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社員ブログ

  • 独りごち 其の33「暇なときにでも」

    2010-12-02

    仕事で小説を読む場合、仮にそれがどうにもならない原稿だったとしても、仕事という義務感があるせいか、一字一句、丁寧に読むことも苦痛ではない。ところが、どんな作品であろうと、「時間があったらぜひ感想を」と言って送られてくる本はまず読まない。読もうとは思うのだが、義務も締切もなく、売り上げにもならないとなると、時間を作ろうという気になれない。そんなわけで、持ち込みをしてもまず読まれないというのは事実だろうと思う。(黒)

  • シェル美術賞 授賞式

    2010-12-01

    とうとう師走がやってきましたね
    今は、クリスマスに何を作ろうか(ローストのチキンか、ビーフか、ラムか)激しく葛藤中の(石)です。
    丸々1匹の七面鳥は、やっぱり大きすぎますよね

    表彰式そんなのんきな(石)はさておき、12月は、雑誌の最終締切までが短いハードスケジュール
    編集部各員から、気合の入った雰囲気が漂っています。

    そんな忙しい師走を前に、11月には様々な授賞式に行ってきました
    今日はその中でも昭和シェル石油株式会社が毎年開催している、絵画の登竜門!「シェル美術賞」の表彰式についてお伝えします

    今年も会場に入ると、すでに表彰を待つ受賞者の方々が数多く集まっています!

    受賞者の小野さんそんな中グランプリとして表彰されたのは、
    「ハジマリノザワザワ」(小野さおりさん)です。

    タイトルだけでも色々と想像をかきたてられませんか??
    小野さんには、12月9日発売の月刊公募ガイド1月号、「賞と顔」にてコメントを貰っているのでお楽しみに♪

    そのこともあって、真っ先に挨拶に行ったのですが、胸元をよくみると、作品に描かれていた貝など、海の生物を象った、見事なビーズのブローチが!
    なんと、小野さんのお姉さんが、三日三晩かけて、この表彰式のために作ってくれたものなんだとか
    姉妹愛に思わず、じ~んと感動してしまいましたよ。

    表彰式のコメントでは、周りの人たちへの感謝を口にしていた小野さんですが、審査員の本江邦夫氏からは「優等生すぎるコメント」と愛ある?ツッコミが。
    そんな小野さんの本音は・・・公募ガイド1月号をお楽しみに★

    さて賞の話に戻りまして。
    講評の様子表彰式の後には、受賞者・選考委員を囲んでの講評がありました。
    面白いのは、全ての受賞作品の講評があったことです!
    図録を見ながら、1つ1つの作品について、質問も挟みながら、構図がいい、ここをもっと直せばいい作品になるね、画材は何を?、ここはどんな意図をもって描いたのなどなど、飛び交う言葉に皆必死に耳を傾けている姿が印象的でした!
    こういう講評があると、次へのやる気にも繋がりますね。


    受賞者の熊野さんと、審査員の家村珠代氏 表彰式では、受賞者の方と色々お話できたのですが、特に印象深かったのが、家村珠代氏選出の審査員賞を受賞した「熊野海」さんです!

    熊野さんは、元々陶芸をやっていたのですが、卒業後に絵画に挑戦してみよう!と決心し、なんと、今回の受賞作はは「2作目」とのこと。
    しかも、1作目は、東京ワンダーウォール賞を受賞!
    細かく精緻に描かれた作品は、2作目とは到底思えないほどのできばえ!
    今までとはまったく違う分野でも才能って発揮できるんですねぇ~

    文章書くのは好きだけど、絵画なんて…と思っている方、もうすぐ冬休みです!
    新しいことに挑戦するには、大チャンスですよ
    9日発売の公募ガイドを見て、絵画のみならず、あまり挑戦しないジャンルも、面白そうなものがあればドンドンご応募くださいませ
    (石)

