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自由研究

夏休みも終盤に差し掛かり、
宿題の進捗が気になる時期になりました。

特にやっかいなのが、自由研究とか、読書感想文とか。
ドリルの類は息を止めてやればいいだけですが、
自由研究の類はそうはいきません。

「これ!」という気の利いたテーマになかなか辿り着けず、
この段階で気持ちが萎えてしまいます。
「何でもいいって言っても、本当に何でもいいわけないでしょ」と、
子供が委縮しているのも気になる。

デザインやコンサル系の仕事をしている人ならわかると思うのですが、
「なんでも自由に考えていいよ」といわれると、
逆にアイデアに詰まってしまうもの。
何かクライアント側に解決したい課題やテーマがあってはじめて、
いろんなアイデアやソリューション(解決策)が浮かんできます。

私たちはこの課題やテーマを「心地よい制約」と呼んでいて、
公募でもこの部分の設計がよい(=テーマ設定がうまい)プロジェクトは、
集まってくる作品のクオリティが高い。

創作系公募を夏休みの自由課題に代えるケースが多いのは、
そこの制約を求めてのことだと思うのですが、
単に情報提供するだけでなく、
公募ガイド社としてもっと積極的に携わるべきと考えています。