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employee blog社員ブログ

  • こんにちは、よしだです。

    先日、誕生日を迎えました。
    社会人になってから誕生日を迎えると、友人は「また歳とっちゃった」なんて言うのですが、
    私はまだ歳を取りたくないという気持ちになっていないんですよね。
    それは私が年齢に関して楽観的過ぎるからかもしれませんが、
    たぶん高校生くらいの頃に読んだ雨宮まみさんの「40歳がくる!」というエッセイに影響を受けている気がします。

    著者が40歳になる年に書いたエッセイで、恋愛や仕事や美容についてのリアルが書かれていました。
    決して自虐的には見えなくて、歳を重ねていくことに真っすぐ向き合っている印象が記憶にあります。
    同じ著者の『女の子よ銃を取れ』というエッセイ集を読んで、承認欲求や美意識やジェンダーなどいろいろなことを考えるようになりました。
    早くに亡くなられてしまいましたが、私の価値観を作るにあたって欠かせない方だったと思います。

    著者のエッセイを読むうちに「かっこよく歳をとりたい」という願望が芽生えました。
    革製品が使い込むうちに味を出すように、私も人間という皮をかぶっているのだからいい味を出していきたいな、と。
    (どこかで話したことがあるかもしれませんが、自分は人間の形をした別の何かなのではないかと思うことがよくあります)

    なんてかっこつけたことを書きましたが、全然中身は伴っていません。
    私はこれから何をしていくか、どうやって楽しむか。真剣に向き合うタイミングが来ているなと感じます。
    私の姿を見た年下の子たちが「あんな大人になりたい」とは言わないまでも、「大人になりたくない」「歳をとりたくない」って思わないようになんだか愉快そうな感じで生きたいものです。

  • インクを塗るゲーム

    こんにちは、よしだです。

    ババさんのゲームの話題に乗じて。
    発売したての『スプラトゥーン3』にハマっています。

    気になりつつもオンラインで対戦するゲームは合わないかも…と食わず嫌いしていたのですが、
    CMを見て始めてみようかな!と急に思い立ちました。

    インクの鮮やかさと青春感あふれるフレッシュさが好みのCMでした。
    高校時代に武道系の部活に入っていたせいか、なんとなく懐かしさもあります。
    CMをきっかけに買うのは戦略にハマっちゃった感じがして
    ちょっと負けた気持ちにもなるのですが、発売して早々に購入しました。

    実際にプレイしてみると、キャラクターを移動させるのと同時に
    キャラクターの向き(視野)も動かさないといけなくて手こずりました。
    一人でできるヒーローモードで手慣らしをして、いざナワバリバトル(オンライン対戦)。
    見事、ハマってしまいました。

    ナワバリバトルというのはその名のとおり、
    4対4の2チーム(2色)にわかれてそれぞれの色をステージに塗り、
    より多くの面積を塗った=ナワバリにしたチームが勝ちというものです。

    目的が相手を倒すことではなく、インクを塗ることなのがよかったのかもしれません。
    負けても悔しくなりすぎないのが助かります。
    しかも、4対4のチーム戦なので助け合いができるのもうれしいところです。
    使用する道具やチームメイトの動きによって、自分の動き方を考えるのも楽しいですし、
    制限時間が3分というのも集中するのにちょうどいい(そういえば、部活の試合も3分だった)。

    やっているうちに闘争心が燃えてきて、
    「そうそう、私ってけっこう負けず嫌いだし闘うの好きなんだよね」
    と何かを取り戻すような気持ちにもなりました。
    どこで闘争心を発揮してるんだろう?と思わなくもないのですが
    新しいものに触れて、自分の心の動きを観察するのは楽しいです。

  • 休日の身支度

    久しぶりのブログになってしまいました。よしだです。

    休日に家にこもっていると「せっかくの休みに何をしているんだろう……」と若干自己嫌悪に陥ってしまうのですが、解決策がわかりました。
    「身支度を整えること」です。
    一日家にいるとしても、です。
    平日にあまり着ない服を着たり、いつもと違う感じのお化粧をしたりすれば完璧です。

    身支度をしたけど結局家を出なかったという日と、身支度もせず家でだらだら過ごした日では、虚しさが違います。
    たぶん、身支度によって一応何かをしたという達成感が得られるのだと思います。単純ですね。

    ほかの人は当たり前にやっていることなんだろうなと薄っすら感じつつ、こういう気づきを積み重ねることで人間の形に近づこうと思います。

  • 「推し」ってなんだろう

    こんにちは、よしだです。

    突然ですが、みなさんに「推し」はいますか?
    実在する人間の「推し」です。
    私にはいません。
    とても好きなアーティストはいるのですが、
    「推し」ではない気がするんですよね。

    「推し」って
    「その人物を布教したい(誰かと気持ちを分かち合いたい)」
    みたいな思いを持つ相手のことなのかな~と思っているのですが、
    何か定義や共通認識はあるのでしょうか。
    でも、それぞれが思う「推し」でいいだろうし、
    わざわざ定義付けする必要性もない感じがしますよね。
    自分が「推し」と思うならそれでいいし、思わないならそれはそれでいいのだろうし。

    定義はいらないと思いつつ、人間を「推し」と呼ぶ文化を知ってから
    腑に落ちないまま何年も経っているので、
    「推しってこういうもの」という感触をつかみたい気持ちもあります。
    身近に有識者(推しがいる人)はたくさんいるので、今度じっくり話を聞いてみたいな。

