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社員ブログ

  • 言葉処 其の96「合併市町村名」

    2009-06-30

    市町村合併が促進された時代は過去3回ある。明治22年の「明治の大合併」と昭和30年前後の「昭和の大合併」、そして「平成の大合併」だ。合併に際しては数々の難題があるが、自治体名もその一つで、「南セントレア市」「中央アルプス市」など市民の反対で廃案となったものや、「知床市」「白神市」など近隣から「観光客を取られる」と中止を求められて廃案になったケースもある。



    一番単純な新市名は「西東京市」「南相馬市」のように地域名に方角を付けたり、「春坂市」「東御市」のように合併町村名から字ずつ取るパターン。ただ、いささか安直。奇をてらってか「さいたま市」「みどり市」「東かがわ市」「にかほ市」などひらがな市も生まれたが、字面が安っぽいという批判もあった。その点、初のカタカナ市の南アルプス市」には言葉に力があって妙案だった。



    「静岡市」との合併では「清水市」がなくなったが、地名の消滅や新市名への違和感が合併反対の根だったりもする。だからか「加美市」「郡上市」「養父市」(郡名)や「阿賀野市」「吉野川市」(河川名)、「飛騨市」「さぬき市」「丹波市」「京丹後市」(旧国名)など、もともと馴染みのあった名称を採用した例も。ちなみに「伊賀市」と「甲賀市」は忍者の里として交流しているそうだ。



    茨城県には「つくば市」の隣に「つくばみらい市」が、埼玉県には「富士見市」の隣に「ふじみ野市」が誕生して物議を醸した。「府中市」(東京と広島)、「鹿島市」(茨城と佐賀)など同名の自治体も以前からあったが、近隣では紛らわしいかもしれない。だが、どんな名前にしろ、馴染むまでは違和感があるもの。いろいろ批判はあっても、孫子の代になるとそれが普通になる。(黒)

  • 【文芸】『龍が如く』の新作エピソード募集 ほか

  • 【ノンセクション】新冠(にいかっぷ)町 ピーマン料理コンテスト

    ●新冠(にいかっぷ)町 ピーマン料理コンテスト
    締切:7月21日 ※内容:ピーマンを使った料理のレシピを募集

  • ひびのこづえ展開催

    2009-06-26

    7月7日より、ギャラリーMITATE(東京都港区)で、「ひびのこづえ展

    二〇〇九


    キラキラの夏」が開催されます。


    初めてのアクセサリー、浴衣に日傘にみずうちわ、涼しげなオリジナルバッグ


    やハンカチなど、暑さを吹き飛ばす作品が展示されます。


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    ○「ひびのこづえ展 二〇〇九 キラキラの夏」


    日時 : 2009年7月7日(火)~7月19日(日) 11時~19時


    ※月曜定休 ※初日は13時から、最終日は17時まで


    入場料 : 無料


    詳細は、こちらをご覧ください。





  • 【ノンセクション】締め切り間近!6月30日締切公募

  • 【フォト】ダイナミックフォトコンテスト

    ●ダイナミックフォトコンテスト 切り抜き部門/貼り付け部門
    締切:7月21日 ※内容:エクシリムで撮影したオリジナルの動くキャラクターを使用したダイナミックフォト作品など

  • 【アート】「労使ネットとっとり」ロゴマーク募集 ほか

  • 【音楽】人気声優、池澤春菜が歌うMini Album「光の花束」歌詞募集

  • Bunkamura ザ・ミュージアム「奇想の王国だまし絵展」報道内覧会

    2009-06-24

    新人の(福)ですはじめてブログを書かせていただきます

    6月12日(金)、Bunkamura ザ・ミュージアムの「奇想の王国だまし絵展」の報道内覧会へ(石)と行って来ました
    16、17世紀の古典的作品から、近現代の作品まで展示されています

    「だまし絵」とは、ヨーロッパにおいて古い伝統をもつ美術系統のひとつだそうです
    ギャラリートークをしてくださったのは、谷川渥教授。
    「だまし絵で本当にだまされる人はほとんどいません。技法を楽しむのです。」

    このお言葉により、だまし絵初心者の(福)でも、だまし絵の楽しみ方のヒントを知ることができ、まじまじと作品を観てしまいました
    その技法は、普通の絵画より一味違う面白みを感じ、鑑賞というより「どうなっているのか」と考えさせられる作品が多かったです

