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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

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  • 「アマビエ」って誰のもの?

    2020-07-06

    コロナ禍でアマビエが人気です。
    疫病の守り妖怪?という出自もさることながら、
    なんかかわいいですからね。

    amabie
    ※京都大学附属図書館蔵

    さらに話題なのが、
    この「アマビエ」という呼称を、
    電通が文字商標として出願しているということ。

    特許情報プラットフォーム(j-platpat)
    商標公開2020-073403

    ついでにJ-platpatで「アマビエ」を調べてみると、
    他にもいくつかの企業が出願してるみたいです。

    元絵は江戸時代のものなので、
    とっくにパブリックドメインになっていますが、
    文字情報は認められるのでしょうか。
    結果にちょっと注目しています。

    それはそれとして、
    いろんなイラストレーターさんがアマビエを二次創作していて、
    かなり楽しいことになっていますね。
    私のイチオシはやっぱり坂崎さんバージョンです。

    amabie_chiharusakazaki
    https://www.instagram.com/p/B_7De0sDafV/

  • お中元が経済振興の解になるかもしれない

    2020-07-03

    今年も返本業者さんからのお中元が届きました。

    お中元とかお歳暮とか、
    これまでずっと廃れゆく風習だと思ってましたが、
    このコロナ禍の状況においては、
    なかなか素晴らしい仕組みです。

    離れたところから気持ちを伝えることができると同時に、
    経済活動の活性化にもつながる。

    自宅待機でいろんな人に思いを馳せる機会が増えていることを考えると、
    経済振興に向けたひとつの解決策として、
    うまく使える気がします。

    それにしても、
    返本業者さんから版元に「いつも返本ありがとうございます」と思いを伝えられても、
    かなり微妙ではあります(笑

  • 全社員エンジニア?

    将来的な展開を見越した組織づくりと人材育成を進めています。

    その一環が「社員のエンジニア化」(社内ではまだ公言してないけど)。
    第一弾として、
    ほぼプログラミングスキルを持たない社員1名について、
    今日から2か月間、専門の教育機関に送り出しました。

    研修の状況はシステム上で確認できるので、
    さきほどちょっと覗いてみたら、
    初日からなかなか充実した時間を送っているようです。

    その分、彼の担当業務を他のメンバーでカバーしあう必要があり、
    みんなの協力のもと、この施策が実現しています。

    まあ、持ちまわり的な部分もあるので、
    うまく制度化できればと考えています。

  • 今のうちに

    3月から自粛していた不要不急の宴席について、
    小規模なものに限って先週から解禁しました。

    家でくつろぎながらの食事もいいですが、
    外でしか食べられない料理を囲んで、
    ワイワイやるのはやはり楽しい。

    東京都の感染状況を見ていると、
    いつ外出自粛が再要請されてもおかしくない状況。
    いろんなことを今のうちにやっておきたい。

  • 辞書を買いました。

    国語辞典が好きで、何巻か併用しながら使っています。

    最近、買い増したのが「岩波 国語辞典 第八版」。
    5月末まで特別価格と知り、駆け込みで購入しました。

    岩国はスタンダードとかオーソドックスとか、
    よく言われますね。
    よく言えば堅実、悪く言えば地味。
    最大公約数が納得できる定義とでもいうのでしょうか。

    大学に入ったばかりの頃、レポートの書き方みたいな講義があり、
    その時の国語辞典の選び方の話でも、
    そんなことを聞いた記憶があります。

    そんな岩国に、新しく収録された項目のひとつが「ひやりはっと」。
    「ひやりはっと」って私が工場の現場研修で習った言葉なので、
    なんで今頃?感がぬぐえない。
    もともと安全衛生分野の言葉だと思うのですが、
    より広範に使われ出したということでしょうか。

    そんなところもオーソドックス感があって、
    いいですね。

  • KPIの運用は難しい

    東京都の新規感染者が今日で4日連続50人超え。

    もともとの基準に照らせば、
    東京アラート再点灯となる局面ですが、
    逆にアラート自体を見直す方向ということで、
    「基準クリアーしてないのに解除したことが間違い」
    「そもそも何のためのアラートだったのか」
    といった意見も出ているようです。

    東京アラートって一種のKPI(Key Performance Indicator=重要評価指標)ですが、
    長年、経営管理に携わってきた立場からすると、
    KPIの運用ってかなり難しいです。

