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  • 奥秩父主脈縦走27時間その3 意地でついて行く

    2017-08-31
    山記

    [caption id="attachment_13603" align="aligncenter" width="600"]夜が明けて、快適に歩ける! と思ったらこんな藪道。 イヤです。 夜露で足がびしょ濡れになりました。 夜が明けて、快適に歩ける!
    と思ったらこんな藪道。
    イヤです。
    夜露で足がびしょ濡れになりました。[/caption]

    [caption id="attachment_13598" align="aligncenter" width="600"]今日は富士山がよく見えます。 昨日は曇ってて、まったく見えなかった。 今日は富士山がよく見えます。
    昨日は曇ってて、まったく見えなかった。[/caption]

    [caption id="attachment_13604" align="aligncenter" width="600"]鹿たち。 あのー、目線ぐらい合わせくれてもいいと思うんですけど。 奥多摩の鹿はどうしてこう…… 丹沢の鹿は、もっとサービス精神旺盛だというのに。 鹿たち。
    あのー、目線ぐらい合わせくれてもいいと思うんですけど。
    奥多摩の鹿はどうしてこう……
    丹沢の鹿は、もっとサービス精神旺盛だというのに。[/caption]

    [caption id="attachment_13602" align="aligncenter" width="600"]やっとの思いで雲取山に到着。 標高2017m。 東京都最高峰です。 ここまでくれば、あとは奥多摩駅に向けて下るだけ。 といっても、コースタイムで7時間30分の道のりです。 6:38。
    やっとの思いで雲取山に到着。
    標高2017m。
    東京都最高峰です。
    ここまでくれば、あとは奥多摩駅に向けて下るだけ。
    といっても、コースタイムで7時間30分の道のりです。[/caption]

    [caption id="attachment_13600" align="aligncenter" width="600"]七ツ石神社を横目に見ながら。 いつ倒壊するかと気になっているのですが。 意外と頑丈なようです。 七ツ石神社を横目に見ながら。
    いつ倒壊するかと気になっているのですが。
    意外と頑丈なようです。[/caption]

    [caption id="attachment_13601" align="aligncenter" width="600"]9:08。 鷹巣避難小屋に到着。 もう足がボロボロ。 9:08。
    鷹巣避難小屋に到着。
    もう足がボロボロ。[/caption]

    ここから後は、写真がありません。
    疲れきっていて撮るのを忘れていました。
    足の裏が悲鳴を上げていて、ロキソニンを投入しても効果がないほど。


    途中、速い人に抜かれました。
    ちょっと年配の方。
    一見、普通のハイカー風の服装。
    大股歩きで、あっという間に先に行ってしまいます。


    負けてられん。
    意地になって走りました。
    走っているうち、足裏の痛みが消えていく。


    そうか、ゆっくり歩くから足が痛いんだ。
    走れば痛みなんか感じないんだ!
    本当か?


    なんとか追いつき、後ろについていきました。
    向こうは歩き。
    こっちは小走り。
    でもついて行くのがやっと。


    と、色々と話しかけられ、話が弾み。
    最終的に意気投合して、一緒に奥多摩駅前の居酒屋へ。
    なんだか楽しかった。


    よくよく聞いてみると、北アルプス某小屋の方だそうで。
    どうりで速いわけです。


    奥秩父主脈縦走、27時間かけて一気に歩きとおしました。
    ひたすら疲れました。


    もう一回やるかと言われたら?
    たぶんやります。

  • 奥秩父主脈縦走27時間その2(青虫レンジャー部隊の襲来)

    2017-08-18
    山記

    [caption id="attachment_13531" align="aligncenter" width="1024"]日が落ちて、まず最初に到着したのが西破風山。 この周辺は岩場が多いので、夜間は要注意なのです。 19:53。
    日が落ちて、まず最初に到着したのが西破風山。
    この周辺は岩場が多いので、夜間は要注意なのです。[/caption]

    [caption id="attachment_13535" align="aligncenter" width="1024"]日は落ちても月明りはある。 意外と明るいのですが、樹林帯の中では、その恩恵も受けられず。 日は落ちても月明りはある。
    意外と明るいのですが、樹林帯の中では、その恩恵も受けられず。[/caption]

    [caption id="attachment_13530" align="aligncenter" width="1024"]雁坂峠に到着。 1998年にトンネルが開通するまで、この峠を越える山道が国道に指定されていました。 いわゆる酷道ですね。 雁坂峠に到着。
    1998年にトンネルが開通するまで、この峠を越える山道が国道に指定されていました。
    いわゆる酷道ですね。[/caption]

