

社員ブログ
編集報 報の巻 其の3「11月9日発売号は12月号」
2012-11-02公募ガイド12月号は11月9日発売ですが、「12月号は12月9日発売ではないの? 表紙には12月9日発売って書いてあります」のように言われることがあります。表紙の発売日は本来の発売日ですが、昭和の頃、雑誌業界では類誌より1日でも早く発売したいと過当競争になり、そこで最大40日なら正式の発売日より前に発売できるというルールが発足、月刊誌は慣例的に1ヶ月前に発売するようになりました。それでもファッション誌や主婦雑誌などなら、次号が出る直前に前の号を買ってしまってもあまり問題にはなりません。しかし、情報誌の場合は、締切済みのものが出てしまったりして申し訳ありません。恐縮ですが、発売日は表示された月号の1ヶ月前と覚えていただけると幸いです。(黒)
「童話創作セミナー」を開催 日時:12月8日(土)
2012-11-01旧スタッフブログ公募ガイド社では、「童話創作セミナー」を開催いたします。 講師は作家で大学でも講義をされている牧野節子先生。童話創作のポイントを講義いただきます。また、事前に募集する作品の講評アドバイスも行います。初めての方も大歓迎。皆様のご参加をお待ちしております。
日時 2012年12月8日(土) 13:30~16:40(13:00開場)
会場 東京都新宿区大久保3-5-1
新宿スポーツセンター 大会議室(高田馬場駅、西早稲田駅より徒歩)
参加費 5000円
主催 株式会社公募ガイド社
お申し込み、詳細はこちら高橋書店「第16回 手帳大賞」 授賞式
2012-10-30ニュース・結果発表
先週の23日に帝国ホテルにて執り行われた、高橋書店主催の「第16回 手帳大賞」の授賞式にお伺いしてきました。
機能的な手帳やカレンダーなどで有名な高橋書店主催の同公募は、「高橋をうならせたら 50 万。」のキャッチコピーのもと、「思わずメモしたくなった『身近な人の名言・格言』部門」と「手帳・日記・家計簿の商品企画部門」の2部門での募集となり、今回で16回目となります。
前回までの両部門の累計応募数は20万通を超え、今回の16回も2万通を優に越える応募があったとのこと。それだけ来ると毎回選考が大変そうですよね・・・。

今回は、昨年から今年3月まで募集されていた同社「手帳は高橋」ブランドキャラクターのネーミング募集の結果発表と授賞式も併せて行われました。
日本全国より集まった18,380通もの作品の中から、キャラクターの名称は「たかもん」に決定!受賞者はなんと7歳の小学生でした。
第16回の各部門受賞作品はこちら
実は既に第17回「手帳大賞」の募集が始まっております。(山)
http://www.takahashishoten.co.jp/techotaisyo/boshu.html第2回アガサ・クリスティー賞 授賞式
2012-10-30編集部日記・お知らせ10月29日、明治記念館で行われた「第2回アガサ・クリスティー賞」の授賞式に行ってきました。
冒頭、早川書房の早川浩社長が挨拶をしましたが、さすがは海外ものを多く手掛ける早川書房、スピーチも英語でした。
受賞者は公募ガイド11月号の「賞と顔」にも登場した中里友香さん。受賞作の『カンパニュラの銀翼』は傑作と絶賛されていました。文学賞の成否というのはどんな作家を出したかによってはかられるところがあり、その意味では中里友香さんに寄せられる期待には並々ならぬものがあるよう。公募ガイド社としても、近い将来、人気作家となって公募ガイドに帰ってきてくれることを切に願います。
ところで、早川書房では日本人作家の小説を翻訳して世界配信するそうです。これはすごいこと。日本で人気作家になってもただのお金持ちですが、英語圏で人気作家になったら富豪ですね。世界規模で見ると日本語で小説を読むマーケットは非常に小さいということですが、翻訳されるとなると桁が違ってきますからね。
ちなみに第3回アガサ・クリスティー賞は来年1/31締切です。詳しくは発売中の公募ガイド参照!(黒)
▲受賞者の中里友香さん(右)編集報 外の巻 其の2「誤用もみんなで使えば怖くない」
2012-10-26性癖という言葉を性的な癖という意味で使おうとして、待てよ、それでよかったかなと思い直して辞書を引いたところ「性質上の偏り」とあり、例文として「彼は大言壮語する性癖がある」とあった。おまけに、「性質」と「性交」を取り違え、性的交わりのときに現れる癖や嗜好の意味で誤用されることがあるとも。いやあ、危なかった。
