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employee blog社員ブログ

  • (17)無印良品のデスクスケジュールノート(バーチカル)

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    スケジュールを一覧するには、ウィークリーのバーチカルが1番!と思い込んでいるミヤです。

    手帳やスケジュール帳にはざっくり大きく分けて2種類あり、前述のバーチカル(垂直式)とホリゾンタル(水平式)があります。その違いはざっくり言うと、時間の流れが上から下(縦)なのがバーチカル、左から右(横)なのがホリゾンタルなのですが、くわしく知りたい方はググってください(検索結果はこちら)。「1日の中でどの辺の時間帯にどれくらい(長さの)の予定があるか」を把握するには、断然ホリゾンタルの方が直感的だよなと思っています。

    以前は、泣く子も黙る『ほぼ日手帳』(これもバーチカル式)を使っていた時期もあります。が、ウリである「1日1ページ」が、その日思いついたアイデアを漏れなくつづっていくという用途には最適な反面、スケジュールを管理するという機能においては見開きで2日分というのは個人的に少なく…やはり1週間分くらいはまとめて目に入ってきたいというニーズもあり、乗り換えました。

    ジブンの中では大きさも重要で、バーチカルのウィークリーでも、小さいサイズだと「あまり予定を書き込めない!」となるので、大きい方が好きです。そこでたどり着いたのが無印のコレなのですが、大きさ比較のために並べたiPodでだいたい伝わりますでしょうか?A4サイズよりやや長く、細い感じです。デスクの上に広げると、卓上スケジュールとして最適の大きさで、外に出るときはひっつかんで乱暴にカバンに放り込むこともできる。ちょうどいい感じがクセになりもう何年も使っています。

    無印ならではの主張しないシンプルさも、とてもグッドだと思います。手帳やスケジュール帳は個人の好みがハッキリ分かれるアイテムなので、「なぜそれを使っているのか」などこだわりを聞くととても面白いですよね。もしよければ、あなたのスケジュール帳もぜひ自慢してください。

  • (16)いらすとやさんのイラスト

    roujin_kodokushi

    http://www.irasutoya.com/

    きょう紹介させていただくステキなデザインは、「いらすとや」さんのイラストです。デフォルメ具合も絶妙で、ある意味アノニマスデザインの究極系の一つと言えなくもないのですが、それとは全く逆に、ひと目で「あぁ、いらすとやさんね」と視認させる独特なスタイルも持っており、そのさじ加減は流石としかいいようがありません。

    最近ではネット上だけでなく、街中のさまざまなチラシや行政の広報誌など、あらゆるところで使われています。

    なぜこんなにもあちこちで採用されているのか。そういう分析記事は(特にここ半年でしょうか)多くありますが、実際に利用する側からすると、これ以上にいい選択肢はないのではと思ってしまいます。


    2016/09/25(日)
    【気づいてた?】日本がいつのまにか「いらすとや」だらけになっていた件
    http://blog.esuteru.com/archives/20002683.html

    2016/9/26(月)
    「いらすとや」にイラストレーターが悲鳴 「仕事を奪っている」
    http://www.j-cast.com/2016/09/26279032.html?p=all

    まず第1にフリー素材、つまりは無料であるということ。

    第2、それでいて商用利用もOK。とはいえここまでなら、ショージキ世の中にはそういうサービスはいっぱいあります。

    ここからが本当にすごいことです。

    第3にスタイルの統一感。1点だけ利用するのならどんなフリー素材を選んでもそう問題はないかもしれませんが、複数のイラストを使う時に、それぞれがバラバラのテイストだったらどうでしょう?途端にガチャガチャとした雰囲気の成果物になってしまう可能性大です。

    そして最後に…それでいて、圧倒的バリエーションを誇っていること。スタンダードで汎用性が高いものはもちろん、「こんなイラスト誰がどこで使うの?」というマニアックなものまでそろっています。

    ここではその代表的なものを紹介させていただきます。


    会社に飼い慣らされ家畜のように扱われている男性会社員(サラリーマン)、俗にいう社畜のイラストです。


    syachiku

    メルヘンですね。牧歌的で、なんだか全然ネガティブな要素を感じさせません。すごい!