    [caption id="attachment_13528" align="aligncenter" width="1024"]21:19。 予定にはなかったのですが、雁坂小屋に立ち寄ります。 水が心もとなくなってきたので。 で、小屋泊まりの方と、しばらく談笑。 21:19。
    予定にはなかったのですが、雁坂小屋に立ち寄ります。
    水が心もとなくなってきたので。
    で、小屋泊まりの方と、しばらく談笑。[/caption]

    [caption id="attachment_13532" align="aligncenter" width="768"]水晶山を通過。 なんかもう、こんな写真ばっかり。 深夜なのでしょうがない。 水晶山を通過。
    なんかもう、こんな写真ばっかり。
    深夜なのでしょうがない。[/caption]

    [caption id="attachment_13527" align="aligncenter" width="768"]22:57。 雁峠に到着。 この近くに、廃墟と化した山小屋があるのですが。 いえいえ、もちろん覗きには行ってませんよ。 深夜にそんなことはできませんって。 22:57。
    雁峠に到着。
    この近くに、廃墟と化した山小屋があるのですが。
    いえいえ、もちろん覗きには行ってませんよ。
    深夜にそんなことはできませんって。[/caption]

    [caption id="attachment_13529" align="aligncenter" width="1024"]水干を通過。 多摩川源流、最初の一滴は、待てども待てども。 水干を通過。
    多摩川源流、最初の一滴は、待てども待てども。[/caption]

    [caption id="attachment_13534" align="aligncenter" width="1024"]1:24。 将監峠で深夜のラーメンタイム。 ああ、ビール飲みたい。 1:24。
    将監峠で深夜のラーメンタイム。
    ああ、ビール飲みたい。[/caption]

    [caption id="attachment_13533" align="aligncenter" width="1024"]飛龍山の近くで、やっと夜明け。 長かった。 といっても、山行はまだまだ続くのです。 気合を入れていきましょう。 飛龍山の近くで、やっと夜明け。
    長かった。
    といっても、山行はまだまだ続くのです。
    気合を入れていきましょう。[/caption]
    次回、「奥秩父主脈縦走その3 意地でついて行く」。

  • 奥秩父主脈縦走27時間

    2017-08-07
    山記

    [caption id="attachment_13444" align="alignnone" width="640"]今回は超長距離山行。 奥秩父主脈と呼ばれる山脈を、一気に縦走しようという企画です。 通常は4泊5日くらいかける距離。 スタート地点は、瑞牆山荘。 瑞牆(みずがき)と読みます。 9:20。
    今回は超長距離山行。
    奥秩父主脈と呼ばれる山脈を、一気に縦走しようという企画です。
    通常は4泊5日くらいかける距離。
    スタート地点は、瑞牆山荘。
    瑞牆(みずがき)と読みます。[/caption]

    [caption id="attachment_13435" align="alignnone" width="640"]12:09。 まずたどりついたのが、金峰山(きんぷさん)。 山頂標は記念写真を撮るための大行列が出来ているのです。 なので、合間をぬって一枚。 12:09。
    まずたどりついたのが、金峰山(きんぷさん)。
    山頂標は記念写真を撮るための大行列が出来ているのです。
    なので、合間をぬって一枚。[/caption]

    [caption id="attachment_13437" align="alignnone" width="640"]本当の頂上は、この五丈岩。 なのですが、登るの大変なのでスルーしました。 挑戦してる人、数名。 落ちないでくださいね。 本当の頂上は、この五丈岩。
    なのですが、登るの大変なのでスルーしました。
    挑戦してる人、数名。
    落ちないでくださいね。[/caption]

    [caption id="attachment_13441" align="alignnone" width="640"]13:34。 大弛峠に到着。 ここは、車が通行できる日本最高所の車道峠なのです。 標高は 2360m。 登山シーズンは、ここまでオンデマンドバスが来てくれます。 13:34。
    大弛峠に到着。
    ここは、車が通行できる日本最高所の車道峠なのです。
    標高は 2360m。
    登山シーズンは、ここまでオンデマンドバスが来てくれます。[/caption]

    [caption id="attachment_13443" align="alignnone" width="640"]大弛小屋で昼ご飯をいただきます。 メニューはこんな感じ。 山で食べるカレーは、なぜかおいしいのです。 大弛小屋で昼ご飯をいただきます。
    メニューはこんな感じ。
    山で食べるカレーは、なぜかおいしいのです。[/caption]

    [caption id="attachment_13446" align="alignnone" width="640"]ここから先が長くつらい道。 人があまり歩いていないうえに、若干荒れ気味。 こんな倒木が道をふさいでいて、道を間違ったかと勘違いしたり。 昼間なら大丈夫ですが、暗くなると迷いますね。 ここから先が長くつらい道。
    人があまり歩いていないうえに、若干荒れ気味。
    こんな倒木が道をふさいでいて、道を間違ったかと勘違いしたり。
    昼間なら大丈夫ですが、暗くなると迷いますね。[/caption]

