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社員ブログ

  • 【ノンセクション】JA竜ケ崎市 おにぎりレシピコンテスト

  • 【文芸】福岡 天神イムズを舞台にしたエッセイ募集

    ●イムズ「ハートフル・ストーリー」募集
    締切:12月15日 内容:「イムズを舞台にした、いい話」をテーマにしたエッセイを募集

  • 言葉処 其の62「『美味しんぼ』って変じゃね?」

    2008-11-04

    漫画『美味しんぼ』は「食いしんぼ」をもじったものだと思うが、文法的にはおかしい気もする。「んぼ」は「の坊」の転だからこれでいいが、「食いしんぼ」の「し」が「過ぎ去りし」「来し」と同じ強調の副助詞「し」であるのに対し、「おいし」の「し」は形容詞の語尾なので引っかかる。「おいしがり」と名詞化し、これに「んぼ」で「おいしがりんぼ」ならいいけれど長い。


    「がる」は、そのようなふりや話者の感じ方を示し、「痛がっています」のように使うが、以前、サッカー中継で「痛んでいます」と言っているのを聞いて、なんだか腐敗・破損して「傷んで」いるようで変だった。「ばむ」は「汗ばむ」など状態を示すが、「黄ばむ」のようによく聞くもののほか、辞書には「戯ればむ」「白ばむ」「黒ばむ」なんてのもある。「黒ずむ」とどう違う?


    「ずむ」もそのような状態になるということだが、負の印象が強い。「涙ぐむ」などの「ぐむ」は予兆を示すが、意外にも「汗ぐむ」という言い方があった。「春めく」の「めく」は日本人好みなのか「目くるめく」「ざわめく」「なまめく」など用例が多く、ほか、辞書には「いらめく」「とろめく」「ののめく」など古文でしか見かけないような「めく」が「ひしめく」状態だ。


    「よろめく」を不倫の意で初めて使ったのは三島由紀夫(『美徳のよろめき』)だったと記憶しているが、作家はたまに造語をする。「肩が凝る」は漱石の造語だ。一方、川端康成の『伊豆の踊子』の中には「明るんで」とあり、形容詞に「んで」は変だ、文豪の勇み足かと思ったが、「明るんで」の原形は「明るむ」という動詞だった。康成先生は「造語んぼ」ではなかったみたい。(黒)

  • 全米の中高生に大人気のTVドラマが、日本でノベライズ化!

    全米で100万人以上の中高生がTVドラマを見て、本を読んだ


    『チーター・ガールズ』が、日本でノベライズ化されました。


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    『チーター・ガールズ ~超人気ガールズバンド誕生!』


    窪田 僚(訳) 講談社 ディズニー文庫


    定価 819円(税込)



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    『チーター・ガールズ2 ~スペイン音楽祭の熱い  夏』


    窪田 僚(訳) 講談社 ディズニー文庫


    定価 819円(税込)



    マンハッタン・マグネットスクールに通う仲良し、ガレリア、シャネル、アクア、ドリンダ。


    4人組のガールズバンドとしてスターになることを夢見ている。それぞれの個性や夢、


    希望がぶつかりあいながら、成長していく。愛と友情、笑いと涙の青春ストーリーです。


    10月20日に発売された『チーター・ガールズ2』 では、スター街道まっしぐらの4人が


    ニューヨークから大西洋を越えスペインで大活躍!波乱の展開もあり目が離せません。







  • 【アート】日本診療録管理学会ロゴマーク募集

    ●日本診療録管理学会ロゴマーク募集
    締切:12月20日
    ●家具デザインコンペ Crastina Award 2008
    締切:12月5日 内容多くの人に愛されるチェアデザインを募集

  • 【フォト&ビデオ】ラジオ体操80周年記念写真コンクール募集 ほか

    ●ラジオ体操80周年記念写真コンクール募集
    締切:12月25日
    ●2008新宿御苑フォトコンテスト
    締切:2009年1月16日 内容:新宿御苑内で撮影された写真を募集。

