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社員ブログ

  • MotherMonster!!

    先月、8年ぶりの来日となるレディー・ガガを観に行ってきました。

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    ド派手なステージ、奇抜な衣装、待ちに待ったガガ様の姿がありました。
    鋭い衣装が似合いますこと…。芸術作品を見るようでうっとりしちゃいます。

    今回のライブは引き語りがとても印象的で、
    特に「Born This Way」「The Edge of Glory」などアッパー曲が引き語りだったのは意外でした。
    最初は「え、踊るガガ見れないの?!」と思ったのですが、曲が終わるころには心震わされて涙涙。笑
    ガガの声は力強いけど繊細で、何よりも優しい…、彼女の人柄がそのまま表れているなぁと実感しました。

    日本を愛する海外のアーティストは多いですが、
    特にガガは東日本大震災のときにいち早くアクションを起こしてくれたり、
    日本への愛を常に行動で示してくれて、すごく誠実で素敵なアーティストです。

    終演後に土砂降りの雨が降り、急いで駅に向かっているとワッと歓声があがったので何かと思ったら、
    なんと送迎車に乗り込む前のガガが目の前に!!!!
    ずぶ濡れになりながらもファンサービスをしてくれていました。
    ステージではなく同じ地面上に立ったガガ様を拝める日が来るなんて…
    想像以上に小柄で、ステージ上での存在感とのギャップに驚きでした。

    *****

    8月に行ったサマーソニック、ビリーアイリッシュのライブもすごく良かったのでまたいつか感想を…。
    今は突如来日が決定したブルーノマーズのチケットが取れなくて焦っています。

    年末にかけてものすごい来日ラッシュなのでチケット代の出費がとんでもないです。
    ガンズも観たいし、KISSも行きたい…。
    徐々にエンタメが戻ってきて嬉しい限りです。

    MORI

  • 小説抄 其の14「山際淳司『江夏の21球』」

    2022-10-05
    小説抄

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    今年のプロ野球はヤクルトとオリックスが連覇という異例の事態になりました。ドラフト制度導入以降、戦力にかたよりはなくなりましたので、なかなか連覇って難しいですけどね。選手もよくやりましたが、なんといっても監督かなあ。いいね、いいリーダーがいるチームは。

    この時期、どうしても気になるのは引退試合ですね。王も長嶋も引き際がよかった。王なんか引退の年でもホームラン30本打ってますからね。でも、打った瞬間、「ホームランだ」と思った一打がライトフライのときがありました。事前に「巨人は負けた」と聞いていましたが、深夜のスポーツニュースを見たとき、これがホームランなら逆転という一打だったので、「あれ、9回に一度は逆転したのかなあ」と思ったほどでした。それほどの当たりだったのに、なんとライトフライ。「王も年なのかなあ」と思ったものでした。

    長嶋茂雄もまだやれるっちゃやれました。打率も3割近かったですからね。でも、もう1年やって打率が悪いと、生涯平均打率が3割を切ってしまうという事情もあったでしょうし、9連覇した川上監督が勇退することも決まっていました。潮時だったかもしれません。ちなみに「潮時」とは「いいタイミング」という意味です。
    で、引退試合での「我が巨人軍は永久に不滅です」のセリフです。
    「永久」はモノに対して使う言葉で、正しくは「永遠に不滅」ですが、これも長嶋流ということで。

    引退試合と言えば、2001年9月30日の斎藤雅樹投手ですね。
    この年、斎藤はめちゃめちゃ酷使されたんですね。優勝がかかった天王山ではなんと五連投ですよ。もう長嶋監督のために殉死したようなものです。まあ、本望でしょうが。
    私はアンチ巨人なのですが、アンチですら、引退試合前の投球練習を見て、「あんなへろへろの球じゃ、1イニングもたんだろ。引退試合でめった打ちくらうなんて可哀想」と見ていました。

    最初のバッターは横浜ベイスターズの鈴木尚典。首位打者にもなったことがある名選手ですね。まあ、軽くセンター前ヒットだろうと思ったら、初球空振り。観客はどよめく。斎藤、意外といい球? 2球目も空振り。球場はやんやの大喝采。しかし、ここで疑念がわく。
    「あれ、わざと空振りしている?」
    そう思って見てはっきりわかりました。わざと空振りしているのです。あっぱれベイスターズ、粋なことをする。これは相撲で言う人情相撲、というか去りゆく先輩への敬意なのだとさとり、ちょっと感動しました。で、尚典、見事な空振り三振。

