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  • (44)「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」のチラシ

    「ステキなデザイン」と言っていいのかイマイチ自信は持てないのですが…「気になったデザイン」であることは間違いありません。どうも、プランナーの宮洋輔です。

    「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」はという都内の5つの代表的な美大(武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部)が合同で行なっている、卒制(卒業制作)作品の展示です。六本木の国立新美術館に並ぶんだから、すごいですよね…。

    そのチラシのデザインがヤバい、とネットでかなり話題になりました。それがこちらです。ドン!

    t_20190111_4

    えっと…3周くらい時代の先を言っているように見えて、シロートの私にはまったく良さが分かりません。ちなみに去年はこんなデザインだったそう。

    CA51-620

    うん、まあこれなら分かる。反応の声でもっともハラオチしたのが、今回の出品者=卒業制作が展示される方々。せっかく作品が国立新美術館に展示されるのに、その告知がこのデザインだったら…がっかりしてしまう気持ちもすごくよく分かります。親兄弟に観に来てもらうのに「恥ずかしくてこのチラシ渡せない…」というのも確かにな、と。しかも去年のはちゃんとしてる(ように見える)からなおさらですよね…。

    ただ、逆に(誤解を恐れずに言ってしまえば)五美大の内輪での展示が、これだけ世の中で話題になり、そもそも「そんな展示があるんだ」と知られるきっかけになったのであれば、このデザインは「ワークした」のかもしれないな、とも思います。(馬鹿にされる可能性はすごくすごく高いのに)勇気のある決断だったのかもしれません。

    このチラシが、誰が、どのような過程を経てどうやって決まってたのかが気になりました。デザインって面白いなあ。

  • (番外編)超絶バリューセット

    最近忙しさの超絶ラッシュで、心がすさみそうな気配がしたので、なんかぱぁっと分かりやすく贅沢したいなって気分になりました。どうも、プランナーの宮洋輔です。マクド食べたいな~と思ったのですが、いっそジブンが好きなものだけでオリジナルのバリューセットを作っちゃえ!と思って買い集めたのがコチラ。


    DxVEONEUUAAFbm0.jpg large

    ・ハンバーガーはモスで2つ。うち1つはライスバーガー(海鮮かき揚げ)!
    ・ポテトはマクドのL!(ホクホク系よりこっちの方が好き)
    ・ドリンクはスタバでベンティ!(カフェモカ)

    合計1661円でした。ん?このランチ価格なら、いきなりステーキやお寿司食べられるんじゃない?ですが後悔はありません。生きてるうちに1回くらいいいですよね…。

  • (43) 有馬記念特別号外

    けさ駅を降りたら号外を配っていたので受け取ってみたら、競馬の「有馬記念」の枠順が決まった、というものでした。どうも、プランナーの宮洋輔です。


    有馬記念
    まあ号外というか、JRAさんの広告企画ですよね。最近、新聞社さんが良くやっている…

    最近はめっきりですが、個人的にも以前ちょっとだけ馬券を買っていた時期がありました。勝ったり負けたりを繰り返していたのですが、本気でやろうとしたら(血統など)いろいろと知らなければいけない知識も多いし、そもそも基本的にはちょっとづつ損をしていく仕組みだとは思うので、万馬券を取ったタイミングでピタリと足を洗いました。
    (そしてそのお金で、深澤直人さんデザインの加湿器を購入。めちゃくちゃカッコいい!)

    しかしこの号外はすごいですね…サンスポ・スポニチ・デイリー・東京中日スポーツ・ニッカンスポーツ・スポーツ報知・東スポといった、スポーツ系の新聞7つがコラボって、こんな企画ができるんですね…。しかも枠順や各紙の予想(本命~穴まで)まで出てるので、当日のスポーツ紙の売上にちょっとは影響しそうな…。もちろんその分(もしくはそれ以上)JRAさんからもらってるのでしょうけれど。

    武豊騎乗の「オジュウチョウサン」が1枠1番を取った!というニュースが話題ですが、はたしてどういう結果になりますかね。夢があります。

    ~~~~~~~
    補記)3番人気、池添謙一騎手が騎乗した美浦・大竹正博厩舎の「ブラストワンピース」が勝ったようです。

    有馬記念でブラストワンピース戴冠。池添「苗字を有馬に変えましょうか」
      https://number.bunshun.jp/articles/-/832951

