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ceo blog社長ブログ

  • 自由研究

    夏休みも終盤に差し掛かり、
    宿題の進捗が気になる時期になりました。

    特にやっかいなのが、自由研究とか、読書感想文とか。
    ドリルの類は息を止めてやればいいだけですが、
    自由研究の類はそうはいきません。

    「これ!」という気の利いたテーマになかなか辿り着けず、
    この段階で気持ちが萎えてしまいます。
    「何でもいいって言っても、本当に何でもいいわけないでしょ」と、
    子供が委縮しているのも気になる。

    デザインやコンサル系の仕事をしている人ならわかると思うのですが、
    「なんでも自由に考えていいよ」といわれると、
    逆にアイデアに詰まってしまうもの。
    何かクライアント側に解決したい課題やテーマがあってはじめて、
    いろんなアイデアやソリューション(解決策)が浮かんできます。

    私たちはこの課題やテーマを「心地よい制約」と呼んでいて、
    公募でもこの部分の設計がよい(=テーマ設定がうまい)プロジェクトは、
    集まってくる作品のクオリティが高い。

    創作系公募を夏休みの自由課題に代えるケースが多いのは、
    そこの制約を求めてのことだと思うのですが、
    単に情報提供するだけでなく、
    公募ガイド社としてもっと積極的に携わるべきと考えています。

  • 披露宴に向けた二つの課題

    会社の若手から結婚式の招待を受けました。

    社会的な状況を踏まえて自粛していたようですが、
    いろいろ悩んでこのタイミングで決断されたのだと思います。

    私は恐縮にも祝辞を述べる大役を仰せつかり、
    「気の利いた時間にしなければ」というプレッシャーを感じています。

    それともうひとつ心配ごとが。
    最近お腹まわりがまずいことになってきていて、
    たまにスーツを着るたびにピチピチ度合いが増している。

    いま持っている礼服はマラソン全盛期に作ったので、
    体脂肪率が一桁時代のもの。
    たぶん、入らないだろうな…

    披露宴は来月の中旬。
    それまでに衣装に体を合わせるのか、
    あきらめて体に衣装を合わせるか。

    やるでしょ。

  • 「季刊化」で2番目に出てくる

    7月の月次決算が締まり、
    7/9発売の「季刊公募ガイド(第2号)」の結果が上がってきました。

    月刊が終了した1/9発売号、季刊初回の4/9発売号の頃は、
    月次ベースでの損益がかなり暴れていて、
    「いったいどっちへ転んでいくんだ⁉」と思っていましたが、
    季刊2サイクル目でトレンドが読めてきて、
    少し安心しています(良いか悪いかは別にして)。

    このご時世、月刊誌の季刊化は珍しいことではありませんが、
    ネットで「季刊化」と検索すると、
    Weblio辞書の説明に続いて、公募ガイドが2番目に出てくる!
    で、その次がこの3月に季刊化した「美術手帖」さんで、
    その次が昨年末季刊化の「Mart」さん。

    「○○号から季刊化になります」と事実関係だけをさらっと数行で開示しているケースも多い中、
    うちはわりと丁寧に情報発信したつもりなので、
    そのあたりが検索アルゴリズムに評価されているのかもしれませんが、
    「こんなに上の方に出てきて、世間的にはどう受け止められるんだろう?」
    とちょっと思ってしまいました。

  • 積算努力

    今年の夏は急に暑くなったわりに、
    セミの鳴き声は最近やっと聞こえはじめた気がします。

    積算温度という考え方があって、幼虫やサナギから羽化するまで、
    トータルで一定の温度を積み重ねなければ成虫になれません。
    今年の春先は寒かったので、急に暑くなったとしても、
    数日間の気温の急上昇では間に合わない。

    昆虫の成長だけではなくて、
    花が咲いたり実が熟したりするのも、
    積算温度が影響している。
    有名なのは桜の開花とかですかね。

    私たちがビジネスなどで成果を出せるかどうかも、
    積算なんだろうなと思います。

    目さき頑張ったところでなかなか結果は出るものではなく、
    努力や頑張りの総量が一定ラインを超えたところで、一気に花が咲きはじめる。
    ある分野のエキスパートになるには1万時間の努力が必要という「1万時間の法則」も、
    この「積算努力」的な考え方ですね。

    公募ガイドにきて8年。
    積算努力が何万時間になったら結果出せるんだろう…苦笑

  • 甲子園

    夏の甲子園出場校が決まり始めました。

    公募の世界でも「○○甲子園」と銘打った高校生対象の公募はたくさんあります。
    ざっと開催中のものだけでも、

    アプリ甲子園2022
    第22回環境甲子園
    第21回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園
    YouTube甲子園2022夏
    黒板アート甲子園2022
    豆乳レシピ甲子園

    などなど、20以上出てきます。
    さらには本家の甲子園も来年の105回記念大会に向けて、
    キャッチフレーズを募集していたりします。
    第105回全国高校野球選手権記念大会のキャッチフレーズコンクール

    ちなみに今年のキャッチフレーズは、

    『この夏も、応援したい君がいる。』

    いいですね、とてもいい。
    高校球児とはどこにも書いてないけど、
    「この夏」「応援」「君」というだけで夏の甲子園とわかるし、
    最後の「君がいる。」という現在進行形の臨場感。