    [caption id="attachment_13438" align="alignnone" width="640"]なぜこんなふうになるのか? 自然の造形は面白いものです。 なぜこんなふうになるのか?
    自然の造形は面白いものです。[/caption]

    [caption id="attachment_13439" align="alignnone" width="640"]この数時間、開けた場所はここだけ。 しばらくの間、景色をながめて休憩します。 この数時間、開けた場所はここだけ。
    しばらくの間、景色をながめて休憩します。[/caption]

    [caption id="attachment_13440" align="alignnone" width="640"]18:15。 甲武信ヶ岳に到着。 ここは人気の百名山。 ですが、時間が時間なので、だれもいません。 18:00。
    甲武信ヶ岳に到着。
    ここは人気の百名山。
    ですが、時間が時間なので、だれもいません。[/caption]

    [caption id="attachment_13442" align="alignnone" width="640"]甲武信小屋は、テントが多数。 場所がないらしく、登山道の脇まで、テントが張られていました。 甲武信小屋は、テントが多数。
    場所がないらしく、登山道の脇まで、テントが張られていました。[/caption]

    [caption id="attachment_13433" align="alignnone" width="640"]ここで水を購入。 1リットル50円です。 ここで水を購入。
    1リットル50円です。[/caption]

    [caption id="attachment_13432" align="alignnone" width="640"]明るいうちに少しでも先へ進もう! と思ったのですが、前方の山がガスに覆われています。 この中へ突っ込んでいくのはちょっとね。 明るいうちに少しでも先へ進もう!
    と思ったのですが、前方の山がガスに覆われています。
    この中へ突っ込んでいくのはちょっとね。[/caption]

    [caption id="attachment_13434" align="alignnone" width="640"]なので、インスタントラーメンを作って時間調整。 アルミ鍋は何度も再利用します。 なので、インスタントラーメンを作って時間調整。
    アルミ鍋は何度も再利用します。[/caption]

    [caption id="attachment_13436" align="alignnone" width="640"]やっとガスが晴れてきた。 次の目的地、破風山が見えてきました。 やっとガスが晴れてきた。
    次の目的地、破風山が見えてきました。[/caption]

    [caption id="attachment_13447" align="alignnone" width="640"]破風山に登る途中で一枚。 もうすぐ日が落ちます。 破風山に登る途中で一枚。
    もうすぐ日が落ちます。[/caption]

    奥秩父主脈縦走、今回はここまで。
    次回は、恐怖の深夜登山編です。

  • ガスマスクを買って三宅島へ その3(海岸線は赤かった)

    2017-07-24
    山記

    [caption id="attachment_13343" align="alignnone" width="640"]早朝。 うっすらとした朝焼け。 ちょい、雲が多いですね。 早朝。
    うっすらとした朝焼け。
    ちょい、雲が多いですね。[/caption]

    [caption id="attachment_13336" align="alignnone" width="640"]大久保浜を離れて、こんな道を進んでいきます。 大久保浜を離れて、こんな道を進んでいきます。[/caption]

    [caption id="attachment_13338" align="alignnone" width="640"]しばらく歩いたら、巨大な牛発見! なにかと思ったら、牛乳煎餅の店でした。 しばらく歩いたら、巨大な牛発見!
    なにかと思ったら、牛乳煎餅の店でした。[/caption]

    [caption id="attachment_13340" align="alignnone" width="640"]ジオスポット「椎取神社」に立ち寄ります。 ジオスポット「椎取神社」に立ち寄ります。[/caption]

    [caption id="attachment_13328" align="alignnone" width="640"]鳥居が土砂で埋まっていました。 雪で埋もれた鳥居なら見たことがあるけど。 これはちょっと悲しい。 鳥居が土砂で埋まっていました。
    雪で埋もれた鳥居なら見たことがあるけど。
    これはちょっと悲しい。[/caption]

    [caption id="attachment_13335" align="alignnone" width="640"]社も埋まってます。 社も埋まってます。[/caption]

    [caption id="attachment_13329" align="alignnone" width="640"]周囲は立ち枯れたスダジイの森です。 周囲は立ち枯れたスダジイの森です。[/caption]

    [caption id="attachment_13342" align="alignnone" width="480"]森の中に入ってみます。 森の中に入ってみます。[/caption]

    [caption id="attachment_13327" align="alignnone" width="480"]想像と違い、意外と普通の森。 上のほうは枯れたように見えても、実際は生きているのです。 着実に緑が復活しています。 想像と違い、意外と普通の森。
    上のほうは枯れたように見えても、実際は生きているのです。
    着実に緑が復活しています。[/caption]

