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社員ブログ

  • 独りごち 其の31「水心あっても絵心なし」

    2010-11-18

    イラストを発注する際、「こんな感じで」とラフを書くのだが、これがいつ見ても超へたくそ。頭の中にはちゃんと像が浮かんでいるのだが、いざペンを執ると、シルヴァスタインの『ぼくを探しに』の絵のようなものしか書けない。いや、もちろん、そんな上等なものじゃない。先日も人物の絵を書いた(つもりだった)が、自分で書いておいて、「ダンゴかよ」とつっこんでしまった。結局、いつも「ここに男がいて、こんな格好で」と全部口で説明することになる。思ったことがイラストになる機械でもあればなあ。(黒)

  • 【アート】お正月運行する京急大師線ヘッドマークデザイン募集

  • 【デジタル作品】1-Click Award ほか

    1-Click Award
    締切:11月30日
    賞:最優秀賞=100万円
    全国高校生ケータイ利用コンクール ケータイ甲子園2010
    締切:12月17日

  • 小説抄 其の34「山本夏彦『毒言独語』」

    2010-11-16

    懸賞情報誌という発想が降りてきて企画書を書いていたとき、懸賞というとどこかお気楽な印象があるから、雑誌の重しになるような硬派の連載が二本欲しいと思った。それで食生態学の西丸震哉先生と、漫画家というか文化人の黒鉄ヒロシさんに連載をお願いしたのだが、実はその前に、どうしてもお願いしたい人がいた。それはコラムニストの山本夏彦さんだった。歯切れのいい文体、鋭い批判、「それでも日本人か」と叱られているような小気味よさ。どれも痛快だった。


    たとえば、「問答無用のこともある」には、「ごはん中はテレビを消せと親が言うと、どうして? と聞く子がある。消さなければならぬ理由が納得できない限り、スイッチを切るわけにはいかぬと言うのである。(中略)あいさつもまた習慣である。その習慣のないものを、説得してもむだである。説得するそばから、あいさつはするに及ばぬ、スイッチは切るに及ばぬという理屈を無限に考え出す」とある。戦後教育への、あるいは歪曲された民主主義への痛烈な批判だ。


    戦後、日本人は民主主義がよく分からないまま、「とになく、なんでも話し合うんだってよ」と了解した。それまでは子が親に口答えすることは許されず、すれば理不尽に殴られたから、話し合いをすることは一見いいことのように思えた。しかし、なぜ人を殺してはいけないかなど躾や道徳の場合はどうか。子と話し合う前に一発殴るか一喝するかして、それは世の中がどうあろうとやってはならんことだと骨身にしみて覚えさせなければならない。話し合うのは大きくなってからでいいが、そうしてもらえなかった子が、今はもう親に、いや祖父母になっている。


    そんなわけで日頃から氏の書く文章に感銘を受けていた私は、雑誌「室内」に電話しようと思ったのだが、ふと氏の一文にキャンペーンが嫌いとあるのに気づいた。しかも、かなり大嫌いな模様。このキャンペーンは懸賞キャンペーンではないのだが、キャンペーン情報誌に連載をなどと言ったら、それだけで「この大馬鹿者が」と一喝されそうとビビり、課題を先延ばしにしているうちに一年、二年、そうこうしているうちに氏は鬼籍に入られてしまった。今さらながら自分の小心さを呪う。(黒)


  • 独りごち 其の30「笑った!」

    2010-11-11

    コンビニで買った本に、こんな英語の例文があった。本当に試験に出た問題だそうだ。
    「I lost your CD,sorry」(あなたのCDを失くしました、ごめんなさい)
    「Don't worry,I lost your CD player」(気にしないで。私はあなたのCDプレーヤーを失くしました)
    報復かよ!(黒)

  • 公募ガイド12月号 本日発売です!

    アートファンのみなさま、お待たせしました。
    今月号の特集は「キャラクターを描こう」。
    出世頭・ひこにゃんを筆頭に、ここ数年全国各地に広がるご当地キャラクターブーム。
    気ぐるみになったキャラクターたちが、せっせとPR活動を行う姿はすっかりおなじみですね。
    12月号表紙

    ■特集 キャラクターを描こう!
    chapter1:注目を集めるキャラクターたち
    chapter2:プロはこうしてキャラを作る
     本誌のイメージキャラクター「アングリー」の作者、宗誠二郎さんに登場いただきました。
    chapter3:受賞者インタビュー
    chapter4:2010年に決定したキャラクターを一挙公開!
    ■連載
    〈My Story〉
    『くまのがっこう』
    あいはら ひろゆきさん
    〈CREATORS〉
    小迎裕美子さん
    _____
    今月のアングリー(表紙)、個人的に今年一番好き!
    ぜひ手に取ってみてくださいね。

    (市)

  • 講談社児童文学新人賞・絵本新人賞 贈呈式

    2010-11-09

    もう冬の足音がヒタヒタと近づいてきましたね。
    冬に向けて超優良自家暖房材(脂肪)増産中の(石)です。

    編集部では、12月9日発売の公募ガイド1月号の制作が始まり、もう1年が終わるのか!と驚愕の事実に、
    愕然としています。
    とはいえその前に、本日発売の12月号。
    一足早くサンタバージョンのアングリー(とっても可愛い)が目印になっています!