    ところが、次打者を見て、「これはやばい!」と。そこにいたのは助っ人外国人選手ドスターでした。腰掛けで来て稼いで帰ろうという選手は記録に執着する。消化試合だろうと関係ない。日本に対する愛着もない。クールにドライに打つだろうな。悪いな、斎藤、引退試合なのにと思いました。
    案の定、ドスターは当たれば場外かというフルスイング。ところがこれが当たらない。それもそのはず、バットとボールが20センチも離れている。かくてドスターは豪快に三振しました。敬意は国境をも越えるんですね。やるじゃないか、アメリカ人って感じでした。

    後年、ベイスターズの大魔神、佐々木主浩投手の引退試合では、逆に巨人の清原が代打で登場、見送ればボールという落ちないフォークに三振したのでした。どう見ても故意ですが、試合後、「最後は世界一のフォークに空振りでした」と涙ながらに言われては、「わざとだよね」なんて無粋なことは言えません。小粋な男たちははなむけの心を忘れません。選手間には思いがあるのですね。

    あ、山際さんのことを語る前に紙幅が尽きた。山際淳司さんは30年ほど前に公募ガイドに出てもらったことがあり……もう、いいか、この話。ブログも引き際が大事なんですよ。
    (黒田)

  • 早く走る方法

    運動会の前日深夜に、息子がYouTubeで「早く走る方法」を検索していました。
    前日に!? 遅くね!?
    と思いましたが、本人的には満足そうに
    「腕を早く振ってスピードを出せばいいらしいよ」と教えてくれました。

    練習しなきゃできないでしょ、と思う半面、
    「別に前日でも遅くない」と思えるマインドがいいなと思いました。
    最後まで諦めない、というのとも違う、
    心の軽さみたいなところがいいなと。

    見習いたいです。

    澤田

  • 友情・努力・勝利

    最近ジャンプ作品に再熱しています。
    きっかけは「ONPIECE FILM RED」。
    見る前から期待値は高かったのですが、想像を120倍ぐらい上回ってきました。
    冒頭から大号泣しすぎて、一緒に見た人に心配される始末。
    見終わった後に、「途中で揃えるのをあきらめていたコミックスを絶対買おう……」と決意。
    コミックスを揃えるだけでは飽き足らず、最新話が早く読みたくて、ジャンプ+をスマホにインストールしました。

    銀魂やハイキューなど私の中高生時代を彩った作品たちが連載を終了してからは、
    ジャンプ作品を全然読んでいなかったのですが、
    とりあえず話題になっている「SPY×FAMILY」は読んでみようという気持ちになり、
    読み始めたら止まらなくなってしまいました。
    一番私に刺さった作品は「怪獣8号」!
    作画、ストーリー、キャラクターすべてがドストライクでした。
    最近のジャンプ作品は「裏切り・天才・敗北」みたいな印象が強かったのですが、(偏見)
    少年漫画ど真ん中な感じが、もう、最高ですね。

    やっぱり少年漫画はいいですね。
    何度読んでも、ワクワクドキドキする。
    無料公開されている作品をとにかく読み漁っています。
    このままいくと、揃えるのを諦めていた他の作品も
    買っちゃいそうで怖い。
    実家に置いてきて「これどうするの」と言われている
    漫画たちを、これを機に引き取ろうかな……。
    小さい本棚しかないから、新しく本棚を買わないといけないか。
    お金が飛んでいくなあ~(遠い目)

    おまけ程度に最近の酒を。
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    地元の栃木県にある岩下の新生姜ミュージアムで購入した
    「NEW GINGER BEER」です。
    ビール感が全然なく、ジンジャーエールをトニックウォーターで割ったような味わい!
    ビールが苦手な人も飲めそうです。
    余談ですが、岩下の新生姜ミュージアムは入場無料で、
    中のカフェで1つでも注文したら岩下の新生姜が食べ放題という
    岩下の新生姜ファンにはたまらないスポットなので、
    ぜひ行ってみてくださいね。

    MM

  • 炎天下のあいち

    Yです。

    9月頭、念願の国際芸術祭「あいち2022」を見に愛知県名古屋市まで行ってきました!

