
問いをつくれ。
社長ブログ
続きを聞かせて欲しい
2018-08-09「デザインあ展」を観るために、
テレコムセンターまでゆりかもめにて移動。4人掛けのボックスシートに座っていたら、
20代前半くらいと思われる女子二人組が前に座ってきました。
なんか久し振りに一緒に遊びに行く友達のようです。新橋を出発し、
汐留あたりを通過したくらいから、窓際の子:「わー、就活でこのへん来たことある~!!」
通路側の子:「どこ受けたの?」みたいな会話が始まりました。
どうやら就活を終えた大学4年生っぽいです。「就活サイト、どこ使ってた?」(私:おっ、それ僕も知りたい)
「あそこの会社、お給料いいんだよね~。事務職でも21万円もらえるらしいよ」(私:初任給ってやっぱり比べてるんだねぇ)
「X社って内定辞退続出で、学生引き留めるのに必死らしいよ」(私:他人事じゃないです…)みたいな話をしていて、
新卒採用に乗り出そうとしている私としては、
なかなか興味深いことを話しています。ただ全部は聞き取れるはずもなく、
車輌が小さく、席と席の間隔も狭いゆりかもめでも、
わかるのは6割くらいでしょうか。結局、彼女たちはお台場で下車し、
そこで就活話は終わりとなってしまいましたが、
やっぱりリアルな声って迫力ありますね。
続きをインタビューしたくなってしまいました。黒歴史
50歳を前にして、大学や会社の同期や、
仕事で知り合った方々が企業の要職につくことが多くなりました。
先月も昇格した知人がいて、
新聞の人事欄に掲載されていたみたいです。気にしてみている人は少ないかもしれませんが、
新聞の企業ページには人事欄があり、
大手企業を中心とした異動情報が掲載されています。特に7月、10月の異動シーズンにはたくさんの情報が掲載されていて、
私が新入社員だった頃は、
毎朝、この人事欄をチェックすることが日課となっていました。で、お取引先の役員の異動を発見したら、
「ご昇進おめでとうございます。…」
という祝電を、相手の「格」に合わせたこちらの役員名で打つ。そしてたまにはチェックし漏れることもあって、
あとで上司に怒られたりもする(笑電報というテクノロジーもさることながら、
取引先の役員人事を平社員が毎朝チェックして対応するという時代感…当時、隣の部署の先輩から、
「浅田君、そんなの意味ないし、やめるように課長に言ってみたら」
と言われていたので、その頃から既に時代遅れの業務だったと思います。それでも、まだ従順だった?当時の私は、
朝のチェックを欠かさず、見つけたら祝電を打つ。
懐かしいけど、あまり人に言いたくない黒歴史です(笑猛暑は景気にプラスか、マイナスか
今日の東京は雨でしたが、
おかげで気温はぐっと低く、外出もわりと楽でした。今年は記録的な猛暑となっていますが、
この猛暑は消費にプラスなのでしょうか、マイナスなのでしょうか。それには過去のデータが参考になります。
同じく記録的猛暑だった2010年は、
個人消費の押し上げ効果が4,000~5,000億円程度だったと言われます。エアコン、日焼け止め、飲料にはじまり、
プールや映画館、避暑地のホテルもそうですし、
買い物はなるべくネット通販で済ませる人も増えるので、
段ボールの消費も伸びます。そういうことなので、今年もおそらく「猛暑特需」で、
一時的には景気はプラスになるのでしょう。一時的と書いたのは、その反動がおそらく秋冬に来るということ。
夏に使い過ぎた分、秋冬には財布のひもを締めにかかります。
現に1994年の猛暑では、
夏場の反動で10~12月の個人消費はマイナスとなっています。ところで肝心なのは、
この猛暑が公募ガイドにとってプラスなのか、マイナスなのか、ということ。
今のところ、ネガティブなような…苦笑よくわからない話
ちょっと嫌なことがありまして。
それはビジネス的にうまく事が進まない、
というようなことではなく、
もっと基本的なこと。社会で生活していると必ず起こる事象ではありますが、
なんかこう、もっとスッキリ生きたい。
まあ、今日の件は全体感でいえば大した話ではないのですが。雨降って地固まって欲しいです。
明日は暑さを忘れて
2018-08-03明日は公募スクールの第3回スクーリングが開催されます。
講師は「はじめての小説講座」の浅平先生。
実はまだお会いしたことがなく、
初めてご挨拶する感じです。ここまで2回のスクーリングは、
どちらも好評を得ているので、
ご参加いただく皆さまには、
この暑さを忘れて楽しんで帰っていただきたいです。私も一参加者として楽しみです。
いつ休む?どこ行く?
