

社員ブログ
【アート】京都アニメーション大賞 ほか
2010-01-07公募・懸賞情報●京都アニメーション大賞
締切:1月15日
●「瀬戸の都・高松」ロゴマークを募集
締切:1月25日
一宮町 まちの「キャラクター」募集
締切:2月10日【フォト】御殿場の富士山写真コンテスト
2010-01-06公募・懸賞情報●御殿場の富士山写真コンテスト
締切:1月31日【文芸ほか】今年も宜しくお願いいたします
2010-01-05あけましておめでとうございます

2010年、いよいよ10年代のスタートです。
今年もより一層充実した情報をどんどんご紹介していきますので、
本誌「公募ガイド」とあわせて宜しくお願いいたします。
●塗装川柳コンテスト
締切:1月31日
●ストップ・ザ・交通事故 標語募集
締切:2月1日TK-プレス 其の12「川柳と狂句」
2010-01-05江戸時代後期、川柳は1句につき12文(のちに16文)払って賞金を狙う懸賞文芸として誕生する。入選率は3%と狭き門だったが、うまくすればかけそば一杯の投句料が250倍の1両に化けるとあって人気となる。当時は選者である柄井川柳の名をとって川柳風狂句と呼ばれていたが、明治期には単に川柳と言われるようになった。
どんな文芸もそうなのだが、発展するほどに技巧に走るようになる。川柳もそうで、明治期には言葉遊びに過ぎない狂句に傾いていく。そこで改革が行われ、狂句と区別し、文芸としての川柳を新川柳と命名したが、いつのまにかこの「新」が取れて今はまた単に川柳と呼ばれている。つまり、今川柳と言われているのは文芸としての川柳ということだ。
しかし、川柳に対する誤解は甚だしく、「笑えるけど」といった駄洒落、語呂合わせが増え、しかもそれが入選してしまったりしてなんとも不可解なのだが、川柳公募の要項を見ていると、十中八九までが「おもしろければいいじゃん」的な作品を望んでいるような気がしなくもない。ま、元は川柳風狂句だからそれもいいし、明治期に「Goethe」の日本語表記が29種類もあったことを揶揄した斎藤緑雨の狂句「ギョエテとはおれのことかとゲーテいい」といったものも好きなんだけどね。
こうした爆笑を誘う瞬発力も大事だが、長く愛されるためには深みが必要だろう。江戸古川柳に「本降りになって出て行く雨宿り」という有名な句があるが、「早く帰ればいいのに、バカだね~」と笑ったあとでふと思う。人ってみんなそうだよなあ、そのうちやむよ、いや雨脚が強くなってきたぞ、でもまだ大丈夫、きっと大丈夫、だぶん大丈夫……大丈夫であってくれ~と思っているうちに、いよいよどうにもならなくなり、最悪の状況になってから行動を起こすとかね。こういう深いところで人間を捉えているのが本来の川柳だよね。(黒)
∞小説抄 其の11「新田次郎『聖職の碑』」
2009-12-29戦時中、新田次郎は中央気象台(現気象庁)の満州国観象台に勤務していたが、終戦直前に不可侵条約を破って侵攻してきたソ連軍の捕虜となり、中国共産党軍にて一年間、抑留生活を送る。妻の藤原ていはソ連侵攻前に二人の息子を連れ、38度線を歩いて越えて帰国するのだが、昭和24年、ていが書いた満州からの引き上げ記録『流れる星は生きている』はベストセラーになる。
夫としては複雑だったろう。妻の原稿料で家計は潤ったが、自身も作家志望だったろうから羨望もあったと思う。しかし、これが転機となる。2年後の昭和26年、「サンデー毎日創刊30年記念100万円懸賞小説」に「強力伝」で応募し、現代小説1席を受賞するのだ(同2席に南条範夫、歴史小説2席に永井路子がいた)。
さて、『聖職の碑』だが、これは大正2年、長野県の中箕輪高等小学校(今の中学校)の生徒が学校行事として木曽駒ケ岳に登り、遭難して11名が死亡した事故を基にしている。読んでない人のために内容には触れないが、人は雨に打たれただけで死ぬんだとか、当時は台風の基準値が高く、予報では熱帯低気圧だったんだといった事実にへえと思ったこと、それから自らも長野出身である作者が「長野県民は議論好き」と書いていたことをよく覚えている。
