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employee blog社員ブログ

  • 「メッセージ」

    映画「メッセージ」を観てきました。

    監督はドゥニ・ビルヌーブ。
    劇場で見た、メキシコの麻薬調査官を描いた「ボーダーライン」が
    めちゃくちゃ面白かったので、その監督の作品ということで観に行ってきました。
    内容は宇宙からの不思議な物体が、何をしに地球にきたのか。
    それを探るために研究者であるエイミーアダムス扮する言語学者が奮闘する
    作品なのですが、時系列が行ったり来たりする作品で、いささか混乱します。
    けれど、徐々に言葉が通じない相手と心を通わせていく過程は、コミュニケーションの
    本質を表しているように感じました。
    「人は言葉でできている」と、ある宗教団体のCMで流れますが、
    ほんとにそうだよなと、この映画を見ると実感します。
    そして、この映画こそ、世界のあちこちをテロの恐怖を武力で何とかしようと
    している人々にみてほしい、そんな映画です。
    原作も読みたいなー。

  • スマホで映画が見れるやつ

    梅雨入り~!(「どんだけ~」の発音で)
    でしょうか?
    前回、「次回へ続く」と書いてしまった手前書きます。
    (誰も気にしないのに続くとかいて恥ずかしいです)

    あれは、4月のことでした……

    いつものようにラジオを聴きながらにやにや歩いていた時、音量を
    変えようとスマホを手に取り、なぜだかすべって、地面に落とし、
    画面が銃弾を受けたように粉々。
    画面操作が全くできず、新しいスマホに仕方なく買い替え、いろいろな
    サービスに仕方なく入会させられたものの、すぐに解約することを決意。
    でもまあ、その前に見てやるか、え?「dtv」?
    はー、こんなちっこい画面で映画見てもなー。
    で、見たんです。
    メニューを見たら、まあ見たかった映画やドラマがたくさん!
    見逃していた「フラッシュバックメモリーズ」や電気グルーヴのドキュメンタリー、
    以前みてもう一度見たかった橋口亮輔監督「ハッシュ!」も!

    で、まんまと「dtv」を利用するようになったわけで。
    しかも、月額500円!
    レンタルするよりも安い!家計も助かるわ~

    ということで、みなさん知ってましたか?(みんな知ってる)
    「dtv」おススメですよ~

  • レンタルビデオ屋

    街からどんどんレンタルビデオ屋さんがなくなっていきます。
    もうビデオ屋さんとは言わないのか。DVDですね。
    最寄りの駅のお店もなくなり、近所には1軒あるのみです。
    そのお店さえ、半分がゲームコーナーになってしまい、
    レンタルコーナーが侵食されつつあります。
    ゲームコーナーの中学生がうるさいし、半年くらい前の作品が
    いまだに新作だし、品ぞろえも正直良いお店とは言えないのですが、
    私はそのレンタルDVDのお店が好きです。
    付き合いたてのカップルが映画を選んでいる様子や、韓国ドラマを20巻くらい
    一気に借りているおばちゃんや、アダルトコーナーののれんの先が気になって
    しょうがない子どもとか。
    この間は「ありがとうございました」と絶対に言わないうえに、愛想も悪い店員が
    松葉づえをつきながら接客している姿に思わずにやにやしてしまいました。
    (性格が悪いですね)
    そんな、レンタルDVD屋さんをこよなく愛する私がとうとうスマホで映画を観れる
    やつに入会してしまって……(次回に続く)

  • 当たり前のことに気づけること

    ここのところ気温差が激しいですね。
    インフルエンザが流行しているとかいないとか。

    さて、先日5月13日に東直子先生の「出張!短歌の時間」公開講座が開催されました。

    詠題「開」に対して、30名の方が作品を提出、まずは無記名のまま、1つ、1つに東先生が
    コメント、改善点まで解説してくださいました。

    短歌は、学生時代に宿題で作ったか作っていないかくらいの記憶しかない私。
    皆さんの作品に「ほー」と感心しきりでした。
    日常の何気ない風景を切り取ったものから、ちょっとファンタジーなものまで、
    短歌を作られる方というのは「当たり前」になっている事柄や風景をを当たり前とせず、
    常にアンテナをはって、五七五七七の世界を創りあげているのだと感じました。

    講座第2部は恒例の編集部と読者の交流会ということで、ほとんどの方が参加。
    1日10本短歌を創ることを自分に課している方から、初心者の方までいろいろな方たちが
    ご参加下さり、嬉しい限りでした。
    この様子は来月号に掲載予定です。
    また、6月には渡辺潤平先生の「コピトレ!」公開講座もあります。
    20日まで受付中です!
    http://www.koubo.co.jp/guide/kinen04.html