  • 小説抄 其の35「マルセル・モース『贈与論』」

    2010-11-30

    中学生の頃、部室でユニフォームに着替えていたら、同級生の川合が駆け込んできて、ロッカーの裏に隠れるや、「かくまってくれ」と。誰かに追われているらしい。直後に部室のドアが開き、「すみません、川合先輩はいますか」と、恋にはまったく無縁といった女の子が立っていた。川合は物陰から私を見て、必死に手を合わせている。仕方がないので「いないよ」と言うと、彼女は「これ、渡してください」と小さな包みを差し出した。バレンタインデーのチョコレートだった。


    彼女が帰ったあと、川合は「なんでもらうんだよ」と怒った。俺に文句言うなよ、だいたいみんなもらいたくて一週間も前から落ち着かない日々を過ごしているというのに、お前一人僥倖に預かり、しかも断るだなんてどういう料簡だと頭に来て、「くれるものはもらっておけよ、かわいそうだろ」と言い返すと、「冗談じゃない、かわいそうなのは俺だ」と川合は泣き顔を見せた。その色男ぶりは殺したいほど腹立たしかったが、受け取りたくない理由は依然として謎だった。


    贈与というのは単に物を渡すだけでなく、同時に精神的な負荷も与える。好きな人の場合、互いに贈ったり贈られたりすることがうれしいが、好きでも何でもない人の場合、お返しをするのは嫌だが、しなければ返さねばという負荷だけが残り、見ず知らずの人の場合は気持ちが悪い。それで世間に返すことで負荷から逃れようとするなら、それは社会貢献だからいいが、ポトラッチという民族の場合、贈与を受けてそれに見合うものがない場合、代わりに妻を殺したりするという。お返しができなくても、損失があれば精神的な負荷はチャラになるということらしい。


    だから、あのとき川合は必死に逃げていたのだと思うが……。あの日、部活が終わって帰ろうとしていたとき、特に関心もない子からチョコレートを渡され、返す気もまったくなかったが、なのにどういうわけか、というか当然というか、チョ~うれしかった。モース先生、こういう場合はどう解釈すれば? 私が負荷に鈍感とか? モテない男のバレンタインデーは例外とか?(黒)

  • 【標語】平成23年度 危険物安全週間 推進標語募集

  • 【文芸】第6回通販川柳

  • 世界絵画大賞展 授賞式

    2010-11-25

    11月も、もうすぐ終わり。
    師走がまさしく走ってやってきそうですね。
    この時期は、毎年「授賞式」の季節。
    (石)も西へ東へと走り回ってます。

    ここ1週間で、4つもの授賞式に参加&参加予定。
    またその様子は、ブログでもご紹介しますのでお楽しみに!

    さて、今日は少し前の話になってしまいますが、10月下旬に開催された、
    『世界絵画大賞展』の授賞式についてお伝えします


    世界絵画大賞展は、その名の通り国籍問わず「世界」から作品を募集する絵画展です
    文具や画材の販売で有名な「世界堂」が主催のこの公募。
    入選作品展示会(終了済み)も、同社の新宿本店にて毎年開催されています。

    久しぶりに訪れた世界堂の中で、あーこんな画材が これ面白いなぁ~ 欲しい~
    なんてやっているうちに、授賞式時間ギリギリに!

    急いで会場に向かうと、すでに受賞作品が~ずらり~と並べられ、関係者、受賞者など多くの人が集っていました。

    表彰式の様子そんな中大賞として表彰されたのが
    「生きモノ」を描いた吉行鮎子さんです。

    草原(ものすごーく草が細かく描き込まれています)の中に、1人の女性。
    女性の背中からは手が、口には・・・そして遠くには謎の生きものが1匹。
    (詳しくは、今絶賛発売中の公募ガイド12月号、えりぬきページで紹介していますので、お持ちの方は是非めくってみてください)

