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社員ブログ

Jハーブ いのち輝かそう大賞朗読授賞式

2010-09-29

最近は大雨の日が多いですね~。
彼岸花も咲き始め、朝夕は涼しくなり、あったか~いご飯が美味しい♪♪
すっかり(石)肥ゆる、秋になってきましたね。

少し前になりますが、体の栄養だけでなく、心の栄養もほしいなぁ~と、
9月12日に開催された、第4回いのち輝かそう大賞朗読授賞式に行ってまいりました

いのち輝かそう大賞は、癌や難病と闘う人、またその人を支える周りの人々の体験談
(第4回はエッセイ/俳句)を募集する公募です。
公募ガイドにも掲載していたので、応募した方もいらっしゃるのでは

主催者であるJハーブ代表取締役社長 亀井眞樹氏の
「癌や難病に立ち向かう人たちの真実の言葉、記録を残したい」という想いを元に設立され、
第4回目の授賞式を迎えました。
「新たに病を告げられた人に道筋を示してくれれば」と、寄せられた作品の一部は
作品集(いのち輝かそう-いのちの万葉集)として出版もされています。

授賞式では「芸術の形で発表したい」との想いから、受賞作品の朗読
また稲本響氏のピアノ演奏を交えて式が進められました。

大賞の上田さん、作品へコメントする増田さんそんな中「いのち輝かそう大賞」に選ばれたのは、
「世界で一番思い出深い山道」(上田真弓さん)です。

司会でもあった、アナウンサーの宮本隆治氏の朗読により、上田さんの作品が朗々と読み上げられます。

「いつ死ぬか分からなかったので、やりたいことをやっておこう」という想いから、大手術後に向かったニュージーランドでの出来事を綴った作品で、見事大賞を射止めた上田さん。

拍手と共に壇上に現れたのは、壮年の男性!?でちょっとビックリ。

ちょっと「にやっ」としつつ、ニュージーランドでも「この名前は女性に付けられる名前だ」と自己紹介をしたところ、
皆から「マユミ、マユミ」とすぐ覚えてもらえた。
と、作品には描かれていなかったエピソードも披露してくれました

上田さんは公募ガイドを見て、同賞に応募したそう。
「証拠を見せますよ!」と笑顔で取り出したのが、
いのち輝かそう大賞の情報が載った雑誌のページをコピーしたもの
応募した日なども書き込まれていて、こちらとしても嬉しい限り!

奥田さん自身も涙また、審査員特別賞には、
「メロンパンを買いに」(奥山真理さん)が選ばれました。
作品の朗読はスポーツジャーナリストの増田明美さんによって行われたのですが・・・
病で逝ってしまった親友との思い出、自身の病との闘い、それを励ましてくれた人々。
感情をこめて発せられる朗読の声もあいまって、会場のあちこちからすすり泣きの音が響きます。
もちろん私もすっかり泣かせていただきました。

奥山さんは「つらい思い出も書いていたら元気になったんです」と作品をつくった時の想いを語っていました。
その体験から、奥山さんは塾の先生をしてることもあり、「こんなにパワーが湧くんだったら、書く事を教えよう!」と、生徒に向けて執筆講座まで開いたのだとか

奥山さんもにっこり笑いながら、
「執筆講座では、公募ガイド見て作品を書かせたんですよ」と素敵な笑顔で答えてくれました

公募ガイドが、こうして作品制作の助けになっていることを実際に知るのは、
本当に、本当に幸せなものですね
お二人とも、本当におめでとうございます

その他にも素敵な作品が受賞していますが、その他の受賞作はこちらのサイトで紹介されていますので、
ご興味ある方はご覧下さい。

辛い気持を体験したからこそ、伝えたい言葉、残したい言葉
そんな言葉を抱える方々が、その気持を昇華するためにも、公募って大切なんだな、と感じた一日でした

第5回のいのち輝かそう大賞も開催予定。
詳細が決まり次第、また公募ガイドでご紹介いたします。(石)