2018-08-02今日から8月。
社内でも、「いつ休むの?」、「どこ行くの?」
という話題が増えてきました。公募ガイド社の夏休みは特に決まっておらず、
7~9月の間の好きなタイミングで3日間、
休みを取っていいことになっています。私は正式には従業員ではないので、
就業規則に従う必要はありませんが、
普段は何となくみんなと合わせる感じで行動しています。
なので夏休みも3日、
スクーリング等で休む時は有休扱いで。ああ、外資系企業みたいに、
2週間ぶち抜きで休める体制にしたい。
それもひとつの目標です。シンプルで地味な生き方
先日の木工基礎のスクーリングの件、
後日談がありまして。出来あがった作品を普通に持って帰るのもつまらないと思い、
家族に見せる前に、
「この中でブッコ(家ではそう呼ばれている)が作ったの、どれだ?」
と全生徒の作品が写っている写真を見せて聞いてみたら、
見事に全員ハズレ。で、正解を教えたら、「やっぱり!!」
「何が”やっぱり”だ、ハズレたくせに」と思いましたが、
ハズレで選んだ作品は、
わりと似た感じの質素な雰囲気のものばかり。どうやら私の作風って、
よく言えばシンプル、悪く言えば地味な印象らしい。今回のブナコで言えば、
あまりごちゃごちゃとデザインせず、
ブナコ特有の木目の出方とか、底面から縁への曲面のつながりとか、
そういうところにこだわりたくなる。パッと見のインパクトというより、
よくよく見た時の説得力というのでしょうか。美術的な作品に限らず、ビジネス的な局面でも、
「浅田さんはシンプルを旨とされているから・・・」
というようなことを指摘されることがたまにあるので、
基本、そういうのが好きなんでしょうね。
それは今後も変わらないと思います。明日から葉月
2018-07-31このところの暑さの影響で、
社内でも体調を崩している人がちらほらいます。
明日から8月ですからね。夏休みやお盆休みをとる人は、それを楽しみにひと踏ん張り。
そうじゃない人は、何か別の楽しみを見つけて。でもいろいろやることあるなあ。
新しい事業の話だったり、リソースの話だったり。これだけ暑いとすべてが苦しく感じてしまいますが、
いい話もちらほら出てきているので、
それを励みに頑張ります。実用第一号
2018-07-30ちょうど一週間ぶりの更新になりますが、
美大のスクーリングに参加しておりました。今回の科目は「木工基礎2」。
「巻き上げ技法」という手法を使って「盛器」を製作しました。巻き上げ技法といっても「?」ですよね。
巻き上げ技法はもともと「ブナコ」といわれていた木の加工法で、
無垢として使いにくい「ブナ」を有効活用するために考えられた手法です
(現在は「BUNACO」として商標登録されている)。
東北由来なので、ブナの子でブナッコ、またはブナをコイル状に加工するのでブナコ。まずは、テープ状に裁断された木材をつなぎ合わせていきます。
※机にバサッと置かれているマステのような木材をつないでいきます。次に、つないだ木材をぐるぐるに巻き上げます。
※ブナとウォールナットの2色で仮巻バームクーヘン状に巻き上がった材料を、
型を使って出来上がりのイメージに成形し、ボンドで固めます。
※高台に本巻したので、仮巻とは色味が逆に出ますあとはカンナとサンドペーパーでひたすら磨き上げ、
塗装を施したら完成です。
※私の作品:(大)みかん用(小)あめ用工程をかなり端折っているので、大した作業ではないように感じますが、
実際は6日がかりの製作なので、
企画・図面引きから始まり、素材加工、成形、仕上げと、
それなりに手が掛かります。特に巻き上げは力(コツ?)が必要だったり、
カンナやサンドペーパー掛けはひたすら同じ動きだったりで、
後半はかなりの生徒が筋肉痛になっておりました。ちなみに他の生徒の作品はこちら↓
※私のは手前の列、右の2つ。いつもながら地味な作風です…せっかく美大に通っているのに、
実際に家で飾ったり、使ったりしている作品はいまだ一つもなく、
今回の盛器が実用第一号になりそう。
壊れずに長く使えると嬉しいです。講評会って経験ありますか?
2018-07-23週末、公募スクールの夏期スクーリングがありました。
(人手が足りないので、私も微力ながらお手伝い)ざっくり言うと、
午前が前提講義で、午後が作品制作と合評会。
午後の合評会に同席させていただきましたが、
個人的にはけっこう盛り上がったと思います。「では、最初に作者に自分で読んでいただき、その後、講評をつけていきましょう」
という柏田先生のコメントに、
会場の雰囲気が一変。
みんなが一斉に机の上に用意された飴に手を伸ばす。
緊張感がこちらにも伝わってきます。そこから2時間弱。
先生だけじゃなく、参加者からもいろんな意見や感想が出て、
とてもいい時間でした。合評会・講評会って、
本気で集中して作った作品に対して、第三者の客観的な意見がもらえるので、
一言一言が身に染み、次の創作への血肉となります。また、普段は基本的に自分だけの世界で創作しているので、
限られたメンバーとはいえ、
目の前で人に見てもらう緊張感には非日常の刺激もあります。リアルでやるか、バーチャルでやるか、
やり方は考える必要がありますが、
公募ガイド社として検討すべき方向性であることに間違いはない気もします。まだ経験のない方には、
ぜひ経験していただきたいです。