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  • (34)西尾の八ツ橋

    編集長が〆切前で悲鳴を上げているので、代打でどうも、プランナーの宮洋輔です。

    先日、そうだ京都に行ってきまして(こちら参照)、お土産は八ツ橋を買おうと決めていたんです。個人的にはカタい方より「生」が好きなので、もちろんそれを選びたい。

    お土産屋さんでは各社の生八ツ橋が売られているのですが、意外なことに個包装のものってなかなかないんですね。これだと職場で配りづらいなと思っていたら、1社だけ発見!それが『本家西尾八ツ橋』さんでした。こういう所も含めて(見た目だけでなく、体験までUXが)「デザインされてるよなぁ」と。

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    会社に持っていってさあ配ろう、と開封したところ、なんと中にマンガが入っていまして、八ツ橋がどのように生まれたものなのかがとてもよく分かりました。それによると、こちらの西尾さんが元祖を名乗っている通り「京で一番古い八ツ橋屋さん」だそうです。なので、こう起源からマンガでPRしてブランディングできるんですね…強い!

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    ちなみにマンガによると、明治時代に十二代目の西尾為治さんが生み出したそうです。京都に行かれましたら是非。※PR記事ではありません

  • (33)無人在来線爆弾

    どうも、プランナーの宮洋輔です。先日『シン・ゴジラ』が地上波初放送されましたね。視聴率15.2%と聞くと、かなりの方が観られたのではないでしょうか。映画館での上映時、観たい観たいと思いつつ結局観られなかったので、この日を楽しみにしていました。

    「蒲田くん」や「 #弊社も御社も木っ端みじん 」「三菱地所アタック」など、キャッチーなシーンには事欠かない展開にワクワクさせられましたし、「内閣総辞職ビーム」の破壊力のすごさに、絶望を通り越して(これはひどい…と)笑ってしまいました。

    が、1番盛り上がったはやはり、ヤシオリ作戦内の「無人在来線爆弾」ではないでしょうか。ゴジラという圧倒的な暴力に対抗するにあたって、すごいビームや超絶的なヒーローではなく、核兵器やミサイルですらなく、どこにでもありふれたJRの列車(在来線)に爆薬を搭載してゴジラにぶつけたり、高層ビルをくずして動きを止めたり、重機で血液凝固剤を流し込んだり…という一見地味(で現実的)な技術で倒す展開が非常にアツかったです。


     

    これは有無を言わさぬカッコよさ…。

    放映後はゴジラの人形だけでなく、列車や重機のオモチャまでよく売れ、アマゾンでは欠品が相次いだそうです。ゴジラの影響力すごい!

    ちなみに先月、浜松町(港区芝公園)に移転したばかりの弊社も、バッチリ火の海に巻き込まれていましたよね。御社ー!御社ー!アッ…弊社!

    ※あれ…?これデザインの話になってますかね?(なってない)

    蛇足ですが…そういえばきのうの「ゆとり日記」 https://www.koubo.co.jp/editor/?p=14087 で、馬場さんが「ひたちなか-東京間は特急でも1.5h程かかり、片道4000円弱。そんなにコストがかかるのにわざわざ東京にきて、オーケストラの練習をしている」と書かれていましたが、ジブンもこの土日、打ち合わせのために京都に行ってきます。去年の展示がきっかけで来月、京都は北野天満宮にほど近いギャラリーで展示させてほしい、という依頼が来ました。往復の新幹線代だけでも結構な出費になるので、ぶじ決まるといいな…

  • (32)NISSAN CONCEPT 2020 VISION GRAN TURISMO

    先日、とあるコンテスト主催者様の会社を訪れた帰り道、銀座の交差点を渡ろうとすると、ひときわ目立つ1台の車が日産のショールームに飾られていました。赤く艶めかしい、ぬらりとしたそのボディ…「SEXY」と形容するのがふさわしいかもしれません。

    IMG_4880

    GTRのコンセプト(カー)かな?と思ったのですが、調べてみたらそういうわけでもなく…プレイステーションの人気ゲームシリーズ「グランツーリスモ」の15周年を祝ったバーチャルスポーツカーだそうです。

    NISSAN CONCEPT 2020 VISION GRAN TURISMO
    https://www3.nissan.co.jp/crossing/jp/exhibition_vehicle_01.html

    賛否は分かれるようですが、個人的にはゴーンさんが来てからのNISSANのデザインは結構好きです。ZやGTRはミニマルでありながらも、ポルシェにも通ずるような、におい立つセクシーをまとっているようにも感じます。

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    お尻もこんなにもセクシー!