    注目の武豊騎乗「オジュウチョウサン」は9着…

  • (番外編)新しい時代の雑誌作り ~前田デザイン室の「マエボン」の事例~

    JR山手線・新駅の名称公募で「高輪ゲートウェイ」に決まったことが世間的にも注目されていますね。どうも、プランナーの宮洋輔です。

      新駅は「高輪ゲートウェイ」に! なぜ「高輪」「芝浦」「芝浜」ではだめだったのか?
      https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashitakuya/20181205-00106600/

    これが、一般投票やります!と言ってて、下位の案に決まったら「なんでだよ!」となるのは分かります。が、今回はネーミングの公募だったので、別に多くの票数を集めたネーミングが選ばれるわけでは当然ないので…たぶんこのあたりの誤解が騒がれてる原因なのかなと思います。

    弊社マスコットのヨルモくんは…


    とツイットしてたので、炎上しないかな?とちょっとだけ心配しましたが、今のところ大丈夫なようです(笑)。---閑話休題。

    maebon

    これが今ちまたで話題の雑誌「マエボン」です。なんとサイン入り

    先週、仕事をいつもよりちょっと早く切り上げて、銀座蔦屋さんで行われたトークイベントに参加してきました。いまメディア業界で話題になっている『マエボン』のイベントなので、ぜひ一度話を聞いておきたいな、と。

      【トークイベント】
      前田デザイン室 前田高志『マエボン』発刊記念
      オンラインサロンがつくる未来の出版 | 銀座 蔦屋書店
      https://store.tsite.jp/ginza/event/humanities/3789-1647411101.html

    『マエボン』って何?そもそも前田高志さんって誰?という方もいるかもしれませんので簡単に紹介すると…

    前田高志さんとは?



    • 元任天堂のデザイナー(プロモーション部門でデザインされていた?)

    • 独立して株式会社NASUを起業

    • 幻冬舎の編集者箕輪さんのオンラインサロン(箕輪編集室)のデザイン面で八面六臂の活躍

    • 今年3月、自身が主宰するオンラインサロン(前田デザイン室)を立ち上げ

    • コルク佐渡島さんとも近く、今まで実績のあるデザイナーから新人マンガに転身

    「マエボン」とは?



    • 前述の前田デザイン室メンバーが作った雑誌(自費出版)

    • クラウドファンディング(CAMPFIRE)で制作資金を調達

    • 基本は前田デザイン室のメンバー(雑誌経験者はほぼなし)が制作

    • 企画1か月、制作1か月の短期間でメンバーは本業がある中、合間で作業

    • とはいえISBNコードも取得し、都内や大阪の大書店(青山ブックセンター本展、代官山蔦屋、銀座蔦屋、スタンダードブックストア心斎橋、紀伊国屋書店梅田店など)で販売中

    「雑誌が売れない!」「 出版不況だ!」と言われがちな現状で、出版社ではなく、会社ですらない。オンラインサロンが母体となって新たな雑誌が創刊されたということに意味があります。メディア界隈ではコミュニケーション手法の見直しや、コミュニティのあり方についてよく言及されますが、マイルストーンの1つとなる雑誌になるであろうことは間違いありません。

    通常、雑誌制作は仕事として=お金をもらっているやっているのが普通なのですが、サロンメンバーの皆さんはむしろ逆に、お金を払って(オンラインサロンに参加して、その活動として)雑誌を作っているんですね。それも楽しみながら。

    自費出版や同人誌に近いのかもしれませんが「仕事だからやる」のではなく「楽しいから・好きだからやる」というのが非常に熱い。学生や主婦、webデザイナーなど雑誌編集未経験の人たちがやったということも意義深く感じました。

    オンラインサロンといえば、前回のTV朝日系アメトーーーク!が「キングコング西野さんの同期芸人」特集で、その中でもちょっと触れられたので、このタイミングで気になり始めた方も多いのではないでしょうか。まさにキャズムを超えようとしている?という「今」感を覚えています。

    イベント自体の内容にも触れていこうと思ったのですが、とはいえ有料イベントだったので、ネットにホイホイ上げていくのもためらわれるのですが…気になったかたは#前デ銀座蔦屋のハッシュタグでTwitterを見てみてください。