    平日の仕事が終わったあとすぐ夜行バスに飛び乗り、朝5時半の名古屋に到着。
    まずはエネルギーチャージをと名物のモーニングを堪能しました。

    BUCYO COFEE」で小倉バナナサンドをいただいたのですが、
    これがもう絶品で。
    名古屋に来た理由がすべてここに詰まっているんじゃないかと。
    粒だった小倉あんのほどよい甘みと、薄切りバナナが口のなかでとろける~!
    バスで疲れ果てた脳をやさしく労ってくれます。

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    がっつりモーニングをいただいたあとは国際芸術祭へ。
    「あいち2022」は愛知県内4つの会場で行われていますが、今回は2会場に絞ってまわりました。

    体力のあるうちに、名古屋駅から電車で一宮市に向かい、
    目的のひとつ、奈良美智さんの作品と対面。

    奈良さんの代表作である、バストアップの少女がイラストタッチで描かれた絵画は、
    壁一面の特大サイズで見ると、色が何層にも塗り重ねられていることがわかります。
    シンプルな輪郭線に反して、肌の部分には緑や青といった色が使われており、
    醸し出される生々しさにくぎ付けになります。
    会場内の随所に奈良さんのらくがきあり、図録だけでは楽しめない遊び心あふれる展示でした。

    サクサク見ないと終わらないのが「あいち2022」。
    名残惜しい気持ちをぐっとこらえて、同市内に展示されている塩田千春さんの作品のもとへ。
    大本命だっただけに、対面してすぐ気持ち悪い笑顔と声が出てしまいましたが、
    これもアートということで(?)

    赤色の糸を空間やモチーフに張り巡らせる塩田さんの代表作は、
    その場に立つと、真っ赤な糸が体の隅々までめぐる血管のように感じられて、
    まるで人間の体内にいるような奇妙で神秘的な気分になります。
    塩田さんの作品には、卵巣がんを患った経験が反映されているそう。

    途中で味噌カツ休憩をはさみつつ、
    メイン会場である名古屋市の愛知芸術文化センターへ。
    前回の開催で「表現の不自由展」が問題になってしまったからか、
    ぶっ飛んだ作品はあまりなかった印象。
    それでもやはり、世相に斬り込んでいく現代アートたちは健在で、
    わたしの知らない世界を照らしてくれます。新たな発見ばかり。

    さすがに疲れた我々は、ぼろい銭湯で汗を流し、
    そのまま夜行バスで東京までリターン。

    久々にいい旅ができました!
    これだから日帰り弾丸旅行はやめられません。
    Yでした。

  • たとえ話

    例えるのが、好きです。

    物語調でも固有名詞化でもなんでもいいのですが、
    相手にとって分かりやすく伝えるための手段のひとつであり、
    学びを自分なりに噛み砕いて飲み込み血肉にするための過程でもあります。
    素材の味は素晴らしければそれはそれでよいのですが、誰が泥付きの芋をかじられましょうか。

    ひとつ、最近思いついた例え話を挙げます。
    災害で困っている人たちがいる地域に、救援物資を運ぶとします。
    ヘリコプターで運びましょうか、トラックで運びましょうか?

    選択するときの常套手段は、想定しうる長所短所を比較することです。
    ■ヘリコプター
    〈長所〉
    ・速く届けられる
    ・上空から、被害の全体像を把握できる
    〈短所〉
    ・天候や風向きに左右される
    ・夜間は非対応

    ■トラック
    〈長所〉
    ・一度にたくさん運ぶことができる
    ・被害にあった人と同じ目線で状況を知ることができる
    〈短所〉
    ・道の状態によっては時間がかかってしまう

    どちらも一長一短で決定打に欠けますね。
    より具体的な場面を想定してみます。

    ■ヘリコプター
    〈長所〉
    ・速く届けられる
    →被害地域の人たちは、本当に速く届けてほしいのでしょうか。1度にたくさん届けてほしいわけではないでしょうか?
    ・上空から、被害の全体像を把握できる
    →人々の様子までは確認できないかもしれません。
    〈短所〉
    ・天候や風向きに左右される
    →判断力に長けた操縦士であれば問題ないかもしれません。
    ・夜間は非対応
    →遅い時間にもらっても、かえって迷惑かもしれませんよね。