  • (31)現美新幹線

    先日、友人らと新潟に行ってきました。基本プランニングはお任せして、自分はついて行くだけだったので非常に気楽だったのですが、唯一お願いしたのが「現美新幹線に乗ってみたい!」ということだけ。
     
    というのも馬場さんの7月の「ゆとり日記」で下記エントリを読んだからでした。
     
      新潟県に行ってきました。
      https://www.koubo.co.jp/editor/?p=13270
     
    新幹線で移動しながら現代アートが鑑賞できる“世界最速美術館”として昨年から運行をスタートしたのですが、(自分も勘違いしていたのですが)基本は新潟県内しか走ってないんですよね。「越後湯沢」と「新潟」の間を1日3往復しているようです。なので、都内から新潟に行くときは、途中、越後湯沢であえて一度降りて乗り換える必要があります。

    自由席なら、追加料金なども発生せずに乗れるので、急ぎでない時は乗ってみると面白いかもしれません。どうせ車内を動き回って鑑賞するので、個人的には現美新幹線に対しては指定席を取る必要はないんじゃないかなと思います。(越後湯沢~新潟間は1時間くらいしかありません)
     
     

    現美新幹線1

     
    まず特徴的なのはこの黒いボディ。「現美」新幹線というだけあって、非常にモダンでカッコいい車体となっています。先頭部は、写真を撮りたい人で非常に人気のスポットとなります。
     
    現美新幹線2

     
    横から見てもこう。ロゴもカッコいい…!
     
    現美新幹線3

     
    中にはカフェコーナーもありました。

    現美新幹線7

    買ったのは新潟のクラフトビール!「カーブドッチ」さんです。ビールを飲みながらゆったりとソファに座り、現代アート作品を眺める…これは至福の時ですね。様々な展示があったのですが、一番のお気に入りはこれです。

    立体作品で、透明な糸でつるされた作品なので、車体の揺れにあわせて作品もわずかに動くんです。その様も含めて楽しめるというのが、新幹線の中で展示する意味がすごく深いというかなんというか。良いですよね。

    現美新幹線5

    3連休初日のお昼ごろの便だったので「混むんじゃないかなぁ…」と心配だったのですが、自由席でも展示の前のソファに座れるので全く困りませんでした。新潟までの指定席を取るとしたら、直通で楽に行けるのに敢えて降りて自由席に載るというのは確かにちょっとリスキーですもんね…でもそれ以上の価値はある、と断言します。

    現美新幹線6

     
    フォトグラファー・蜷川実花さんの作品がラッピングされているボディもカッコいい…新潟に行かれる機会がありましたら、ぜひ現美新幹線をオススメします。

  • (30)CONVERSE/ALL STARのハイカット(ブラックモノクローム)

    コンバースのスニーカーが好きで、何足も持ってしまっています。
     
    ノーマルより、ハイカットが好き。
     
    キャンバス地より、レザーが好き。
     
    中でも、オールブラックのモノトーンが好き。
     
    ということでこちらです。
     
     

    コンバース/オールスター(CONVERSE / ALL STAR)
     
    https://shop.converse.co.jp/shop/g/g32044997210/

     
     
    もちろんレザー/ハイカットの「白」も、「黒」も持ってますよ。それでもなぜ敢えて「ブラックモノクローム」なのか。それは「黒」よりも黒い、というその特徴がそのまま答えになります。ソール部分やALL STARバッジまで含めて、すべてが黒。この美しさ…たまりません。
     
    履きつぶしても履きつぶしてもまた同じものを買いたくなる。これこそがグッドデザインですよね。


    (もし「ホワイトモノクローム」なんてものに出会ってしまったら…きっと秒で買ってしまうことでしょう。コンバースさんよろしくお願いします)

