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  • ベッドの下に本を置くな高校校歌

    光輝く新生活 いかに部屋狭く貧しくとも

    ベッドの下に本を置くな

    一見整頓 スペース浮いたと見ゆれども

    ベッドの下に本を置くな

    積もる埃に しみつく黄ばみ 気づいた時にはもう遅い

    ベッドの下に本を置くな

    ああベッドの下に本を置くな高校

    ----------------------------------

    こんにちは。法人ソリューション部のOMです。

    私事ですが、引っ越しの準備に追われています。
    ベッドの下に並べて置いた漫画やら本やらを腹ばいで引っ張り出して、愕然としちゃいました!

    大いに反省しています。
    新居では必ず本棚を買い、きちんと作者ごと、巻数順に並べます!

  • 去年いいなと思ったアイドルの曲

    メルマガを書かなきゃいけないタイミングと完全にぶつかってしまった!
    なので、何も考えなくても書けることを書いてお茶を濁しておきましょうねぇ……

    去年「いい曲過ぎるのでは?」と思った曲をいくつか紹介します。無限にあるので3つくらいで切り上げて、またいつか続きも書きます。
    めっちゃ順不同です。

    ①「絶対運命ごっこ」MAPA

    https://www.youtube.com/watch?si=mmVDmgTV4zvGLbXa&v=2SAhJlRyNgA&feature=youtu.be

    グループのことは正直本当によく知らない(かつてBiSにいたコショージさんのところですよね、というくらい)のですが、Xでたまたま流れてきたか何かで聴いてみたらすごくよかったです。複数人数いるアイドルってユニゾンしたときにパワフルだと強いよねえと思います。この曲も、声の混ざり方がすごくいいです。何かの機会があれば生で聞いてみたいです。

    ②「TOKYO STUCK」CYNHN

    https://www.youtube.com/watch?v=5sUzh2SBjMs

    CYNHN(スウィーニー、読めるはずがない)さん。かっこいい重ための曲をよくやっている印象だったのですが、軽やかなシティポップがこんなに上手いなんてと思いました。このアニメーションMVをメンバーの綾瀬志希さん(歌がやけに上手い人)が作っているそうで、驚愕。ほかのひとにこのグループを薦めるとしたらこの曲じゃなくてもっと歌声のパワフルな曲を勧めた方がいいような気もするのですが、あくまで「私が去年好きだった曲」ですので……。

    ➂「らぶきゅん♡うぉんてっど」きゅるりんってしてみて

    https://www.youtube.com/watch?v=28HBkyA56Cw

    さっきまでいわゆる「アイドルっぽい」感じじゃない2曲だったのですがこれはKawaiiな曲です。「中毒性のあるサビ」ってこういうのだよねえと思います。王道だけどなんかちょっとヘン、みたいな曲はいいですね。この人たちはいまとても人気のあるグループだそうです。

    ➃「六感」fishbowl

    https://www.youtube.com/watch?v=iDJ4VrFbbcQ

    fishbowlの曲なんて当然全部いいのですが、これが好きかなあ……「二兎」「四季」「八月」も好きなのですが。(去年出たアルバム「自然」は漢数字の一から十で始まる曲が収録されていた、わたしはなぜか偶数の曲が好みでした)(そもそもその前から、ほとんどの曲のタイトルが漢字2文字という縛りでなぜかやっている)←過剰な説明
    静岡のご当地アイドルだと聞いているのですが、ライブもいいし、曲を全部プロデューサーのヤマモトショウ(FRUITS ZIPPERの「NEW KAWAII 」とか「わたしの一番かわいいところ」を書いている人)さんが書いているので、かなり強いです。売れなきゃ嘘。fishbowlをよく聞くせいで、FRUITS ZIPPERの曲を聴くと「ここはfishbowlだったら新間さんが歌うんだろうな」とか思う。

    「本当にしょっちゅうライブに行っているグループ」は外しつつ好きな曲を紹介しました。
    3つくらいって言ったのに4曲紹介しちゃったので、もう助からないかもしれません……。

    おしまい(オタクの良くないところをここで全部出したので、今からメルマガを書きます🗼)

     

  • 恵比寿映像祭

    こんにちは。ムネです。

    先の建国記念の日に、東京都写真美術館で開催されている「恵比寿映像祭」に行ってきました。

    https://www.yebizo.com/

    作家自身の母親を映したドキュメンタリー映像(小田香『働く手』)から、数年前に亡くなったパフォーマーであるイトー・ターリのアーカイブなど、「記録=docs」をテーマに色々な展示が並んでいます。モザイク状のベニヤ板に水中の光を投射する作品(角田俊也「スクリーニング」)は、映像というものがあくまで「光源」とそれを反射する「スクリーン」のセットで成立するものなんだということを見せつけてくるようで面白いです。

