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社員ブログ

  • 【アート】阪南市市制施行20周年記念 イメージキャラクター募集 ほか

  • TK-プレス 其の30「帯に大きし」

    2010-09-14

    書店を模して本棚を五十音順にすると、片岡義男を挟んで梶井基次郎と河盛好蔵が並んでしまったりするのだが、それでもみな自分の本だからジャンル違いはさほど気にならない。許しがたいのは家人が読んだ小説が交じることで、そんなときは「こんな2時間ドラマになるようなものは小説じゃねえ」など言って密かに端のほうに押しやったりしたりする。本棚は履歴書のようなものだから、たとえ家人のものでも、身に覚えのない経歴を並べられるのは居心地が悪い。


    書店で本を買うと、「カバーはおつけしますか」と聞かれるが、私はつけない。あんなものをつけて本棚に置いたら、どれがどの本だか分からなくなってしまうし、いちいち中を開いて確かめるのも面倒だからだ。そう言うと、「人前で読むときに恥ずかしくない?」と言われるが、冗談じゃない。他人に見られて恥ずかしいような本は読まないし、仮にそれが『エロティシズム』であっても、それは渋澤龍彦を知らないほうが悪いのだと思って気にしない。


    ただ、買ったままの状態で読んでいると傷むので、カバーははずして読む。その際、カバーに付いている帯はまっさきに捨てる。帯というのは「○○氏、絶賛」とか書かれて本に巻いてあるやつだが、私はあれが大嫌いだ。帯は本ではなく広告である。広告は本来、本に挟み込むべきものであるが、今では本に巻きついて、しかもデザインの一部にまでなっている。だから、帯を見ると、「チラシの分際で『私、本の一部です』みたいな顔しやがって」と頭にきて破り捨てるのだ。


    先日も、吉田修一の『悪人』を買ったら、「9.11ロードショー」のように書いてあったので破り捨てようとしたが、これが取れない。おかしいなと思ったら、カバーに印字してある。本自体に宣伝を入れるか!と思いながら、いつものようにカバーを取ると、なんと中にカバーが! つまり二重のカバーというか、一皮目はカバーに化けた帯だったのだ。ときどき、このような進化した帯を見るが、さすがにこうなると捨てられない。完敗である。いや、本当のカバーも隠れてしまうから引き分けか。って、いったいなんの勝負か分からないけれど。(黒)


  • パイロット アートシリーズ おえかきコンテスト2010

    2010-09-12

    9月だというのに、暑い日が続いていますね~
    暑さで化粧が溶けて、化けの皮が剥がれちゃっている(石)です。

    ですが、取材にかける情熱は、外の暑さより熱いのだよ!!
    ということで、9月2日~3日にかけて開催された、PILOTの商品を紹介する見本展 Autumn collection 2010にいってきました

    PILOTといえば、公募ガイド愛読者の方にはぴん!ときたのでは
    そう、現在、絶賛開催中 PILOTと公募ガイドが主催の「おえかきコンテスト2010」です

    残念ながら、お店や関係者向けの展示で、一般の人は入れないのですが、同コンテストの紹介ブースがある! とのことで張り切って出陣してきました。

    会場に入ると、美しい蒔絵をほどこした万年筆が真っ先に目に飛び込んできます。こんな素敵な万年筆で小説書いてみたいわ~とうっとり
    また興味深かったのが、万年筆の技術を利用した指輪などの宝飾品があったこと。
    万年筆には(特にペン先)に貴金属が使用されており、PILOTでは今までに蓄積した技術を使い「傷がつきにくい、純度の高い」宝飾品を作っているのだとか。

    他にも、今話題の「消せる」ボールペンのフリクションボールのブースが
    65℃以上の高温で文字が消え、-20℃で再度文字が浮かびあがるインクを使用しているのだそうです。
    便利~、他にも何かミステリー小説のトリックに使えないかしら などと埒の明かないことを思いつつ、さらに進むと「おえかきコンテスト」のブースに到着♪

    告知ブースブースでは、Suicaペンギンの生みの親「坂崎千春」さんが、このコンテストのために書き下ろした作品がババーンと展示されておりました

    コンテストでは「クレオロール」「ゲルマーカー」「ウォーターカラー」「クロッキー」のいずれかを使った作品を募集しています。
    私は「ゲルマーカー」で試し描きをしてみたのですが、すっごい面白い感触なんです
    例えるなら、ちょっと柔らかめの「口紅」で描いている感触。すぅ~と色が伸びていくので塗りやすく、さくさく描けて快感です★

