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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

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  • AI的なアプローチ

    朝日新聞社が主催する「俵万智×AI 恋の歌会」で短歌を募集しています。

    創作とAI。
    よく例に上がるのが、
    「星新一賞」にAIが作った作品をエントリーしたら、
    一次審査を通過してしまったというもの。
    短編小説レベルなら、AIはもう人に追いついたと話題になりました。

    ただ専門家の話を聞くと、
    AIができるのは文章を無数に作成する(=単語を組み合わせる)ことで、
    「書く」という行為ができるわけではないと言います。
    意味はまったく理解していないから、文章を読むこともできない。

    でもAIは人とは全く違うアプローチで文章を作成するので、
    時に思いもよらないアウトプットを導き出す。
    「新鮮なトマト」「真っ赤なトマト」にまざって、
    「寂しいトマト」が出てきたらちょっと面白い。

    冒頭の俵万智さんのイベントは、
    そのあたりの意外性を楽しもうというものみたいです。

    この「まったく違う光の当て方」というのは、
    私がいつも社内で言っていることでして、
    コンテンツを作るときだけではなく、
    ビジネスやサービスを考えるときに大事にしている考え方です。

    やり方が新しければ、アウトプットは新しい。
    換言すれば、従来型のやり方で新しいアウトプットは難しいのです。
    浸透させたい。

  • 折り返し地点

    今日で6月も終わり=1年の折り返し。
    早いです。恐ろしいくらいに。

    それなりに一生懸命やってきたつもりですが、
    他社の動向を見てると焦りますね。
    巡航速度で進めるのではなく、
    ショートカットできるやり方でやっていかないと、
    どんどん置いて行かれる感があります。

    私が思うに、公募業界ってわりとおっとりした業界です。
    官公庁や財団法人などの主催が多いということ(アナログメイン)、
    公募って企業のおまけイベント的なケースが多いということもあります
    (市場もそこまで大きくなく、個別主催者ベースでイノベーションするインセンティブが働きにくい)。

    もともと月刊誌の会社ということもあって(時間が月単位で流れている)、
    油断すると自分たちもついついそのペースになってしまう。

    それをDXしていくのが私たちの務めなんですけどね。
    後半は巻いていきます!

  • オジサン化現象⁉

    電気シェーバーが壊れてしまいました。
    数カ月前から怪しげな動きをしていたのですが、
    ついに数日前、うんともすんとも動かなくなりました。

    何年使ってきたか定かではありませんが、
    軽く15年は使ってきたと思います。

    こういうとき、いつもの自分なら、
    ここぞとばかりに「比較検討」に入るはずが、
    なぜか今回はそういうモードにならず、
    ネットでちゃちゃっと調べてポチッ。

    次に買うのは10年以上先になるでしょうから、
    本当なら慎重に選びたいはずなのに、
    そうならなかったのはなぜだろう?

    少なからずコロナが影響している気がします。
    いつもマスクなので、
    少しくらい髭が生えていても誰にも気づかれないので。

    外見を中心に、
    すべてに無頓着化してくる「オジサン化現象」じゃないことを祈ります。

  • 渋滞のない世界から

    週末、私用で会津若松まで行ってきました。
    昨年のちょうど今頃、葬儀で福岡に行ったとき以来の遠出です。

    ニュースでみたら各地の行楽地やイベント会場は軒並み大賑わいで、
    私が宿泊したホテルも満室。
    たまたま前日の金曜日にキャンセルが出たところに滑り込んだ感じで、
    施設内のレストランは昼も夜も大変なことになっていました。

    ひょっとしたら帰りの東北道は大渋滞なのか?
    とビビっておりましたが、そこまでの渋滞には巻き込まれず、
    わりと順調に東京に戻ってきました。

    コロナ禍で嫌なことや辛いことも多かったですが、
    一ユーザーとして考えると、
    人混みが減って渋滞や予約合戦の軽減された世界は、
    それなりに快適でした。

    そういえば、今日のマネジャーmtgで夏休みの話が出てたけど、
    今年の夏休みはリバウンドでどこも大変な込み具合になるんでしょうか。

  • 復帰

    随分と間が空いてしまいましたが、
    コロナ陽性で今日まで自宅療養していました。

    最初は濃厚接触者として自宅待機していましたが、
    その後、自分も陽性が判明、
    都合2週間近く同じ部屋に籠りきり。

    明日は久しぶりに外に出ます。
    足腰弱ってますね、たぶん。
    いろいろ気をつけよう。

  • そうだ、走ろう。

    流行りと逆行かもしれませんが、
    ぴったりサイズの洋服を好んで着ているので、
    昨年着ていた夏物がピチピチになっている。

    なんか最近太ってきたなあ。

    コロナで外出が減ったというのはあんまり関係なくて、
    おそらく運動不足と晩酌のせい。

    ぽっこりお腹をポコポコ叩くのは気持ちいいけど、
    ショーウィンドウに写った自分が目に入るとちょっと目を伏せてしまう。
    走ろう。

  • 偶数は気持ち悪い

    プレゼン資料をレビューしていて、
    項目立てが偶数だと違和感を覚えてしまいます。

    「初めての新卒採用、留意すべき3つのポイント」はいいけど、
    「プロジェクトを左右する4つの成功要因」はどこか気持ち悪いので、
    無理にでも3つか5つにしたい。

