
問いをつくれ。
社長ブログ
ご卒業おめでとうございます
2021-03-30ムサビの通信課程に通う友人から、
「今年、卒業しました」のメッセージが届きました。彼は私と同じタイミングで入学し、
専門課程に入るタイミングがズレたせいもあって、
そこまで密にやりとりしたわけではないですが、
僕は彼の作品やセンスが好きで、
彼もたぶん僕に一目置いてくれている(そう信じたい)、
そんな関係です。生業はデザインではなく、
大手企業の情報システム部門にお勤めだったと記憶していますが、
デザイン思考ができる情シスって、
なかなかバリューがあると思います。ムサビ通信はお金を払えば誰でも入学できますが、
卒業するのはおそらく1割にも満たない。そんな大変さを共有できる仲間なので、
心の底から「ご卒業おめでとうございます」。
そしてまた「自分もやらねば」と刺激を受けたのでした。間接部門を強化する日
2021-03-29今週はいよいよ4月の第一週です。
新卒の子たちが入ってくるので、
準備の詰めをやらないといけないのですが、
”中小企業あるある”で人事や総務など間接部門の人員が手薄で、
私がかなりプレイヤーとして稼働しないといけない。採用はどうしてもフロントやエンジニアなどが優先されるので、
間接部門を増強できるのはまだまだ先になりそう。成長路線に乗ってコントロールが効かなくなるか、
IPO目指して内部統制の必要性に迫られるか、
そんなタイミングだと思うのですが、
換言すれば「早くそうならねば」です。いよいよ始まる
2021-03-26聖火リレーが始まりました。
先ほどTokyo2020から紙チケットの配送先に関するお知らせも届き、
いよいよ、そして本当にやるんだなという気になってきました。世界中の7割の人が「延期もしくは中止すべき」との世論で、
個人的には私もそう思います。
一方で、委員会や政府、東京都、スポンサーなど、
費用負担をはじめとする運営側の都合も理解できなくもないので、
やると決めたんだったら、
みんなで協力していい大会にしようという気持ちしかない。そして誰より不安なのは選手たちとも思うので、
最高のパフォーマンスが出せるように、
みんなで盛り上げていけたらいいですね。同じセグメンテーション、別のバリュー
できるだけ色眼鏡なくニュートラルに事象をとらえたいので、
様々な観点から物事を眺めるようにしたり、
複数のソースから情報にあたることを心掛けています。新聞も複数紙購読していて、
それでちょっと話が飛んでしまうのですが、
一般紙でスポーツに詳しいのは、
意外にも日経新聞ではないかと感じています。日経を読む層とスポーツを好きな層がかなり近しいので(つまりはおじさんですね)、
おそらくそうなったのではないかと推察しますが、
日経のスポーツ欄を読んだ後に他紙を読むとちょっと物足りない。公募ガイドもそういう広がりがあっても面白い。
雑誌メディアってセグメンテーション(属性やニーズ分類)が特徴だと思うのですが、
普通に公募や創作といった属性でアプローチするだけでなく、
同じ層にフィットする別のバリューをお届けする。
あると思います。兆し
2021-03-24慣れてきたのか、人が増えてきたおかげか、
最近ちょっとずつですけど、
いろんなことをきちんと検討できるようになってきた気がします。メディアのコンテンツもそうだし、
スクール事業のサービス内容などもそう。これまではヒューマンキャピタルはそのままに、
守り(=既存事業)と攻め(=新規事業)を並行していたので、
どれもこれも上滑りで薄っぺらいものばかり。最近になってようやく「こうでありたい」という形に、
ちょっとずつ歩み寄れている気がする。まあ、まだまだ10点くらいのものなので、
残り90点を埋めるべく、頑張っていきます。できるだけ本心で
2021-03-232022卒の採用選考が進んでいます。
インターンから学生さんにお会いしてますが、
面接は個別に突っ込んだお話しができるので、
選考という場ではありますが、
こちらも刺激を受けています。面接を受ける際は、着飾ることなく、
できるだけ本心で話して欲しい。
着飾ると逆に「どんな人かよくわからなかったな」ということになり、
結局、選ばれないことになってしまいます。選考途中なので、