    組織として具体的な数値目標があった方がアクションに繋げやすく、
    また行動評価もしやすいということで、
    「この指標、大事だよね」的にわりと気軽に決めたりしますが、
    問題となるのは、いざ評価するとなったとき。

    指標を大きく上回ったり、逆に下回った被評価対象に対して、
    どう対処したらいいのか。

    特に下回った時の対処が大変で、
    例えば遅刻の常習犯に「遅刻厳禁、次回やったら大目玉だぞ!」と諭したとしても、
    実際に何らかの処分を下すことはなかなか難しい。
    それは契約的なリスクもさることながら、
    心情や状況などのウェットな部分が絡んでくるからです。

    今回のアラートもまさにそうで、
    何らかの数値基準があった方がわかりやすいと導入したものの、
    あまりにも影響が大きすぎて、
    基準通りには「出す/出さない」を決断できない。

    状況は理解できる気がします。

  • やはり基本はデータ

    2020-06-26

    第二波に備えるにあたり、
    3月以降の振り返り記事を目にするようになりました。

    「接触8割減」「日本人はキレイ好き」「BCG説」など、
    それぞれの分野の専門家が解決への糸口を探るべく、
    いろんな角度から分析を進めています。

    国内での感染発覚から4か月程度の時間が過ぎ、
    感染者数のトレンド、発生要因などの実績データが溜まってきたことで、
    ようやく分析ができるようになってきました。
    (PCR分析データとか、もっと欲しいのでしょうけど)

    やはり分析の基本はデータ。
    中小企業は当たり前の経営データが揃っていないことが多く、
    打ち手を考える前段階でつまづいてしまうことも多いのです。

    当社も以前よりだいぶマシにはなりましたが、まだまだ全然ダメ。
    何とかしていきたい。

  • 気になるレジ袋

    2020-06-25

    7月からレジ袋が有料になりますね。

    マイバック持参を心掛けたいところですが、
    会社帰りのふらっと立ち寄り用に、
    インバックでエコバックを忍ばせているおじさんというのも、
    当たり前の光景になっていくのでしょうか。

    そんな中、メルカリ・ローソンのコラボ企画、
    「読むレジ袋」はちょっと気になります(プレスリリース)。

    tbm_20200622141023
    ※ローソンウェブサイトより

    レジ袋に印刷されているのは、
    伊坂幸太郎さん、吉本ばななさん、筒井康隆さんの小説。
    現物はどんな感じなんでしょう?

    ただ、配布は昨日から明日までの3日間、
    ナチュラルローソンの各店舗100枚/日限定ということなので、
    私にはちょっと難しそうです。

  • 季節感がない

    管理部から「そろそろ夏休みのアナウンスをしてもよいでしょうか?」と聞かれました。

    そう言われてみると、もう来週から7月。
    そんな時期なんですね…

    いつもの年と違い過ぎて、
    「夏が来た!」という感じがしません。

    あの汗だくになりながらの満員電車も経験してないし、
    往訪もすっかり減ってしまったので、
    「それにしても暑いですね」というお決まりの挨拶もありません。

    快適と言えば快適ですが、
    季節感がないのはどうもな~

    おそらく短めの夏休み、近場でいいので旅行に行きたい。
    お盆の頃にはそんな環境になっていることを祈るばかりです。

  • タピオカは不況のアノマリーか

    金融や投資の世界に、「アノマリー(Anomaly)」という用語があります。

    簡単に言えば、
    きちんとした投資理論では説明できないものの、
    経験的に観測できるマーケットの規則性のことです。

    ・12月の株価は安く、逆に1月の株価は高い
    ・月曜日の株価は高い

    などがその代表例です。

    そして今回のコロナ不況が「タピオカ」と関連しているというアノマリー。
    タピオカが流行ると不況が訪れるというのです。

    第一次ブーム(92年)がバブル崩壊、
    第二次ブーム(08年)がリーマンショック、
    そして昨年の第三次ブーム後のコロナ不況。

    これは偶然なのか、何らかの相関があるのか。

    バブルやリーマンは不動産や金融に端を発した不況で、
    今回はパンデミックによるもの。
    理由がまったく違いますので、まあ偶々でしょう。

    景気とスカート丈や眉の太さなどの関連はよく言われますが、
    錯誤相関や合成の誤謬など、
    人の心理とマクロの相互連関みたいなものは、
    あるんじゃないかなとは感じます。