    「映像祭」というものの性質上、やっぱり「映像というメディアとはいったい何なのか/何ができるのか」を問う作品が多いような気がしました。あんまり僕自身は実験的な作風の映像をみることがあまりないので、そんなに深いことは考えずにただ楽しんだだけなのですが。

    ただまあ、改めて思ったことは、こういう実験的な作品はスマホでは決して見ない/見られないだろうな、ということ。よくも悪くも退屈で、整理されていない情報が禍々しく表出しているような映像は、しっかりと美術館という場に身を運んで、「それを見るしかすることがない」くらいの状況に自分を追い込まないと、なかなか見ることができません。そうやって集中して目を凝らしてみると、思いもかけぬ細部に惹かれたり、ふと気の抜けた「くだらない」画面が気になって笑えてきたりもする。

    たまには美術館とかに行くと楽しいよ、という話でした。帰り道に写真を撮ったりするのも一興。

  • 積読

    2025-02-12
    ゆとり日記

    こんにちは、ババです。

    この前何かの拍子にふと思ったんですが、最近「積読」って一種の誇りの対象のようになっているなあと。
    かくいう私も気になった書籍は古本新刊問わずに割とすぐに買ってしまいますし、読んでいないでインテリアになってるいわゆる「積読」本も家にまあまああります。

    でも、よくよく考えてみると「家に本はあるけど読んでない」ことをわざわざ言う状況ってちょっと変だなあと思っています。一部の例外を除いて、本は読まれるために生まれてきたのであって、積まれるために生まれてきたのではないでしょう。そして、読んでない人は本を読むよりも優先する何かがあって(もしくは何もなくても本は読まずに)、日々を過ごしているのでしょう。

    本も全部読むつもりで買うものと、本に書いてある一部の欲しい情報だけを求めて買うものがあります。
    後者の本は主に知識を得るためだけのいわゆる辞書的な使い方をします。こういう本は私は社会人5年目くらいからどんどん増えていきました。際限がない。
    一方、前者は読むつもりで買ってるので基本はやはり読まれるべきで、積んでいることはいいことではない気がします。

    ほかの業界でも「積みゲー」「積みプラモ」「積み映画」など似たようなものはやはりあるようで、ゲームもプラモもやらない私から見ればあまり理解ができません。
    「いやいや、やれよ、何のために買ったの?」と思ってしまいます。単価の大小はあれど、「積読」も他の趣味を楽しまれている方から見れば同じように見えるのでしょう。

    「積読」は一種のコレクターズアイテムないしインテリアのツールと化しており、人の所有欲を満たすものになっているのでしょう。
    しかも「本」をたくさん持ってるってなんか頭いい感じしますよね? 知識人的なね。
    私も本を買うときは基本電子では買いません。それはじぶんの「本を持つ」という所有欲を満たすためです。(「デザインのひきだし」みたいに紙であることに価値があるものもありますね。)
    で、家に集まったたくさんの本たちを見てにやにやします。たくさんあるなあと。
    でもこれも、読み終わった本をみて「たくさん読んだなア」とにやにやするべきなんでしょう。
    まあでも「自分の趣味しかない自分のためにつくった自分の本棚」に価値を感じているのかもしれません。自分大好き。まあ趣味なんてそんなもんです。自分のためにやってるんだからね。しかも本って洋服とかゲームとかにくらべて平均単価多分安いんですよね。若いころブックオフにどれだけ助けられたことか。

    ただ、本をある程度集めたら収納に困ります。ここで多くの人はいつか本を手放します。私も今の家に引っ越すとき整理をしました。
    ライフステージが変わることもあるでしょうし、単純に部屋が狭くなるのに耐えられないかもしれません。本よりも優先して集め、飾りたいものができるのかもしれません。
    そうなると引っ越しとか貸倉庫とか、本のための経済的な負担を迫られます。多くの人(もしくは同居しているパートナーなど)にはその「所有し続けること」に対して金銭的な負担がかかることや、所有物が生活の中心になることは受け入れられません。
    東京の家賃が上がり続ける中、本のために一部屋多い部屋に引っ越したりすることや、鴻巣氏のように、ダイニング・リビングを捨てて自宅を図書館化することなんてほとんどの人には不可能なのです。私は本を床に直置きすることも耐えられません。

    話はそれますが、私は「本を読む」という行為自体とても労力のいることだと思っています。とても疲れます。疲れてるときに読むとすぐ眠くなります。
    そう考えると「本を所有すること」もしくは「本そのもの」を好きな人がいても「本を読む」ことを好んでいる人は意外と世の中には少ないのかもしれません。
    それか、私が思ってるよりほかの人は読書に疲れを感じないのかもしれません。
    ちなみに私は本を読む行為それ自体はそんなに好きではありません。疲れるから。
    それでも本屋に行くと本を買ってしまいます。