    コンテンツに数字入りのコピーをつけるときもまったく同じで、
    「2分で理解、六つの習慣」は気持ち悪いけど、
    「3分で理解、七つの習慣」のような奇数使いはなんとなく座りがいい。

    何かの象徴や代表を表すときも、
    「二大巨頭」とか「四天王」のような偶数パターンもなくはないけど、
    奇数だと「三本柱」「五本山」「七つ星」をはじめとして、
    「13の大罪」や「101匹ワンちゃん」のような大きな数までいける。
    地蔵は5人、小人も7人ですしね。

    ちょっと観点変えてみると、スポーツなどもそう。
    野球は9人、サッカーは11人、バスケは5人。
    生物学的観点だと、陸上動物の指の数は基本的に5本です。
    逆に煩悩の数は108というのも興味深い。

    そう考えると、心理学の「ブーバ・キキ効果」みたいに、
    奇数と偶数の関係にも共感覚的なものがありそう。
    意識して損のない感覚だと思います。

  • 公募の思い出

    GW前くらいから、
    夏休みに向けた学生さん対象の公募が増えてきました。

    学生時代の公募の思い出といえば、
    地元の農協(今のJA)が主催していた作文コンテスト。

    小学5-6年くらいだったと思いますが、
    最優秀賞に選ばれて、
    地元の放送で朗読が流れたことがあります。

    そのコンテストの事務局が、たまたま私の同級生のお母さんで、
    わざわざ録音したカセットテープを渡してくれたのですが、
    どこか気恥ずかしいこともあって、
    「俺いらんから、好きにしといて」とぽいと母に渡して終わりました。

    その後、数十年が過ぎ、
    上京してきた母が「あの時のカセットやで」と渡してくれたのですが(ずっと持っていた!)、
    その時点でもありがたみを理解できていない私は、
    そのままゴミ箱にイン…

    子どもが少し大きくなってきたこのごろ、
    あれを聞かせてやりたかったなあ、
    と今になって思う(内容まったく覚えてないけど)。

    子どもの頃の公募の思い出がある人、
    結構いるんじゃないでしょうか。

  • アクティブレスト

    GWも後半に差し掛かりましたが、
    いかがお過ごしでしょうか。

    3年ぶりに制約のないGWということで、
    旅行や帰省の動きが活発化しているようですが、
    私はどこへも行かず、自宅でのんびり過ごしたり、
    誰もいないオフィスで溜まった仕事を片付けたりしてます。

    電話やチャットでの対応はありましたが、
    MTGや打ち合わせの類は1本も入っておらず、
    公私ともに気になっていたホコリをきれいにできてスッキリ。
    やはり体にはアクティブレストが一番です。

  • 頭で考えるか、心で考えるか

    公募DXプロジェクトを進めるにあたり、
    B2CとB2Bの両面からビジネスやサービスを定義し直しています。

    両者(B2C/B2B)の違いはいろいろあるのですが、
    新しいビジネスやサービスを企画する難易度を比較すると、
    B2Cの方が難しい気がします。

    なぜか?

    B2Bは企業対企業もしくは組織対組織で取引が成立するので、
    費用対効果に優れているとか、
    信用リスクは大丈夫かなど、
    その取引がロジカルに説明されることが求められます。
    逆に言えば、合理的であれば売上げは上がる。

    これに対して、
    B2Cで企業の取引相手になるのは一般ユーザー。
    経済学においては消費者も企業と同様に合理的な行動をとる想定なのですが、
    現実世界は必ずしもそうとも限らない。
    何の役にも立たないゆるキャラグッズがバカ売れしたり、
    高いお金を払ってあえて大混雑する真夏のテーマパークに出かけたり。
    その根底にあるのは、それを好きとか、したいなどの人の心です。

    つまりは「頭で考えるか、心で考えるか」の違い。
    B2Bは頭で相手を理解できれば成功する確率は上がりますが、
    B2Cは心で理解していないとまったくユーザーに響かないまま終わる。

    公募ガイドに来て8年が過ぎましたが、
    B2Cがいまひとつパッとしないのは、
    そのあたりに原因があると考えています。