    ご参考)オンラインサロンつながりで言えば…
      出版業界で今もっともホットなトピック!幻冬舎の編集者・箕輪さんについて
      https://www.koubo.co.jp/editor/?p=16116

  • (番外編)明日11/22から開催の「バッドアート展」の内覧会に行ってきました

    東京ドームシティ内の美術館「AoMo」で明日から新しい展示が始まる!ということで、ひと足先に内覧会で観てきました!どうも、プランナーの宮洋輔です。

    米ボストンにあるMOBA(ミュージアム・オブ・バッド・アート)の展示のうち100点強が日本に来るというだけでなく、同時にバッドアート自体の公募もされるのが面白い試みです。選ばれた作品は会期中にミュージアムで展示される上に、MOBAに収蔵されるチャンスも!

    まずは作品の写真審査からなので、作品自体を郵送する必要はありません。気軽に応募できるので、興味があればぜひ。

    https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/MOBA2018.html

    ※作品自体だけでなくその説明文や、スペシャルサポーターに任命された「しりあがり寿」さんによるツッコミも含めて楽しめる展示でした。

    BOBA
    しりあがり寿さんほか、ボストンMOBAのルイーズ館長、キュレーターのマイケル氏も

  • (番外編)出版業界で今もっともホットなトピック!幻冬舎の編集者・箕輪さんについて

    先日鎌倉で行われた「変化できない"おっさん"になるな!」というイベントに参加してきました。どうも、プランナーの宮洋輔です。もう何年も元気がないと言われ続ける出版業界で、いまや1番の話題といっても過言ではない幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんと、面白法人カヤックCEOの柳澤大輔さんによる2時間の対談…となれば参加しない理由を探す方が難しいかもしれませんね。アツい!!!

    プレスリリース:
    11/2(金)に「変化できない”おっさん”になるな!」〜幻冬舎/NewsPicks Book編集長 箕輪厚介×面白法人カヤックCEO 柳澤大輔トークショー〜開催決定!
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000035345.html

    幻冬舎・箕輪厚介&面白法人カヤックCEO・柳澤大輔

    堀江貴文『多動力』、幻冬舎社長・見城徹『読書という荒野』、SHOWROOM代表・前田裕二『人生の勝算』、メタップス代表・佐藤航陽『お金2.0』、メディアアーティスト/筑波大学准教授・落合陽一『日本再興戦略』と、箕輪編集者がここ1年以内に送り出した本だけでもこれだけのヒット作が目白押し…といえばそのハンパなさは伝わりますでしょうか。

    氏のすごさはそれだけではなく、いま話題のメディア「オンラインサロン」でも国内でもっとも結果を出している一人でもあるところだと思います。ジブンもメディア人の端くれでありながら、恥ずかしながら最近まで「オンラインサロン?信者ビジネスみたいなものでしょ?」くらいの認識しか持ち合わせていなかったのですが。月会費5940円もする(とどうしても思ってしまう…)「箕輪編集室」に参加しているメンバーなんと1300人超!単純計算で、これだけでも毎月約780万円の売上になってるのだから、もはや副業で語れるレベルをはるかに超えてますよね。Twitterのフォロワー数も7万人近くいるので、これらの影響力を活かしてさらにジブンが担当されている作家さんの本を猛プッシュするのだから、それは鬼に金棒の売れ方をするのも分かります。

    一方の柳澤さんもずっと以前から大好きで、日経ビジネスオンラインでの連載はよく読んでいました。もはや説明するまでもありませんが、みんな大好き「面白法人カヤック」さん自体もずっと注目しています!カヤックさんが上場IT企業としては意外に思われる、鎌倉を本拠地にしている理由についてはもし興味があれば下記のURLをご覧ください。

    鎌倉本社の理由
    https://www.kayac.com/vision/kamakura/

    内容について、記事にしたりSNSで発信することが禁じられている(それゆえオフレコトークもぞんぶんに聞ける!?という)イベントだったため、ここに書くことはできないのですが(写真撮影とそのネット掲載はOK)、出版・メディア業界が変わっている最先端の成功の実例を垣間見たことは間違いありません。チケットは最近発売されたばかりのミノワさんご自身の著作『死ぬこと以外はかすり傷』とセットだとかなりお得だったため、迷わずそちらを購入。現在行き帰りの通勤電車で読み進めていますので、読み終わったらその感想も後日。(これが読み終わったら、ミノワさんが編集した本を片っ端から読み進めていくまである、と思ってます。早く読みたい!)

