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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

社長ブログ

  • ご卒業おめでとうございます

    ムサビの通信課程に通う友人から、
    「今年、卒業しました」のメッセージが届きました。

    彼は私と同じタイミングで入学し、
    専門課程に入るタイミングがズレたせいもあって、
    そこまで密にやりとりしたわけではないですが、
    僕は彼の作品やセンスが好きで、
    彼もたぶん僕に一目置いてくれている(そう信じたい)、
    そんな関係です。

    生業はデザインではなく、
    大手企業の情報システム部門にお勤めだったと記憶していますが、
    デザイン思考ができる情シスって、
    なかなかバリューがあると思います。

    ムサビ通信はお金を払えば誰でも入学できますが、
    卒業するのはおそらく1割にも満たない。

    そんな大変さを共有できる仲間なので、
    心の底から「ご卒業おめでとうございます」。
    そしてまた「自分もやらねば」と刺激を受けたのでした。

  • 間接部門を強化する日

    今週はいよいよ4月の第一週です。

    新卒の子たちが入ってくるので、
    準備の詰めをやらないといけないのですが、
    ”中小企業あるある”で人事や総務など間接部門の人員が手薄で、
    私がかなりプレイヤーとして稼働しないといけない。

    採用はどうしてもフロントやエンジニアなどが優先されるので、
    間接部門を増強できるのはまだまだ先になりそう。

    成長路線に乗ってコントロールが効かなくなるか、
    IPO目指して内部統制の必要性に迫られるか、
    そんなタイミングだと思うのですが、
    換言すれば「早くそうならねば」です。

  • いよいよ始まる

    聖火リレーが始まりました。
    先ほどTokyo2020から紙チケットの配送先に関するお知らせも届き、
    いよいよ、そして本当にやるんだなという気になってきました。

    世界中の7割の人が「延期もしくは中止すべき」との世論で、
    個人的には私もそう思います。
    一方で、委員会や政府、東京都、スポンサーなど、
    費用負担をはじめとする運営側の都合も理解できなくもないので、
    やると決めたんだったら、
    みんなで協力していい大会にしようという気持ちしかない。

    そして誰より不安なのは選手たちとも思うので、
    最高のパフォーマンスが出せるように、
    みんなで盛り上げていけたらいいですね。

  • 同じセグメンテーション、別のバリュー

    できるだけ色眼鏡なくニュートラルに事象をとらえたいので、
    様々な観点から物事を眺めるようにしたり、
    複数のソースから情報にあたることを心掛けています。

    新聞も複数紙購読していて、
    それでちょっと話が飛んでしまうのですが、
    一般紙でスポーツに詳しいのは、
    意外にも日経新聞ではないかと感じています。

    日経を読む層とスポーツを好きな層がかなり近しいので(つまりはおじさんですね)、
    おそらくそうなったのではないかと推察しますが、
    日経のスポーツ欄を読んだ後に他紙を読むとちょっと物足りない。

    公募ガイドもそういう広がりがあっても面白い。
    雑誌メディアってセグメンテーション(属性やニーズ分類)が特徴だと思うのですが、
    普通に公募や創作といった属性でアプローチするだけでなく、
    同じ層にフィットする別のバリューをお届けする。
    あると思います。

  • 兆し

    慣れてきたのか、人が増えてきたおかげか、
    最近ちょっとずつですけど、
    いろんなことをきちんと検討できるようになってきた気がします。

    メディアのコンテンツもそうだし、
    スクール事業のサービス内容などもそう。

    これまではヒューマンキャピタルはそのままに、
    守り(=既存事業)と攻め(=新規事業)を並行していたので、
    どれもこれも上滑りで薄っぺらいものばかり。

    最近になってようやく「こうでありたい」という形に、
    ちょっとずつ歩み寄れている気がする。

    まあ、まだまだ10点くらいのものなので、
    残り90点を埋めるべく、頑張っていきます。

  • できるだけ本心で

    2022卒の採用選考が進んでいます。

    インターンから学生さんにお会いしてますが、
    面接は個別に突っ込んだお話しができるので、
    選考という場ではありますが、
    こちらも刺激を受けています。

    面接を受ける際は、着飾ることなく、
    できるだけ本心で話して欲しい。
    着飾ると逆に「どんな人かよくわからなかったな」ということになり、
    結局、選ばれないことになってしまいます。