新田次郎の次男の藤原正彦は、エッセイの中で家族に議論を奨励していると書いており、三人の息子を含む家族五人がする議論は極めて興味深く愉快で、さすがは数学者だと思っていたが、よくよく考えると議論好きなのは学者だからではなく、長野県民の血が入っているからなのかもしれない。
ちなみに藤原正彦のエッセイによると、父・新田次郎は、どんなに誘っても「連れ去られるから」と言って終生共産圏には行かず、「今はそんなことない」という説得にも頑として応じなかったそうだ。抑留生活を陳腐な言葉で言うのは申し訳ないが、そこはやはり地獄だったのだろう。(黒)
∞Yahoo! Japan Internet Creative Award 2009 贈賞式
2009-12-28年に1度ぐらいはお家をピカピカ
にしよう大掃除をしていたら、筋肉痛になった(石)です。
通販でよく宣伝されている某スチームモップを衝動買いしてして
、その性能を確かめてみたい★っと無駄に頑張りすぎたのが敗因
さてさて、そんなときにはお家でのんびりインターネットを楽しむに限るよね~という方にオススメなのが、コレ
(通販風に)
「Yahoo! Japan Internet Creative Award 2009」の受賞作品を楽しむことです
インターネット上で閲覧できるすべてのオリジナル作品を募集する同賞。
11月18日に開催された贈賞式には、その注目度を示すかのように、会場にはたくさんの報道陣が集まっていました
「ネットでは他の分野より使える技術が速い速度で進化している」、というヤフー株式会社代表取締役社長、井上雅博氏の言葉通り、受賞作品は、どれもネットでこんなことが!と思う技術
を集結させて作られたものでした。
そんな中から一般の部のGrand Prixに選ばれたのが、浜本階生さんの「Blogopolis」です。
Blogopolisは、23万以上のblogを3Dの仮想都市景観にマッピングする、というもの。
1つ1つのブログ記事に「建物
」が割り当てられ、記事の人気度に応じて建物の大きさが変化するんだとか。
私も知り合いのブログなどを検索してみましたが、おぉ!建物があるある!
1つ1つのブログに建物が割り当てられるのは、ブログを読むだけでは終わらせない
という視点が感じられ、面白いなぁ!と思いました。
この作品はたった一人で作ったそうで、その緻密さと、実現させたスキルの高さに文句なしの受賞
でした。
企業の部のGrand Prixでは、「どこでもラストガイ」が選ばれました。
この作品はPlayStation3用ソフト、「The Last Guy」のプロモーション。
同ゲームはゾンビに占拠されてしまった町を舞台に、ラストガイを操り、人々を避難させる、というもの。
URLを入力すると、そのウェブサイトがゲームのステージになり、ゲームと同じように遊べます。
公募ガイドのトップページで(こっそり
)、ゾンビに追われつつ遊んでみましたが、かなりはまります
インターネットは情報収集だけでなく、色んな楽しみ方が出来るものなんだなぁ~と改めてその世界の深さに関心を持ちました
他の受賞作も公式サイトにて紹介されていますので、冬の長夜を楽しみたい方はサイトを覗いてみてはいかがでしょうか。(石)新井リュウジ先生の新刊です!
2009-12-25旧スタッフブログ日本ファンタジーノベル大賞 授賞式
2009-12-25クリスマスですね


用事があるので早く帰りますね
と、意味深に会社を後にする自分を夢見ていましたが、今年も無理
だった(石)です。
さてさて、そうであるのならばバッチリ仕事しまっせ!
