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社員ブログ

  • 第4回ダ・ヴィンチ文学賞&第3回幽怪談文学賞授賞式

    2009-06-03

    編集部の弾丸娘(石)です。
    何事にも首をつっこみたが・・・いえいえ、好奇心旺盛な私がまた取材に行ってきました!
    今回はメディアファクトリーが主催する「第4回ダ・ヴィンチ文学賞」と「第3回幽怪談文学賞」の合同授賞式です。

    会場内の様子会場は恵比寿のウエスティンホテル東京。
    エスカレータで地下にある会場に下りていくと、すごい人の数です
    それもそのはず。マスコミ各社、受賞者や主催者の方々のみならず、全国から「書店員」の方々も招待されたそうで、そこかしこで会話の花が咲いておりました。

    また、会場には幽怪談文学賞の審査員の先生方が!
    京極夏彦先生や岩井志麻子先生など錚々たるメンバーがすぐ目の前にいて、本好きの(石)は心の中できゃーっと嬉しい悲鳴をあげていました。

    そんな賑わいの中、大賞受賞者として表彰されたのが、
    ダ・ヴィンチ文学賞大賞 朱野帰子さんダ・ヴィンチ文学賞大賞   「ゴボウ潔子の猫魂」(朱野帰子さん)
    幽怪談文学賞 短編部門大賞 岡部えつさん幽怪談文学賞 短編部門大賞 「枯骨の恋」(岡部えつさん)です。

    ダ・ヴィンチ文学賞に輝いた朱野さんは、前の会社で、小説家になるために「仕事を辞めます」と宣言。その後未曾有の不景気などもあって、再就職。その際には「小説は書かない」と言ってしまったそうなんです。ですが、見事大賞に輝き、急遽ばれないように、本名からペンネームに変更。まだ受賞に関しては内緒にされているそうです。

    受賞作の「ゴボウ潔子の猫魂」は、復讐ではなく『小さな仕返し』をしていく物語。働く人にはとても共感できる作品になっているそうです
    朱野さんは、半年ほど会社の帰り道などで、仕返しの方法を色々考えており、それが作品の元になっているのでは・・・とのこと。
    それってすっごくわかります
    私も嫌なことがあると、色々(自分にとって)痛快な仕返しをよーく妄想します。
    えー・・・公募ガイド編集部はみーんな良い方なので、私に仕返しされると心配しなくて大・丈・夫ですよー
    幽怪談文学賞、今回は短編部門大賞1名のみが選出されましたが、質が下がったわけではなく、ワンランク上の作品を!という意気込みがでた結果、1作品の受賞になったそうです。
    受賞作の枯骨の恋にキャッチフレーズをつけるとすると「エロ怖い」。だそうです。
    内容に関しましては、6月5日に、受賞作を含めた短編集が発売されますので、そちらを是非ご覧ください。
    受賞者の岡部えつさんは、短編集を出すにあたり、半年近く頭がエロと怨念に埋め尽くされていたそうです。ですがそれも嫌ではなかった、という頼もしい発言が。

    会場を爆笑させた岩井志麻子先生の選評岩井志麻子先生からの選評もあったのですが、色々と「エロ面白い」ネタを披露してくださり、会場は笑いに包まれていました。作品に関しては、「最後にぽかっと空間がある話」とのお言葉。その空間が怖いと。

    私も作品を読ませていただきましたが、個人的に女性がぞくっと楽しめる作品だと思いました。男性は女の情念を恐れてくださいませ


    メディアファクトリーでは、いままでの文学賞以外にも、新しい公募を企画しているそうです。またワクワクする公募が増えるのですね!
    メディアファクトリー主催のもののみならず、面白い公募情報はできる限り誌面、ブログの方で紹介していきますのでお楽しみに(石)

  • 言葉処 其の92「野球とベースボール」

    2009-06-02

    ベースボールのルーツは、アメリカで行われていたらラウンダーズだそうだ。このスポーツは、打って何点取れるかという競技で、投手は下手投げで好球を投げる。だから、いい球を見逃すと審判は「打てよ」という意味で打者に「ストライク」と言い、投手が悪球を投げると「打ちにくいよ」という意味で投手に「アンフェア・ボール」と言う。これが投球の「ボール」の語源。


    攻守交替はワンアウトチャンジだが、打者は打球をノーバウンドで捕球されなければアウトにならないので、なかなか終わらない。154215」なんてこともざらにあり、だからベーベキューでもしながら日がなゲームに興じる。3時間以内に終わらないと近代スポーツとして発展しないと言うが、その意味ではラウンダーズはレジャーであり、このままではスポーツたりえなかった。


    ベースボールは明治5年に日本に伝わり、正岡子規の先輩でもある中馬庚によって「野球」と意訳された。しかし、ルールも道具も海を越えたが、指導法まではない。そこで武道のやり方が模倣された。「試合前の礼」「グラウンド挨拶」「道具を大切にする」「グラウンドは神聖なものである」。みな武道からの借り物だ。特に社会教育を兼ねるアマチュア野球ではこれらが徹底される。


    アメリカにおいてレスリングがプロレスになったように、アメリカ人は、受けるときは徹底して攻めさせ、攻撃となると派手にやるのが好きなようだ。アメリカンフットボールにも似たところがある。一方、武道では堅守が重視され、相手の良さを殺して瞬殺してもいい。“見せる”ことは想定の外だ。野球とベースボール、どちらもいいが、根底にある思想はまるっきり逆だ。(黒)