    怪しい宗教団体やカルト教団が、暗い部屋で不気味な儀式を行っているイラストです。


    cult_kyoudan

    食べているご飯の中に髪の毛を発見した人のイラストです。


    syokuji_kaminoke

    いつ使うの…いつ使うのですかこのイラスト…(だがそれが好きです)

    人工知能に首輪をつけられてペットのように飼いならされている幸せな人類のイラストです。


    ai_pet_family
    この画調で、にこやかに支配される人類を見ちゃったら「かわいい」としか思えませんよね

    過酷な労働環境でコンピューターに向かいながら働く、俗に「IT土方(デジタル土方)」と呼ばれる男性のイラストです。


    job_it_dokata
    いや…ID土方ってそういう意味じゃあないと思いますよね(たぶんこれも敢えてのツッコミ待ちなのだろうなぁ…すごい)


    農作物を荒らすニホンザルを撃退するためにエアガンを手に取り立ち上がった主婦たちのイラストです。


    airgun_women_syufu
    カッコいいですね…この構図、まるで映画のポスターのようです。


    いかがでしたでしょうか?3で上げた統一性を保持しながら、圧倒的な数のイラストが自由に使える。これは確かに流行るわけだ、と利用者目線になれば納得感しかありません。もし皆さんもお気に入りのいらすとやさんを発見したら、こっそり教えてください。

  • (15)永谷園のお茶づけの「名画カード」

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    個人的にはすごく懐かしくて、子どもの頃よく食べてたんですよね、永谷園のお茶漬け。当時このオマケの「名画カード」集めてました。浮世絵だったり洋画だったり、いろんなバリエーションがあったと思うのですが、実家を出てからはいつしか食べなくなっており、今回「復活!」と話題になっていますが、いつの間にかカードも廃止されてたんですね。そちらを知りませんでした(ごめんなさい)。

    色んな作品が、同じサイズ・同じフォーマットで統一されているから、妙にコレクター魂を刺激されるというか、むしろをこれの影響で「何かを集める気持ちよさ」に目覚めてしまったキッズも少なくないのではないでしょうか。少なくともジブンはそうです…。

    あ…こないだココロミに、ご飯にかけずにただお湯に溶かすだけ溶かして、飲み物として賞味してみたのですが、これが予想通り…うまい!と思ったのでご報告させていただきます。梅はサイコーです。鮭と海苔はまだ試しておりませんが。

    あ…いつの間にかデザインから話がそれてしまいましたね。お後がよろしくないようで。

  • (14)六角レンチのセット

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    あけましておめでとうございます。2017年もよろしくお願いします。今日はババさんがおやすみなので、代打です。年末は編集部でけっこう本格的な席替えがあり、その時に活躍したのがこの六角レンチのセットです。

    ひと目見た時、思わず「美しい…」と漏らしてしまいました。なんなんでしょうね、この機能美。デザイン先行で凝ったものを作るのではなく、質実剛健に作られている無駄のない美しさと、単体ではそこまでではないかもしれませんが、サイズの大小バリエーションが豊かな上、それがちんまりと飾らず、整然と並んでいるのが非常に気持ちいいです。

    もしひとつだけ注文を付けることが許されるとするならば…両端が並ぶことで描かれるアーク(弧)が、スッとキレイであったならばいうことありません。

  • (13)STAEDTLERのシャープペン

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    代打、オレ。2日連続でスミマセン…。

    製図シャープペンに憧れるときってありませんか?職人の道具というか、品質が間違いなさそうな気がして、意味なくハイスペックな道具を持ちたくなる…ジブンにとってそれが製図シャープペンでした。

    金属製のものを選べば、プラスチックのものに比べてほど良い重量感もあり、持ちやすく書きやすいと思っています(もちろん「軽い方が書きやすい」という方もいらっしゃるとは思いますが、個人的には)。また、機能重視ということでデザインが武骨になりがちなのも、逆に「かっこいい!」と思ってしまいました。全体がシルバーでまとまっているのも、シンプルさを感じられてとても好きです。

    芯の太さも、一般的なシャーペンはほとんどが0.5mmだと思いますが、そこはさすがプロ仕様。より細いもの・より太いものなど、用途や好みに合わせて選ぶことができます。個人的には太めが好きで、0.9mmを使っています。