    箕輪厚介「死ぬこと以外はかすり傷」(死ぬカス)

  • (42) 悪魔のおにぎり

    公募ガイド事件簿。
    https://www.koubo.co.jp/editor/?p=16041

    ちょうどこの日はいなかったので、すごい気になります!社内で爆発と煙って、何があったんだ…こわ。ババサンの指が包帯グルグル巻きになってました。どうも、プランナーの宮洋輔です。

    それはさておき先日、お昼時にローソンに行った時、おにぎりコーナーで謎のアイテムを発見しました。それがこれ。どん!

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    その名も「悪魔のおにぎり」です。…あやしい!でもコレ調べたらけっこう話題になってるみたいですね。

    絶対王者ツナマヨに迫る勢い!「悪魔のおにぎり」6日で120万個販売withnews(ウィズニュース)
    https://withnews.jp/article/f0181024003qq000000000000000W00o10101qq000018196A

    悪魔のおにぎりとして話題!ヤミツキになる「たぬきおにぎり」の作り方
    http://news.livedoor.com/article/detail/15490579/

    ローソンストア100の「悪魔のおにぎり」が発売4週間で約20万個販売!
    108円で買える悪魔が予想の2倍の売行き~悪魔的なスピードで商品化に成功 - ネタとぴ

    https://netatopi.jp/article/1148079.html

    このコーナーでは味はさておき(!?)、そのデザインに注目したいのですが、まずおにぎりコーナーでコレはかなり異質です。そう考えてみると、ふだん見慣れているコンビニコーナーのデザインのなんと保守的な事か!と気づかされました。お菓子でこのデザインはそんなに目立たなかったかもしれませんが、攻めたデザインのないおにぎりコーナーに持ち込んだ時点で勝利!という感があります。この企画、このデザインを通した担当者さんに拍手!

    「やみつき注意!」とか「悪魔的なうまさ」とか、書かれてるコピーもそこまで先鋭的とはいえませんが、まず「悪魔のおにぎり」というメインのコピー=商品名でまず生活者の違和感を刺激してくる。この「ずらし」のテクニックはほかにも応用できるんじゃないかな。と非常に勉強になりました。

  • (番外編) Youtuber「水溜りボンド」がすごい

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    最近、せっかくの休みの日でも疲れすぎて動けず、ほとんどベッドの虫と化してる気がします。どうも、プランナーの宮洋輔です。そんな時についつい観てしまうのが「みんな大好き」Youtube。ちょっと前までは「Youtuber?うさんくさい職業だなあ」「そんなん長く続かないでしょ」なんて老害まっしぐらな意見だったのですが、食わず嫌いは良くないですね。ためしにジブンでも観てみると、ウケてる理由が分かりました。そして逆にTV離れを起こしてる原因も。。。

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    いま主に視聴しているYoutuberさんは「HIKAKIN(ヒカキン)」さんと「水溜りボンド」の2チャンネル。ヒカキンさんは国内ではYoutuberの代名詞のような存在なので、見たことはなくてもご存知の方は多いのではないでしょうか。1本1本のクオリティの高さはもちろんですが…最近ネコを飼いだして、その動画が増えてきたのは「ヒカキンさんですらネコ頼みか!」とびっくりしました。ネコの写真や動画はキラー中のキラーコンテンツですからね…個人的にはネコに頼らず、ご本人のコンテンツ力で戦うヒカキンさんを見ていたかった、という感はあります。