    キャッチフレーズは毎年ひとつ選ばれるのですが、
    この何年かでは一番好きかも。
    今年も楽しみやなあ。

  • ポートフォリオ最適化

    ニコンが一眼レフから撤退。

    ミラーレスでは画像センサーを一貫して開発するソニーが先行していて、
    スマホの高画質・高性能化も止まらない。
    まさに「前門の虎、後門のオオカミ」という厳しい状況が背景です。

    このニュース、出版業界の人なら他人ごととは思えなかったのではないでしょうか。
    いや出版だけじゃなく、
    自動車も、金融も、ビジネスモデルが激変している業界はみんな自分ごと。
    経営者は時間と戦いながら、もがき続けている。

    ニコンの場合、すでにミラーレスへのシフトが進んでいて、
    収支的にも黒転できたものの、
    「前門の虎、後門のオオカミ」という状況は変わらないので、
    このタイミングでの一眼レフ撤退ということだろうと思います。

    経営者にとってポートフォリオの最適化は優先度高い課題で、
    時に痛みも伴うので、
    どうやったら効果的かつスピーディーに進められるか、
    いつも考えてる感じですね。

  • AI的なアプローチ

    朝日新聞社が主催する「俵万智×AI 恋の歌会」で短歌を募集しています。

    創作とAI。
    よく例に上がるのが、
    「星新一賞」にAIが作った作品をエントリーしたら、
    一次審査を通過してしまったというもの。
    短編小説レベルなら、AIはもう人に追いついたと話題になりました。

    ただ専門家の話を聞くと、
    AIができるのは文章を無数に作成する(=単語を組み合わせる)ことで、
    「書く」という行為ができるわけではないと言います。
    意味はまったく理解していないから、文章を読むこともできない。

    でもAIは人とは全く違うアプローチで文章を作成するので、
    時に思いもよらないアウトプットを導き出す。
    「新鮮なトマト」「真っ赤なトマト」にまざって、
    「寂しいトマト」が出てきたらちょっと面白い。

    冒頭の俵万智さんのイベントは、
    そのあたりの意外性を楽しもうというものみたいです。

    この「まったく違う光の当て方」というのは、
    私がいつも社内で言っていることでして、
    コンテンツを作るときだけではなく、
    ビジネスやサービスを考えるときに大事にしている考え方です。

    やり方が新しければ、アウトプットは新しい。
    換言すれば、従来型のやり方で新しいアウトプットは難しいのです。
    浸透させたい。

  • 折り返し地点

    今日で6月も終わり=1年の折り返し。
    早いです。恐ろしいくらいに。

    それなりに一生懸命やってきたつもりですが、
    他社の動向を見てると焦りますね。
    巡航速度で進めるのではなく、
    ショートカットできるやり方でやっていかないと、
    どんどん置いて行かれる感があります。

    私が思うに、公募業界ってわりとおっとりした業界です。
    官公庁や財団法人などの主催が多いということ(アナログメイン)、
    公募って企業のおまけイベント的なケースが多いということもあります
    (市場もそこまで大きくなく、個別主催者ベースでイノベーションするインセンティブが働きにくい)。

    もともと月刊誌の会社ということもあって(時間が月単位で流れている)、
    油断すると自分たちもついついそのペースになってしまう。

    それをDXしていくのが私たちの務めなんですけどね。
    後半は巻いていきます!

  • オジサン化現象⁉

    電気シェーバーが壊れてしまいました。
    数カ月前から怪しげな動きをしていたのですが、
    ついに数日前、うんともすんとも動かなくなりました。

    何年使ってきたか定かではありませんが、
    軽く15年は使ってきたと思います。

    こういうとき、いつもの自分なら、
    ここぞとばかりに「比較検討」に入るはずが、
    なぜか今回はそういうモードにならず、
    ネットでちゃちゃっと調べてポチッ。

    次に買うのは10年以上先になるでしょうから、
    本当なら慎重に選びたいはずなのに、
    そうならなかったのはなぜだろう?

    少なからずコロナが影響している気がします。
    いつもマスクなので、
    少しくらい髭が生えていても誰にも気づかれないので。

    外見を中心に、
    すべてに無頓着化してくる「オジサン化現象」じゃないことを祈ります。

  • 渋滞のない世界から

    週末、私用で会津若松まで行ってきました。
    昨年のちょうど今頃、葬儀で福岡に行ったとき以来の遠出です。

    ニュースでみたら各地の行楽地やイベント会場は軒並み大賑わいで、
    私が宿泊したホテルも満室。
    たまたま前日の金曜日にキャンセルが出たところに滑り込んだ感じで、
    施設内のレストランは昼も夜も大変なことになっていました。

    ひょっとしたら帰りの東北道は大渋滞なのか?
    とビビっておりましたが、そこまでの渋滞には巻き込まれず、
    わりと順調に東京に戻ってきました。

    コロナ禍で嫌なことや辛いことも多かったですが、
    一ユーザーとして考えると、
    人混みが減って渋滞や予約合戦の軽減された世界は、
    それなりに快適でした。

    そういえば、今日のマネジャーmtgで夏休みの話が出てたけど、
    今年の夏休みはリバウンドでどこも大変な込み具合になるんでしょうか。