    [caption id="attachment_13333" align="alignnone" width="640"]遠景。 これもすごい景色ですね。 遠景。
    これもすごい景色ですね。[/caption]

    [caption id="attachment_13334" align="alignnone" width="640"]ジオスポット「ひょうたん山」。に登ってみます。 ここは、1940年の噴火で海底から誕生した山なのです。 ジオスポット「ひょうたん山」。に登ってみます。
    ここは、1940年の噴火で海底から誕生した山なのです。[/caption]

    [caption id="attachment_13331" align="alignnone" width="640"]ひょうたん山から見た景色。 真っ赤な海岸線。 なかなか面白いものです。 ひょうたん山から見た景色。
    真っ赤な海岸線。
    なかなか面白いものです。[/caption]

    [caption id="attachment_13339" align="alignnone" width="640"]その後、灯台に立ち寄ったり。 その後、灯台に立ち寄ったり。[/caption]

    [caption id="attachment_13341" align="alignnone" width="640"]猫をおびき寄せて、鼻でか写真を撮ったりして遊んでいたのですが。 そんな場合じゃなかった! 猫をおびき寄せて、鼻でか写真を撮ったりして遊んでいたのですが。
    そんな場合じゃなかった![/caption]

    [caption id="attachment_13330" align="alignnone" width="640"]島では、波や風の状況で、船の出航する港が変わるのですが。 それを間違えていました。 あわててタクシーを呼んで、なんとか出航に間に合いました。 島では、波や風の状況で、船の出航する港が変わるのですが。
    それを間違えていました。
    あわててタクシーを呼んで、なんとか出航に間に合いました。[/caption]

    [caption id="attachment_13337" align="alignnone" width="640"]紙テープ! まだこんな習慣が残っているのですね。 紙テープ!
    まだこんな習慣が残っているのですね。[/caption]

    [caption id="attachment_13332" align="alignnone" width="640"]帰りも特2等船室です。 ちょっと贅沢。 帰りも特2等船室です。
    ちょっと贅沢。[/caption]

  • ガスマスクを買って三宅島へ その2(不思議の島 三宅島)

    2017-07-10
    山記

    [caption id="attachment_13253" align="alignnone" width="640"]雄山からの下山中、こんなものを発見。 なぜ、このような形に。 まさか、火山弾の跡? 恐ろしい。 雄山からの下山中、こんなものを発見。
    なぜ、このような形に。
    まさか、火山弾の跡?
    恐ろしい。[/caption]

    [caption id="attachment_13252" align="alignnone" width="480"]森の中を歩いていると、なにやら不思議な器具が。 これ、何でしょ? 虫を採取してる? 森の中を歩いていると、なにやら不思議な器具が。
    これ、何でしょ?
    虫を採取してる?[/caption]

    [caption id="attachment_13251" align="alignnone" width="480"]さらにはこんなものが。 樹液の採取? あんまり山では見かけないものばかり。 三宅島は謎が多いなぁ。 さらにはこんなものが。
    樹液の採取?
    あんまり山では見かけないものばかり。
    三宅島は謎が多いなぁ。[/caption]

    [caption id="attachment_13245" align="alignnone" width="640"]これは、新澪池跡。 1983年の噴火で水蒸気爆発を起こし、一瞬で水がなくなったという池の跡です。 なんかすごい。 これは、新澪池跡。
    1983年の噴火で水蒸気爆発を起こし、一瞬で水がなくなったという池の跡です。
    なんかすごい。[/caption]

    [caption id="attachment_13255" align="alignnone" width="640"]平地でもこんな景色が続きます。 平地でもこんな景色が続きます。[/caption]

    [caption id="attachment_13254" align="alignnone" width="640"]ここは、阿古小中学校跡地。 火山流の驚異を、目の当たりにすることが出来ます。 ここは、阿古小中学校跡地。
    火山流の驚異を、目の当たりにすることが出来ます。[/caption]

    [caption id="attachment_13249" align="alignnone" width="640"]完全に埋もれてしまった体育館。 完全に埋もれてしまった体育館。[/caption]

    [caption id="attachment_13256" align="alignnone" width="640"]溶岩流が校舎に押し寄せてきた様子がよく分かります。 学校ですらこの状態なので、一般の民家はすべて溶岩の下。 集落がまるごと埋まっているそうです。 溶岩流が校舎に押し寄せてきた様子がよく分かります。
    学校ですらこの状態なので、一般の民家はすべて溶岩の下。
    集落がまるごと埋まっているそうです。[/caption]

    [caption id="attachment_13246" align="alignnone" width="640"]なんだ? 溶岩が動いてるぞ! と思ったら、ネコでした。 完璧に保護色になっていて気づかなかった。 なんだ? 溶岩が動いてるぞ!
    と思ったら、ネコでした。
    完璧に保護色になっていて気づかなかった。[/caption]

