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AI的なアプローチ

朝日新聞社が主催する「俵万智×AI 恋の歌会」で短歌を募集しています。

創作とAI。
よく例に上がるのが、
「星新一賞」にAIが作った作品をエントリーしたら、
一次審査を通過してしまったというもの。
短編小説レベルなら、AIはもう人に追いついたと話題になりました。

ただ専門家の話を聞くと、
AIができるのは文章を無数に作成する(=単語を組み合わせる)ことで、
「書く」という行為ができるわけではないと言います。
意味はまったく理解していないから、文章を読むこともできない。

でもAIは人とは全く違うアプローチで文章を作成するので、
時に思いもよらないアウトプットを導き出す。
「新鮮なトマト」「真っ赤なトマト」にまざって、
「寂しいトマト」が出てきたらちょっと面白い。

冒頭の俵万智さんのイベントは、
そのあたりの意外性を楽しもうというものみたいです。

この「まったく違う光の当て方」というのは、
私がいつも社内で言っていることでして、
コンテンツを作るときだけではなく、
ビジネスやサービスを考えるときに大事にしている考え方です。

やり方が新しければ、アウトプットは新しい。
換言すれば、従来型のやり方で新しいアウトプットは難しいのです。
浸透させたい。