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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

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  • キング・カズ


    昨日の夜のテレビ番組で、
    サッカー選手の三浦知良さんが取り上げられていました。

    内容的には大よその方が予想できるとおり、
    「47歳になってもJリーグで現役を続けられる、その秘訣」
    といったものではあるのですが、何か見てしまいます。
    イチロー選手や葛西選手なんかもそうですね。

    47歳で現役プロサッカー選手ということは、
    ビジネスで言えば、「90歳でバリバリの記者」とか「100歳で法廷に立ち続ける弁護士」とか、
    そんな感じなのでしょうか。
    いやいや、すごいです。

    カズ選手と言えば、その「名言」でも有名ですが、
    日経朝刊に「サッカー人として」というコラムを掲載されています。
    たぶん、第2・4金曜掲載なので、
    「今日は載っているかな」と思って見てみましたが、見あたりませんでした。
    電子版やバックナンバーでは読めないようなので、
    興味ある方は気にして見てもらえればと思います。
    (新潮新書から書籍化されているようですが)


    ※それにしても。
    芥川賞・直木賞の発表翌日のブログネタが「キング・カズ」って・・・
    公募ガイド社の社長としては、どうなんでしょう??
    芥川賞・直木賞

  • 雨が降ったら公募ガイドは売れる?


    東京は朝から久し振りに雨が降っています。

    雨が降ると売り上げが「下がる」商売と「上がる」商売があると思いますが、
    本屋さんは雨が降るとお客さまが増える業種のひとつと言えます。
    他には喫茶店、映画館なんかもそうでしょうね。

    雨が降る

    インドアの時間が増える

    読書や創作の機会が増える

    ということなので、公募ガイド的にも「雨はウェルカム」ということになるのでしょうか。
    話は変わりますが、


    「公募ガイドが最も売れる月」


    って何月だと思われますか?


    答えは、「8月号(7月9日発売)」です。


    理由は夏休みがあるからです。
    夏休みをターゲットとした公募案件が増えますし、
    読者も「せっかくの休みだから、何かやってみるか」という気になるのでしょう。

    もともと読書をするタイミングとして、

    「自宅でくつろいでいる時」

    という方が圧倒的に多い(読書世論調査)わけですから、
    弊誌に限らず、「家にいる時間が増えるほど、本は読まれる」
    ということなのですが、
    「公募」という取扱いジャンルの特性上、その傾向が強くなるということだろうと思います。

    今後、もっと掘り下げて研究してみたい分野です。


    ※飲食系は、天気より気温の昇降が売れ行きを大きく左右します。
    WMD
    出典:日経レストラン

  • テーパリング


    エントリーしている別府大分毎日マラソンまで、残り3週間を切りました。

    この時期に入ると、ガンガン走り込んで脚力と心肺を鍛えるフェーズは終了し、
    「テーパリング」と呼ばれる調整フェーズに移行します。
    トレーニングの量を徐々に減らし(ただし、強度は落とさない)、
    体をピークの状態にもっていくためのメニューに切り替えていきます。

    要は、

    「ここまできたら、もう強くなるのは諦めて、
    いま持っている力を最大限発揮できるように、体調を整えることに集中する」

    ということです。
    ですので、

    ・手洗い・うがいの励行、人混みを避ける(風邪やインフルエンザの徹底予防)
    ・禁酒こそしないが、プライベートな飲み会は極力がまんする(暴飲・暴食、深酒リスク)
    ・調子に乗って子供と遊具ではしゃがない(骨折、捻挫リスク)

    というようなことにも気を使います。

    「人事を尽くして天命を待つ」

    ということわざが真にぴったりな時期に入ってきました。




    ※インフルエンザ予防に効くというR-1ヨーグルト。
    この時期、おまじない代わりによく食べます。
    DSC_0163

  • 人生で一度きりのイベント

    2015-01-13


    昨日は成人の日でしたね。

    たまたま、お昼時に駅ビルのレストランフロアに行ったのですが、
    成人式帰りと思われる晴れ着やスーツ姿の男女を結構目にしました。


    さて、お昼ご飯も食べ終わり、下りのエレベーターを待っていると、
    すぐエレベーターそばの中華店の前で、
    晴れ着姿の若い女性と店員と思われる40~50代の女性が何やら会話しています。

    もう14時近かったので、「今日はレストランの順番待ちも大変だ」などと思っていたら、
    着物姿の女性の目からポロリと涙が。
    「えっ!?」と思ってしばらく遠目に眺めていると、
    もう一人の女性がその子の頬をハンカチでふきながら、自分も泣いています。