    授賞式後の懇親会で、吉行さんにお話を聞くことができたのですが、
    (石)「遠くにいるあの生き物、女性と同じ表情をしていますよね 何か意味があったんですか
    吉行さん「え? そうですか。それは考えないで描いていましたねぇ

    大賞 吉行鮎子さんがーん。私の深読みだったようです。ただ、「草原を描くのはすごく大変でした」と、絵に費やした力を、笑顔で答えてくれました。

    とはいえ、絵画は観る人によっても違った感情を呼び起こさせるもの。
    審査員の絹谷氏に、「新しい息づかいと詩的な感性が感じられる秀作」と評された吉行さんの作品。
    会場内でも、ひときわ目を奪う、大賞に相応しい作品でした

    他にも優秀賞
    「La marque de la Brise」(池田一幸さん)
    「幕の内弁当」(桂典子さん)
    をはじめとして、600点を超える作品の中から、入賞41点、入選39展が選出され、表彰されました。

    会場には学生をはじめ、初老の方まで、幅広い受賞者が集まっており、絵画という裾野の広さを強く感じることができました

    その後の懇親会では、審査員の先生方に、講評を求める人の列!が出来上がり、皆さん「もっともっと上手くなりたい」「伸びていきたい」という想いが感じられて、こちらも胸が熱くなりました。

    横で話を聞いているだけでも、すごい勉強になりましたよ

    絵画というと、専門にやっていないと敷居が高いなぁ~と思いがちですが、「絵を描いたのは実は2作品だけ」という方が受賞された例もあるので(これは次回詳しく♪)、新しい公募に挑戦したいという方は、「絵画」も1つの視野にいれてみてはいかがでしょうか?
    公募ガイドでは、絵画の作品募集の情報もいっぱい載っていますよ~

    そして、世界堂ではまた来年も同大賞展を開催予定。
    また詳細が決まり次第、誌面でご紹介します。(石)

  • 独りごち 其の32「仕事のあとは」

    2010-11-25

    以前、たばこのブレンダーの方がテレビに出ていて、一日中仕事でたばこを吸っているのに、「やっぱり仕事のあとの一服はうまい」と言ったので、そんなものかと思った。今、私は仕事柄、一日中小説を読んでいることがあるが、それでも仕事終わりに好きな小説を好きなように読むのが一番楽しい。そりゃまあそうだよね。(黒)

  • TK-プレス 其の35「禅問答」

    2010-11-23

    変な授業があった。あるとき、先生は突然、「無意識の線を描け」と言った。人は誰でも幼児のとき、無意識の線を描く。それを見て親は「それはお口だね。ではお鼻は?」と意識を植えつけてしまうが、生まれて初めて絵を描いたときに戻って、何も意図しない線を描き続けろと。で、意味のある線、きれいな模様を描いた人は0点、子門真人の髪みたいに画用紙が真っ黒になった人は満点だった。「描こうと思わずに描け」だなんて禅問答みたいで、訳が分からなかった。


    翌週は石膏を用意させられ、「造形する意識なく削れ」と言われた。結果、石膏がなくなった人は満点、少しでも意味のある形が残ってしまった人は0点だった。次は石を拾ってこいと言われ、それを見つめ続けろと言われた。見ていれば、絵に描かれるべき意味のある形が必ず浮かんでくると。私はためつすがめつ石を眺めた。すると、鹿の背が浮かんできたのでそこに色をつけた。月の陰影がうさぎに見えるがごとしだが、依然として授業の意図は分からないままだった。


    あるときは中国語で漢詩を聞かされた。日本語訳には詩人が船の上で月を見ているといった解説があったが、それは無視し、中国語の語感からイメージされる絵を描けと言われた。絵柄はなんでもいい、しかし、詩人や船や月を書いたら0点だと言われた。これらは建築意匠の授業だったが、今考えると技術ではなく、それ以前の発想を鍛えるという意図だったように思う。