    「水溜りボンド」は青山学院大学のお笑いサークルで出会ったトミー(富永知義さん)とカンタ(佐藤寛太さん)の2人組で、卒業した今も活動を続けています。チャンネル登録者数は先日なんと300万人を突破!彼らのすごいところは、始めてから約4年、毎日欠かさず必ず更新をしていること。にもかかわらずクオリティも保たれているのが本当にすごいですよね。動画はだいたい5分から、長くても30分程度。無駄な引き延ばしはなく、密度が濃い編集をされているので、これに慣れると昨今のTVバラエティのスピード感に耐えられなくなるのだな、と感じました。そりゃあ若者TV観なくなるわ。そして毎日更新なので、どんなに日々疲れても「帰ったら水ボンの番組見よ…」と習慣づいてしまうのです。こわ!またそれだけのペースで映像を公開しているのでアーカイブの量がハンパなく、どのタイミングで水溜りボンドにハマったとしても、しばらくはかなり大量の映像群を掘り続けられるので、一気にファンの域にまでもっていきやすいのだなと。

    皆さんも、好きなユーチューバーさんがいたら教えてください。

  • (41) いらすとやさんがTBSのニュースキャスターに

    TBS

    どうも、プランナーの宮洋輔です。今までこの連載の中で、繰り返し紹介してきた「みんな大好き」いらすとやさん。

    [2017年02月10日]
    いらすとやさんのイラスト

    https://www.koubo.co.jp/editor/?p=12318

    [2017年08月14日]
    「いらすとやさん」ふたたび

    https://www.koubo.co.jp/editor/?p=13467

    [2017年12月27日]
    ステキなデザイン大賞2017

    https://www.koubo.co.jp/editor/?p=14352
     
     
    触れるのは4回目なので「これ以上何を書くのよ…」という社内の冷たい目もありますが、なんと今回は!TBSのニュースキャスターに抜擢されたそうです。

    Yotuber(ユーチューバー)が何なのかは知ってる方も多いと思いますが、最近はバーチャルYouTuber(VTuber)というものまで出てきて…さすがにもうついて行けない!ついて行く気もない!という意見も少なくなさそうです。

    そんな中、在京キー局のTBSが、いらすとやさんのイラストを活用したVTuberを起用した旨、発表したのです。一報を聞いて、とにかくまずは観てみたい、と。動きも滑らかで、これは確かに良さそうです。

    ニュースが主役になる以上、キャスターが目立ちすぎてはいけない、ニュートラルでアノニマスな存在であるべき。と考えた時に、いらすとやさんに白羽の矢が立ったのは必然というほかありません。(萌え萌えしいキャラクターだと、そちらに目を取られてニュースが注目されなくなる可能性もあるため)。これもステキなデザイン(設計)ですね。

  • (番外編) 本能を騙してくる?デザイン

    どうも、プランナーの宮洋輔です。最近『響』のことばかりだったので久々にデザインについて書きたいと思ったのですが、「ステキ」とは思えなかったので今回も(番外編)となっています。とはいえケチョンケチョンにdisりたいかというとそうではなく、これはこれで「ほう…」と逆に感心してしまったからこそ、あえて取り上げるのですが。

    先日、業務に必要な調べ物をしていた時、とあるサイトにたどり着きました。その画面を一部キャプチャしたものがこちらです。どん!(モザイク処理をさせていただいております)

    2

    何の変哲もない、左に記事・右にバナー広告がレイアウトされたwebページじゃないか。ジブンも最初はそう思ってました。が、右のバナーが曲者。けっこうなサイズがある上に、スクロールしても追従してくる。そこまではイイのですが(そんなサイトはいくらでもある)、ページを印刷しようとした時も、でっかく表示されて肝心の本文を隠してくるんですね。

    これはいけない。

    せっかくお金を払って表示されているバナーだというのに、ユーザにこんなマイナス感情をいだかせてしまっては間違いなく逆効果ですよね。もったいない。それもまたいいとして、「とにかくこのバナー邪魔だな…」「何とかしたいな…」と思ったら見つけたのがコレ。

    3

    右上部分に白でバッテンが。なるほど。これをクリックして閉じればいいのね…と思ったら普通にこのバナーの遷移先にとばされてしまいました。

    え?!

    となったのでもう一度よく見たら…

    4

    こういうことなのでした。あくまで「No.1」というグラフィックにかかる「キラキラ」処理である!ということなんですね。

    考えたなぁ…。

    ということで、ユーザにとって邪魔なものが表示されているとき、そのオブジェクトの右上に「バッテン」があれば、人はついクリックしてしまう。という本能を逆手に取った「なるほどね」なデザインだなと思いました。ニンゲンって面白!