    「そうか、この二人は親子なんだ」

    成人式の帰り、お店で働くお母さんに「ありがとう」を伝えに来たのでしょうか。
    結婚式ではよく目にするシーンですが、
    成人式でこのような光景を見たのは初めての気がします。

    程なく来たエレベーターの中で自分の成人式を思い返してみると、
    「そうだ、センター試験だった!」
    大学入るのに2浪もしてしまったせいで、
    宙ぶらりんのまま二十歳を迎えてしまい、日程が被ってしまったのです。


    人生で一度しか経験できないイベントはいくつかあると思いますが、
    成人式もそのひとつと思います。
    自分にさっきの娘さんのような行動ができたとはとても思えないですが、
    「こういうイベントは、面倒くさがらずに大事にした方が良いな」
    と反省させられたのでした。


    ※「荒れる成人式」はメディアが取り上げなくなったおかげで減ってきたらしいです。
    成人式

  • ロゴ、変わります(その2)


    昨年末から、あーでもない、こーでもないと検討していた雑誌ロゴの方向性が、
    ようやく固まりました(ロゴ、変わります(たぶん))。

    公募ガイドのロゴの変遷を振り返ってみます。


    ①創刊号~1986年秋号(VOL.4)
    logo1

    ②1987年1月号(VOL.5)~1989年4月号(VOL.31)


    logo2

    ③1989年5月号(VOL.32)~1990年6月号(VOL.45)
    logo3

    ④1990年7月号(VOL.46)~1993年4月号(VOL.79)
    logo4

    ⑤1993年5月号(VOL.80)~2002年1月号(VOL.185)
    logo5

    ⑥2002年2月号(VOL.186)~2007年1月号(VOL.245)

    logo6

    ⑦2007年2月号(VOL.246)~
    logo7


    第3代の「KOBO」はなかなか斬新です!
    今となっては、大手ネット系企業から同名の電子書籍サービスが提供されているのも、何かの縁を感じます。
    が、肝心の雑誌の売上は読者から「公募ガイド」と認知されずに激減したらしく(笑)、
    第3代は短命に終わったようです。
    第4代として第2代のロゴを再登板させたところ売上は元に戻ったらしいので、
    「アイデンティティの変更は慎重に」という好事例と思います(笑)


    それにしても、ロゴは好きなジャンルのひとつなので、
    こうやって変遷を辿るのとか、けっこう楽しいですね。


    第8代は2015年4月号から採用される予定なので、
    どんな感じになるのかご期待下さい!

  • 戦略的カニバリ

    以前のブログで書きましたが、ウェブサイトのリニューアルに続き、
    雑誌の全面リニューアルを進めています(ロゴ、変わります(たぶん))

    今、社内で問題となっているのが、

    雑誌とウェブの「カニバリゼーション(共食い)」です。

    「新店オープンしたら既存店とカニバって、売上が10%ダウンしてしまった」
    というように、カニバリという単語は、一般的には悪い意味で使用されるケースが多いと思います。
    これを弊社に当てはめて言えば、

    雑誌に載せるようなコンテンツをウェブで掲載

    雑誌の売上が落ちる

    売れない雑誌にはクライアントは広告出稿しない

    というのが想定リスクシナリオです。
    ところが、実際にはカニバるとわかっていても、敢えて類似商品を投入するケースもあります。
    どういうケースかと言えば、

    「自社既存商品とのカニバリリスク」 < 「他社商品からのシェア獲得」

    というケースです。
    つまり、

    「新商品は自社の既存商品の売上を下げるかもしれない。
    でも他社のシェアを奪うことで、会社全体としての売上は増えるだろう」

    という場合においては、カニバリを戦略的に選択することもあるということです。
    ただし、メニューやラインナップが増えるほど一般的には管理コストが増えるので、
    最終的には、「売上(シェア)」と「コスト」の兼ね合いです。

    出版各社は、試行錯誤しながらも雑誌とウェブでそれぞれ工夫した展開を見せています。
    当社も慎重かつ大胆な展開を推進したいと思います。

    ※飲料は戦略的カニバリの典型例といえます
    convenience-store

  • 「いつやってもいい」は一生できない


    趣味でマラソンをはじめて、4シーズン目になります。

    当時のお取引先の方から、
    「リレーマラソンに出るので、一緒に走らないか」とお誘い頂いたのがきっかけです。
    このブログのタイトルも、仕事とマラソンを兼ねてつけました。