    ■トラック
    〈長所〉
    ・一度にたくさん運ぶことができる
    →たくさんの物資のどれだけが、本当に必要とされているものでしょうか。結局ゴミになったりしないでしょうか。
    ・被害にあった人と同じ目線で状況を知ることができる
    →現地についてから知っても、対応できることしか対応できないかもしれませんね。
    〈短所〉
    ・道の状態によっては時間がかかってしまう
    →事前によく調べておけば防げる範囲のことかもしれません。

    ここまで書いておいてなんですが、この例え話にたいしたオチはありません。
    例えるのが好きなだけなので。

    ヘリポートないかもしれないよな、物資手渡すのに縄ばしごでも降ろすのかな、
    地上にいる人が手を伸ばせば届く高さまで機体を低くできるのかな、
    そもそも支援者が地上に降りれば手渡せるよな、
    まさか物資落としていくわけないもんな、最悪被災者がケガするよな、
    渡し方ひとつで二次災害生むじゃん、などなど。
    派生してあれこれ考えるのが楽しいだけです。

    考えつかれたのでトラックの方は途中で考えるのをやめました。
    疲弊したら離れるのが人間です。

    分類ごとのページ数に偏りのある独自の辞書をもつ、話が通じにくいきょうだいと育った好影響です。
    小学生の頃、中学生の彼に、父親の人事異動をクラス替えに例えて説明したことを覚えています。
    相手が知っているものを使うのが例えの作法です。

    わかりやすさは優しさでしょうか。優しさは蛇足でしょうか。
    大きなお世話は環境的後遺症でしょうか。
    寓話の要はその過程にあり、それを楽しむ余裕がないときは
    早く寝るようにしています。心を亡くせば道徳が白旗を挙げます。

    あつ(固有名詞以外、カタカナ言葉を避けてみました。けっこう頭つかいますね。あと、ページに和語はないらしいですね。)

  • ぬるぽ( ´∀`)にはガッしたΣ(ノ`Д´)ノwktkで保守していた✧+(0゚・∀・) +僕はネットに夢中になってた

    時は2000年代―――。
    世はインターネット成長期。

    テーブルレイアウト中心、FLASHで動きをつけたHTMLからWeb2.0に移り変わりCSSを用いたインタラクションデザインが重視された時代。
    そんな時代こそ、インターネットの世界が混沌に満ち溢れ一番面白かった時期だと思うのです。
    今回はそんな30代の私が人生を捧げた2000年代のWebサービスを振り返ります。

    ・mixi
    日本のSNS創生期を支えたサービス。
    足あとサービスよろしく、昔の知人も発見できた人様の黒歴史発見サービス。
    それゆえにヤバい嗜好やぶっとんだポエムを知人が描いていた時のショックも大きく多くの30代にとって黒歴史なのではなかろうか。
    私の黒歴史アカウントまだあるのかしら……?

    ・ニコニコ動画
    動画といえばYoutube……ではなく、ニコニコ動画。
    組曲を生み出しゲーム実況を流行らせボカロが歌い動画にコメントという当時の覇権を握った動画サービス。
    当時の私は「フタエノキワミ、アッー!」とか「らんらんるー」言いながら弾幕にAA貼ってコメ職人やってました。

    ・FLASHまとめサイト
    当時はフラッシュ黄金期。
    面白い動画を求めてはFLASHのまとめサイトを見て回る。もはや暇人の極みである。
    今では信じられないかもしれないけど、動画のほとんどは.flvだったのです。

    ・メイプルストーリー
    基本無料でプレイできるMMO。
    当時のゲーマーのほとんどが手を出したであろうオンラインゲーム。
    ラグナロクオンラインやFF11は有料だからね。無料のメイプルストーリーに流れるのさ。
    1レベル上げるのにこんなに苦労するのかと人生からログアウトを考えた30代も多いはず。
    まだサービス終了していなかったことに驚き!!

    ・2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)
    当時は住人と化して痛いハンドルネームを引っ提げて活動していました。
    ぬるぽ( ´∀`)にはガッしてΣ(ノ`Д´)ノwktkで保守していた✧+(0゚・∀・) +ころが懐かしい。
    そんな私はバトルロワイアルのパロディであるパロロワと呼ばれる2次創作が好きでした。
    どれみロワ、アニロワ、ネギまロワは2chから生まれた名作だと今も信じてる!

