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社員ブログ

  • 独りごち 其の11「旧バージョン」

    2010-07-01

    受講者の方がメールで送ってこられる作品は、最近はwordの新しいバージョン(拡張子が「.docx」)で作成したものが多い。私が使っているwordは2003で、バージョンアップはしていますが、「.docx」を開こうとすると、「このバージョンのwordに存在しない機能は削除されました」という警告が出て気になります。できましたら、保存する際、ファイルの種類から「*.doc」を選択していただけると安心なのですが。(黒)

  • 小説抄 其の24「村松友視『私、プロレスの味方です』」

    2010-06-29

    プロレス好きの親友と飲んでいたとき、「あんなの八百長だろ」と言ったら議論になり、そのうち口論、最後は大喧嘩になってしまった。翌日、知りもしないで批判するのはフェアじゃないと反省し、一年間は我慢して中継を見て、それから完膚なきまで論破してやろうと考えた。


    その日の長州力&キラー・カーンvs.藤波辰爾&前田明戦は試合前から乱闘で、トップロープから飛び降りたカーンの膝がもろに前田の首筋に決まり、前田は負傷して控え室へ。二対一では試合はできないし、どうなるの?と思っていたら、アントニオ猪木登場。入門ほやほやの若手をリングに上げるや、シャツを引き裂き、景気づけに往復ビンタ! 急遽、即席コンビ結成となった。


    若手はドロップキックなどを放って観客を沸かせた。意外とやる。そんな気がした。しかし、本当は遊ばれていただけだったらしく、数分後、カーンが「お客さんも喜んだし、もういいだろう」ってな顔でチョップを見舞うと呆気なくダウンし、直後に長州のリキラリアットを食らって一発でマットに沈んでしまった。無理すればまだ戦えたような気はしたが、若手の目は「もう無理っす」と言っているような気がした。ちなみのこの若手、名を高田信彦という。


    村松友視は「プロレスは真面目に見てはいけない。クソ真面目に見るべきである」と書いているが、確かに先入観で見ていた部分はある。当時の私もそうで、「八百長ではなければ殺し合いになるはずだ」という恐ろしくお粗末な考えで見ていたのだが、クソ真面目に見てみると、それまではウソとしか見えなかった行為も違って見えた。たとえば、椅子の堅い部分で頭を殴ればかなりのダメージを与えられると思うが、すれば明日は我が身だから、座席部分で背中や臀部を叩く。それは故意というより、明日への不安がさせる極めて人間的(弱さ)の現われだろう。


    中継を見始めて一年後、「真剣」の解釈が違っていたと例の親友に話したら、「ヒールとベビーフェイスという二項対立がないとおもしろくない。同調されたら議論にならないが、その現象学的還元は評価する」と。なんじゃ、それ? 素直にうれしいと言えばいいものを……。(黒)

  • 【懸賞】"「THE CANKERI THE CLEAR(ザ・カンケリ ザ・クリア)」キャンペーン

  • 作品添削講座 講座と講師

    公募ガイド社「作品添削講座」には、基礎養成6回コース、公募対策1回コースがあります。


    基礎養成6回コースは、テキストで学びながら全6回の課題を提出するコース。


    公募対策1回コースは、実作品をご提出いただき、それを講師が講評するコースです。


    ほか、創作上級コース(小説・童話)もあります。こちらは全3回のコースです。


    詳しくは、公募ガイド社HPをご覧ください。

  • 藤咲あゆな先生の新刊『黒薔薇姫と鋼の騎士』

    藤咲あゆな先生の新刊『黒薔薇姫と鋼の騎士』(ポプラ社 ポプラポケット文庫/税別570円)が発売になりました。


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    ~二学期、杏(あんず)たちのクラスでは、文化祭で「白雪姫」を演劇でやることになった。主演の緋那(ひな)が練習をしていると、妙な脅迫状が届く。そこには「本番で王子とキスしろ」と。それってどういうこと? 全身銀色の騎士の正体は? 杏の心もグラグラ揺れ動くシリーズ第5弾!~

  • 【音楽・芸能】オロナミンC キングオブコント2010

  • 【アート】広島県アダプト制度」のマスコットキャラクター募集

  • 独りごち 其の10「スパムメール」

    2010-06-24

    公募ガイド誌面でアドレスを公開しているせいか、迷惑メールが日に300件も来る。なので、それらを一括削除し、「公募」とか「添削」といったキーワードで引っかかったものだけ残すようにしている。というわけで、件名も何も書かず、課題だけ添付ファイルで送った場合、気がつかないおそれもあります。件名に「作品添削講座」とかなんとか書いていただけると助かります。(黒)

  • 【ネーミング・標語】「生物多様性」の保全・再生・創造に取り組んでいくためのキャッチフレーズ募集

  • TK-プレス 其の24「感想の受け止め方」

    2010-06-22

    同人誌に参加すると合評会をすることがあるそうだが、藤本義一氏はこれについて「才能をつぶすもの」と警鐘を鳴らしている。素人たちに好き勝手に感想を言われて方向性を見失ったり、変に凝り固まった理屈に萎縮してしまったりするからだそうだ。プロになれば嫌でも批判にさらされるわけだから、今から酷評に慣れておいたほうがいいという意見もあるが、初心者にはまだそこまでの覚悟はないのが普通だろう。


    同人誌に参加したことはないが、学校の授業などでは合評形式をとることもあり、その経験から言うと、合評会は無意味だった。素人だからとんちんかんな感想も多いし、作品の本質とは関係ないどうでもいい薀蓄を述べられたりもする。批評されたほうも「一生懸命書いたのにひどい」と感情的になったり、「時間がなくて」などと弁解を始めたりする人もいる。どんな事情があろうと、書かれたものがすべてであって、不特定多数の読み手に一人ひとり弁明して歩くわけにはいかないのだから、その場だけ取り繕ってみても仕方ない。


    そんなわけで合評会以前に素人に感想を求めること自体、否定的だったのだが、ある作家の方から、書きあがったら奥さんに読んでもらうと聞いて驚いたことがあった。奥さんは素人である。当然、的外れな感想も言う。「ここよく分からないわね」とか。しかし、先生は「これだから素人は。そこは伏線だからはっきり分かったら台なしなの」などとは内心では思っても言わず、次も快く読んでもらえるよう「鋭いねえ」などと言いつつ、「なぜそう思われてしまったのだろう。ちょっとさりげなさすぎたか」ということを真剣に考える。もちろん、鵜呑みにするのではなく、結果的には変えないこともあるが、それでも納得いくまで再考するのだそうだ。


    「素人の感想になぜそこまで?」と問うと、先生は言った。「だって読むのは素人だから」なるほど、これは深い。(黒)