番外編)再現性のあるデザインとは ~靴下「群」という考え方~
2017-07-28
ステキなデザイン、ささる広告企画
数日前の社員ブログで、このようなエントリがありました。
相談は踊る!|ラジオと映画な日々(2017年07月25日)
https://www.koubo.co.jp/editor/?p=13345
夏に履く、小さい靴下ありますよね。スニーカーなどと合わせると、まるで素足で履いているみたいな靴下。あれが、毎年、毎年、片方ずつなくなります。なので、夏の終わりには、左右色の違うものを履いていたりします。あれのうまい収納方法を教えてほしいです。(以下略)
この問題は「いわゆる小さい靴下」に限らず、どんな靴下にも起こると思っていて、また、なくさなかったとしても、履いてるうちに片方だけ穴が開いてしまったら、もう一方はまだまだ履けるのにそれも使えなくなるから捨てるしかなくなる。という事に悩んだ時期がありました(悩んだ、というほどオオゲサなものでもありませんが)。
この解決策として、ジブンは「ユニクロで売ってる一番スタンダードな靴下をすごくたくさん買う」ことにしました。どのユニクロに行っても壁面にワッサ~積まれてて、いろんな色があるため、棚のグラデーションがキレイなあれです。
つまり、いろんなペアがあるからいけないんです。同じものが10組(計20個)あれば、例えば1個なくなったり穴が開いてしまったとしても全体的には19個なので、もう1個を捨てる必要もなく。さらにまたなくなっても18個になるだけなので全く問題ありません。このシステムの良いところは、洗濯したものを干すときにもペアを全く意識しないで済むところです。すごくラクになりました。
とはいえ、そうこうしているうちにこの「靴下群」もどんどん減っていくはずです。そうなったら同じものをまた買い足せばいいのです。そうなった時に「全く同じものがまだ売ってるのだろうか?」という悩みがまた発生します。ここで違う商品「群」を買ってしまっても問題ないといえばないのですが、さらにベターな考え方としては、同じ商品を買い足して、今までの靴下群を増強する事。なので前回買ったものがいつでも買い足せることがポイントになってくるのです。
その点、ユニクロの一番スタンダードな靴下は、この点でも優秀で。ほとんど商品デザインも変わらず、もうずっと販売され続けているロングセラー。もしかしたら細かい改良は入っているのかもしれませんが、個人的にはそのデザイン修正は気になるレベルにはなっていません。
「いつでも(何年後でも)同じ見た目の商品を好きなだけ買い足せる」ということが、この商品のストロングポイントになっていると思います。これにより、人生で靴下について考える時間は格段に減らせました。もちろん靴下のオシャレにものすごく凝っていて、いろんなデザインの靴下を持っておきたい、履きこなしたい!という方にはオススメできない方法ですが、ジブンのように「靴下など、ヘンでなければだいたい何でもいい」「3~4種類あれば十分」という方であれば、ぜひ試していただきたいライフハックです。