    西洋のもから日本のもの。古典的作品から現代作品まで、幅広い「だまし絵」が展示されており観終わった頃には、充実感でいっぱいになりました

    では、ここから詳しい内容は(石)にお願いいたします。

    会場のある渋谷には呑みにしか行かない、おっさん(石)です
    新人の(福)はBunkamura ザ・ミュージアムでバイトをしていたこともあるそうで!
    会場までの最短距離(東急本店の横にあり、駅から徒歩7分程)をスイスイと案内してくれました~
    し・か・も、ギャラリートークをしてくださった、谷川教授の授業も受けたことがある!という芸術少女
    なぜそんなオイシイネタを書かないのだい?

    さてさて、展覧会のお話に戻ります。
    正確に言えばだまし絵ではないのですが(だまし絵はぱっと見て本物?あ、違う!絵だ!と分かるものを言うそうです)、今展覧会の目玉の一つに、アルチンボルド作、「ウェルトゥムヌス(ローマ神話の神)」をモチーフに、実在のハプスブルグ家の皇帝「ルドルフ2世」を描いた作品があります。

    まさに食べごろ!という四季折々の果物や野菜、満開の花を寄せ集め、「皇帝の顔」を描いたもの。
    一瞬、こんな顔を描かれたら、皇帝怒るんじゃない、と思ったのですが、これには深~いワケが込められており、「神」「季節」「まさに成熟している作物や花」で皇帝を表すことで、あなたこそ全ての「支配者」であるという最大の賛辞を込めているんだそうです。


    その他にも、この絵はどうなっているんだろう?と精神的に考えさせられるような「ダリ」や「マグリット」の作品。
    遠近法などによって現実には不可能な構図を描いた「エッシャー」。
    掛け軸から、本物か!と間違えるほどこわ~い幽霊が浮かび上がる日本画。
    江戸時代に大流行した「影絵」のハウツー本。
    絵画だけでなく、写真をちょっとだけ加工して、本物をわざと偽物のように見せた作品・・・

    会場には非常に面白い作品が展示されています。
    更に詳しい内容に関しては会場へ行ってからのお楽しみです

    「奇想の王国 だまし絵展」
    会期:6月13日~8月16日(会期中無休)
    会場:Bunkamura ザ・ミュージアム

    普通の展覧会とは違うちょっと考えさせられるだまし絵展。興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。(石)

  • 言葉処 其の95「上下の基点はどこ?」

    2009-06-23

    靴下って、靴の中にあるのに、なぜ「靴下」と言うのかと思った。「靴中」じゃないかと。「下」には、「下準備」「下書き」など「事前に」という意味や、「下士官」「下請け」など序列や順番が低いという意味もあるが、「靴下」や「下着」の「下」はやはり物理的な上下という意味だろう。ただし、この「上下」は垂直方向ではなく、体に近いほうが下。つまり、意味は中と同じだ。



    日本語で「面前」と言えば衆人環視の状態だが、麻雀では「牌の面を自分に向けている」状態を言う。また、日本では「白線の内側に」と言うが、中国では「白線の外側に」と表現するそうだ。かくの如く上下や前後は基準によって変わり、関東では「上り線」は東京に向かう路線を言う。ただし、神奈川県川崎市と東京都立川市を結ぶ南武線は東京に向かうほうを「下り」と言う。



    「下屋敷」というのは城から離れているほうの屋敷で、「下町」は地形的に下がっている町(東京の下町は「城下町」の略という説も)。また、律令時代の東山道は今の滋賀から長野経由で関東に入るので、先に着く群馬が「上野」、それから東に下った栃木が「下野」。今の千葉には湿原地帯だった江戸を避けて海路で行き、着いた順に南から「上総」「下総」と呼ばれるようになった。



    越前(福井)・越中(富山)・越後(新潟)も都(この場合は奈良)に近い順。越後はさらに上越・中越・下越に分かれており、上越地方には上越市が誕生、上越駅も建設中だ。しかし、この上越駅は北陸新幹線である。上越新幹線の上越は上州と越後の頭文字であり、「都に近い越後」という意味ではないから、中越に上越国際スキー場があるというややこしいことになっている。(黒)