    [caption id="attachment_13248" align="alignnone" width="640"]今日の寝床はここ。 大久保浜園地。 今日の寝床はここ。
    大久保浜園地。[/caption]

    [caption id="attachment_13247" align="alignnone" width="640"]風が強かったので、念のためベンチの間にテントを張りました。 風が強かったので、念のためベンチの間にテントを張りました。[/caption]

    今回はここまで。
    三宅島編、まだ続きますよ。

  • ガスマスクを買って三宅島へ その1(立ち枯れた原生林へ)

    2017-06-27
    山記

    [caption id="attachment_13181" align="alignnone" width="640"]今回向かうのは三宅島。 竹芝桟橋の売店でガスマスクを購入しました。 (現在、ガスマスクの携帯は必須ではありません) 今回向かうのは三宅島。
    竹芝桟橋の売店でガスマスクを購入しました。
    (現在、ガスマスクの携帯は必須ではありません)[/caption]

    [caption id="attachment_13182" align="alignnone" width="640"]さるびあ丸に乗り込みます。 けっこう人います。 二等船室は満員でした。 さるびあ丸に乗り込みます。
    けっこう人います。
    二等船室は満員でした。[/caption]

    [caption id="attachment_13183" align="alignnone" width="640"]夜のレインボーブリッジ。 船で真下をくぐります。 ちょっと優雅な気分。 夜のレインボーブリッジ。
    船で真下をくぐります。
    ちょっと優雅な気分。[/caption]

    [caption id="attachment_13184" align="alignnone" width="640"]今回は、特二等船室。 二段ベッドになっていて、カーテンを締めれば、個室感覚です。 なかなかに快適でした。 今回は、特二等船室。
    二段ベッドになっていて、カーテンを締めれば、個室感覚です。
    なかなかに快適でした。[/caption]

    [caption id="attachment_13185" align="alignnone" width="640"]早朝。 三宅島に到着。 早朝。
    三宅島に到着。[/caption]

    [caption id="attachment_13186" align="alignnone" width="640"]まずは七島展望台に向かいます。 登山と言っても、ずっと舗装された林道歩きです。 まずは七島展望台に向かいます。
    登山と言っても、ずっと舗装された林道歩きです。[/caption]

    [caption id="attachment_13187" align="alignnone" width="640"]とにかく目にはいるのが、立ち枯れた木々。 火山性ガスの影響なのです。 とにかく目にはいるのが、立ち枯れた木々。
    火山性ガスの影響なのです。[/caption]

    [caption id="attachment_13188" align="alignnone" width="640"]溶岩の上に芽吹く植物たち。 こうして自然が再生していくのですね。 溶岩の上に芽吹く植物たち。
    こうして自然が再生していくのですね。[/caption]

    [caption id="attachment_13189" align="alignnone" width="640"]溶岩流が海まで流れた様子がよく分かります。 溶岩流が海まで流れた様子がよく分かります。[/caption]

    [caption id="attachment_13190" align="alignnone" width="640"]七島展望台に到着。 誰もいません。 観光客はほとんどこないそうです。 七島展望台に到着。
    誰もいません。
    観光客はほとんどこないそうです。[/caption]

    [caption id="attachment_13192" align="alignnone" width="640"]このあたり一帯は、のどかな牧場だったのです。 今ではすっかり荒れ果てています。 牛舎もサイロもボロボロです。 このあたり一帯は、のどかな牧場だったのです。
    今ではすっかり荒れ果てています。
    牛舎もサイロもボロボロです。[/caption]

    [caption id="attachment_13193" align="alignnone" width="640"]これだけポツンと遺されていました。 「わくわく椎の木ランド」の文字が物悲しい。 これだけポツンと残されていました。
    「わくわく椎の木ランド」の文字が物悲しい。[/caption]

    [caption id="attachment_13194" align="alignnone" width="640"]金属製のガードレールも、火山ガスの影響でボロボロに腐食しています。 金属製のガードレールも、火山ガスの影響でボロボロに腐食しています。[/caption]

    [caption id="attachment_13195" align="alignnone" width="640"]ここから先は、立ち入り禁止。 雄山の山頂付近は、ガスが高濃度なため危険区域に指定されています。 ここから先は、立ち入り禁止。
    雄山の山頂付近は、ガスが高濃度なため危険区域に指定されています。[/caption]

    [caption id="attachment_13196" align="alignnone" width="640"]雄山が噴火する前、2000年当事の写真がありました。 雄山が噴火する前、2000年当時の写真がありました。[/caption]

    [caption id="attachment_13197" align="alignnone" width="640"]同じ場所から撮った写真。 山頂の形が大きく変わっているのが分かります。 同じ場所から撮った写真。
    山頂の形が大きく変わっているのが分かります。[/caption]