    適当に思い付きで書き連ねましたが、積読の本がこんなにある~、というのは私にとってはやはり世間に喧伝すべき類のものではなく、「読まなきゃあなあ…」と戒めとして受け取るべきものであった方がいまはいいと思っています。本に対するいろんな考え方があって、またたくさんの人が本を手に取るようになるといいですね。

  • 推しが日本でローマの休日

    こんにちは。
    編集部の(友)です。

    今日はめでたいお知らせです。
    推しているタイの俳優ガルフくんが、日本のドラマに出ることになりました。

    https://eiga.com/news/20250209/3/

    どうやら、「ローマの休日」のアン王女のポジションの役をガルフくんが演じるようです。ファンとしては「なるほど。わかる」という心境ですが、瀧本美織さんを差し置いてこんな感じで大丈夫でしょうか。
    素敵なドラマになることを祈っています。

  • FULL OUTER JOIN

    SQL の FULL OUTER JOIN を実際のプロダクトに組み込むクエリとして初めて使った

    この感情を何かに例えてエンジニア以外の人にうまいこと伝えたかったが、ちょうどいいぐらいの例えが思い浮かばなかった

    いまのところ一番近いのは

    「卵を勢いよく回してから指で軽く止めて、まだ動き続けてるのが生卵、止まったらゆで卵」という雑学が、料理中とかに本当にゆで卵と生卵がどっちかわからなくなり役に立った

    です、まあ「まさか役に立つ日がくるとは」ってテンションあがるよねという話

  • ドナドナ

    こんにちは。11時を過ぎるとお腹の音が鳴りやまないOMです。

    昨日のエビスさんのブログが面白くて今日書くのプレッシャーになりました。
    「しあわせに色があったら黄色だな」が遺言でも別に良いと思いますけどね。含蓄があって。

    さて今回は怖い話(?)つながりでいきます。
    私はホラーがGと同じくらい苦手なんですが、民話や妖怪の類は結構好きです。
    ゲゲゲの漫画を読んで育ったので、もちろん人をビンタするときの擬音はビビビですよ。

    その昔、妖怪バンドという音楽グループがありました。
    いえ正確なバンド名を忘れちゃって、今検索してもそれらしいのがヒットしないんですよ。風の噂に解散しちゃったらしいんですけど。

    河童とか雪女(に扮したメンバーが)が歌って踊って、CDも何枚か出ていたはず? 私は小学生の頃よく車の中で聴いていました。

    これが結構いい曲で、私は「くだんちゃん」の歌が好きでした。くだんってあの件(くだん)です、予知能力を持った牛ボディの妖怪。
    「くだんちゃん」と出会った「ぼく」が旅に出るまでの歌で、曲調はなんとドナドナのパロディ。牛だけに!

    1番では牧歌的に旅を夢見る一人と一匹なんですが、2番は衝撃の幕開け。

    「旅立つ朝の牛小屋に 冷たくなった君がいた」

    そう、件は短命な妖怪なのです。
    久しぶりに聞きたいなぁ。今度実家に帰ったらCD探してみます。

     

    君のおもかげ抱いていこう、ぼくらの旅が始まるんだ。
    ドナドナドーナー、ドナドナ
    くだんちゃんと一緒に
    ドナドナドーナー、ドーナード
    旅に出よう
    ドナドナドナ……
    (繰り返し)

  • 二次捜索

    [以下、●●(編集部判断により伏字)さんへの聞き取り調査記録より一部抜粋]

    「それで、その父から届いた手紙に書いてあった住所に実際に行ってみたんです。山の中だったので途中までは車でしたが、けっこう歩かされましたよ。
    行こうと決めたのは単なる好奇心というか、本当にちょっとした思い付きで、もちろんあんなことになるなんて思ってもいませんでした。その日はかなり晴れていたこともあり熱中症寸前でした。もちろん、途中何度か引き返そうとはしたんですが、こっちも意地になっちゃって。4時間くらいでしょうか?歩いて歩いて、ようやくたどり着いたんです。」

    RIMG9250.JPG
    岩手県某所にある山荘

    これがその時に実際に●●さんが撮ったという写真である。

    「すごく晴れていて、かなりお日様も出ていたんですが、なぜかこの写真、もやがかかっちゃっていて……。どうしてなんでしょうね。で、まあその時は特に奇妙なこともありませんでしたし、ようやく日陰で休める、と思って中に入ったんです。中に入れば、まああんな父でも人間ですから、水の一杯くらい飲ませてくれるかな、なんて期待もありました。ですが……」