  • 寝転がりたいもの

    トトロのお腹のうえに乗ってみてえ~
    あ、失礼しました。
    春になったせいか夢見がちなフネです。
    映画やアニメを見ていて、これ食べたいとか触ってみたいとか思ったことはありませんか?
    特にジブリ映画はそう思う率が高いかもしれません。
    ハイジが食べていたパンとか、孫が「またこのパイか」といったいわしのパイとか。
    というわけで、「キングコング髑髏島の戦い」を見ていて「このうえに寝転がりたい」とトトロ以来
    思った場面がありました。
    http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/
    あまり詳細を書くとネタバレかもしれませんが、ヒロインがキングコングの手のひらに横たわってしまう
    シーンがあるんです。
    その手のひらの大きさたるや、小学校の体育館くらいありそう。
    そして固そう、チクチクしそう、なんか臭そう……
    4DXで観ていたら、手のひらシーンはどんなだったんでしょうか。
    キングコングファンに怒られそうな感想ですが、これも春のせいということで。
    まだまだ上映しているようなので、連休に行ってみてください!

  • ラジオの不思議

    もうあっという間に4月も半ば。
    もうすぐGWですね。
    私の席の後ろの編集部はGW進行のため、みんなハアハア言っています。
    ほんと雑誌づくりってバチボコ大変ですね。
    あ、失礼しました。
    「バチボコ」というのは、最近友人に勧められて聞き始めた、
    「『三四郎』のオールナイトニッポンゼロ」の中で、活舌の悪さでお馴染みの小宮が
    「半端ない」的な意味で使う言葉なんです。
    言葉のインパクトが強くて私も心の中でそっと使っています。
    ラジオって不思議なもので、ずっと聞いていると、そのパーソナリティーの話し方や言葉の
    使い方が似てきてしまうことがあります。
    その昔、ビートたけしがラジオをやっていた時は、たけしのような話し方の若者が増えたとか。
    いまはそこまでラジオを聴いている人も少ないゆえ、だからこそ自分がつい使ってしまった言葉に
    「あ、それ、三四郎でしょ」と言われただけで、私はその人のことが好きになります。
    ま、バチボコ単純ですけど。

  • 阿刀田高先生の講演会がありました!

    桜が満開ですね。
    弊社の会議室からは防衛庁の桜が見えます。敬礼!フネです。
    「公募ガイド」のリニューアルを記念して3月25日に阿刀田高先生の講演会がありました。
    直木賞作家であり、数々の文学賞の選考委員を務めてらっしゃる先生が、選ばれる作品のポイントを
    講演されるということで、たくさんの方にお申し込みいただきました。
    公募スクール担当者としてお手伝いに行った私でしたので、講演会を直接聞くことはできませんでしたが、
    ドアの外でも聞こえるお客様の笑い声で会場の盛り上がりを感じました。(いいな~)
    講演会後の読者交流会も半分以上の方がご参加下さり、日ごろの創作活動の様子を話す、話す!
    内心、交流会って「どうなんだろう」と思っていましたが、物語を書くという共通の話題があるせいか、
    大いに盛り上がり、終了後飲みに行くグループもいらっしゃいました。
    やはり、講演会やイベントの成功のカギは、内容が大切なことはもちろんですが、次に重要なのは集まって
    下さるお客様方が良い方かどうかだなと今回で実感しました。
    「公募ガイド」の読者の方たちは良い方ばかりやなー。
    は!私、ラジオとも映画とも関係ないこと書いてしまった!
    ま、たまにはお許しください。
    次回のイベントは東直子先生の公開講座です。先生が直接短歌を評して下さいます。
    4月10日までのお申し込み受付ていますよー。
    http://www.koubo.co.jp/guide/kinen03.html