    [caption id="attachment_13198" align="alignnone" width="640"]標高500mから上は、まさに死の世界。 おびたただしい数の、立ち枯れた木々が密集しています。 2000年までは、豊かな原生林が広がっていたはず。 胸が痛くなるような光景です。 今回はここまで。 次回に続きます。 標高500mから上は、まさに死の世界。
    おびたただしい数の、立ち枯れた木々が密集しています。
    2000年までは、豊かな原生林が広がっていたはず。
    胸が痛くなるような光景です。[/caption]

    今回はここまで。
    次回に続きます。

  • レーザービームとモルゲンロート

    2017-06-15
    山記

    [caption id="attachment_13131" align="aligncenter" width="640"]深夜0時。 白山の岐阜県側登山口からスタートします。 美濃禅定道を行きます。 深夜0時。
    白山の岐阜県側登山口からスタートします。
    美濃禅定道を行きます。[/caption]

    [caption id="attachment_13121" align="aligncenter" width="640"]2:17 深夜なので、撮るものがない。 とりあえず月でも。 満月のちょっと前。 月明かりは十分です。 2:17
    深夜なので、撮るものがない。
    とりあえず月でも。
    満月のちょっと前。
    月明かりは十分です。[/caption]

    [caption id="attachment_13130" align="aligncenter" width="480"]5:07 別山に到着。 まだ暗い、そして寒い。 写真じゃ分からないかもしれませんが、ものすごく風が強いのです。 5:07
    別山に到着。
    まだ暗い、そして寒い。
    写真じゃ分からないかもしれませんが、ものすごく風が強いのです。[/caption]

    [caption id="attachment_13129" align="aligncenter" width="640"]だんだんと明るくなってきました。 もうすぐ夜明けです。 だんだんと明るくなってきました。
    もうすぐ夜明けです。[/caption]

    [caption id="attachment_13128" align="aligncenter" width="640"]5:37 ふと気がつくと。 なんだ、あれ? 天に向かって、一本の光が伸びています。 レーザービーム? これが太陽柱現象、サンピラーと呼ばれるもの。 山でこの光景を目撃すると、神聖な気持ちになれます。 5:37
    ふと気がつくと。
    なんだ、あれ?
    天に向かって、一本の光が伸びています。
    レーザービーム?
    これが太陽柱現象、サンピラーと呼ばれるもの。
    山でこの光景を目撃すると、神聖な気持ちになれます。[/caption]

    [caption id="attachment_13126" align="aligncenter" width="640"]5:40 稜線が、なんともいえない色に染まっています。 薄曇の天気が影響して、ちょっと珍しい紫色に。 5:40
    稜線が、なんともいえない色に染まっています。
    薄曇の天気が影響して、ちょっと珍しい紫色に。[/caption]

    [caption id="attachment_13123" align="aligncenter" width="640"]5:50 山はさらに明るさを増し、赤く染まります。 燃えています。 モルゲンロートです。 5:50
    山はさらに明るさを増し、赤く染まります。
    燃えています。
    モルゲンロートです。[/caption]

    [caption id="attachment_13127" align="aligncenter" width="640"]で、振り返ると、太陽が顔を出していました。 御来光です。 で、振り返ると、太陽が顔を出していました。
    御来光です。[/caption]

    [caption id="attachment_13122" align="aligncenter" width="640"]6:17 眼下に南竜山荘が見えてきました。 でも、ここからがやたらと遠いのです。 6:17
    眼下に南竜山荘が見えてきました。
    でも、ここからがやたらと遠いのです。[/caption]

    [caption id="attachment_13125" align="aligncenter" width="480"]8:43 白山の山頂に到着。 ここから下山するまでが、まだまだ永井行程なのですが、今回はここまで。 8:43
    白山の山頂に到着。
    ここから下山するまでが、まだまだ長い行程なのですが、今回はここまで。[/caption]

  • 山頂の砂浜とレンズ雲

    2017-06-06
    山記

    [caption id="attachment_13080" align="alignright" width="640"]今回登るのは、日向山(ひなたやま)。 初心者でも手軽に登れて、しかも絶景が楽しめるオススメの山です。 今回登るのは、日向山(ひなたやま)。
    初心者でも手軽に登れて、しかも絶景が楽しめるオススメの山です。
    しかし、最初はひたすら樹林帯の中を行きます。[/caption]

    [caption id="attachment_13075" align="alignright" width="640"]ところが、頂上まで来ると景色が一変するのです。 突然あらわれる砂浜。 ところが、頂上まで来ると、景色が一変するのです。
    突然あらわれる砂浜。[/caption]