    マラソンを走る目的は、「健康のため」、「痩せたい」、「レースで良い結果を出したい」、
    人それぞれ違うと思いますが、私の場合は間違いなく、「自己ベスト更新」です。

    ですから、レースがないとまるっきり練習できません。
    この年末年始も6日で130km走ったのですが(自己最長の”走り溜め”です)、
    これも全ては2月1日にエントリーしている別府大分毎日マラソンで結果を残したいがゆえです。

    逆に夏場はほとんど走れません。
    フルマラソンのレースはめっきり数が減りますし、
    出たとしても暑くてとても自己ベストが狙えるコンディションではないからです。

    「締め切り効果」という言葉がありますが、締め切りは最大のモチベーションだと思います。
    レースは「締め切り」ではなく、「目標・ゴール」という見方もできますが、
    自分の中では「目標」というより、「締め切り」という強迫概念的なイメージが強いですね。

    「いつやってもいい」は一生できない、そう思います。


    tokyo2012
    初フルマラソン(2012年東京マラソン)の時。
    この頃は今ほどシリアスに結果を求めていなかったのに・・・

  • おかげさまで30周年


    このブログで新年の抱負的なものを書こうかなと考えていたら、
    大事なことを忘れていました。


    そう、公募ガイドは
    今年、2015年で創刊30年を迎えるのです!
    (社内ではあまりに当たり前すぎて、つい忘れていた…)


    折角なので、手もとに創刊号をひっぱり出してきてパラパラと見てみます。

    公募ガイド創刊号
    ※表紙はこちら

    最近の号とずいぶん違うと言えば違うけれど。
    ・・・基本的な内容は同じですね(笑)

    今のような特集や連載・企画ページは皆無で、

    公募情報のみがエクセルの表のようなスタイルで機械的に掲載されています。
    (でも第2号からはちょっとしたインタビューも掲載されているので、ますます変わらない、笑)

    定価は1,200円(当時は消費税はなかった)、
    30年前でこの値段、けっこう強気の設定でうらやましい限りなのですが、
    当時の雑誌市場は右肩上がりだったので、
    需要はかなりあったのだと思います。


    当社として次の節目となるのは、おそらく5年後の2020年。
    東京オリンピックが開かれる年です。

    事業計画は5年で立てているので、ちょうど最終ゴール年、
    順調にいけば会社としては大きく変貌を遂げているはずです。
    その時に「月刊公募ガイド」が一体どうなっているのか、楽しみではあります。

  • 明けましておめでとうございます。


    いよいよ新しい年がはじまりました!
    本年も公募ガイドを宜しくお願い致します。

    初詣_2015

    ※市谷亀岡八幡宮にて

  • 今年もありがとうございました。


    公募ガイド社の年内の営業は、本日が最終日となります。

    振り返ると、今年の5月に代表に就任してから、あっという間の半年でした。
    就任当初に計画していたことで、予定通り進められたもの、
    うまく行かなかったもの、両方ありますが、
    やはり一番印象に残っているのは、ローソンでの雑誌販売スタートです。

    結果的には、「うまく行かなかった」ので印象に残っているのですが(苦)、
    コンビニで本を売るのは本当に難しいと感じました。

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    発売初日(8/9)の東京23区内ローソン棚から


    「公募ガイドをさがせ!」その①
    新宿荒木町_1
    (答)下段平積み棚の最上段右から2列目

    「公募ガイドをさがせ!」その②
    多摩川toks_2
    (答)前から3段目の右から5列目
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    マクロ的には、「雑誌の委託販売制」と「コンビニのFC制」と原因分析していますが、
    これについては長くなりそうなので、またの機会に譲りたいと思います。
    ただ、

    初めてタレントを表紙に採用したり、
    購入特典を付けたり、
    コンビニユーザーを意識した誌面づくりを心掛けたり、

    経験不足もあって、強烈に訴求するには至りませんでしたが、
    中長期的には重要な販売チャネルとなるであろうコンビニ棚に対して、
    確実にノウハウは溜まってきていると感じています(負け惜しみではなく)。

    今年、公募ガイド社は、30年以上に渡り継続していた経営体制がガラリと変わりました。
    プラスもマイナスもあったとは思いますが、
    今後も、「新しい発見や驚き」を提供することを意識しながら、
    社員一同、頑張っていきたいと思います。

    末筆になりますが、本年は色々とありがとうございました。


    来年もまた宜しくお願い致します。