公平性を期すために多くは書けませんが、
これくらいならいいだろうという判断のもと、
ちょっと書いてみました。ステキなデザイン
街に出ると、電車やバス、ビルボードなどに様々な広告が掲出されていますが、
ついつい制作側の目線でそれらを見てしまいます。特に電車内の広告は、
わりと長時間(といっても分単位ですが)目の前に留まっているタイプの広告なので、
じっくりと見ることが多いです。で、以前から「このディレクション、イケてるなぁ」と注目しているのが、
東京メトロさんのオフピークプロジェクト。
ダンディ坂野さんや小島よしおさんがキービジュアルに採用されている、あれです。
出典)東京メトロアドエージェンシー都や電鉄各社が時差通勤を推奨してますけど、
どれもあまり記憶に残らないなかで、
唯一、印象付けがうまくいっている広告と思います。「ピークは過ぎたけど、オフピークの今も輝いている」芸人さんをキービジュアルに持ってくるアイデアや、
そもそもの「オフピーク」というワーディングもいいです。最初に見たのが2年前くらいだったと思いますが、
基本のデザイン(設計)が優れているので、
クリエイティブの方向性を変えてみたり、他のタレントさんに展開したり、
その後の受けが広くて、ライフタイムも長い。
「もうちょっとちゃんとやろうよ」と思ってしまう交通広告もありますが、
これは真似したいデザインのひとつです。戻ってきた甲子園
2021-03-19春の甲子園が戻ってきました。
開幕最初の試合は、神戸国際大付(兵庫)VS北海(北海道)。
兵庫は出身地だし、北海道は学生時代にお世話になったしでしたが、
結果は3対2で神戸国際大付の勝利だったみたいです。他の2試合も「1対0」や「6対2」という僅差で、
ふだん少年野球で「29対2」とかの試合を見慣れている身からすると、
それだけで「締まった試合するなあ」と感心してしまう(笑いまだ感染者数は落ち着きませんが、
徐々に日常が戻ってきている感じがして、気持ちが明るくなります。
やっぱり野球はいいですねぇ。ゆるんでますね
2021-03-18久し振りに数字と睨めっこの一日でした。
月次決算の数字が合わなかったのです。公募ガイド社に来たばかりの頃は、
経理周りのインフラが全く整備されておらず、
ビジネスと状況を理解するために、
ひたすら会計データを追いかける日々を過ごしていました。前社長に「雑誌広告は掲載前月には出稿が確定しているはずなのに、どうして売上が読めないんですか?」
と聞いたら、「それが締めてみないとわからないんだよね…」と何ら恥じることもなく答えてくる。
「何じゃそりゃ?わからんわけがないやろうが!そんなんやから潰れそうなんだよ!!」
と心の中で叫んだのは懐かしい思い出です(今でも思い出すと腹が立つけど、笑)それにしても、もう月の半ばなのに、
決算締まってないって終わってる(コロナ以降、ぐだぐだになってしまった)。
前みたいに3営業日で締める体制に戻していこう。YOASOBI
YOASOBI
「夜遊び?」「よあそび?」「ヨアソビ?」
何となくその名前は聞いたことがありましたが、
きちんと楽曲を聴いたのは昨年末の紅白でした(遅!彼らが新しいのは、「小説を音楽にする」というアプローチ。
「その作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい」は私の信条のひとつですが、
まさに新しい作り方で、新しいアウトプットを生み出したケース。公募ガイドのコンテンツも、
「編集者がアイデアを出して、取材して、誌面に落し込んで」ではなく、
「新しい作り方」で作ってみる。・編集者じゃない人がアイデアを出す
・先に動画で試作してみて(=動画でラフをきる)、それを雑誌などの平面メディア化してみる
・ユーザーが好きそうなことではなく、嫌いそうなことから考える
・内容ではなく、デザインから入るとか。
長く編集をやっている人からすれば、
「そんなんじゃ形にならない」と言うかもしれないけど、
そう考える時点で既存の枠から出るのが既に難しくなっていて、
「作り方を作る」ことをしないと新しいものを作るハードルはとてつもなく高い。帰りの電車で「夜に駆ける」を聴きながら、
ぼんやりと作り方のアイデアを考えてみます。