    [caption id="attachment_13079" align="alignright" width="640"]なんですかこれは。 砂の城? とかく奇妙な景色です。 なんですかこれは。
    砂の城?
    とかく奇妙な景色です。[/caption]

    [caption id="attachment_13076" align="alignright" width="640"]崖を覗き込むと、こんあ状態になっています。 どこまでも砂浜が続く、ゆるやかな崖なのです。 崖を覗き込むと、こんな状態になっています。
    どこまでも砂浜が続く、ゆるやかな崖なのです。[/caption]

    [caption id="attachment_13081" align="alignright" width="640"]登山道はまだまだ奥へと続いています。 砂の細尾根。 滑り落ちたら、どこまでもズルズルと行きそうです。 登山道はまだまだ奥へと続いています。
    砂の細尾根。
    滑り落ちたら、どこまでもズルズルと行きそうです。[/caption]

    [caption id="attachment_13077" align="alignright" width="640"]山頂標はこちら。 標高は1660mですが、登山口がすでに1000m近いので、比較的楽に登れます。 山頂標はこちら。
    標高は1660mですが、登山口がすでに1000m近いので、比較的楽に登れます。[/caption]

    [caption id="attachment_13078" align="alignright" width="640"]オマケで写真を一枚。 帰りの車窓から。 巨大なレンズ雲が夕日に染まっていました。 奥に見えているのは富士山。 なかなか面白い写真が撮れました。 オマケで写真を一枚。
    帰りの車窓から。
    巨大なレンズ雲が夕日に染まっていました。
    奥に見えているのは富士山。
    なかなか面白い写真が撮れました。[/caption]

  • 北八ヶ岳 雨の湖畔でニョッキを作る

    2017-05-25
    山記

    [caption id="attachment_12992" align="aligncenter" width="640"]雨の中、登山スタート。 ザック重量は18kg。けっこう重いのです。 雨の中、登山スタート。
    ザック重量は18kg。けっこう重いのです。[/caption]

    [caption id="attachment_12993" align="aligncenter" width="640"]しかも、山行中はずっとガスがかかっている状態。 なにも見えません。 しかも、山行中はずっとガスがかかっている状態。
    なにも見えません。[/caption]

    [caption id="attachment_12994" align="aligncenter" width="640"]蓼科山の山頂です。 ここ、晴れていればすごく景色がいいのですが。 蓼科山の山頂です。
    ここ、晴れていればすごく景色がいいのですが。[/caption]

    [caption id="attachment_12997" align="aligncenter" width="480"]テント場のある双子池に向かいます。 しかし、登山道はこんな状態。 木が浮いてます。 これ、どこを歩けというのでしょうか。 テント場のある双子池に向かいます。
    しかし、登山道はこんな状態。
    木が浮いてます。
    これ、どこを歩けというのでしょうか。[/caption]

    [caption id="attachment_12999" align="aligncenter" width="640"]双子池に到着。 ここは雄池と雌池のふたつの池があります。 この写真は雄池。 池の水は、煮沸しなくてもそのまま飲めるのです。 保健所の検査も、毎年パスしているのだとか。 双子池に到着。
    ここは雄池と雌池のふたつの池があります。
    この写真は雄池。
    池の水は、煮沸しなくてもそのまま飲めるのです。
    保健所の検査も、毎年パスしているのだとか。[/caption]

    [caption id="attachment_13000" align="aligncenter" width="640"]テントを張りました。 英国製、テラノヴァのレーザーコンペティション1です。 テントを張りました。
    英国製、テラノヴァのレーザーコンペティション1です。[/caption]

    [caption id="attachment_13001" align="aligncenter" width="640"]夜ご飯を作ります。 今日のメニュー今回は、じゃがいものニョッキ。 マッシュポテト1袋に小麦粉1カップを混ぜ、水140mlを加えて捏ねます。 塩とオリーブオイルは適量を投入。 夜ご飯を作ります。
    今日のメニュー今回は、じゃがいものニョッキ。
    マッシュポテト1袋に小麦粉1カップを混ぜ、水140mlを加えて捏ねます。
    塩とオリーブオイルは適量を投入。[/caption]

    [caption id="attachment_12991" align="aligncenter" width="640"]ある程度まとまってきたら4等分して細長く伸ばします。 フォークで模様を付け、1cmくらいずつカット。 あとはゆでるだけ。 所要時間10分ほど。 とても簡単です。 ある程度まとまってきたら4等分して細長く伸ばします。
    フォークで模様を付け、1cmくらいずつカット。
    あとはゆでるだけ。
    所要時間10分ほど。
    とても簡単です。[/caption]