    ・こえ部
    声で遊ぶコミュニティ。
    動画が流行りだしたご時世にあえて音声で勝負する潔さ。
    浮気された30代人妻が怒りで自宅を燃やすときの声をやったらフォロワーが増えたのは良い思い出。
    朗読したり、セリフ募集したり、演劇したりとなかなかの良サービスでしたが現在はサービス停止。

    ・ねとらじ
    個人でも気軽にラジオ配信ができるサイト。
    今でこそ個人がインターネットラジオを配信できるサイトは多数あるものの当時はこれが最良の選択肢でした。
    したらばでレスを読み、スカイプ凸待ちして見知らぬリスナーと絡むのが楽しかった。
    リスナーによるとどうやら私の性別を間違えて認識されているようだったが気にしない(笑)

    ―――そして時は流れ2022年。
    スマホ対応レスポンシブが基準になり、よりリッチなサイトが構築できるようになりました。
    過去にあったWebサービスのほとんどがオワコン化し、より新しいサービスが生まれてはいるものの、あの頃ほどネットに夢中になれなくなったような気がします。
    そんな私はどうしているかというと―――スプラトゥーン3に夢中な人生を送っております(ぇ

    ※今回のブログ、読み返したら陰キャの黒歴史でしかない(笑)

    ........∧∧l||l    / ̄ ̄ ̄ ̄
    ......./⌒ヽ)   < もうだめぽ…
    ~(___)     \____
    ''" ""''"" "'''

    YuE

  • 学校教育と大喜利

    こんにちは、エビスです。

    「自由なテーマで」となると文句ばっかり出てきちゃうタイプの人間です。
    でも、ネガティブなことばっかり書いていたら怒られてしまうので、今回は趣味である大喜利の話をします。あくまでわたしの持論なので、「そんなことないだろ!」と思う方がいらっしゃればそんなことないのかもしれません。

    学校(特に小中、あと高も?)の国語のテストなんかで、文章題において「~はなぜ?」みたいに理由を聞かれたら、「~から。」と答えないといけないというルール、ありませんでしたか?内容はあっているのに「~から。」と書いていないと問答無用で減点される、なんてこともあった気がします。問「Aくんが怒った理由を答えよ。」答「~に腹が立ったから。」みたいなことです。

    でも、この手の問題って本当に「~から」じゃない答えはすべておかしいと言い切れるのでしょうか。「~への怒り。」みたいな答え方でも不自然ではない気がします。この「~から」の洗脳が大人になっても残っている人はひょっとしたら多いのかもしれません。

    さて、ここからが大喜利の話です。たとえば「始業式で、『校長、まだ夏休み気分が抜けていないのかな…?』どうしてそう思った?」というお題があったとします。(ちなみにメルマガ大喜利でちょっと前に出したお題です)
    それに対して、「スイカ割みたいな感じで始業式に登場した」みたいな答えを出したいなあ。と思ったとしましょう。
    そこで、「目隠しをした状態で、教頭先生に『右!右!もうちょっと右!』と指示されながら舞台上に上がっていたから。」みたいに答えてしまうのは「~から洗脳」じゃない?と私は思うのです。

    大喜利の答えは基本的には端的なほうがよいもの。わたしも回答を出す前にはプレバトの俳句の夏井先生のような気持ちで添削をします。
    「上がっていたから。」では、回答の肝の後が冗長です。
    「舞台上に上がっていたから。」よりも「舞台上に上がっていた。」
    さらにいうと「舞台上に上がった。」でいいし、なんなら「舞台上へ。」でいいのです。
    これでも十分言いたいことは伝わりますし、国語のテストじゃないので何ら問題ないことです。
    「~から」で終わらそうとしたんだなあ感がでてしまうと、あまりに子供っぽくって(≒素人臭くって)損をしてしまいます。
    メルマガ大喜利なんかで読者の皆さんの回答を見る機会があるのですが、「~から」にこだわってしまっているなあという人が結構います。
    わたしはそれを見るたびに(特に内容的に面白いとなおさら)「もったいないなあ」と思ってしまうのです。

    余談ですがほかには、さっきの回答だと
    「目隠しをした状態で」→「目隠しをして」
    「教頭先生」→「教頭」
    「舞台上に上がる」→「舞台に上がる」
    みたいに文字数を削れますね。

    こうやって文字数を削るだけで、凡庸な回答でもさっと入ってくるようになり、それっぽく見せられるようになるわけです。
    本当は語順とか言い回しとかも言いだしたらキリがないのですが、難しい話かつ少しまだ感覚的にしか捉えきれていないので説明はしません。

