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白山から撤退して、白川郷へ
2019-11-14山記白山縦走、のはずが途中撤退してしまったので。
ついでといっては何ですが、白川郷へ行ってきました。
このアングル。
よく観光写真で使われている、三棟の合掌造。
やっぱり絵になります。いくつかの合掌造住宅が、内部を公開しています。
屋根裏もこんな感じで見ることができます。
昔は、屋根裏で蚕を飼っていたんです。養蚕を副収入としていたわけです。施設によっては、蚕の展示も。
これ、模型じゃないですよ。
ちゃんとうごめいてます。囲炉裏に火が入っています。
煙でいぶすことで、建物全体、そして茅葺に害虫がつくのを防いでいるのです。歩くと床が抜けそうですけどね。 展望台から、白川郷の全景。
しかし、なぜこんな貧しい田舎の集落が、今でもしっかりと残っているのか。
江戸時代、加賀藩直轄の火薬製造地帯だったそうです。
蚕の糞が主たる原料になっていたんですね。
外部の人間がめったに足を踏み入れることのない山奥。
幕府に内緒で火薬を製造するには、最適の地だったというわけ。
なので、大切に守られてきたのですね。白山、まで到達できず 雨で撤退
2019-10-28山記毎年恒例の白山へ。
長良川鉄道に乗って、岐阜・石徹白からのアプローチです。イベント用の車両でしょうか。
新しくてキレイな車内。
乗り心地は最高でした。時間があったので、ついでに郡上八幡観光。
古い町並みが続いていて、情緒あります。郡上八幡城へ。
けっこう登りますよ。夜9時から登山スタート。
天気は曇の予報だったのですが、ちょっと降ってきました。
大丈夫か?銚子が峰に到着。
雨は土砂降りに。
何も見えないし、寒いし、一歩間違うと遭難ですよ、本当に。雪渓を越えていきます。
夜中だというのに。雨足はさらに強くなり。
もう無理、これ以上進んだらヤバイ。
寒すぎる。
なので下山を決意。
まだ夜2時だというのに。とりあえず、林道まで降りてきました。
下山すると雨が止む。
登山あるあるです。バス停までの長い長い道のりを歩いていると。
あぁ、出会ってしまった。
小熊が河原を走っていました。
親熊に注意しながら、慎重に。高芝山 バリエーションルートを行く
2019-10-11山記今回はちょっとハードなバリエーションルートです。
まずは一般登山道を登って、小倉山へ。
遠足でもこれそうな、楽な道です。ここまでは。しばらくは、広い防火帯の道を行きます。
とっても快適。
ここまでは。これ、登ります。
壁?
しかも砂地で、足元がどんどん崩れていく。振り返るとこんな状態。
なかなかハードな登山道です。さらにこれも登らなきゃいけない。
崖?ヤセ尾根を通過して。 高芝山に到着。
山頂はなんてことないのですよ。で、下山もちょっと面倒。
藪が深くてどこが登山道だか分かりません。ここからしばらくは、一般登山道。
よく整備された快適な道が続きます。と、油断していると。
こんなものが。
出たな、熊。鶏冠山に到着。
雨も降ってきたので、ここで下山しました。裏六甲山 その2
2019-09-26山記六甲山最高峰に到着。
このあたりだけ、やたら人が多い。眺めはそれなり。
ちょっとガスが多くなってきました。で、一般ルートを外れて、人が通らない道へ。
こんな岩の間を通ったり。
なかなかハード。そして滝めぐり。
滝その1。滝その2。
といっても、ここへたどり着くの、けっこう大変なんですよ。かなりの山奥までいかないと見れない、幻の滝です。 最後、林道に出てからもちょっとハードな道。
ぶち破られたバリケードを越えたところで、登山終了。
お疲れ様でした。裏六甲山 その1
2019-09-11山記今回は六甲。
六甲ってハイキング気分で楽に歩ける山、というイメージですよね。
今回のルートは派線路。いわゆるバリエーションルート。
なので、最初からこの標識。
初心者は、この先進むな!ってことらしいです。こんな岩場だらけのところを登っていくのです。
なかなかハード。
でも楽しい。振り返って。
あーそうか、あの岩場を歩いてきたんだよなぁ。岩場なので、ところどころ、ものすごく長めのいいポイントがあります。
おかげで、なかなか前に進まない。小さな沼に出ました。
覗いてみると。黒い塊があちこちに。
なんか動いてるんですけど。
よく見たら、これ全部おたまじゃくし。
沼全体に、とてつもない数がうごめいていました。
こいつら全部カエルになったら、すごい光景でしょうけど。ゴルフ場のような草原を過ぎると。 東お多福山に到着。
今回はここまで。山より島
2019-08-28山記今回は、山はナシ。
ひたすら島巡りです。
まずは豊島(てしま)へ。
船の乗り継ぎミスで、滞在時間がほとんどないというハプニング。というわけで、メインの豊島美術館に。
これは外観の写真。
中は撮影禁止なのです。といっても、この美術館。
展示物は1点のみ。
というか、建物自体がアートで、それ以外は何もないという変わった形式なのです。
でも、来場者はみなさん大満足で帰っていくという、まあ、そんな美術館です。また小さな船に乗って、今度は犬島へ。 まずは犬島精錬所美術館。 使われなくなった精錬所を、美術館として再利用しているのです。
廃墟探索の気分も味わえて、なかなか楽しい。ほら、廃墟っぽいでしょ。 どこを写しても画になります。 犬島。
歩いて1時間ほどで一周できてしまうのですが、いたるところにアート作品が点在しています。こんなのも。 アートだけじゃありません。
ふと路地裏を覗くと、日本の原風景のような建物がたくさん。
犬島、小さいながらも、一日楽しめるスポットです。山よりアート
2019-08-15山記三嶺から下山した翌日。
ついでに、瀬戸内国際芸術祭を見に行ってきました。
船の名前「ましおな」じゃなくて「なおしま」です。
