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社員ブログ

  • ライトノベルをフィーチャー!7月号本日発売です

    東京は梅雨の足音がひたひたと聞こえてきそうな天気。
    そんな今日、公募ガイド7月号が発売になりました。
    7月号
    今月号の特集はお待ちかね!文学賞特集
    「ライトノベルっていう手もある」です!
    ■特集 文学賞特集「ライトノベルっていう手もある」
    ここ数年、ライトノベルのレーベルは増加を続け、それにあわせて新人賞の数も増えました。求められる作品はどのようなものか。主催者インタビューを中心にさぐっていきます。
    ■連載
    〈My Story〉
    原マスミさん
    〈CREATORS〉
    上杉忠弘さん
    ■好評連載中
    あべたみおのみんなのマーク展
    tupera tuperaのカードデザインコンテスト
    タイアップコンテスト
    などなど、今月号ももりだくさんの内容です。
    ラノベ…小、中学生のとき読んでいたなあ、でも当時「ライトノベル」って言葉は知らなかったです。なぜなら、本誌でも紹介しました、“ライトノベルの元祖!”と呼ばれる「スレイヤーズ」とかのころだから…。中村うさぎさんのラノベ作品も結構読んでましたー!
    いまやすっかり定番ジャンルとなったライトノベル。
    今回の特集ではその登竜門となる各賞を紹介してますので、
    ラノベ好きな方も、これからラノベ挑戦してみるか!って方も
    ぜひお手にとってごらんください!
    (熊)

  • TK-プレス 其の23「自惚れの功罪」

    2010-06-08

    まだ十代の頃、大手新聞社が「ジャーナリストを目指す学生のため」と銘打ったイベントを行い、同時に「無料添削」をしてくれるというので作文を提出してみた。数ヵ月後、編集委員による講評が届き(若い学生のために褒めてくれたのだとは思うが)、極めて具体的な言葉で大絶賛されていたので、やっぱ俺って書ける人なんだと自惚れてしまい、それからしばらくは妙に凝り凝りの変な文章ばかり書くようになってしまった。まあ、若さだろうね、山ちゃん。


    同じ頃、文章作法の授業があり、プロの文芸批評家に見てもらうことになった。その際、「ヤニだらけの壁」と書こうとして、それじゃあ普通すぎてつまらない、「黒ずんだ」という言い方があるくらいだから、「ヤニずんだ」にしようと自信満々で書いたのだが、戻ってきた原稿には赤字で×がしてあり、そっけなく「こなれない」とだけ書いてあった。


    こなれないだと! 人が必死に考えた表現をそんな一言で斬って捨てるか、この野郎! と殺意すら抱き、「肩凝り」だって元は漱石が考えた造語だろ、どんな言葉だって最初はこなれないもんなんだよ、こいつは何も分かっちゃいねえと腹が立った。今なら「分かってないのはおまえだよ」と言いたいが、そのときは激昂していてそれどころではなかった。級友たちもほとんどがくそみそに酷評されていたので、学食でお茶しながら、今度会ったら殴ってやろうなどと冗談まじりに話し合ったのだった(幸か不幸か臨時講師だったので、その後、会う機会はなかった)。


    数日後、別の先生を囲んで飲む機会があり、「ヤニずんだ」の件を愚痴ると、「そういう独りよがりの表現をして気持ちがいいのは自分だけだろ、読み手は気持ちよくない。オナニーと同じだよ」と言われ、納得しつつも、さらなるダメ出しにずどんと落ち込んだのだった。ただ、この先生はこうも言った。「大いに反省し、しかし、最後にはこう思えばいい。俺の書くことが分からないなんて、俺ってなんて独自なんだろう」と。これには救われたなあ。(黒)

  • 【文芸】JTB夏旅川柳コンテスト

  • 【懸賞】しんきん「ありがとう」キャンペーン

  • 【ノンセクション】パソコン甲子園2010

    パソコン甲子園2010
    締切:7月30日(部門により異なる)
    資格:日本国内の高等学校及び高等専門学校の3年生までならびにこれらと同等と認められる学校の人

  • 【アート】那珂川町「イメージキャラクター」募集 ほか

  • 独りごち 其の7「COACH」

    2010-06-03

    「コーチ」の語源はハンガリーの「コチ」で、この町で作られた四輪馬車に由来するそうです。だから、ブランドの「COACH」は馬のマークなんですね。その後、19世紀になって、家庭教師(テューター)を馬車になぞらえてコーチと言うようになるのですが、その意味は「お客様を安全に確実に目的地に運ぶ」でした。講座でいうと、安全とは意欲を削がないこと、目的地とは上級のレベルということになりましょうか。(黒)

  • 【ネーミング】お取り寄せグルメ選手権 キャラクターネーム募集

  • 【ノンセクション】たべカワくぅにゃんコンテスト ほか

  • 小説抄 其の22「坂東眞砂子『夢の封印』」

    2010-06-01

    まだセクハラという言葉が出始めの頃、同僚の女性がこぼした。ある外部スタッフの男性は「(打ち合わせを)一発やろう」が口癖で、それがたまらなく嫌なのだと。そこでうっかり「自意識過剰じゃん? 減るものでもなし」と言ったところ、猛烈に説教されたのだった。


    それから少しして編集プロダクションの方々と飲みに行った。そこにいたデザイナーさんは男性が好きな男性で、それは個人の嗜好だからいいのだが、ふざけたふりをしてたびたび抱きついてきたりするので困ってしまった。しかも、目がマジだったから、ランボーでもヴェルレーヌでもない私には拷問に近く、このとき初めて「自意識過剰じゃん? 減るものでもなし」と言ったのは大失言だったと気づいた。減りはしないが、このうえなく迷惑!


    さて、坂東眞砂子だが(ここで『女性の品格』の? と思った方、それは坂東眞理子ですよ)、デビュー当時は児童書の新鋭だった。ところが、気づくと官能小説を書いていた。そのとき、単に売らんがために転向したと思うと同時に、スポーツ新聞に連載されているようなエロ小説を連想してしまい、手にとる気にもなれなかった。


    しかし、読んでみると、これがまたよかった。書かれているのは普通の濡れ場なのに、なんか違う。何が違うのかと思ったら(あたりまえだが)女性の側から書かれているのだった。男性が書く官能小説はだいたいが陳腐な描写とご都合主義的なストーリー満載だが、同じようなことを女性が書いてもわざとらしくなく、というより妙にリアルで自然なのには驚いた。板東さん自身の力量もさることながら、あれは男性には真似のできない芸当のような気がした。


    余談ながら、件の同僚女性にゲイのデザイナーさん事件を話したところ、「それくらいいいじゃない」と言うので、ならば女性の同性愛者がまとわりついてきたら? と問うと、「それは気持ち悪いからいや」だと。そうか、レズビアンって気持ち悪いのか。これは初耳だった。(黒)