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【結果発表】ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011 結果発表
2011-05-06ニュース・結果発表ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2011 結果発表
※対象:2010年1月1日~12月31日の間に配信されていた作品小説抄 其の46「森絵都『いつかパラソルの下で』」
2011-05-03受験生活というのはアドレナリン出まくりなのかもしれない。おかげで多少の無理は平気だったが、終わったとたんに気が抜け、泥のように眠い日々が訪れた。これが噂の五月病かと思ったが、そんな生やさしいものではなく、ある日、布団に背中が張りついて起きられなくなってしまった。暇なので小説ばかり読んでいたが、夏になっても状況は同じ。相変わらずやる気のやの字も出ない。なんとかしたいとは思うが、思えば思うほどドツボに嵌まって戸っぴんしゃんな日々だった。
さすがに父も業を煮やし、なぜそんなにやる気がないのかと責めた。こっちが聞きたいくらいだと思って黙っていたが、そろそろ平手の一発でもと父を見ると、遠い目で私を見ていた。「小説が好きなら好きなだけ読め。飯は食わせてやる」。は? 何それ? それはさておき、30年後、父が亡くなり、それまで知らされなかったことがぼろぼろ出てきた。『いつかパラソルの下で』の主人公も父親の死後、父親が絶倫だったことを知るが、死んだあとはいろいろ出てくるらしい。
父の三回忌のとき、実家の兄が「親父は若い頃、芸者と駆け落ちしたそうだ」と言った。親父が? ウソでしょ。それで慌てて見合い結婚させられたらしいのだが、その被害者?でもある母が言った。「学者になるって言い出したこともあって」そんなの無理でしょ、貧乏所帯の長男だし。「だから反対したわよ」それに尋常小学校卒じゃん、無謀だよ。母によると最初は作家になると言ったようだ。しかし、祖父にそんなもんで食えるかと言われて仕方なく文学者と言い換えたらしい。
作家はともかく、芸者と駆け落ちしたというのには驚いたが、戦争中はアドレナリン大爆発、そのときに結核になって戦後はしばらく「死ぬ者」として隔離されていたそうだから、自暴自棄にもなっただろうし、バーンアウトして無気力にもなっただろう。と思ったとき、はたと気づいた。30年前に私を見ていたあの目。あれは私に自分の昔を見たのだ。似なきゃいいのに、変な血が今頃息子に出たよと。「好きなだけ読め」というのは、かつて自分が諦めた夢だったんだろうとも。(黒)
∞推理小説の公募新人賞「福ミス」受賞作品 映画公開!
2011-05-02編集部日記・お知らせ第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 優秀作「少女たちの羅針盤」(水生大海・著)が映画化!
映画『少女たちの羅針盤』
キャスト:成海璃子 忽名汐里 森田彩華 草刈麻有 ほか
4月23日広島先行ロードショー
5月14日全国ロードショー【懸賞】ヤバイほど長続きガム「ストライド」 「猿ロッキング」キャンペーン
2011-05-02公募・懸賞情報ヤバイほど長続きガム「ストライド」 「猿ロッキング」キャンペーン
締切:5月20日 23時59分
賞金総額:200万円【ネーミング】カバヤ「カバ車」&「カバ車・ガールフレンド」名称募集
2011-04-28公募・懸賞情報カバヤ「カバ車」&「カバ車・ガールフレンド」名称募集
締切:5月31日【ノンセクション】ザ・デイリーヨミウリ 第7回翻訳コンテスト「トランスレーション・チャレンジ」
2011-04-28公募・懸賞情報ザ・デイリーヨミウリ 第7回翻訳コンテスト「トランスレーション・チャレンジ」
締切:5月31日
応募資格:中学生・高校生TK-プレス 其の46「文章修業の方向性」
2011-04-26カラオケに行くと点数表示が出るものがあって、別に楽しければそれでいいのだが、いい気分で歌っても「68点」とか出ると、うそだろ、90点とは言わないけど、70点はいっているだろと文句を言いたくなる。最近の機械は声量や音の伸びとかも判断するそうだが、要するにプログラムどおりに歌わないと点数にならないらしい。で、いいんだよ、俺はライブバージョンだからと言って次の曲。みんなノリノリでウケもよかったのに、点数表示はまた「68点」。なんかむかつく。
話はがらりと変わって、文章の添削、推敲。なぜそんなことになったのかは覚えていないが、ある日、今は文壇の重鎮となっている作家のエッセイを槍玉にあげ、徹底的に直してやろうということになった。メンバーは本好きの学生。若気の至りとはいえ恐れ多いことだが、その作家の文章には粗いところがあって、重箱の隅をつつくようなことを言い出せばきりがなく、ほどなく文庫の数ページが真っ赤になった。それを清書してみると、確かに100点と言える出来だった。
ただ、「うーん、なんだかなあ」と阿藤快のように唸ってしまった。上手だけど、これでいいのかなあ。通りもいいし、すっきりしているし、意味もよく伝わるし、スマートだし、まとまりもあるし、係り受け関係も明快だし、簡潔だし、文句のつけどころがないのだけど、なんか足らない。雑味のないビールを造ろうとして水になってしまったような、無駄を削ろうとして大事な何かまでなくなってしまったような。つまり、味がない。多少の粗は味のうちだったのかなと思った。
以前、某文芸誌の編集長が「作家を目指す人の多くは修業の方向を間違っている」と言ったことがあった。「プロになりたいなら、カラオケで100点を取るようなうまさを目指すのではなく、どうしたら聴く人を魅了できるかを考えるべき」と。なるほど、言われてみればそのとおり。どうにもならないくらい下手では困るが、下手も個性のうち。あばたもえくぼじゃないけど、惚れこんでしまえば欠点ですら好きになる。でも、機械には味は分からず、やっぱり気になる「68点」。(黒)
∞【イベント情報】「日本語検定in羽田空港」(4月29日、30日)
2011-04-25旧スタッフブログ日本語検定協会と読売新聞社は、「日本語検定in羽田空港」を開催。
日本語検定を教材に、楽しみながら日本語を学べるコンテンツを多数用意。
クイズラリーやミニテストなど。
参加は全て無料。
■日時:4月29日、30日 10時~17時
■場所:羽田空港第1旅客ターミナル2階
詳細は日本語検定委員会ホームページ【懸賞】M&M'SⓇ 人気キャラ投票
2011-04-25公募・懸賞情報M&M'SⓇ 人気キャラ投票
M&M'SRワールドニューヨークに抽選で2組4名を招待!
締切:8月15日 23時【文芸】映画『阪急電車』公式サイト「電車にまつわる私のドラマ」投稿募集
2011-04-22公募・懸賞情報映画『阪急電車~片道15分の奇跡~』公式サイト「電車にまつわる私のドラマ」投稿募集
原作は有川浩「阪急電車」、4月29日全国ロードショー