    試し描きもできました楽しくて色々試しているうちに、せっかく綺麗だったブースが散乱状態
    公募ガイド内では、この散乱状態を『(石)現象』と呼び、「またか」のつぶやきと共にあったか~い目で見られております。ゴメンナサイ
    それだけ周りを忘れて楽しく描けるということで。

    公募の詳細や応募用紙は、全国の文具店・百貨店・量販店、またPILOTのウェブサイトからも入手できますので、応募したい方は是非そちらで入手してください。
    もちろん公募ガイドにも詳細が載っていますので、そちらもご覧ください。

    最優秀賞の賞金は10万円! 
    締め切りは10月5日です。
    イラスト初めて!!という方から、よく描いているけれどいつもは違う画材を使っている方、PILOTOの画材はいつも使ってるよ!という方まで、ふるってご応募ください。(石)

  • 創刊25周年記念号は文学賞特集! 公募ガイド10月号、本日発売です

    おかげさまで、公募ガイド創刊25周年を迎えました。
    今月号では「公募ガイドの表紙に歴史アリ!」として歴代の公募ガイドの表紙を
    カラーページで掲載しています。
    「あぁっ、懐かしい!!」
    「当時はこんな表紙だったのねー」
    と思っていただけたら本望です。
    公募ガイド10月号表紙
    今月の表紙は「和」
    ■特集 文学賞特集 小説を書き上げる技術
    誰もが陥る作品未完の諸症状を、タイプ別に分類&解析しています。
    まずは短編からチャレンジ! 作品を書き上げるヒントがここにあります。
    ■連載
    〈My Story〉
    現在公開中の映画「オカンの嫁入り」監督・脚本
    呉美保さん
    〈CREATORS〉
    NHK教育テレビ「みいつけた!」のアートディレクターも担当
    大塚いちおさん
    ~創刊25周年記念 定期購読キャンペーン実施中~
    1年間ご契約で、5人に1人2,500円キャッシュバック!

    満了通知用10G10teiki_title
    公募ガイド11月号から1年間ご契約いただいた方の中から抽選で5人に1人、
    商品券2500円分をキャッシュバック!
    この機会にぜひお申し込みください。
    詳細はこちらでご確認いただけます。
    (市)

  • 【フォト】DAFA×ホリプロアイドルドッグ.jp「わんとニッコリ」フォトコンテスト2010 ほか

  • 【プレゼント】LIONクリニカ キャンペーン

  • 独りごち 其の21「『作家デビューへの小説指南』開講」

    2010-09-09

    薄井ゆうじ先生と話していたとき、「小説のツボ、教えます」の講座を修了したある方について、「この人なんかもっと長い作品を読んでみたい気がします」と言われたので、「だったらぜひお願いします」ということで、「作家デビューへの小説指南」という講座が開講となりました。本日より随時受け付けします。企画って案外雑談の中から生まれるものなんですね。(黒)

  • 【ネーミング】宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称募集 ほか

  • 小説抄 其の29「浅田次郎『鉄道員』」

    2010-09-07

    初めてビートルズを聞いたとき、A面1曲目の「Love me do」をいい!と思い、次の「Please please me」はもっと気に入り、「From me to you」「She loves you」とどんどんよくなっていくので驚いたことがあった。日本の歌手の場合、一発ヒット曲を飛ばし、それが気に入ってアルバムを買ってみると、ヒット曲以外は聞くに堪えない曲だったり、そこまではいかなくても「CMソング『○○』収録」と書かれたその『○○』を超える曲があることは本当に稀なことだったりする。


    小説の短編集にも似たようなところがあり、表題となるようなデビュー作こそ読めるが、ほかはどうということもない凡作か、二番煎じだったりして、表題作以外は単行本化するための数合わせじゃなかろうかと思ったりすることもある。いや、そこまでひどいのは少ないが、「むしろ、こっちのほうが表題作にふさわしいぞ」と思うこともまた稀であるのは確かだ。