    [caption id="attachment_12996" align="aligncenter" width="640"]炒めたエリンギと、適度に焼いたハーブチキン。 これにビールがあれば最強です。 あと、晴れていればね。 雨の日のテントは、辛いのですよ。 炒めたエリンギと、適度に焼いたハーブチキン。
    これにビールがあれば最強です。
    あと、晴れていればね。
    雨の日のテントは、辛いのですよ。[/caption]

    [caption id="attachment_12990" align="aligncenter" width="640"]翌日、雨は上がりました。 テントから覗く景色は、なかなかのもの。 湖畔のテント泊、最高です。 晴れていればね。 翌日、雨は上がりました。
    テントから覗く景色は、なかなかのもの。
    湖畔のテント泊、最高です。
    晴れていればね。[/caption]

    [caption id="attachment_12998" align="aligncenter" width="640"]北八ヶ岳は、コケが有名。 せっかく一眼レフを盛ってきたので、ちょっと撮影。 若干ぼかして、一眼レフらしい作品を。 北八ヶ岳は、コケが有名。
    せっかく一眼レフを盛ってきたので、ちょっと撮影。
    若干ぼかして、一眼レフらしい作品を。[/caption]

  • バウムクーヘンに抱かれて

    2017-05-12
    山記

    [caption id="attachment_12917" align="alignleft" width="640"]金曜夜10時、期待に胸を膨らませて乗り込みます。 飛行機ではありません。大型客船です。 金曜夜10時、期待に胸を膨らませて乗り込みます。
    飛行機ではありません。大型客船です。[/caption]

    [caption id="attachment_12918" align="alignleft" width="480"]7層もあるのです。 船内探検だけでも、かなりの時間がかかります。 7層もあるのです。
    船内探検だけでも、かなりの時間がかかります。[/caption]

    [caption id="attachment_12919" align="alignleft" width="640"]そして目が覚めた頃には目的地に。 この景色。 なかなかスゴイでしょ。 そして目が覚めた頃には目的地に。
    この景色。
    なかなかスゴイでしょ。[/caption]

    [caption id="attachment_12920" align="alignleft" width="480"]到着したのは、神津島。 海の透明度がこれまたスゴイ。 到着したのは、神津島。
    海の透明度がこれまたスゴイ。[/caption]

    [caption id="attachment_12921" align="alignleft" width="640"]登山開始。 登山口には大量の杖が置いてあります。 ありがたく使わせてもらいました。 登山開始。
    登山口には大量の杖が置いてあります。
    ありがたく使わせてもらいました。[/caption]

    [caption id="attachment_12922" align="alignleft" width="640"]山頂はテーブル状の広い地形。 まずはこんな場所が。 苔むしてます。 どこかの由緒正しい庭園かと思うような生え具合です。 山頂はテーブル状の広い地形。
    まずはこんな場所が。
    苔むしてます。
    どこかの由緒正しい庭園かと思うような生え具合です。[/caption]

    [caption id="attachment_12923" align="alignleft" width="640"]もう少し進むと、景色が一変。 なんだこれは。 もう少し進むと、景色が一変。
    なんだこれは。[/caption]

    [caption id="attachment_12924" align="alignnone" width="480"]後ろを振り返ると、足跡がくっきりと残っています。 山の上に砂漠があるのです。 後ろを振り返ると、足跡がくっきりと残っています。
    山の上に砂漠があるのです。[/caption]

    [caption id="attachment_12925" align="alignleft" width="640"]山の上にこんな砂漠があるのって、かなり珍しい。ため息の出るような風景です。 山の上にこんな砂漠があるのって、かなり珍しい。ため息の出るような風景です。[/caption]

    [caption id="attachment_12926" align="alignleft" width="640"]断崖絶壁から見下ろすと、うーん、白と緑のコントラストが見事。 断崖絶壁から見下ろすと、うーん、白と緑のコントラストが見事。[/caption]

    [caption id="attachment_12928" align="alignleft" width="640"]そしてメインイベント。 こんな崖のような場所を下っていきます。たどり着いたのは。 そしてメインイベント。
    こんな崖のような場所を下っていきます。たどり着いたのは。[/caption]

    [caption id="attachment_12929" align="alignleft" width="640"]巨大バームクーヘン! この地層は、火口からの噴出物が堆積してできたもの。 工事で削った跡、などではありません。 巨大バームクーヘン!
    この地層は、火口からの噴出物が堆積してできたもの。
    工事で削った跡、などではありません。[/caption]

    [caption id="attachment_12930" align="alignleft" width="480"]ただし、かなり山慣れした人じゃないと危険です。 こんな険しい尾根を歩く必要があるのです。 ただし、かなり山慣れした人じゃないと危険です。
    こんな険しい尾根を歩く必要があるのです。[/caption]

    神津島。
    ここも東京都です。
    東京には、まだまだ知られざる秘境が多数残されているのです。