    RIMG8783.JPG
    手紙の送り元となっていた部屋は、生活の形跡はあったものの父の姿はなかったという

    「まあ、会いたかったというほどでもないんですが、父がいなかったことにがっかりした私は、そのままその山荘を後にし、家に帰りました。幸い日も落ちてきていましたし、帰りは下り坂でしたから、その日は無事家に帰れたんです。ですが、家に帰ると自室のテーブルの上に、見覚えのない財布が置かれていたんです。なんか、その財布を見た途端、父に関する記憶がバっとよみがえってきちゃって。これなんですが……」

     

    IMG_4339.jpg
    ●●さんの机に置かれていたという財布。筆写撮影

    そういって●●さんはコートの内ポケットから財布を取り出した。一見何の変哲もない財布だが、●●さんにとっては大切な父からの贈り物のように思えたのだろう。

    「ちょっとまだ怖くて中身が見られていないんです、そこで今日はいまから一緒にこれを開けてほしくて……。」

    今回の依頼については前もってメールで聞かされていたため驚かなかったが、筆者としても恐怖心はあった。
    とはいえ依頼されてはるばる××市にあるファミリーレストランに足を運んだわけだし、好奇心もあった。
    近くの公園から聞こえる、子どもたちの遊ぶ声に励まされるように、わたしは財布を開けた。

    中には小さな紙切れが入っていた、紙を伸ばすと消えかかった字で

    「しあわせに 色があったら 黄色だな」

    と書かれていた。●●さんも拍子抜けしたようで、「いったい何のメッセージだったんでしょうね」「遺言とかそういう、大切なことが書かれているかと思ったのですが……」などひとしきり言葉を交わし、その日は解散した。
    その日以来、●●さんとは連絡が取れていない。

     

    IMG_4029.jpg
    ××市の公園
    IMG_4371.jpg
    おしまい🗼
  • 改行力を鍛える

    最近、京極夏彦さんの作品をちまちまと読んでいます。
    京極さんといえば、まず印象的なのが、文庫本の分厚さ。1,000頁を優に超える作品群は圧巻の存在感で、京極エリアが本棚に並んでいると、遠くから見ても何か異質なものがそこにあるような気がしてしまいます。

    ただ、その分厚さは読者をビビらせる諸刃の剣。もう10年以上前からその作家名に関心を持っていたにもかかわらず、なかなか手を出せなかったのは、やはりあの文庫本の威圧感のせいと言うほかありません。

    ただ、重い腰を上げて実際に読んでみると、ものすごく読みやすい。長い小説ですが、一気に三日くらいで読み終えてしまいます。

    どうして僕はこんなにもすらすらとこの本を読めてしまったのか。

    ちょっと考えてみると、ひとつ、これじゃないかという結論が出てきます。

    それはーー

    改行の巧みさ(実際にやってみて、こんなにも改行ってムズイのかと戦慄しました)!!

    (ちょっと引用したいんですが手元にないのであとで差し込みます。。。)

    行が変わるたびに、呪いやらで混沌とした世界が一瞬静かになるような感覚。静まり返った世界の中で、ひとり、語り手の心臓の音だけが響くような感じ。

    『魍魎の匣』が1,000頁を超えるのも、この「改行力」のせいかもなあ、なんて思ったり。
    まあ、ほんとに一気に読めるので読んでいない人は尻込みせずに挑戦してほしいです。

  • 静かなオフィス

    2025-02-03
    ゆとり日記

    こんにちは、ババです。

    弊社オフィス、ちょいちょいめちゃくちゃ静かな時間が発生します。
    出社している人数は少なく、誰もしゃべらず、電話もかかってこず、空調と外の車の音とキーボードの打鍵音しかしない、みたいな時。

    みんな仕事に集中していていいことなんでしょうが、妙な緊迫感が出ています。
    誰かが椅子にもたれかかった「ギギギ…」という音や、ごみ箱を「バタン」と閉める音、給水機を使ったときの「ピピピ!」という音が妙に響き渡ります。
    ここまで静かすぎると自分の一挙手一投足が気になりだしはじめ、私もなるべく音を出さないようにしてしまいます。
    その反面、逆にそわそわしちゃうというか、突然大声で叫びたくなるというか。
    図書室で集中が切れ、ふと周りを見渡した時の「おお、みんな集中してんなぁ…」みたいなそわそわ感に似ています。
    適度に人の話し声とかの雑音があった方がリラックスして仕事に臨める気もしており、この緊張感をどうにか打破できないものかと思っています。
    BGMを流す案が出ていた時もあるのですが、他社事例をこの目で見たこともなく、電話を頂いた際に相手の方にBGMが聞こえてしまうのもおかしな話。

    何かこの緊張感を打破できる妙案はないものでしょうかね。