    本当のプロの現場で何が使用されてるのかは分かりませんが、このカテゴリーでは「ステッドラー」と「ロットリング」が人気を集めているように思います。値ごろ感のあるステッドラーを3本ほど持っていますが、いつかはロットリングにも挑戦してみたい…と思っています(こちらの方がやや高価でもあります)。

  • (12)スタバのマグカップ

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    突然ですがジブン、スターバックスのマグカップが家におそらく40個以上あります。コレクターと言えるのかもしれませんが、ただ無軌道に集めているわけではなく、「シティマグ」というシリーズをターゲットにしています。

    街のマグカップの名の通り、その街や国限定で販売されており、デザインも「らしさ」があらわされているので旅行の記念にピッタリなのです。むかしで言う、ペナントやちょうちんを集めてしまう感覚でしょうか。

    たとえばウィーンのシティマグは世界遺産「シュテファン寺院」があしらわれていますし、シドニーは「オペラハウス」のデザインです。もちろん国内版もありますので、広島は「厳島神社」だったり、名古屋は「しゃちほこ」です。

    …といいつつ冒頭のスタバマグはシティマグではない、結晶の模様がうっすらと入った冬季限定のものなのですけどね。シティマグはとてもとても大事なので、編集部には持ってきていません(壊れるかもしれないから)。ちょっと前まで缶コーヒーやジュース類を欲しいだけ買って飲んでいたのですが、節約せねば、とマグカップを持参して粉のお茶を飲んでます。。。

    と思ったら隣の席の「隊員S」氏のデスクにはこんなものが!

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    そう、ブダペスト版のシティマグですね!S氏は今年の夏休みに旅行でプラハ(チェコ)・ウィーン(オーストリア)・ブダペスト(ハンガリー)に行ってるんですよね。羨ましい!(あ、勝手に撮影してスミマセン…)

    夏休みの旅行 ~プラハ編~
    http://www.koubo.co.jp/editor/?p=11275
     
    前回に続き旅行記 ~ウィーン編~
    http://www.koubo.co.jp/editor/?p=11405

    あれ?編集部ブログにブダペスト編がないゾ?早く書いてください…

    閑話休題。こんだけ国内外いろんな街のシティマグを持っているので、家に遊びに来てくれた人には、そのかたの出身地のマグをそれとなく(しれっと)出すのをひそかな趣味にしています。もっともっと増やしていきたいですね、スタバのシティマグ!(キラッ☆)

  • (11)PanasonicのGF1(ミラーレス一眼)


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    カメラって、使い慣れて手になじむとなかなか他のメーカーのものに移るのが難しくなってきますよね。かく言うジブンも、Panasonicだけで、もう4台目(4代目!?)になります。このメーカーのカメラは、パキッと鮮やかな色を表現するのを得意としているので、好みは別れるかもしれません。

    また、このカメラは「ミラーレス一眼」と呼ばれる種類のデジカメなのですが、センサーの大きさに対してボディが非常にコンパクトなのもうれしいところ。レンズも小さいものを選べば、旅行に持っていく時にも最適です(いま装着しているレンズは、換算40mmの単焦点レンズですが、f1.7と明るくコンパクトなのでお気に入りです)。

    丸っこいデザインのデジカメが多い中、やや角ばった印象なのもシンプルで気に入っています。また、特にケースなどにいれず、むき出しで使っています。中古品として売ることを考えなければ、ちいさな傷も、使い込んだ感じが目に見えて楽しいというか。カメラケースでなかなかカッコいいものに出会えなかったも一因です。

    いま調べてみたら、2009年に発売になったモデルなので、使い始めてけっこう立つんだなと感慨深くなってきました。画質的にも不満はなかったのですが、先日、新しく買った容量の大きなSDカードを使おうと思ったら、このカメラでは認識してくれず…そうか、壊れたりしなくても、こうして使えなくなっていくのだなと少し寂しくなりました。

  • (10)ジルサンダーとPUMAコラボの(たぶん)ドライビングシューズ?


