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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

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  • バイアス

    毎朝のルーティンで公募チェックをしていたら、
    こんな公募を見つけました。

    わたしのまわりの「アンコンシャス・バイアス」
    鳥取県男女共同参画センター「よりん彩」

    バイアスとは簡単に言えば「偏り」や「先入観」のことですが、
    意識するようになったのは社会人になってから。
    例えば、

    ・データを分析する際はバイアスがかからないようなサンプリングを行う
    ・男は男らしく女は女らしく(ジェンダーバイアス)
    ・自分に都合良く推論を歪める(マイサイドバイアス)

    というようなことです。
    行動経済学や統計においてバイアスの存在は大きなテーマでもあるので、
    好き(嫌い?)というか、ずっと気になる事象ということもあります。

    先入観で判断せず、自分の考えや相手の発言にバイアスがないか意識する。
    また、意図的にバイアスをかけて相手を思うように誘導しない。

    交渉ごとにおいてはときに自分に都合の良いデータを持ってきて、
    相手を説得にかかることも多いですが、
    相手のレベルが高いとそんなバイアスは簡単に見抜かれますしね。

    いずれにしても、バイアスについては、
    これからもずっと意識しながら生きていくだろうと思います。

  • 披露宴にて

    先週末の話になりますが、
    社員の披露宴にお招きいただきました。

    ご両親や友人から語られるエピソードもそうですが、
    お相手の方や参加された方々を見ているだけで、
    彼がこれまでどういう人生を歩んできたのかを垣間見た気がして、
    新鮮かつ印象がリセットされた気がしました。

    とても楽しかったので、
    その流れで会社から参加していたメンバーと二次会に行きたかったのですが、
    あいにくそのあと予定が入っていて、
    後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。
    人の幸せをつまみに飲めるなんて、
    最高なんですけどね。

    あともうひとつ心残りがあるとすれば、
    冒頭の挨拶で話しはじめの「お喜び申し上げます」を噛んでしまったこと!
    ううっ。

  • 円安対策

    2022-09-09

    24年ぶりの円安ドル高で、一時は144円までいきました。

    24年前と言えばちょうど私が外為の仕事をしていたころ。
    100-120円くらいで為替予約していた記憶があって、
    140円まで振れたことあったっけな?という印象なのですが、
    調べてみたら確かに98年の6-8月頃に144円にタッチしている。

    今回、あれよあれよという間に急激な円安に振れてしまったので、
    何も対応できなかった人も多いと思いますが、
    この状況でできそうなこととしては、
    円安ドル高のメリットが株価に反映されてなさそうな企業の株を買うことくらい。

    政府はこの円安をよく思ってなさそうなので、
    これから是正される方向でしょうから、
    そうなったらある程度の資産を円→ドルにしておいた方が良さそうです。
    証券会社の口座を開けてない方は、
    これを機会に検討してみてはどうでしょうか。

  • 目的なく走る

    最近また走り始めました。

    といっても以前のように月間300kmみたいなことではなく、
    6分~6分半/kmくらいのスローペースで、
    7-8kmを週2回くらい。

    それでも最初は辛かったのですが、
    最近は涼しくなってきたこともあって、
    わりと楽にこなせるようになってきました。

    振り返ってみると、
    仕事にしても、趣味にしても、基本的にはゴールをセットして、
    そこまでのラップを刻んでいかないと気が済まないタイプ。
    たまには時計を忘れてのんびり走るのも必要だなあ、
    としみじみ思う。

    少し枯れてきたのだろうか…

  • 自由研究

    夏休みも終盤に差し掛かり、
    宿題の進捗が気になる時期になりました。

    特にやっかいなのが、自由研究とか、読書感想文とか。
    ドリルの類は息を止めてやればいいだけですが、
    自由研究の類はそうはいきません。

    「これ!」という気の利いたテーマになかなか辿り着けず、
    この段階で気持ちが萎えてしまいます。
    「何でもいいって言っても、本当に何でもいいわけないでしょ」と、
    子供が委縮しているのも気になる。

    デザインやコンサル系の仕事をしている人ならわかると思うのですが、
    「なんでも自由に考えていいよ」といわれると、
    逆にアイデアに詰まってしまうもの。
    何かクライアント側に解決したい課題やテーマがあってはじめて、
    いろんなアイデアやソリューション(解決策)が浮かんできます。

    私たちはこの課題やテーマを「心地よい制約」と呼んでいて、
    公募でもこの部分の設計がよい(=テーマ設定がうまい)プロジェクトは、
    集まってくる作品のクオリティが高い。

    創作系公募を夏休みの自由課題に代えるケースが多いのは、
    そこの制約を求めてのことだと思うのですが、
    単に情報提供するだけでなく、
    公募ガイド社としてもっと積極的に携わるべきと考えています。