    「思いを込めよ」と言われ、では、どうしたら込められるかと問うと、たいていは「思いを書かないことだ」と言われる。書かないで表現せよって、そんな禅問答じゃないんだからと思うかもしれないが、なんのことはない、要するに思いを説明するな、別なもの(出来事)に置き換えろという意味だ。しかし、実のところ、その思いとやらがなんなのか、書き手はまったく無自覚だったりするし、「これが私の思い」とはっきり意識できている作品はろくでもなかったりする。では、どうすれば……。考えるほどに深みに嵌まる。やっぱり表現って禅問答だな。(黒)

  • 【ノンセクション】トロン・ボーイ コンテスト

    トロン・ボーイ コンテスト
    締切:11月26日正午
    資格:男性に限る
    内容:12月17日に公開される映画「トロン:レガシー」の世界観にフィットし、映画にでてくる「トロン・スーツ」をスタイリッシュに着こなせる男性を募集

  • JFAファーデザインコンテスト2010-2011 最終審査~表彰式

    2010-11-18

    東京では、ポプラなどの街路樹の葉が散り始めましたね~
    それを蹴っ飛ばしながら歩くのが大好きな(石)です。

    すっかり寒くなってきた今日この頃
    ファッションショーの様子そんな季節にピッタリな『JFAファーデザインコンテスト』の最終審査&表彰式に行ってきました!
    以前、このBlogでも紹介いたしましたので、知っているかたも多いのでは?

    今年は2118点もの作品が寄せられ、その中から最終審査を通過した20点は、実際に製作されました!

    最終審査は、実物でのファッションショー形式

    いずれも見ごたえのある作品で、思わずキュート、エレガント、クールと、似非外国人のような悲鳴をあげて、作品に魅入っておりました
    写真は、私が一番気に入った作品です
    毛皮の中にレース編みの雪の結晶のようなモチーフがMixされています。


    米倉涼子さん審査結果を待つ間に、第6回にあたる「ファーオブザイヤー」“もっともファーが似合う人”に選ばれた、「米倉涼子」さんへの授賞式が行われました。
    賞品である高級毛皮のコートと、バカラのトロフィーを授与された米倉さん。

    躍動感ある彼女の魅力が「毛皮の持つ“しなやかさ”」に通じるところがある。
    との理由で選出でしたが、本当に毛皮が似合っていて、近くでみると一層綺麗な方でした!
    眼福~


    さて、いよいよ審査が終わり、受賞作品が発表されます。
    JFAファーデザインコンテスト2010-2011 
    グランプリには
    羅 醒庭(Ro Sing Ting)さんの作品が選ばれました

    グランプリ 羅 醒庭さん
    泣き笑いの表情で壇上に上がってきた羅さん。
    会場の知り合いに大きく手を振って応えていたのが、とても微笑ましかったです
    現在、織田ファッション専門学校の学生である羅さんは、会場に来ていた校長先生にも感謝を(先生が泣き崩れるのをみて、思わず目頭が熱くなりました)、そしてなにより母親に泣きながら感謝を伝えていました。

    グランプリ・後ろ姿
    滝をイメージした、という作品。流れるような線と、ファーのふわふわっとした雰囲気が見事に調和したていました!
    表たけでなく、裏面もすっごく可愛いんですよ
    実際に着てみたい!と思える素敵な作品でした。

    今年も非常にレベルの高い作品が集まったという同コンテスト。
    そのグランプリに相応しい作品でした

    準グランプリ 久保原侑也さん準グランプリには、久保原侑也さんの作品が選ばれました。
    協力会社と一緒に、ご自身でも手を加えて作ったという、力作
    毛皮とは思えないカラフルで美しい作品です

    ちなみに、冒頭の写真で、私が気に入っていた“犬飼あつきさん”の作品はアメリカン・レジェント賞に選ばれました!


    毛皮、というとどうしてもコート!や小物のイメ