  • (29)大塚製薬のパッケージ

    「ポカリスエット」と「アクエリアス」。スポーツドリンクでどっちが好きですか?けっこう好みが分かれるところですが、私は圧倒的前者です。乱暴に言ってしまえば、味はだいたい近いものがありますが、デザイン面ではかなり差があると思っていて。

    ポカリスエット/大塚製薬

    ペットボトルがが主流になってきていると思いますが、個人的にはコレ。350mlのアルミ缶がシンプルさでも群を抜いており、容器自体がアイコンになるような、そんな凄みを感じます。

    「コカ・コーラ」も同じ方向性のデザインと言えるかもしれません。こちらは特に「ガラス瓶を含めてアイコン化している」と言っても過言ではないのではないでしょうか。

    また、ウォーホルが描いた、トマトスープなどの「キャンベル缶」に通じるものがある…とさえ思います。

    大塚製薬さんが素晴らしいのは、「ポカリスエット」だけではなく、他の商品にも素晴らしいデザインを生み出していること。みんな大好き「カロリーメイト」も、これ、ほらこんなデザインです。

    カロリーメイト/大塚製薬

    素晴らしい…(うっとり)。他には「エネルゲン」、「オロナミンC」、「アミノバリュー」と、どれも通底する哲学を感じます。それは、大塚製薬さんがその名の通り、製薬会社から始まった(そして今でも大きなウェイトを置いている)会社である事とも無関係ではない気がします。

  • (28)高橋由季さんのイラスト

    好きなイラストレーターさんの1人に「高橋由季さん」という方がいらっしゃいます。シンプルな線に集約された世界観が、単なるイラストにとどまらずデザインとしても洗練されているなぁ…と、初めて観た時の印象は今でも色あせません。
     
     
    そんな高橋さんが何と、8月号の『公募ガイド』の表紙イラストに!見本誌の刷り上がりを見た時にはタマゲて、編集長に「ちょっと!!!高橋さんのイラストちょう好きなんですけど!!!」と熱く語ってしまいました。

    高橋由季さんのイラスト2

    そんな高橋さんが展示をされるという事を知り、早速行ってきました。作品集『ニューテレポーテーション』リリース記念の原画展ということで、ワクワクしかありません。
     
     
    作品集が買えればいいかな…と思っていたのですが、マンガ『MIIIIIRAI』やステッカーまでGETしてしまい、ホクホクで帰宅しました。

    高橋由季さんのイラスト1

    ブックギャラリーポポタム
    9月18日(月)まで※6(水)7(木)13(水)14(木)定休日
    平日13:00~20:00土日祝13:00~19:00※最終日は~17:00
    171-0021東京都豊島区西池袋2-15-17
    JR山手線「目白駅」徒歩7分

  • (27)コピックマルチライナー

    copic

    またまた文房具で申し訳ありませんが、好きなのでしょうがない。しかも今回もペンです。This is a pen.

    「コピック」という商品はご存知でしょうか?漫画家さんやイラストレーターさんなどのプロからアマチュアまで幅広く使われている、色を塗る時に使われる画材です。今年で30周年、なんと全358色もあるそうです。私も1年半ほど前から趣味でイラストを始めた時に選んだのが、コピックでした。

    ところがこのコピックはアルコールマーカーなので、場合によっては他のペンで書いた線などに対してすごくにじみやすかったりもするんです。そこで見つけたのがこの「コピックマルチライナー」(写真上)。コピックに対して最適化されているので、もちろん滲みません!ペン先の太さもかなりの種類があり、筆状のものまで選べます。

    と、ここまでだけなら「ふ~ん」で終わるところですが、流石プロも使用する画材。今回オススメしたいのは「コピックマルチライナーSP」という代物。使い捨てであるマルチライナーを、インクを交換して繰り返し使えるようにしたものです。ボディがプラスチックからアルミになってるのもポイント高いです。ペン先やインクは自由に取り換えられるので、その自由度も◎です。

  • (番外編)「いらすとやさん」ふたたび

    コミケ(C92)で購入した「いらすとや」さんのバッジとシール

    以前、このコーナーで既に紹介させていただいた「いらすとやさん」ですが、なんとグッズ化されていました!