そう、今日の行先は直島。最初のアート作品はこれ。
って言ってもなんだかわかりませんね。草間彌生のかぼちゃです。
こういうアートオブジェが、島のいたるところに点在しています。次はこれ。
大竹伸朗の直島銭湯「I♥湯」。
めったに入れない場所から撮影しています。
だってこっち側、女湯なのです。こっちは男湯。
欲望
肉体
穴場
なんか、分かるような分からないような。李禹煥美術館。
中は撮影できないので、写真はこれだけ。ここは、安藤忠雄のベネッセハウス ミュージアム。
あと、地中美術館も行きました。もうひとつの黄色いかぼちゃ。
こっちのほうが人気でした。本村地区にある、船の待合所。
これもアート作品になっています。山記です。
ちゃんと山にも登ります。
この道を右へ。おおっ、銀色に輝くこの物体は。
これはアート作品じゃありませんよ。
ただの貯水施設です。蜘蛛の巣がすごくて、なかなかに荒れた道でしたが。 なんとか、山頂らしき場所に到着。
ここはチキリ峰です。
直島で2番目に高い山。
一番高い山は、藪がひどくて登れません。帰りの船から夕陽を眺める。
さて、翌日もまたアート巡りなのです。三嶺から下山 謎のモノレールを発見
2019-07-31山記三嶺の避難小屋に泊まった翌日。
ちょっとは晴れるかな、と期待したのにこの有様。
小屋の前にある池を写したんですけどね。
本当はとっても美しい場所なんだけど、なんだか残念な写真になってしまった。道標はけっこう立派。
ん、なぜハングル表記が。
韓国人登山者、多いんですかね。晴れていれば、絶対にいい景色のはずなんだけど。 ガスのせいで、樹林帯も不気味な感じになっています。 途中、こんな建造物を発見。
林業用の森林軌道かな?これ、観光用のモノレールでした。
山の中をぐるっと一周する、いわば全自動森林浴ですかね。
なので、途中駅というものがありません。
えっ、乗せてくれないの。帰りはバスを乗り継いで阿波池田まで。
約3時間の乗車です。
これが、けっこうつらかった。剣山から三嶺 絶景はどこへいった?
2019-07-17山記そして剣山へ。
四国遠征で一番楽しみにしていた山なのですが。
ひたすらガス。
雨が降らないことを祈りながらの山行です。
あ、この写真は時間短縮のためリフトを利用しているところ。歩き始めたけど、何も見えん。
とにかく稜線上の景色が美しいことで知られる山なんですけどねぇ。山頂に到着。
ここから三嶺を目指して、ひたすら縦走します。絶景を見たかった。
でもこんな景色が続く。次のピーク、次郎笈に到着。
GW真っ最中だというのに、すれ違ったのは3人ほど。
人気の山のはずなんですが、この天気じゃねぇ。絶対にいいトレイルだと思うのですよ。
晴れていればね。半分くらい来たかな。
三嶺まであと9km。いくつかのピークを過ぎていきます。
そのうち、天気が回復するんじゃないかと、淡い期待を抱きながら。草原状のピーク、平和丸。
ここも絶対に絶景のはずなんだけど。白髪避難小屋は通過。
このあたりから雨がけっこう強く降ってきました。最後の難関、岩場が見えてきました。 雨で滑るんですよね。
とにかく慎重に。三嶺ヒュッテに到着。
今日はここで一泊します。二階建てでけっこう広い。
当日は4組だけで宿泊。
広々と使えて快適だったのですが。
全身ずぶ濡れで、寒くて寒くて。本家マチュピチュ公認! 東洋のマチュピチュへ
2019-07-01山記[caption id="attachment_17606" align="alignleft" width="640"]
石鎚山から下山して次の日。
お隣の新居浜市へ。
目的地は、別子銅山です。
この写真を見てわかりますよね。
まさに、東洋のマチュピチュ。
ペルーの本家マチュピチュ公認で、なんでも駐日大使が見学に来たのだとか。[/caption][caption id="attachment_17605" align="alignleft" width="640"]
本家マチュピチュと比べたら、断然歴史は浅いのですが。
にしてもこの迫力。
なかなか萌えるものがありますね。[/caption][caption id="attachment_17607" align="alignleft" width="640"]
この銅山、昭和48年まで稼働していたのです。
40数年で、遺跡のように朽ちていくのです。[/caption][caption id="attachment_17609" align="alignleft" width="640"]
ちょっと上のほうから全景を。
ここ、もっと有名になってもいいと思うのですが。
ガイドの方曰く「絶対に世界遺産にはしない」のだとか。[/caption][caption id="attachment_17608" align="alignleft" width="640"]
こんなトンネルも残されています。[/caption]
[caption id="attachment_17611" align="alignleft" width="640"]
端出場地区まで移動。
当時の鉄道橋が残されています。[/caption][caption id="attachment_17612" align="alignleft" width="640"]
こっちは第四通洞。
銅を掘るために、延々と続くトンネルです。[/caption][caption id="attachment_17610" align="alignleft" width="640"]
暗くてわかりにくいのですが、マイントピア別子というテーマパークの中。
江戸時代から近代の別子銅山の生活を学べる施設です。
ちなみに、声優の水樹奈々さんがイメージキャラを務めているらしく、PVもここで撮影したそう。
そっち系の方も楽しめますよ。[/caption]