  • 【ノンセクション】9月末で48年の歴史に幕 多摩テックでの「思い出」募集 ほか

  • 【文芸】宮柊二記念館全国短歌大会

    2009-06-01

    ●第15回宮柊二記念館全国短歌大会
    締切:一般部門=7月31日 ジュニア部門=9月10日

  • 【ネーミング・標語】新潟県平成21年度「児童虐待防止推進月間」の標語募集

  • 【アート】グリーンEXPOアワード「子供の絵コンテスト」 ほか

    ●グリーンEXPOアワード「子供の絵コンテスト」
    締切:6月15日 資格:幼児または小学生
    募集テーマ:「ぼくたち・わたちの大好きな地球」「夢のごはん」「水はどこからやってくる?」
    ●「銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA」Tシャツデザインコンテスト
    締切:6月12日 ※事前にマイスペースに登録

  • 【フォト】フジカラープロフォトセンターフォトコンテスト

    ●フジカラープロフォトセンターフォトコンテスト
    締切:6月30日 ※フジカラープロフォトセンターでプリントした作品

  • 第29回横溝正史ミステリ大賞 授賞式

    7月号の進行が最終段階の編集部より、(熊)がお届けいたします。
    5月25日、東京會舘で行われた「第29回横溝正史ミステリ大賞」授賞式に
    行ってきました。大賞受賞がなかった昨年と異なり、大賞が選出され、
    テレビ東京で映像化される「テレビ東京賞」とのダブル受賞とのこと。
    これはきっと注目作に違いありません。
    さて、授賞式には審査員の綾辻行人氏、北村薫氏、坂東眞砂子氏という
    そうそうたるメンバーに加え、なんと横溝正史氏の息子さん、娘さんも来場。
    横溝亮一氏
    横溝正史氏のご長男、横溝亮一氏の独特で軽快な語り口が人をひきつけます。
    横溝正史が愛した「世にも禍々しい」という言葉を交え、受賞者へ
    「世にも禍々しい作品をたくさん生み出して、横溝正史を踏み台にして
    ホームズもポアロも蹴飛ばしていってほしい」と励ましの言葉がありました。
    さて、注目の受賞作は…

    大賞・テレビ東京賞「雪冤」(大門剛明)
    優秀賞「僕と「彼女」の首なし死体」(白石かおる)
    横溝正史ミステリ大賞贈呈 横溝正史ミステリ大賞集合写真
    お二人とも緊張の面持ちでしたが、大門さん「この“大げさ”なペンネームに負けない立派な作品を書いていけたらいいと思います」、白石さん「小学生の時の横溝ブームがありテレビで見ていたので、ここに立てるのは感無量です」と今後に期待大のコメントです。
    綾辻行人氏から総評もありました。
    横溝正史ミステリ大賞綾辻先生
    「『僕と「彼女」の首なし死体』はヌケヌケとした「僕」の語り口がニヤリとさせる。要注目の才能です。死刑問題を扱った『雪冤』はシリアスな視点で冷静に分析しているが、無骨な中にも熱気が伝わる作品。これからも謎と論理のロマンを追い求めてほしい」
    受賞作はテレビ東京で映像化されることもあり、
    前回「テレビ東京賞」受賞作のドラマ「テネシー・ワルツ」
    制作発表も行われ、会場にはたくさんの人々が詰めかけていました。
    横溝正史ミステリ大賞制作発表
    ドラマに主演の高島礼子さんも登場。なんとキレイなお人。
    さて、受賞作をいただいたので『僕と「彼女」の首なし死体」を早速読了。軽快な口調で語られるのでサクサク物語に吸い込まれていきました。「雪冤」は重たいテーマを掲げていますが、こちらは週末にでもじっくり。
    綾辻行人氏はじめ審査員の先生も絶賛のこの2作、興味がある方はぜひ。
    なお第30回横溝正史ミステリ大賞は7月31日締切です。
    受賞作はテレビ東京で映像化もされます

  • 言葉処 其の91「芸人言葉の妙」

    2009-05-26









    タレントは言葉を商売道具としているだけに、その“発明”には感心させられる。曰く、白けることを「引く」、もっと引くと「ドン引き」、ウケないと「すべる」、その心情は「痛い」、状態は「へこむ」。その多くが和語なのは、漢語より意味が広く転用しやすいからだろう。千原ジュニアが言う「残念な兄」は漢語ながら、ありそうでなかったということでは絶妙な言いまわしだ。


    しかし、「言うても」の使い方は今いち気にいらない。「言うたら」は「言ってみれば」で、「言うても」は「言ったとしても」という意味だと思うが、最近は意味のない間投詞として使われている気がする。「嗅いでみて」の意で「におってみて」と言うのも引っかかる。「嗅ぐ」のは人の意思だが、「におう」は違う。関西では「におう」を他動詞として使うらしいので、その影響か。


    これら今風の言葉が頭にあると、古い小説を読んだとき変な感覚を味わうことがある。たとえば、円地文子の小説『鬼』には、「普通に日本各地に昔から伝わっていた狐憑きなどの現象のほかに」という一文があるのだが、これなどは「普通にうまい」といった言い方に思えてしまう。また、作者は忘れたが、「あると思います」などもよく見かける。これなどは今読むとまるで天津木村だ。


    太宰治の『走れメロス』には「そうです。帰って来るのです」とあり、思わず川平滋英風に「レインボー」と付けたくなってしまった(あれ、ちょっと古かった?)。古いつながりで言えば、「そうなのだ」のように語尾を強調した言い方をされると「バカボンのパパ?」と思ってしまう。文豪たちも、まさか半世紀を経て、そんなツッコミをされるとは夢にも思わなかっただろうね。黒)




  • 【ネーミング・標語】よこはま動物園ズーラシア テングザルの名前募集 ほか