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社員ブログ

  • 今月はリニューアル号! 公募ガイド4月号本日発売です

    2011-03-09

    こんにちは、編集部(市)です。

    公募ガイド4月号は表紙、企画ともにリニューアルいたしました。

    表紙のデザインはこちら
    メインデザインには、標識をパロディー化したものを採用しています。
    ※デザインのアイデアを募集中です! 詳細は本誌をご覧ください。

    公募ガイド4月号



    今月号の特集

    文学賞特集:
    作家として死ぬために、アマチュア時代にやっておくべきこと

    ■受賞後10年、生き残っているのは誰?
    デビュー10年作家の出版点数ランキング、
    編集部が総合的に判断! 将来性を加味した作家実力ランキングほか

    ■その道のプロにインタビュー
    荻原浩氏、石崎洋司氏、鹿島茂氏(仏文学者)、吉安章氏(「オール讀物」編集長)
    後木砂男氏の5名にインタビュー。



    文学新人賞は、受賞して表彰され、賞金をもらって終わることがゴールではない
    数少ないジャンルです。

    なぜならば、受賞後も作品を書き続けてプロの作家になること、
    さらにはプロであり続けることが最終目標になるからです。

    本気で作家を目指すならば
    アマチュアである今、何をしておくことが大事なのか。

    編集部オリジナルの集計データと、
    その道のプロへのインタビューで具体的に紐解きます。

    いろいろな角度から話を展開していますが、
    根底にある「今やっておくべきこと」は共通だとわかってきます。

    さて、それは一体…!?

    骨太な文学賞特集になっています。
    作家を目指すみなさんにとって、きっと励みになるはずです!

    _____

    その他、今月号からピックアップ


    新企画:

    松尾たい子 ブックカバーイラストSchool
    今回のテーマは「吾輩は猫である」

    枝元なほみ 勝負レシピ
    締切をのりきるレシピを写真とともに毎月紹介!

    コトバカッ!
    言葉家(コトバカ)・相川藍さんの新連載


    公募アワード2010発表!:
    2010年に告知また発表された公募・コンテストの中から
    特に優れた企画を編集部が選出いたしました。



    公募ガイドは全国書店で発売中です。
    ただ今、期間限定定期購読キャンペーンも実施中。
    詳しくはこちらをご覧ください。

  • 小説抄 其の42「岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』」

    2011-03-08

    小説には読者自らが虚構に“乗る”という面がある。小説は作り話だからどんな秀作でもウソ臭いと言うことはできるし、どんな化け物が出てきても紙の上の出来事だから怖くはないのだが、こちらから進んでその世界に入っていって自ら怖がり、怖がっているうちに本当に怖くなってしまったりする。ずいぶん前だが、『ぼっけえ、きょうてえ』を読みながらそんなことを思った。


    ところで、怖い怖いと話題になると一度は体験したくなるものだが、怖いもの見たさと言えば、その昔、肝試しと称して“出る”と噂の場所に友人数人で深夜のドライブに行ったことがあった。ところが、言い出しっぺの友人は「あの辺」という極めて曖昧な情報しか持っておらず、深夜の山道で迷ってしまった。なんだかなあ。期待が大きかっただけに、段取りの悪さに冷めてしまう。


    「だめだ、完全に迷子だ」誰かがそう言ったとき、突然車の電気系統がすべて切れた。なんだなんだとパニックになっていると、もう一人の友人が「霊がいると電気系統が切れる」ととんでもないことを言い出した。そんなこと今言うなよ。余計に怖くなったが、そうでなくてもライトなしでは走れない。車をUターンさせて帰ろうということになった。そのとき、「あああ、車が!」


    あろうことか脱輪! 一同、靴のまま田んぼに入り、「せえの、うーん、動かねえ」と繰り返すこと一時間。時刻は丑三時、闇の中では変な声の鳥も鳴いている。やばい雰囲気だ、なんか出そうと思ったとき、遠くにちらちら光るものが。「人魂?」恐怖におののく中、その火が近づいてきた。見るとどこかの人が持つ提灯だ。隣には浴衣の少女。なんだか怖いシチュエーションに小泉八雲の「むじな」を思い出す。「こんな顔かい?」なんて言ったりして。いや絶対言うって、やばいって。そう思って固まっていると提灯の男は言った。「どうかしました?」その人は山奥に住むご老人で、我々の騒ぎに様子を見に来たのだった。冷静に考えろ、俺。むじなのわけないじゃん!


