです。

    学園モノにありがちな生徒同士の恋愛とかの描写に傾いていったら興味がなくなっちゃいそうだなあ……と個人的には思いますが、そうなる可能性を秘めていそうな「幼馴染の男女の生徒」がわりと重要そうなポジションで出ているので、どうなることやら。 

    来るのが憂鬱な日曜の晩も、日曜劇場を楽しみにしていると元気に迎えられるのでおすすめです🗼

  • 20世紀少年の印象が違う

    こんにちは。法人ソリューション部のムネです。

    年末はわりに時間がたくさんあったので、いきおいでシリーズものを一気見したりしました。

    そこで久々に鑑賞したのが『20世紀少年』。たぶん十年ぶりくらいの再見です。

    最初に見たときは小学生とか。CMとかで流れてくる「ケーンジくん。遊びましょ」なんてセリフを、名前だけ変えて実際の友達に向けて言ったりもしていたことを思い出します。「世界征服」とかそういう大きな言葉にテンションが上がるような時期で、黒幕である「ともだち」の正体をめぐって色々と考えたものです。

    ただしばらくぶりに見てみると、印象がだいぶ違う。まあ黒幕の正体を知っているからというのもあるのだと思うんですが、それよりも同窓会の描写とかに共感してしまう。風変りな子の話で盛り上がったり、影の薄い同級生を覚えていなかったり。ときには「〇〇をしていた××くん」の組み合わせで認識がずれてしまうことがあったりもする。

    実際、シリーズを3本通して見てみても、「あのことを覚えているかどうか」をめぐる対立が物語の中心を走っているような気がします。トラウマ的な出来事って、たしかに被害者側だけが覚えていて、加害者側は一切の記憶に残っていなかったりする。そういうことって確かにあるよな、と思ったりもします。

    そういう誰しもが覚える感覚に紐づいたテーマが、「よげんの書」とか「宗教団体」とか「世界征服」とかのキャッチーなテーマと絡みあってこんなにも面白い世界が作られている。

    まあ、そんなことにちょっと感動した、という話です。

    僕が小学校のころ言った「〇〇くん。遊びましょ」という声が、誰かのトラウマになっていなかったらいいなあ、なんて思ったり。

  • 結果発表を心待ちにしている

    2025-01-23
    ゆとり日記

    こんにちは、ババです。

    昨年写真の保存先どうするか、みたいな話をしたのですが、ようやっと年末だか年明けだかに写真のコンテストに応募しました。
    印刷で郵送して応募のコンテストだったので、慣れない作業が多くまあ大変でした。

    皆さんこんな大変な思いをしながらコンテストに応募してるんですね、心から尊敬します…。
    そしてWEB応募のなんと楽なことか…。

    このコンテストのためにまあまあいろいろなスポットに写真を撮りに行き、数百枚の中から珠玉の3枚を選び、写真の色味を調整したり、どこで印刷するかを悩んだりしました。
    まあほんとは家で印刷できた方が見比べられるのでいいのだと思います(プリンターも一応見に行った)が、続くかわからんので今回は見送り。
    デジタルが主流になって初めて写真を印刷してもらいに行ったかもしれません。というかひとりでお店に写真印刷を頼んだこと自体人生で初めてかも。
    しかもよく見る写真のサイズではなく、A4判。A4で自分が撮った写真印刷したことなんてあります??

    現像された写真をみるとちょっとぼけてるかなあとか、この辺の色味がいまいちかなあとか思ったりもしたのですがまあブツができただけでおおむね満足。
    額装して飾ったら写真家の写真に見える気もします。いいね。
    そのあと応募票を作品裏面にしっかりと貼り、硬い段ボールと一緒に封筒に入れ、コンビニで切手を買ってポストインで終わりです。

    結果発表は3月末頃誌面にてと書いてありましたが、今からはやく連絡来ないかなとワクワクしています。結果発表の心待ちにする方の気持ちが理解できるようになりました。

    次はなんに応募しようかな。

  • 飯縄山

    2025-01-23
    山記

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    今回は飯縄山。長野県です。
    地元の方は、小学校の遠足で登ったりするそうです。
    道路脇から登山道に入ります。

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    小さな鳥居をくぐっていきます。
    昔から信仰の山としても知られているのです。

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    樹林帯に突入していきます。


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    標高が上がるとなぜかガスが出てくる。

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    山頂付近の神社。飯縄大明神です。
    避難小屋としても使えそうですね。
     

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    山頂に到着。
    写真には写っていませんが、登山者けっこうな人数いました。
     

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    下山途中に通過した瑪瑙山。
     

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    スキーリフトの脇を通っていきます。
    ここでご飯食べてる人がいますね。
    景色もいいのでこの手はアリです。
     

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    無事下山しました。
    この辺り一帯スキー場の敷地のようです。
     

  • 腰痛と四十肩対策にかごバッグデビュー

    こんにちは。
    編集部の(友)です。

    先日、四十肩デビューをしました。
    (あっ、これ、これが四十肩……!)
    と、なった瞬間にわかるほど、事前情報で聞いていたとおり、肩より上にあがらない腕。
    (あがらないとは……?)
    と不思議に思っていたけれど、ほんとにあがらないんですね。
    渋々湯舟につかったのがよかったのか、幸い2日ほどで痛みはおさまりました。

    一方、実は腰痛が一カ月ほど続いており、病院に行ったところ骨にも神経にも異常なし。
    薬とコルセットとシップでなんとか生活するものの、自転車に乗ったり重い荷物を持ったりする日常の動作に影響が出ます。
    そこで、荷物をうんと軽くすることにしました。
    肩も大切なので、
     

    • かばんは肩に掛けないタイプにする
    • 極限まで荷物を減らす
    • さすがにエコバックは避けたい

    の3点を満たすものと個人の好みを加味した結果、憧れのかごバッグデビューを果たしました。
    おしゃれな人じゃないと持てないと思っていたかごバッグ。
    せっかくなので、ジェーン・バーキンが持っていたのに似た形を選んでみました(蓋はない)。
    腰は痛いが、気分はハッピー。
    食材を買ったときのエコバッグはどうしても肩に掛けざるを得ないのですが、一旦はこれで体を労わりつつ気分をあげて、腰痛がはやく治ることを祈りたいと思います。