  • 披露宴に向けた二つの課題

    会社の若手から結婚式の招待を受けました。

    社会的な状況を踏まえて自粛していたようですが、
    いろいろ悩んでこのタイミングで決断されたのだと思います。

    私は恐縮にも祝辞を述べる大役を仰せつかり、
    「気の利いた時間にしなければ」というプレッシャーを感じています。

    それともうひとつ心配ごとが。
    最近お腹まわりがまずいことになってきていて、
    たまにスーツを着るたびにピチピチ度合いが増している。

    いま持っている礼服はマラソン全盛期に作ったので、
    体脂肪率が一桁時代のもの。
    たぶん、入らないだろうな…

    披露宴は来月の中旬。
    それまでに衣装に体を合わせるのか、
    あきらめて体に衣装を合わせるか。

    やるでしょ。

  • 「季刊化」で2番目に出てくる

    7月の月次決算が締まり、
    7/9発売の「季刊公募ガイド(第2号)」の結果が上がってきました。

    月刊が終了した1/9発売号、季刊初回の4/9発売号の頃は、
    月次ベースでの損益がかなり暴れていて、
    「いったいどっちへ転んでいくんだ⁉」と思っていましたが、
    季刊2サイクル目でトレンドが読めてきて、
    少し安心しています(良いか悪いかは別にして)。

    このご時世、月刊誌の季刊化は珍しいことではありませんが、
    ネットで「季刊化」と検索すると、
    Weblio辞書の説明に続いて、公募ガイドが2番目に出てくる!
    で、その次がこの3月に季刊化した「美術手帖」さんで、
    その次が昨年末季刊化の「Mart」さん。

    「○○号から季刊化になります」と事実関係だけをさらっと数行で開示しているケースも多い中、
    うちはわりと丁寧に情報発信したつもりなので、
    そのあたりが検索アルゴリズムに評価されているのかもしれませんが、
    「こんなに上の方に出てきて、世間的にはどう受け止められるんだろう?」
    とちょっと思ってしまいました。

  • 積算努力

    今年の夏は急に暑くなったわりに、
    セミの鳴き声は最近やっと聞こえはじめた気がします。

    積算温度という考え方があって、幼虫やサナギから羽化するまで、
    トータルで一定の温度を積み重ねなければ成虫になれません。
    今年の春先は寒かったので、急に暑くなったとしても、
    数日間の気温の急上昇では間に合わない。

    昆虫の成長だけではなくて、
    花が咲いたり実が熟したりするのも、
    積算温度が影響している。
    有名なのは桜の開花とかですかね。

    私たちがビジネスなどで成果を出せるかどうかも、
    積算なんだろうなと思います。

    目さき頑張ったところでなかなか結果は出るものではなく、
    努力や頑張りの総量が一定ラインを超えたところで、一気に花が咲きはじめる。
    ある分野のエキスパートになるには1万時間の努力が必要という「1万時間の法則」も、
    この「積算努力」的な考え方ですね。

    公募ガイドにきて8年。
    積算努力が何万時間になったら結果出せるんだろう…苦笑

  • 甲子園

    夏の甲子園出場校が決まり始めました。

    公募の世界でも「○○甲子園」と銘打った高校生対象の公募はたくさんあります。
    ざっと開催中のものだけでも、

    アプリ甲子園2022
    第22回環境甲子園
    第21回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園
    YouTube甲子園2022夏
    黒板アート甲子園2022
    豆乳レシピ甲子園

    などなど、20以上出てきます。
    さらには本家の甲子園も来年の105回記念大会に向けて、
    キャッチフレーズを募集していたりします。
    第105回全国高校野球選手権記念大会のキャッチフレーズコンクール

    ちなみに今年のキャッチフレーズは、

    『この夏も、応援したい君がいる。』

    いいですね、とてもいい。
    高校球児とはどこにも書いてないけど、
    「この夏」「応援」「君」というだけで夏の甲子園とわかるし、
    最後の「君がいる。」という現在進行形の臨場感。

    キャッチフレーズは毎年ひとつ選ばれるのですが、
    この何年かでは一番好きかも。
    今年も楽しみやなあ。

  • ポートフォリオ最適化

    ニコンが一眼レフから撤退。

    ミラーレスでは画像センサーを一貫して開発するソニーが先行していて、
    スマホの高画質・高性能化も止まらない。
    まさに「前門の虎、後門のオオカミ」という厳しい状況が背景です。

    このニュース、出版業界の人なら他人ごととは思えなかったのではないでしょうか。
    いや出版だけじゃなく、
    自動車も、金融も、ビジネスモデルが激変している業界はみんな自分ごと。
    経営者は時間と戦いながら、もがき続けている。

    ニコンの場合、すでにミラーレスへのシフトが進んでいて、
    収支的にも黒転できたものの、
    「前門の虎、後門のオオカミ」という状況は変わらないので、
    このタイミングでの一眼レフ撤退ということだろうと思います。

    経営者にとってポートフォリオの最適化は優先度高い課題で、
    時に痛みも伴うので、
    どうやったら効果的かつスピーディーに進められるか、
    いつも考えてる感じですね。