    あれ、けっこう早い段階で岩井志麻子、全然関係なくなっちゃってますからって?(黒)


  • 【フォト&ビデオ】三菱電機『妄想!エア家電グランプリ』

  • 【アート】和歌山観光PRシンボルキャラクター募集 ほか

  • 【学生向け】大阪大学創立80周年記念事業 「あしたへの夢~小中高生の未来予想のコンテスト~」

  • 独りごち 其の46「童話講座の新講師」

    2011-03-03

    作品添削講座の「童話・児童文学1回コース」は、3月から講師が代わり、牧野節子先生から鳥野美知子先生になります。鳥野先生とは先日、打ち合わせでお会いしましたが、とても柔和な方で、講評もさぞやと期待しています。童話を書きあぐねたら、ぜひ受講を!(黒)

  • TK-プレス 其の42「男か女か」

    2011-03-01

    かなりいい大人になってからだったと思うが、友人と話していて壷井栄の話になり、何気なく「壷井栄って女なの?」と聞いたら、「男なわけないだろ、バカじゃん、栄だよ」と大笑いされたのだった。いやいやいや、ちょっと待ってくれ。「栄だから女ってことないだろ。大杉栄は男じゃねえか」と反論したが、「そういう問題じゃねえ」と言って彼は一方的に議論を打ち切ったのだった。


    そんなことがあったにも関わらず、その後も作者の性別を気にしたことはなかった。女性か男性かは意外と重要なことのような気がするが、気にしなくてもだいたいは名前で判断できるし、写真があればそれでも分かる。また、「北村薫は実は男」とか「桜庭一樹は男のような筆名にしている」ということが話題になってくれると、それが自然と耳に入ってきて勘違いすることもない。


    それにしても最近は「どっち?」と迷うことが多い気がする。ある方は、「三浦朱門」の影響なのか、「三浦しをん」を男だと思っていたそうだが、かく言う私も以前は「長嶋有」を女だと思っていて、作品を読んで「男っぽいところがある」なんて思っていた。当たり前だな。でも、それは審査員も同じだったらしく、新人賞を受賞した際、ある作家に「君、男だったの?」と言われたそうだ。


    荻原浩は「おぎわら・ひろし」だが、今ほど有名ではなかった頃、有川浩という作家もいると聞き、それが「ありかわ・ひろ」という女流の作家と知らされたのだが、それから数年、著作を読むことも人物を知ることもなく過ごすうちに、「『おぎわら・ひろ』で女で、『ありかわ・ひろし』で男だったかな」と混同してしまうことがあった。小野妹子と小野小町みたいなものかな。


    桑田真澄や渡辺喜美、渡邉美樹を女だと思う人はいないと思うが、活字でしか見ない人の場合は勘違いすることもある。恥を忍んで言えば、恩田陸はずっと男だと思っていた。逆に乾くるみは女だと思っていた。だって「りく」だよ、「くるみ」だよ、そう思うだろ。で、羹に懲りて膾を吹くじゃないけど、そうなるとみんな疑わしくなってくる。泉鏡花……意外と女だったりして。(黒)

  • 【お知らせ】2月号特集でのアンケート&プレゼントについて

    2011-02-28

    こんにちは、編集部(市)です。
    毎年この時期になると、自宅近くの桜並木を遠くから観察。
    「全体的に何となくピンクになってきた!!」と思い込みながら
    暖かくなる日を待っています。
    満開の桜が待ち遠しい

    ____

    編集部からのお知らせ


    2月号特集「これが受賞作だ」
    のアンケート&プレゼント企画に
    ご応募いただきましたみなさま、ありがとうございました。


    初めての受賞作品総集企画でしたが、

    「参考になった」

    「やる気が出た」


    など、好意的なご意見も多数いただくことができ、本当にうれしく思っています。

    アンケート集計が終了しましたので、まもなく抽選を行い
    当選者へ賞品発送予定です。
    結果発表につきましては、賞品の発送をもって変えさせていただきます。
    どうぞご了承ください。

    3月9日発売の公募ガイド4月号は、表紙のデザインもリニューアル
    どうぞお楽しみに!

  • 【音楽・芸能】MUSICAL ハッピーバースデー 出演者募集

    MUSICAL ハッピーバースデー 出演者募集
    締切:3月31日
    資格:心身ともに健康な小学4年生~70歳までの男女

  • 【ノンセクション】ホールズ ケンコバトの花粉ロト

    ホールズ ケンコバトの花粉ロト
    最終締切:3月27日
    内容:Twitter上の花粉飛散量(「花粉」を含むツイート数)を予想。的中すれば賞金獲得!