  • 感化

    こんにちは、よしだです。
    うっかり2回も更新を飛ばしてしまったようです……。すみません。

    いま仕事柄というだけでなく、短歌や俳句、川柳への関心が高まっています。
    短歌や俳句や川柳を読むとすぐに感化されてしまって、
    前まで気にも留めなかった暮らしの中の小さなことがよく目に留まるようになりました。
    丁寧な暮らしってこういうこと?(でも部屋は汚い)

    目に留めたことを、そのまま通り過ぎてしまうのはもったいない気がして、
    家なら小さな手帳に、外ならスマホのメモアプリに
    ちまちまとためています。
    短歌(と呼んでいいかわからないもの)とか77だけとかにしてみてます。
    誰かに見せたいけれど、まだちょっと恥ずかしい。
    公募に出すほどのできではない気がするし……なんて。
    少しずつ公募や創作を楽しんでいる方の気持ちがわかってきたかも?と思いつつ過ごしています。

    春号の特集で取材した陶芸家のキクチユキミさんは、
    作品をつくってから公募を探すと仰っていました。
    他方で、締切がないとなかなか意欲がわかないという作家さんのお話も聞きます。

    締切がないとなかなか手につかない反面、
    テーマなどの縛りがあると固定観念にとらわれやすい性質なので
    自分はどちらのタイプだろうと1ヶ月くらい考えていましたが
    いま、この楽しさが答えなのでしょうね。

  • オンライン短歌教室

    こんにちは、よしだです。

    昨日、オンライン短歌教室をおこないました。
    笹公人さんと吉田尚記さんにご出演いただいて、とても楽しい講座になりました!
    一時は開催が危ぶまれる事態にもなっていたのですが、何とか開催できて本当によかったです……!

    Twitterでは「#念力公募スクール」で参加された方が感想をツイートしてくださっているのですが、
    良いご感想ばかりで本当に励みになります。
    当日まで不安いっぱいでしたが、お二人のおかげで大盛況に終わりました。
    ありがとうございました!!

    講座だけでなく、サイトや季刊誌でも楽しい体験をしていただけるよう頑張ります。

  • 眺めたい本

    こんにちは、よしだです。
    書店で短歌のコーナーを見るようになりました。
    これまで全然触れてこなかった分野ですが、すてきな装丁の歌集がたくさんあってわくわくします。

    私は手持ちの本を読んで面白いと思う本と、手元に置いて眺めたい本に分けています。
    後者は物(もしくは美術品やインテリア?)として気に入っていて、
    枕元の本棚にまとめて置いて、寝る前に眺めたりパラパラとページをめくったりしています。
    前にご紹介した『25時のバカンス』とか、『イケガミヨリユキ作品集』とか。

    歌集にも眺めたいなあと思う本が何冊もあって(岡野大嗣さんの『音楽』とか)、
    もっと早く知りたかったなと思いました。
    ちょっとずつ収集していこうかな……。

  • 来年も挑戦

    こんにちは、よしだです。

    もう2021年が終わろうとしていますね……。びっくり。
    今年はサイトのリニューアルをしたり、
    初めて作家の先生にインタビューをさせていただいたり、
    講座を立ち上げたり、と
    さまざまなことに挑戦しました。

    上手く進めることができず、足踏みや空回りの日々も多かったけれど、
    これがいつの日か糧になると信じています。

    来年もたくさんの挑戦が待っています。
    いろんな人にお世話になりながら、少しずつ恩返しもしていきたいと思います!

  • サンタクロースと占いの世界

    こんにちは、よしだです。
    気付けば11月も今日で終わり。あっという間ですね。

    月末になるとその月の占いを読みながらなんとなく1ヶ月を振り返る習慣があります。
    なんだか好きなんですよね~、占い。特に星占いのしいたけ.さんと石井ゆかりさんが好きです。
    占いといえば、来月に迫るクリスマスに関連して心に残っている言葉があるので紹介させてください。

    石井ゆかりさんが著書の中で仰っていた「サンタクロースと占いは同じ世界からやってくるもの」という言葉です。

    科学がどれだけ進んでも人々は占いやオマジナイを求める。
    サンタクロースが本当にいるのかどうかは大した問題ではなく、
    「人間の心がサンタクロースを必要とした」ということが大切なのであり、
    占いもまた「人間の心が必要としたもの」なのだというお話でした。

    これを読んで、意外と人間は合理的でも科学的でもないものを支えにして生きる動物なんだな、と少し安心したんですよね。
    自分だけが非合理的なわけじゃないのか~と。笑

    それから、「人間の心が必要としたもの」が、ちゃんとこれからも残っていくのだろうなということにも。
    合理性でも科学でも効率でもない、「人間の心が必要としたもの」という新たな価値観を教えてくれた言葉でした。

  • #ワンマイルフォト散歩

    こんにちは、よしだです。

    先月、「こばやしかをるの#ワンマイルフォト」の応募写真を撮るために近所をお散歩しました。
    お題は「#電線のある風景」(先月末〆)です。
    電線を執拗に撮る人はあまりいないと思うので、通報されないかひやひやしました!笑

    撮ったけど応募しなかった写真を貼ります。
    ※応募した写真を公開すると応募条件を満たさず失格になるので注意!

    IMG_5282
    窓越しに撮ったら右上に反射が映ってしまい、ボツ。こういうときってどうしたらいいんだろう……。

    IMG_5288
    けっこう好きな写真ですが、電線というより鉄線が主役かな。

    IMG_5327
    もはや電線は関係ない。日に透けた赤い葉が綺麗だった。

    気付いたら1~2時間くらいぶらぶらしていました。
    カメラを持って歩いていると、撮影したい物以外にもいいなと思うものが見えてきます。
    普段と違う眼鏡をかけているような感覚が面白い!
    #ワンマイルフォト散歩、おすすめです。