YOASOBI
YOASOBI
「夜遊び?」「よあそび?」「ヨアソビ?」
何となくその名前は聞いたことがありましたが、
きちんと楽曲を聴いたのは昨年末の紅白でした(遅!
彼らが新しいのは、「小説を音楽にする」というアプローチ。
「その作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい」は私の信条のひとつですが、
まさに新しい作り方で、新しいアウトプットを生み出したケース。
公募ガイドのコンテンツも、
「編集者がアイデアを出して、取材して、誌面に落し込んで」ではなく、
「新しい作り方」で作ってみる。
・編集者じゃない人がアイデアを出す
・先に動画で試作してみて(=動画でラフをきる)、それを雑誌などの平面メディア化してみる
・ユーザーが好きそうなことではなく、嫌いそうなことから考える
・内容ではなく、デザインから入る
とか。
長く編集をやっている人からすれば、
「そんなんじゃ形にならない」と言うかもしれないけど、
そう考える時点で既存の枠から出るのが既に難しくなっていて、
「作り方を作る」ことをしないと新しいものを作るハードルはとてつもなく高い。
帰りの電車で「夜に駆ける」を聴きながら、
ぼんやりと作り方のアイデアを考えてみます。