    国語洗脳と大喜利の話でもう一つ気になっている事象があるので、覚えていたらまた次回もこんな話です。
    🗼<オシマイ

  • インクを塗るゲーム

    こんにちは、よしだです。

    ババさんのゲームの話題に乗じて。
    発売したての『スプラトゥーン3』にハマっています。

    気になりつつもオンラインで対戦するゲームは合わないかも…と食わず嫌いしていたのですが、
    CMを見て始めてみようかな!と急に思い立ちました。

    インクの鮮やかさと青春感あふれるフレッシュさが好みのCMでした。
    高校時代に武道系の部活に入っていたせいか、なんとなく懐かしさもあります。
    CMをきっかけに買うのは戦略にハマっちゃった感じがして
    ちょっと負けた気持ちにもなるのですが、発売して早々に購入しました。

    実際にプレイしてみると、キャラクターを移動させるのと同時に
    キャラクターの向き(視野)も動かさないといけなくて手こずりました。
    一人でできるヒーローモードで手慣らしをして、いざナワバリバトル(オンライン対戦)。
    見事、ハマってしまいました。

    ナワバリバトルというのはその名のとおり、
    4対4の2チーム(2色)にわかれてそれぞれの色をステージに塗り、
    より多くの面積を塗った=ナワバリにしたチームが勝ちというものです。

    目的が相手を倒すことではなく、インクを塗ることなのがよかったのかもしれません。
    負けても悔しくなりすぎないのが助かります。
    しかも、4対4のチーム戦なので助け合いができるのもうれしいところです。
    使用する道具やチームメイトの動きによって、自分の動き方を考えるのも楽しいですし、
    制限時間が3分というのも集中するのにちょうどいい(そういえば、部活の試合も3分だった)。

    やっているうちに闘争心が燃えてきて、
    「そうそう、私ってけっこう負けず嫌いだし闘うの好きなんだよね」
    と何かを取り戻すような気持ちにもなりました。
    どこで闘争心を発揮してるんだろう?と思わなくもないのですが
    新しいものに触れて、自分の心の動きを観察するのは楽しいです。

  • ゲームしてる人にもいろいろあるのかと今更気付く

    2022-09-14
    ゆとり日記

    こんばんは、
    今日ブログ当番であることをお昼に思い出させてもらったのに、
    速攻で忘れて結局退勤前に書いています、ババです。

    スプラトゥーン3が発売後3日間で日本国内の売り上げ345万本を突破しているそうです。
    Nintendo Switch向けソフト発売後3日間の国内販売本数として、過去最高の記録だとか。

    弊社内でも全社員の1/4くらいがやっているようで(ババ調べ)、私も買おうか迷っています。
    あまりにも話題になっているので、ならばいちどやってみるかと体験版をしてみたのですが、
    私にとってはハチャメチャに難しい&オンライン対戦する人たちのレベルも高く、
    今のところ面白さをあまり理解できていません。
    ゲームって何かしらのストーリーがあって、それをプレイしながら楽しむものだと思っていたのですが、
    スプラトゥーンは基本対戦なのでゲームのなかのストーリーというのがプレイ中には出てきません。

    こんなような話を社内屈指のゲーマーであり、なぜかswitchを一人で3台も所有しているE氏に話すと
    「ババさんはコンテンツ愛好家なんですね」と言われました。

    そこではじめて気づきました。私はゲームをする人ではなくて、コンテンツを愛好している人なのかと。
    たしかにポケモンをするためだけにわざわざ3万もするswitchを入手し、ポケモンのバッグで通勤し、
    今日のワイシャツはゲンガーのポケモンシャツ。
    アップルウォッチにはピカチュウが表示され、ケータイの待ち受けはアルセウス御三家&ピカチュウ。
    LINEの画面はポケモンピクセルアートです。改めて書いてみるとちょっと自分でもひいちゃいますね。
    私みたいなコンテンツ愛好家はゲーム自体に熱量がないので、
    スプラトゥーンの面白さをあまり感じられないのも納得です。
    ゲームをする人もきっといろんな人たちに分かれてるんだなあと今更気付いた、というのと
    ポケモンは素晴らしいコンテンツだよ、というお話でした。
    スプラトゥーン3、どうしようかな…

    ババ