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    たぶんドライビングシューズかな?と思っているだけで、もしかしたら違うかもしれませんが。デザインだけでなく、履き心地もいいので結構長く使っています。


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    ソールがこのようにかかと側まで伸びてる辺りと、やや薄めの作りな辺りが「ドライビングシューズだよね、たぶん」と思っているポイントです。ソールが薄めなぶん、他の靴(スニーカー)より足裏の感覚が鋭くなると思うので、アクセルやブレーキパッドを細かく踏み分けられそうです。といいつつマイカー持っていないのですが…。

    反面、ふつうに街歩きで履いていると、けっこう地面の感覚がよく伝わってくるので、そこは好みがあるかもしれません。以前にアディダスのテコンドーシューズもよく履いていたのですが、それもソールが薄く、地面をより細かく感じることができたので、もちろん「好んでいるほう」です(そちらはスデに履きつぶしてしまい…また買いたいのですが、なかなか売っていない)。


    また、もしかしたらそのせいもあって、ほかのスニーカーよりは疲れやすいのかもしれません。そこまで歩かない日には影響しないと思うので、平気で履いています。スニーカーはハイテク系のゴテゴテしたデザインより、なるべくシンプルなものが好きです。あと、ハイカット。

  • (9)iPhone7

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    先日ついに、念願のiPhone7を買いました。しかも新色のジェットブラック。高い買い物ではありましたが、その前のスマホはもう5年近く使っていたので、ちょうどいいタイミングどころか、だいぶ使い込んだ方なのではないでしょうか。
     
     
    そんな買ったばかりのiPhone7ですが、ケースなどは一切使わず、むき出しのまま使用しています。「落としたら割れるのでは?」という心配も当然ありますが、現在この世界を代表するデザイナーの一人であるジョナサン・アイブ氏の渾身のデザインを覆い隠してなお、それ以上に素晴らしいデザイン(のカバー)なんて、そうそうこの世に存在しないのではないか、と考えているからです。
     
     
    iMac、MacBook、iPod、iPhone、iPadなど、現在リリースされているApple社の製品は、ジョナサン・アイブ氏がメインのデザイン担当者として知られています。
     
     
    ちなみに昨日から日本でも始まった「Apple Pay」のサービスにより、Suicaが使えるようになった報道を目にされたかたも多いのではないでしょうか。これにより定期券の現物を持ち運ばずに済むのは確かに便利だしスマートだとは思います。でも、万が一電池がなくなってしまったら…定期も同時に使えなくなるのはさすがに困るだろう。ということで二の足を踏んでいます。
     
     
    (正確に言うと電池が0%に表示されて立ち上げられなくなっても、しばらくは最低限の電源でスタンバイでき、その状態であれば使えるらしいですが…本当の本当に電池が空になったら使用できなくなるとの事です)


    >>>JRの「よくある質問」に記載

  • (8)太宰治「人間失格」(集英社刊)

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    日曜日に、イベントのサポートで三鷹に行ってきました。南口の駅前に、ほとんど草に埋もれた小さな水路が流れていて、もしや、と思ったら玉川上水でした。

    知識として「太宰治が入水して最期を迎えた」ということは識っていたのですが、実際に目にしたのは初めてです。

    『人間失格』のような著作権の切れた作品は、新潮社・角川書店・文藝春秋・岩波書店・ぶんか社など各社が発刊していたりするのですが、内容が同じだけに差別化が難しいところ。

    木村伊兵衛賞を受賞した梅佳代さんの写真を大きく表紙に使用した角川書店版も目を引きますが、ひときわ目立つのは、週刊少年ジャンプで連載されていた『DEATH NOTE(デスノート)』の作画で有名な小畑健さんを起用した集英社版でしょうか。

    イラストはどことなく『DEATH NOTE』の主人公・夜神月(映画では藤原竜也さんが演じました)を思わせるいでたちで、ジャンプには珍しいダークヒーローが話題だった点でも『人間失格』とのリンクを感じさせていました。

    文芸ファンには賛否あるかもしれませんが、どんなキッカケであっても、手に取ってもらうことでそれが入り口になる可能性は小さくないわけで、「この企画を通した人はすごい!」と拍手を送りたくなったのでした。

    あ…でも今調べたらこれ2007年からだったんですね…もう9年も前…(月日が経つ、その早さは残酷ですね)。