    _____

    ちょっと遅くなりましたが、9月15日に開催された講談社絵本新人賞の贈呈式の様子を紹介したいと思います
    同じく講談社が主催している児童文学新人賞の贈呈式と一緒に、
    講談社内26階レセプションルームにて開催されました

    26階の、スカイツリーがババーンと目の前に見える会場で開催された贈呈式には、
    関係者、書店員など数多くの人が詰めかけていました

    講談社児童文学新人賞児童文学新人賞に選ばれたのが
    新人賞 「空打ちブルース」(升井純子さん)です。
    この作品は、選考委員の中でもかなり賛否が分かれた作品だったそう。
    たつみや章先生からは
    「どう、説き伏せてでもコレを押す。と思っていた。主人公である恵順に惚れた。」とのコメントが寄せられる程、人によってものすごく愛される作品。

    世に出たときにも同じように意見が分かれるだろうが、新人が問題をはらんで出て行くのがいいのではないかという意見のもと、新人賞として選出されました

    主人公は世間知らずの高校生。
    作者である升井さんは、元学校の先生で、今も非常勤講師を務めているそうで、小柄で笑顔の柔らかい方
    ご自身の生徒に対しても“愛おしい”という言葉を使っていいたのが印象的でした
    その思いが作品の根底にどーんとあって、それが今回の受賞に繋がったんでしょうね。

    講談社絵本新人賞絵本新人賞に関しては、逆に満場一致で
    新人賞 「ぼくとおおはしくん」(久世早苗さん)
    が選ばれました。
    こちらは、公募ガイド12月号「賞と顔」で紹介しています

    この作品は5年前につくった作品を、少しずつ、少しずつ、作り直して完成させたとのこと。
    その間に色々な人に見てもらい「皆様の力で作り上げたもの」とふんわり笑っていましたが、様々な視線が入ったからこそ「満場一致」での受賞だったんでしょうね。

    自分の好きなものを詰め込んだという作品は、田んぼやちょっとした秘密基地、動物、友達との会話と表情。
    私の好きなものもいっぱーい詰め込まれた優しい作品でした。

    同賞では佳作も2点選出されています。
    「てぃっしゅとしゅうちゃん」(伊藤美惠さん)
    「はくぶつかんのりゅう」(田中泰宏さん)

    伊藤さんは受賞を機に仕事をやめると決心
    「野垂れ死にしてもいい!いえ、本当はしたくないですけど」と会場を笑顔にしながら、今後の作品づくりへの意欲を見せていました。

    田中さんは、元は漫画家志望だったそうです。
    なんとなく、ベルギーの作家エルジェの「タンタンの冒険旅行」に通じるような作品だったので納得
    博物館や化石などが出てくる作品で、化石大好きの(石)としては、個人的に大好きな作品でした♪

    受賞作品会場には、絵本新人賞の受賞作品(原本!)が展示されており、自由に見ることができました。

    読んでいるうちに、

  • TK-プレス 其の34「30年の中断」

    2010-11-09

    30年前のある日、なぜか海外文学に興味を持ち、カミュ、カフカ、ヘミングウェイなどの有名な作品の、ただし薄いのだけを読んだ。しかし、トルストイの『復活』とスタンダールの『赤と黒』は上巻だけ読んで、うん、けっこう読めるぞと安心し、途中、村上龍だの、椎名誠だの、吉本ばななだのと浮気していたら、いつのまにか読む気が失せ、結局、そのままになってしまった。


    明治大学教授の斎藤孝さんは、9割方読めばもう読んだと言っていいと言っているが、私は自分に嘘をついているようで、どうもそうは思えない。出版社の目録に『復活』と『赤と黒』の文字を見るたび、新沼謙治の「嫁に来ないか」じゃないけど、なぜかしら忘れ物している気になり、早く続きを読まないと筋が分からなくなると焦った。実は今も半ば諦めつつそう思っている。


    だいたい訳書というのは、通訳から話を聞いているようなものだから、考えてみれば偽物という気もしなくはない。「Hello」を「こんにちは」と訳すのはいいけれど、意味は同じでも別の言葉だから、ニュアンスというか、コノテーションというか、辞書的な意味のほかに言語がまとったイメージのようなものを解さないなら、あらすじを読んだって一緒だと思ってしまう。


    ある訳書には「感謝祭」とあり、※印の注釈を読んだら「11月の第4木曜日」とあった。それだけ分かってもなあ。もっとも詳しく説明されたところで、感謝祭に対する気持ちや感じは分からない。そうなるとロシアやフランスの文化について学び、かつ原語で読むしかないが、そんなのは無理な相談だ。要するに、四の五の言わずに翻訳されたものを読めって話だな。


    ある作家は、プロの作品は途中で中断しても、再開してすぐに筋が見えてくる、きりの悪いページから読み始めることもできると言っている。そうか、それでは30年前に上巻だけ読んだ『復活』と『赤と黒』を下巻から読んでみようか。さすがに無理だろうな。書いた人は天才でも、こっちはかなりポンコツ……30年経った今は、そんな言葉しか思いつかない頭だからな。(黒)



  • 【ネーミング】香川県情報誌の名称募集

  • 【アート】京都観光案内標識(サイン)デザイン公募 ほか