Logo

ceo blog社長ブログ

「大企業か、中小企業か」は人生のステージで変わってくる

大手企業では、
今日から新卒の採用活動が解禁となりました。

もし就活生に、
「大企業か、中小企業か、どちらを選べばいいでしょうか」と聞かれたら、
新卒で一社目に入る企業としては、間違いなく大企業を勧めると思います。

理由はいろいろありますが、
ここでは3つ挙げたいと思います。

まず1つ目は、「基礎を身に着けられる」。
大企業は組織として収益を生む仕組みが完成されていて、
その中には人を育てるインフラもビルトインされています。
つまり、これから社会人としてやっていくための基本スキルを、
会社のコストで身につけさせてもらえます。
片や中小企業は、会社の利益と個人の働きが直結しているので、
中長期的な視点で人を育てる余裕がないケースがほとんど。
教育も基本はOJTだけです。
個人の希望と配属にミスマッチが出た時でも、
大企業なら異動や転勤(海外とか)という形で解決できたりしますが、
中小企業だとなかなかそうもいかないでしょう。
つまり、大企業の方が従業員に対する懐が深いということです。

2つ目は「ツブシが利く」。
自分の転職経験や採用する側としての経験から考えると、
「大→中小」という転職は、「中小→大」という転職に比べて、
圧倒的に難易度が低いです。
更に、一度転職すると2社目も3社目も大して変わりませんが、
1社目はその人のオリジンとして、外から評価される傾向が強い。
(「あの人、もとが銀行マンだから…」とか言いますよね)
新卒同期は生涯の友になったりもするので、
そういう面でも優秀な人材が多く集まる大企業に歩があります。

そして、最後の1つは「モテる」。
名も知らない会社より、
「誰もが知ってるあの会社」に勤めてる方が単純にモテます(笑
これから結婚するような若者にとっては、
これも大事な要素だと思います(キレイごとじゃなくて)。

これが30歳超えたあたりの転職相談になってくると、
逆のアドバイスになってくるのですが、
それはまた別の機会に書きたいと思います。