ということで、12月3日に開催された、日本ファンタジーノベル大賞の授賞式について書かせていただきます
公募ガイド12月号の賞と顔で、受賞者の「2人」を紹介しました。
そう、第21回の今回は、大賞ダブル受賞!という第6回以来という、非常に優れた作品が寄せられた回だったんです。
私も受賞作、早速読んでみました
。
奄美大島の悲しい過去と、苦しみから逃げ出そうとした現代の少女の魂を緻密に、重厚に描く「月桃夜(げっとうや)」(遠田潤子さん)
一般常識からいくと変な人・変なことばっかりなのに、妙に登場人物たちの心の「芯」を強く感じる「増大派に告ぐ」(小田雅久仁さん)
どちらもまったく違う魅力を描く作品。
選考委員の中でも色々と激論が交わされたそうで、その内の1人、荒俣先生の言葉を借りると、「白鵬と朝青龍との対戦」
それぞれの作品をこう評していました。
椎名誠先生曰く、だんだんめんどくさくなってきて
両方とも大賞に・・・という空気になった。まぁ両方ともいい作品なので。
なんて言葉で会場の笑いをとっていましたが、いやいや両方とも本当に面白いですって。
遠田潤子さんは2人の娘さんがいるお母さん
娘さん達は、小説を書いていることを知らなかったため、受賞伝えたときは、ただただ驚いていたそう。
遠田さんは、「本当に『よいもの』を書いていきたい。苦しむ人の出口になるような作品を」と、今後の作品づくりについて意気込みを語っていました。
苦しむ人の出口になるような、の言葉にジーン
と感動。
それは物語が必要とされる1つの大きな理由ですよね
小田雅久仁さんは、元サラリーマン。
自分ではサラリーマンにむかないなぁ~と思って会社を辞めて小説を書くように。また、「やっぱり本が好き」というのが作家を目指す根底にあったそうです。
井上ひさし先生に、「悪態小説」と評された受賞作品について「普通に喋っているだけで、悪態をいっているつもりはないんですが~」。
鈴木光司先生の「読者のすべてを敵に回しかねない危険な作品」という言葉には、「夜道を歩くのが怖い。逆にそんな作品があったら自分が見てみたい」と、口元にささやかな笑みを浮かべ、目をきらっ
と光らせて話していたのが印象的でした。
受賞パーティでは、短いながらもお二人と話をしてきたのですが、なんと同大学卒業の先輩と後輩の関係
なんですよね!
また共に大阪在住と、偶然とはいえ、「縁」のある二人。
受賞作品が、本屋さんで隣におかれて並んでいるのもやっぱり縁
売れっ子のプロ作家が多く誕生する同賞。
今後も二人そろってに、共によい作品を生み出していくことを、一読者として楽しみにしています
日本ファンタジーノベル大賞の詳細は、現在発売中の公募ガイド1月号に掲載中。また1月9日発売の2月号でも掲載します。
もうすぐ年明け
公募ガイドを読んで、年の始めに、プロへの第1歩へ向け作品を書き始めてみるのはいかがでしょうか?(石)平成21年度防火ポスター及び防火防災に関する作文コンクール表彰式
2009-12-24お久しぶりです
編集部の(福)です
クリスマス・イブですね
今夜あたりキャンドル
に火を灯したりする方も多いのではないでしょうか
でも、火の始末には要注意
楽しいクリスマスと新年を迎えるためには、火の元チェックも大切です
そこで、全国の小・中学生の防火・防災の意識の育成と向上を図ることを目的に開催されている「防火ポスター及び防火防災に関する作文コンクール」の平成21年度の表彰式へ、(石)と行って来ました

「防火ポスターコンクール」は、昭和60年より開催されており、今回は111点の応募作品が寄せられました。
最優秀賞は、
岐阜県 大垣市立西部中学校3年の石井清美さん
火の消える様子をじっくり見ている子どもたちの様子は、平成21年度全国統一防火標語「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」をよく表していたとのことでした。
また、平成13年から開催されている「防火防災に関する作文コンクール」では、地域防災のため日夜活動している消防団員についてをテーマに作文を募集し、今回は134点の応募がありました。
最優秀賞は、
香川県 香川大学教育学部附属高松中学校2年生の西川倫弘さんの「ぼくの街の消防団員」
お父さんが消防団員だそうで、その様子をよく見て表現されていたとのこと。
ポスター、作文ともに全国の市町村、消防機関等へ配布しているそうです。
また、日本消防協会のウェブサイトでも受賞作品を見ることが出来ます。
興味のある方は是非ご覧下さい
(福)【アート】フレコミ漫画大賞 ほか
2009-12-24公募・懸賞情報●フレコミ漫画大賞
締切:2010年1月31日
●養父市イメージキャラクターデザイン募集
締切:2010年1月12日
●嬉野市「ひとにやさしいまちづくり」ロゴマーク募集
締切:2010年1月5日