    (16)いらすとやさんのイラスト
    https://www.koubo.co.jp/editor/?p=12318

    おととい取材で、編集部総勢4人でコミケ(C92)に行ったのですが、そちらで販売されていたのです。「素晴らしい…!」「これは買うしかない…!!」と0.3秒で決断したのは言うまでもありません。

    コミケって初めて行ったのですが、すごい人でしたね…3日間合計で50万人ほどが集まったのだとか。暑さ控えめだったのが不幸中の幸いですが、会場の熱さはすごいものがありました。

    今回はファビュラス叶組こと、叶姉妹さんが参加して同人誌を頒布していたことがニュースにもなっていましたが、僕らが取材させていた人は別日程だったので、お見かけすることはできませんでした。残念!

    こちらの記事は近々Web上で掲載させていただきますので、ぜひお楽しみに♪

  • 番外編)再現性のあるデザインとは ~靴下「群」という考え方~

    fashion_kutsushita_ana
     
     
    数日前の社員ブログで、このようなエントリがありました。
     
     
    相談は踊る!|ラジオと映画な日々(2017年07月25日)
    https://www.koubo.co.jp/editor/?p=13345

     
    夏に履く、小さい靴下ありますよね。スニーカーなどと合わせると、まるで素足で履いているみたいな靴下。あれが、毎年、毎年、片方ずつなくなります。なので、夏の終わりには、左右色の違うものを履いていたりします。あれのうまい収納方法を教えてほしいです。(以下略)

     
     
    この問題は「いわゆる小さい靴下」に限らず、どんな靴下にも起こると思っていて、また、なくさなかったとしても、履いてるうちに片方だけ穴が開いてしまったら、もう一方はまだまだ履けるのにそれも使えなくなるから捨てるしかなくなる。という事に悩んだ時期がありました(悩んだ、というほどオオゲサなものでもありませんが)。
     
     
    この解決策として、ジブンは「ユニクロで売ってる一番スタンダードな靴下をすごくたくさん買う」ことにしました。どのユニクロに行っても壁面にワッサ~積まれてて、いろんな色があるため、棚のグラデーションがキレイなあれです。
     
     
    つまり、いろんなペアがあるからいけないんです。同じものが10組(計20個)あれば、例えば1個なくなったり穴が開いてしまったとしても全体的には19個なので、もう1個を捨てる必要もなく。さらにまたなくなっても18個になるだけなので全く問題ありません。このシステムの良いところは、洗濯したものを干すときにもペアを全く意識しないで済むところです。すごくラクになりました。
     
     
    とはいえ、そうこうしているうちにこの「靴下群」もどんどん減っていくはずです。そうなったら同じものをまた買い足せばいいのです。そうなった時に「全く同じものがまだ売ってるのだろうか?」という悩みがまた発生します。ここで違う商品「群」を買ってしまっても問題ないといえばないのですが、さらにベターな考え方としては、同じ商品を買い足して、今までの靴下群を増強する事。なので前回買ったものがいつでも買い足せることがポイントになってくるのです。
     
     
    その点、ユニクロの一番スタンダードな靴下は、この点でも優秀で。ほとんど商品デザインも変わらず、もうずっと販売され続けているロングセラー。もしかしたら細かい改良は入っているのかもしれませんが、個人的にはそのデザイン修正は気になるレベルにはなっていません。
     
     
    「いつでも(何年後でも)同じ見た目の商品を好きなだけ買い足せる」ということが、この商品のストロングポイントになっていると思います。これにより、人生で靴下について考える時間は格段に減らせました。もちろん靴下のオシャレにものすごく凝っていて、いろんなデザインの靴下を持っておきたい、履きこなしたい!という方にはオススメできない方法ですが、ジブンのように「靴下など、ヘンでなければだいたい何でもいい」「3~4種類あれば十分」という方であれば、ぜひ試していただきたいライフハックです。