ハゲと白髪へ向かって
2022年10月24日に書いた「三嶺」の山記で、「次回、ハゲと白髪へ向かって」と書いたのにそのまま放置になっていました。
なので、2年越しに続きを。
場所は四国。徳島と高知の県境を歩いていきます。
三嶺から先へ進みます。
これから歩く稜線。長いな。
2年前にも言いましたがもっかい言っときます。
三嶺(みうね)です。
途中、橋を渡る。
えっ、橋?
こんなところになぜ?
山では不可解な人工物が多いものなのです。
樹林帯の中を進んでいきます。
と、道標がありました。
奥に向かって案内板があるのですが。
その先はフェンス。
どうやって行けと?
山には不可解な人工物が非常に多いものなのです。
歩いてきた道を振り返る。
三嶺の山容はさすがに立派。
道標崩れちゃってますが。
ここがカヤハゲ。
タイトルのハゲとは、この山のことです。
そして鹿に見つめられる。
そんなにじっと見つめなくても・・・
四国の鹿は奥多摩や丹沢よりスマートな気がします。
眼下に本日の宿が見えます。
無人の避難小屋なので、どなたでも自由にご宿泊可能。
もちろん、風呂トイレナシ。
小屋の周辺にテント張ってる人もいます。
小屋の中に入ると、なにやらたくさん干してありました。
しかし、誰もいないのです。
作りかけのご飯とか、山道具一式も。
この後到着した人に聞いても、知らないという答え。
数時間たっても持ち主は現れず、「さすがにおかしい、もしや遭難したのでは」と話していたところ。
「あ、すいません」と深夜に取りに来ました、何事もなかったかのように。
山には不可解な出来事も多いものなのです。
小屋の全景を1枚。
えっ、タイトルの「白髪」がでてきてない?
この小屋、「白髪小屋」なのです。
次回、雨と強風の下山路。