誤用と言えば、文化庁が2008年に実施した「国語に関する世論調査」では「憮然」の意味を70.8%の人が「腹を立てている様子」と答え、正しく「失望してぼんやりとしている様子」と答えた人は17.1%だったそうだ。しかも、誤用のほうを載せている辞書もあるとか。もっとも70.8%の人が間違っていたら、それは誤用のほうが正解かもしれないけどね。(黒)編集報 巧の巻 其の2「文章の因数分解」
2012-10-19因数分解というのがありました。{a×b+a×c}というものがあったら共通因数のaを外に出し、{a×(b+c)}にできます。文章でもこれと同じことをする。たとえば、「あの夜は、俺は自宅にいた。マリの部屋には行っていない」。ここでクイズ。彼はマリの部屋に行ったことはある? 「行っていない」と言っていますが、これは「(あの夜は)行っていない」の省略形で、先行文脈で一度「あの夜は」と書いているので後続文脈では重複を避けたわけです。つまり、あの夜以外のことには言及していませんので、答えは「どちらとも言えない」ですね。このように文章には先行文脈とセットで読まないと意味が汲み取れない場合があります。普通は「あの夜は」は近くに書いてあるのですが、これが二つも三つも前のセンテンスに書かれているとちょっと戸惑いますね。(黒)
編集報 読の巻 其の2「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」
2012-10-05タイトルからするとフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のパロディのようだが、内容はSFではなくバリバリの本格推理。爆発的に売れた『謎解きはディナーのあとで』同様、今回も爆笑の連続だが、それだけではない。ただおもしろいだけでは浮ついた感じになるが、東川氏の場合は推理小説として読んでもトリックが綿密に練られているから、ギャグという風船が本格推理という重しによって留められている感じ。笑えるだけなら軽視されるし、すぐに飽きもされ、密室殺人というだけでは食傷だし、震災後の世の中には殺伐としすぎる。その両方を合わせたというところ、SFと哲学を融合させた『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』以上と言えば言い過ぎだろうか?(黒)
編集報 報の巻 其の2「小説の実験 掌編小説募集」
2012-10-01複数の人が同時に同じ着想を得ることはよくあることで、しかし、だからと言って、全く同じ作品ができあがるわけではありません。なかにはこれが同じ着想で書かれたもの? という場合も。公募ガイドでは、着想は同じでも完成した小説は三者三様を検証する企画として、「小説の実験」と題する掌編小説の募集をします。課題は、A=元となるストーリーが同じ場合、B=とっかかりのアイデアが同じ場合、C=ミステリーのトリックが同じ場合の3つ。詳細は公募ガイド11月号(10/9発売)または下記をご覧ください。賞金3万円、採用作は公募ガイド年3月号(2/9発売)に掲載されます。奮ってご応募ください。(黒)
http://seisaku.cocolog-nifty.com/blog/編集報 外の巻 其の1「表外音訓~常用漢字表にない読み」
2012-09-28常用漢字表ではひらがなで書くように推奨されている字があり、特に接続詞、副詞は、「しかし」「ただし」「まず」など、ほとんどがかな書き。常用漢字は漢字使用の目安であって規則ではないので従わなくてもいいのだが、雑誌でもウェブサイトでもある程度の統一感は必要で、基本的には準拠したほうがいい。ただ、こんな漢字が使えないのかというものもあり、たとえば、「他」の訓は常用漢字表にはなく、「他には」は「ほかには」と書くしかない。そもそも「ほか」は「外」であって、漢字で書くなら「外には」と書くらしいのだが、これだと「そとには」と読まれそうで、結局、かな書きにしてしまう。ただ、これも慣れかな。最初は切れ目がなくて気持ち悪い気もしたが、今はもう慣れました。(黒)
編集報 巧の巻 其の1「おもしろいとは?」
2012-09-21「おもしろい」には四つある。「愉快・痛快」は笑える、胸すくおもしろさ。「個性・期待」は「おもしろいやつだ」「おもしろい展開だ」というようなおもしろさ。「共感・感動」は読んで字のごとく。「知的好奇心」は「へえ、そうなんだ」という未知のものを知るおもしろさ。次号11月号(10/9発売)ではこの「おもしろさ」をフィーチャーし、「おもしろいの条件」という特集をする。正しくは「おもしろさの条件」と言うべきだが、「おもしろさの条件」ではあたりまえ過ぎてすっと通り抜けてしまい印象に残らない。つまり、「『おもしろいの条件』ってなんか変だな」と思ってもらうのが狙い。これは広告コピーにはよくある手法で、「私な休日」といったものもそう。ただし、文法的には間違いではある。(黒)