  • 韓国映画「コクソン」

    団結!
    あ、失礼しました。
    今、ハマっている韓国ドラマ「太陽の末裔」で、登場人物たちがやたらと言うので、
    私も誰かに挨拶する時は心の中で敬礼しながら「団結!」と言っております。
    (主人公が軍人なんです)
    それはさておき、今日本で公開されている韓国映画は見逃せないものばかりですよ。
    パク・チャヌクの「お嬢さん」、キム・ソンス「アシュラ」、ナ・ホンジンの「コクソン」。
    全部観に行きたいんですが、中でも「チェイサー」「哀しき獣」ですっかりファンになった
    ナ・ホンジンの「コクソン」を見て参りました。
    http://www.kokuson.com/
    韓国にある小さな村コクソン。
    謎めいた日本人が来て以来、家族同士を殺しあうという残虐な事件が起こりはじめます。
    主人公の警察官は、あの日本人が犯人ではないかと疑い始め、捜査を進めるうちに、
    また事件が起こり、ついに警察官の家族までもが…
    と書くと、単純なサスペンス映画のようなあらすじになってしまうのですが、
    そこはナ・ホンジンの映画、一筋縄ではいきません。
    話は二転三転し、ラストは観客が翻弄されたまま終わります。
    あの時ほど隣に座る見知らぬ人に「今の、ねえ?あれどういうことだと思います?」
    と話しかけたくてたまりませんでした。
    前作の2作と比べて、映像の残虐性、主人公の追い詰められ方には思わず「よっ!待ってました」と
    声をかけたくなる名人芸といった感がありますが、今回の作品は観客の心にいつまでももやもやした
    嫌な感じを残し、後味をひくことに関しては、前作を遥かに上回る作品だと思います。
    ぜひ、嫌な気分になりたい人は観に行ってみてください!

  • 「LA LA LAND」

    eigakan

    今年のアカデミー賞作品賞は「LALA……」ではなく、「ムーンライト」でした。
    前代未聞の間違いに、会場中が騒然となっている映像がニュースなどで何度も放映されていました。
    受賞結果が入った封筒はアタッシュケースに入れられ、係の人と手錠でつなぐという厳重な管理のもと、
    アメリカでも有数の会計事務所がいつもその役割を担っているそうです。
    今回は、そのアタッシュケースが各賞2つずつ用意されていることから、既に発表されていた主演女優賞の
    残りのアタッシュケースが開けられてしまったということらしいのですが、間違えられたほうの気持ちはさておいて。
    間違えた係の人の気持ちになるとたまりませーん。
    結局、作品賞は逃したものの、監督賞と主演女優賞などなど最多6部門を受賞した「LALALAND」
    http://gaga.ne.jp/lalaland/
    先日、日曜の朝9時の回を観てきました。
    周りを見渡すと、私のように1人とか、家族連れが多くて意外でした。
    確かに家族で観ても楽しめる内容かも。
    難しい話じゃないし、歌もダンスも素敵だし、何よりエマ・ストーン!かわいいわあ。
    中盤のオーディション場面で、ハリウッドを目指し、夢破れた人へ向けた歌をエマ・ストーンが
    ソロで歌うのですが、歌の切なさに思わずボロボロ泣きました。
    ハリウッドは夢の世界だけれど、同じくらい、いや倍以上夢破れた人々でできている世界
    なんだと思うとぐっときます。
    それは、映画もそうだけど、小説もシナリオも絵も、憧れで始めて、それを仕事にする人々は
    ほんのひと握りだし、何よりも続けられることが難しい世界。
    だけど、憧れたり、なにかを夢みることは人間だけの特権だよなー、と
    中年になっても私は思うのです。

  • 「たまむすび」という番組

    radio_dj_woman2 (1)

    今日は東京に春一番が吹いたとか。
    このまま暖かくなってくれればいいのに、明日はまた気温が下がるようですね。
    さて、昨日はTBSラジオ的には残念なような嬉しいようなお知らせがありました。
    昼の帯番組「たまむすび」のメインパーソナリティの赤江珠緒さんが3月いっぱいでお休み、
    もしくはそのままやめてしまうかも、というお知らせがありました。
    理由は第1子妊娠ということで、リスナー的には複雑な気持ちになったのではないでしょうか。
    前番組のファンだった私としては、当初は、「赤江珠緒?あの朝のテレビに出てる人か」くらいの印象しかなく、
    正直あまり期待せずに聞き始めて、早5年目。
    いまではすっかり近所のおばさんのごとく、心のなかでは「たまちゃん」と呼びかけ、
    テレビ朝日の「モーニングバード」を卒業する際は、録画して、涙しながら見るほどのリスナーに
    なっていたのでした。
    前番組から聞いていたリスナーにはきっと私のようなものが多いはず。たぶん。
    朗らかな声、いい具合に抜けている感じ、そして番組のもうひとりのパーソナリティーだった
    アナウンサーが突然辞めてしまったときの、誠実な話しぶり。
    色々大変なこともあるだろうけど、強くて、真っ当な人なんだなということをリスナーとしては
    感じておりました。
    3月まで1回も聞き漏らさないように、ラディコのタイムフリー機能を充分に使いたいと
    思います!