オーディエンスチューニング効果
いつも事務周りをお願いしているスタッフさんが、
お子さんの夏休みの関係で出社できないということで、
代わりに学生アルバイトさんに来てもらっています。
今日、初めてゆっくりお話ししたのですが、
なかなか新鮮でした。
普段のビジネスでは、
当たり前に使っている言葉や知識について、
「あれ、この言葉、わかるかな?」
「自分の感覚ってズレてないかな?」
という思いが一々脳裏をよぎります。
私の通う美大にも20代前半の人たちがいて、
その人たちともよく話しますが、
それとはまた違った感覚。
「この違いって何なんだろう?」と考えてみて、
思いついたのが、「立場の違い」。
美大では何歳離れていようと同窓ですが、
ここでは学生アルバイトと社長。
「相手の緊張を解さなければ」とか、
「土台を合わせなければ」という気持ちが、
無意識のうちに言葉や行動に出てしまいます。
大の大人が幼児に「…でちゅねえ~」と話しているシーン、
心理学で「オーディエンスチューニング効果」というらしいですが、
それとちょっと似ているかもしれません。
美大の仲間はあくまで「クラスメイト」ですからね、
同じ22歳でもそうならないところが、
面白いところです。
今日の感覚が正しいのか、そうじゃないのかはわかりませんが、
新卒採用に向けて、リスタートです。