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【ネーミング】カバヤ「カバ車」&「カバ車・ガールフレンド」名称募集
2011-04-28公募・懸賞情報カバヤ「カバ車」&「カバ車・ガールフレンド」名称募集
締切:5月31日【ノンセクション】ザ・デイリーヨミウリ 第7回翻訳コンテスト「トランスレーション・チャレンジ」
2011-04-28公募・懸賞情報ザ・デイリーヨミウリ 第7回翻訳コンテスト「トランスレーション・チャレンジ」
締切:5月31日
応募資格:中学生・高校生TK-プレス 其の46「文章修業の方向性」
2011-04-26カラオケに行くと点数表示が出るものがあって、別に楽しければそれでいいのだが、いい気分で歌っても「68点」とか出ると、うそだろ、90点とは言わないけど、70点はいっているだろと文句を言いたくなる。最近の機械は声量や音の伸びとかも判断するそうだが、要するにプログラムどおりに歌わないと点数にならないらしい。で、いいんだよ、俺はライブバージョンだからと言って次の曲。みんなノリノリでウケもよかったのに、点数表示はまた「68点」。なんかむかつく。
話はがらりと変わって、文章の添削、推敲。なぜそんなことになったのかは覚えていないが、ある日、今は文壇の重鎮となっている作家のエッセイを槍玉にあげ、徹底的に直してやろうということになった。メンバーは本好きの学生。若気の至りとはいえ恐れ多いことだが、その作家の文章には粗いところがあって、重箱の隅をつつくようなことを言い出せばきりがなく、ほどなく文庫の数ページが真っ赤になった。それを清書してみると、確かに100点と言える出来だった。
ただ、「うーん、なんだかなあ」と阿藤快のように唸ってしまった。上手だけど、これでいいのかなあ。通りもいいし、すっきりしているし、意味もよく伝わるし、スマートだし、まとまりもあるし、係り受け関係も明快だし、簡潔だし、文句のつけどころがないのだけど、なんか足らない。雑味のないビールを造ろうとして水になってしまったような、無駄を削ろうとして大事な何かまでなくなってしまったような。つまり、味がない。多少の粗は味のうちだったのかなと思った。
以前、某文芸誌の編集長が「作家を目指す人の多くは修業の方向を間違っている」と言ったことがあった。「プロになりたいなら、カラオケで100点を取るようなうまさを目指すのではなく、どうしたら聴く人を魅了できるかを考えるべき」と。なるほど、言われてみればそのとおり。どうにもならないくらい下手では困るが、下手も個性のうち。あばたもえくぼじゃないけど、惚れこんでしまえば欠点ですら好きになる。でも、機械には味は分からず、やっぱり気になる「68点」。(黒)
∞【イベント情報】「日本語検定in羽田空港」(4月29日、30日)
2011-04-25旧スタッフブログ日本語検定協会と読売新聞社は、「日本語検定in羽田空港」を開催。
日本語検定を教材に、楽しみながら日本語を学べるコンテンツを多数用意。
クイズラリーやミニテストなど。
参加は全て無料。
■日時:4月29日、30日 10時~17時
■場所:羽田空港第1旅客ターミナル2階
詳細は日本語検定委員会ホームページ【懸賞】M&M'SⓇ 人気キャラ投票
2011-04-25公募・懸賞情報M&M'SⓇ 人気キャラ投票
M&M'SRワールドニューヨークに抽選で2組4名を招待!
締切:8月15日 23時【文芸】映画『阪急電車』公式サイト「電車にまつわる私のドラマ」投稿募集
2011-04-22公募・懸賞情報映画『阪急電車~片道15分の奇跡~』公式サイト「電車にまつわる私のドラマ」投稿募集
原作は有川浩「阪急電車」、4月29日全国ロードショー【アート】ビジンソザイビジュアルデザインコンテスト ほか
2011-04-21公募・懸賞情報ビジン×カフェ下北沢 ビジンソザイビジュアルデザインコンテスト
締切:6月15日
第47回神奈川県美術展 作品募集
応募資格:神奈川県在住、在勤、または出身者
搬入日:7月23日、24日 10時~16時小説抄 其の45「星新一『きまぐれロボット』」
2011-04-19小説を読もうとしたときに感じる不安は、つまらないかも? ということと、長くて読みきれないかも? ということだろう。山岡荘八の『徳川家康』は文庫で50巻もあり、子どもの頃は、あんなのを読破する人はどんだけ暇なんだ、いや違った、どんだけ辛抱強いんだと思っていたが、長編には、君の力ではちょっと無理だね、ほかをあたってよと言われたようなハードルが少なからずある。そんなとき、奇しくも山岡荘八と同姓の山岡君という同級生に、ある本を推薦された。
「うわ、なにこれ? 10ページもないじゃん」「うん、もっと短いのもあるよ」それは星新一の『きまぐれロボット』というショート・ショートだった。同じ星新一作品でも、大人向けのもの、毒のあるもの、最悪の近未来を予感させて怖くなるものもあるが、同書は朝日新聞の日曜版に連載されていた子ども向けのショート・ショートだったらしく、中学生になったばかりの私にぴったりだった。掌編小説ではなく、ショート・ショートというネーミングもお気楽そうでよかった。
ショート・ショートは誰でも書けると思うらしく、もどきを書く級友もいたし、投稿コーナーも多かった。しかし、「ははは、そういうオチか」という話はかけても、長編に匹敵する読みごたえのあるものは稀だった。ショート・ショートを「SFの俳句」と評した人がいたが、わずか十七文字で文章に匹敵する効果を出すのは並大抵ではない。ショート・ショートも同じで、文字を埋めるのはたやすいが、人間とか物事とかの真理を突いていないと、長い鑑賞には堪えられない。
俳句は小説を書くうえでも役立つが、役に立たない部分もある。同様にショート・ショートを書いても小説の練習にはならない。ただ、伏線やミスリードといった仕掛けは分析しやすい。そこには様々なトリックがあるが、基本は逆転、逆手。星氏には生まれつき犬歯がないそうで、子どもの頃はその肉体的欠陥に悩んだが、人類が人類になる以前はもっと犬歯があったのだから、ないのは進化した人間と考え、劣等感を跳ね返したそうだ。さすがというか、らしいというか。(黒)
∞【ネーミング】バスケットボール日本代表ニックネーム募集 ほか
2011-04-18公募・懸賞情報ともに戦おう。バスケットボール日本代表ニックネーム募集
締切:男子チーム 5月8日/女子チーム 5月31日
大山ブロッコリーの新ブランド名称募集
締切:5月9日【文芸】「魔術師 マーリン」を見て、感想文をおくろう!キャンペーン
2011-04-14「魔術師 マーリン」を見て、感想文をおくろう!キャンペーン
締切:4月30日