  • 【音楽・芸能】尾張名古屋 バンド決戦

    ●第4回「尾張名古屋 バンド決戦!」
    締切:12月19日 17時
    資格:名古屋市内に活動基盤があり、編成の半数以上が青少年(29歳以下)のバンド

  • 島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 受賞作発表記者会見

    10月27日、都市センターホテルにて、島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(福ミス)の受賞作発表記者会見が行われました。
    主催者である福山市は広島県に位置し、崖の上のポニョの舞台として注目を浴びている場所です。
    昨年度、公募ガイド社で行った公募アワードでも、地域文化振興賞として注目していた公募。
    その第1回目の受賞作発表ということで、期待を胸に会場に向かいました。
    記者会見の席につくと、福山市の花でもあるバラの花が1輪ずつおかれており、地方の特色を出していこう!という意義が伝わる演出で、ますます期待が高まります。
    応募総数は93作品。海外からの応募もあったそうです。
    1次選考は『一般公募』により選出された20名の審査員により、21作品を選出。『講談社・光文社・原書房』3社の編集者により2次選考が行われ、4作まで絞り、最終審査は作家の島田荘司先生、お一人によって1点が選出されるという、かなりユニークな選考方法をとっています。
    島田荘司先生により、「受賞作品はこの作品しかない。」「多く賞の審査員をしてきたが、その中でも作品単体をとってみれば1番良い作品」とまで言わしめた作品。
    「玻璃の家」(松本寛大さん)が選ばれました。
    今回、特別に優秀作として「罪人いずくにか」(水生大海さん)も選出されています。
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    左から島田荘司先生、受賞者の松本寛大さん、実行委員長でもある羽田皓福山市長

    松本さんは前に1度、鮎川哲也賞に応募したことがあるだけで、今回10年ぶりに再挑戦したとのこと。奥さんには記者会見の前日まで「嘘じゃないか」と言われていたそうですよ。
    10年ぶりといっても、作品のための資料収集に半年、さらに作品の緻密な設計図を作り上げるのに半年をかけたという、力作。
    選者でもあった島田先生のアドバイスを受け、さらに磨きをかけた同作品が来年3月、講談社より発売予定になっています。
    第2回目の受賞作は光文社、第3回目は原書房からの出版が予定されており、出版社3社協同して公募を盛り立てていく、というのも破格の試み。
    第2回の公募はすでに始まっており、詳細は公募ガイド11月号でもご紹介しています。
    最後に主催者の方と少しお話をすることが出来たのですが、公募ガイドを見て応募をした、という方が多かったという、うれしいお言葉がもらえました。
    なんと台湾でも、福ミスをお手本にした公募が開催される予定なんだそうです。こんな、地方と文学が元気になる企画がもっと増えるといいですね。(石)

  • 言葉処 其の61「蒸しパンが食えない」

    2008-10-28

    藤原俊成に「またや見ん交野の御野の桜がり花の雪散る春の曙」という和歌がある。桜狩りは、リンゴ狩りのようにして桜の花びらを集めるという風流な遊びだが、文芸批評家の渡部直己によると、この「さくらがり」は「さ・暗がり」のことだそうだ。むろん、俊成にその意識はなかったと思うが、俊成82歳、最晩年の心境はそこに小さな暗がりを見たということだろう。


    これと同じような言葉の変換を偶然やってしまうことがよくある。子どもの頃、何かで「身体障害者賞」なる賞をもらったが、賞状授与でそう言われたときは「身体小会社賞」と書くのかと思った。理科の授業では「クエン酸」を使ったが、塩酸の一種と勘違いして戦々恐々だった。関係ないけど、先生が「アミノ酸」というたびに級友の「網野さん」が微妙に反応するので笑えた。


    中学生になると、日本語ですら混乱している頭に英語が入ってくる。「あまのじゃく」とは妖怪の名でもあり、他人の言うことを聞かないへそ曲がりのことでもあるが、英語風に発音して「天野JACK」(日系人か!)と笑い、逆に犯罪組織の意味もある「シンジケート」という英語は、「真司・ケイト」という二人組を連想させた。「ヒデとロザンナ」の影響だったかもしれない。


    語感というのは怖い。音だけで「餡かけ焼きそば」と言われ、「あんこを掛けてどうする!」と敬遠し、横浜名物「サンマーメン」は秋刀魚が丸ごと乗っているのかと……なわけはないのだが、固着したイメージはしぶとい。頭では分かっていても「蒸しパン」などと言われると、パンにまぶされた干しぶどうがダンゴムシか何かに見えてしまい、どうしてもムシできない。(黒)

  • 【文芸】第12回(2009年)日本自費出版文化賞 ほか

    ●第12回(2009年)日本自費出版文化賞
    締切:11月30日 資格:制作費用の全額または一部を負担して、1999年以降に一般書を出版した人 応募費用:1冊につき1500円
    ●第1回山陰文学賞
    締切:2009年1月31日 資格:高校生以上の島根県および鳥取県内在住者