    選考途中なので、
    公平性を期すために多くは書けませんが、
    これくらいならいいだろうという判断のもと、
    ちょっと書いてみました。

  • ステキなデザイン

    街に出ると、電車やバス、ビルボードなどに様々な広告が掲出されていますが、
    ついつい制作側の目線でそれらを見てしまいます。

    特に電車内の広告は、
    わりと長時間(といっても分単位ですが)目の前に留まっているタイプの広告なので、
    じっくりと見ることが多いです。

    で、以前から「このディレクション、イケてるなぁ」と注目しているのが、
    東京メトロさんのオフピークプロジェクト。
    ダンディ坂野さんや小島よしおさんがキービジュアルに採用されている、あれです。

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    出典)東京メトロアドエージェンシー

    都や電鉄各社が時差通勤を推奨してますけど、
    どれもあまり記憶に残らないなかで、
    唯一、印象付けがうまくいっている広告と思います。

    「ピークは過ぎたけど、オフピークの今も輝いている」芸人さんをキービジュアルに持ってくるアイデアや、
    そもそもの「オフピーク」というワーディングもいいです。

    最初に見たのが2年前くらいだったと思いますが、
    基本のデザイン(設計)が優れているので、
    クリエイティブの方向性を変えてみたり、他のタレントさんに展開したり、
    その後の受けが広くて、ライフタイムも長い。

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    「もうちょっとちゃんとやろうよ」と思ってしまう交通広告もありますが、
    これは真似したいデザインのひとつです。

  • 戻ってきた甲子園

    春の甲子園が戻ってきました。

    開幕最初の試合は、神戸国際大付(兵庫)VS北海(北海道)。
    兵庫は出身地だし、北海道は学生時代にお世話になったしでしたが、
    結果は3対2で神戸国際大付の勝利だったみたいです。

    他の2試合も「1対0」や「6対2」という僅差で、
    ふだん少年野球で「29対2」とかの試合を見慣れている身からすると、
    それだけで「締まった試合するなあ」と感心してしまう(笑

    いまだ感染者数は落ち着きませんが、
    徐々に日常が戻ってきている感じがして、気持ちが明るくなります。
    やっぱり野球はいいですねぇ。

  • ゆるんでますね

    久し振りに数字と睨めっこの一日でした。
    月次決算の数字が合わなかったのです。

    公募ガイド社に来たばかりの頃は、
    経理周りのインフラが全く整備されておらず、
    ビジネスと状況を理解するために、
    ひたすら会計データを追いかける日々を過ごしていました。

    前社長に「雑誌広告は掲載前月には出稿が確定しているはずなのに、どうして売上が読めないんですか?」
    と聞いたら、「それが締めてみないとわからないんだよね…」と何ら恥じることもなく答えてくる。
    「何じゃそりゃ?わからんわけがないやろうが!そんなんやから潰れそうなんだよ!!」
    と心の中で叫んだのは懐かしい思い出です(今でも思い出すと腹が立つけど、笑)

    それにしても、もう月の半ばなのに、
    決算締まってないって終わってる(コロナ以降、ぐだぐだになってしまった)。
    前みたいに3営業日で締める体制に戻していこう。

  • YOASOBI

    YOASOBI

    「夜遊び?」「よあそび?」「ヨアソビ?」
    何となくその名前は聞いたことがありましたが、
    きちんと楽曲を聴いたのは昨年末の紅白でした(遅!

    彼らが新しいのは、「小説を音楽にする」というアプローチ。
    その作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい」は私の信条のひとつですが、
    まさに新しい作り方で、新しいアウトプットを生み出したケース。

    公募ガイドのコンテンツも、
    「編集者がアイデアを出して、取材して、誌面に落し込んで」ではなく、
    「新しい作り方」で作ってみる。

    ・編集者じゃない人がアイデアを出す
    ・先に動画で試作してみて(=動画でラフをきる)、それを雑誌などの平面メディア化してみる
    ・ユーザーが好きそうなことではなく、嫌いそうなことから考える
    ・内容ではなく、デザインから入る

    とか。
    長く編集をやっている人からすれば、
    「そんなんじゃ形にならない」と言うかもしれないけど、
    そう考える時点で既存の枠から出るのが既に難しくなっていて、
    「作り方を作る」ことをしないと新しいものを作るハードルはとてつもなく高い。

    帰りの電車で「夜に駆ける」を聴きながら、
    ぼんやりと作り方のアイデアを考えてみます。