    その稀があった。『鉄道員(ぽっぽや)』がそうで、これはこの短編集を読んだ十人中十人がそう言う。『鉄道員』には、順に「鉄道員」「ラブ・レター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「うらぼんえ」「ろくでなしのサンタ」「オリヲン座からの招待状」の8編が収録されているが、映画にもなった「鉄道員」を押す人は意外と少ない。私もそうで、これは私に問題があるのだが、当初バリバリの純文学だと思って読み始めてしまったので、途中で「なんだ、幽霊か。アホらしい」と思ってしまい、そんな話ばかりだったらうっちゃっておこうかと本気で思ったくらいだった。


    ところが、「ラブ・レター」「悪魔」「角筈にて」とどんどんおもしろくなり、そのまま右肩上がりで「オリヲン座からの招待状」まで行ってしまった。これは表題作を間違えていると、いい意味で不満が残ったほどだった。この8編を対象に100人に人気投票をしたら、たぶん、「鉄道員」が5票ぐらいで、あとの95票を7編が均等に分け合うのではないか。そう思うほど甲乙つけがたい。今、こうしてタイトルを見ても、「鉄道員」以外はまったく順位がつけられない。(黒)

  • 子どものための絵本を募集 「創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト」 取材記

    姪っ子が満1歳を向かえ、ますます伯母バカに磨きがかかっている(石)です。
    最近は絵本がお気に入りで、まだ内容は分からないはずなのに、
    パタパタと本をめくってはご満悦。
    そろそろ姪っ子に、読み聞かせをしたいなぁと思っていた所に、
    タイムリーな公募情報が飛び込んできました。
    「読み聞かせをするための絵本を作りたい」
    そんな想いを元に開催され、今年12回目を迎える、「創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト」。
    主催者は、読み聞かせや、食育コンテストなど、
    子育て支援を行っているNPO法人キッズエクスプレス21です。
    何年もこの公募に携わってきた進藤さんや、現担当の茂居さんから話を聞くことができました。
    この公募で面白いのは「デジタル絵本」の募集も行っていること。
    でもデジタル絵本って?
    「パソコンなどで読めるものであれば、デジタルと言ってしまっています。
    ただこの公募に関しては、絵が動く、音がでる、ストーリーの分岐がある、
    デジタルならではの特色や操作性が高いものは、かなり評価が高いですね」

     
    でもデジタル絵本にしろ、童話や絵本って結構難しいジャンルの一つですよね。
    「いえいえ、気軽に応募していただきたいです。
    文章や絵がつたなくても、発想が面白いもの、1つでも光るものがあれば、
    そこを評価させていただいています。賞の数も多いですしね。」

     
    賞といえば、「文部科学省」「厚生労働省」「経済産業省」と、省庁をまたいだ大臣賞がでることも
    大きな特色。大臣賞が3つもでるものは、まずないです。
    「受賞作品は、作品集という形で図書館や学校などに配り、広く読んでいただいています。
    また過去の受賞作品から、実際に出版されたものがいくつもありますよ。」

    童話や絵本は初挑戦!という人から、プロ志望の方まで広く開かれた公募なんですね。
    また、中学3年生までを対象とした児童生徒の部も設けられていて、学校単位での応募や、
    何年も続けて応募してくれる子も多いとのこと。
    大人顔負けの作品もたくさん寄せられるそうです。
    さて、一番気になるのは審査ですが…。
    「作品は、枚数や容量さえ守っていただければ、どんなものでも受け付けています。
    画材も自由です。ただ、気をつけていただきたいのは『子どものための本』を、ということ。
    子どもの視点にたった、子どもが面白いと思えるものが一番です。
    どんなにストーリーがよくても、子ども向きでないものは、審査から外されてしまいます」

    大切な子どもに読んであげたい!と思える作品を、ということですね。
    そして、「やはり夢をいっぱい詰め込んだものがいいですよね」とにっこり笑いながら答えてくれました。
    とはいえ絵が苦手、文章はちょっと、と応募をためらう人には、グループでの応募可とのことで、
    分担して作品を完成させてもOK。
    「白い紙に子どもが絵を描いて、お父さん、お母さんが子どもと一緒にその物語を考える、
    そんな作品もいいですよね。
    つくる時からコミュニケーションをとって、できた作品をまた一緒に読む。
    そういうサイクルができてくれたら嬉しいですね」

    募集は9月1日から12月25日(当日消印有効)まで。
    詳細は発売中の公募ガイド、また公式ホームページをご覧ください。
    公式ホームページでは、キッズエクスプレス21の活動や、過去の受賞作品も載っているので、
    興味のある方は是非のぞいてみてください。(石)