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employee blog社員ブログ

こんにちは、よしだです。

先日、誕生日を迎えました。
社会人になってから誕生日を迎えると、友人は「また歳とっちゃった」なんて言うのですが、
私はまだ歳を取りたくないという気持ちになっていないんですよね。
それは私が年齢に関して楽観的過ぎるからかもしれませんが、
たぶん高校生くらいの頃に読んだ雨宮まみさんの「40歳がくる!」というエッセイに影響を受けている気がします。

著者が40歳になる年に書いたエッセイで、恋愛や仕事や美容についてのリアルが書かれていました。
決して自虐的には見えなくて、歳を重ねていくことに真っすぐ向き合っている印象が記憶にあります。
同じ著者の『女の子よ銃を取れ』というエッセイ集を読んで、承認欲求や美意識やジェンダーなどいろいろなことを考えるようになりました。
早くに亡くなられてしまいましたが、私の価値観を作るにあたって欠かせない方だったと思います。

著者のエッセイを読むうちに「かっこよく歳をとりたい」という願望が芽生えました。
革製品が使い込むうちに味を出すように、私も人間という皮をかぶっているのだからいい味を出していきたいな、と。
(どこかで話したことがあるかもしれませんが、自分は人間の形をした別の何かなのではないかと思うことがよくあります)

なんてかっこつけたことを書きましたが、全然中身は伴っていません。
私はこれから何をしていくか、どうやって楽しむか。真剣に向き合うタイミングが来ているなと感じます。
私の姿を見た年下の子たちが「あんな大人になりたい」とは言わないまでも、「大人になりたくない」「歳をとりたくない」って思わないようになんだか愉快そうな感じで生きたいものです。