Logo

ceo blog社長ブログ

  • 折り返し地点

    今日で6月も終わり=1年の折り返し。
    早いです。恐ろしいくらいに。

    それなりに一生懸命やってきたつもりですが、
    他社の動向を見てると焦りますね。
    巡航速度で進めるのではなく、
    ショートカットできるやり方でやっていかないと、
    どんどん置いて行かれる感があります。

    私が思うに、公募業界ってわりとおっとりした業界です。
    官公庁や財団法人などの主催が多いということ(アナログメイン)、
    公募って企業のおまけイベント的なケースが多いということもあります
    (市場もそこまで大きくなく、個別主催者ベースでイノベーションするインセンティブが働きにくい)。

    もともと月刊誌の会社ということもあって(時間が月単位で流れている)、
    油断すると自分たちもついついそのペースになってしまう。

    それをDXしていくのが私たちの務めなんですけどね。
    後半は巻いていきます!

  • 偶数は気持ち悪い

    プレゼン資料をレビューしていて、
    項目立てが偶数だと違和感を覚えてしまいます。

    「初めての新卒採用、留意すべき3つのポイント」はいいけど、
    「プロジェクトを左右する4つの成功要因」はどこか気持ち悪いので、
    無理にでも3つか5つにしたい。

    コンテンツに数字入りのコピーをつけるときもまったく同じで、
    「2分で理解、六つの習慣」は気持ち悪いけど、
    「3分で理解、七つの習慣」のような奇数使いはなんとなく座りがいい。

    何かの象徴や代表を表すときも、
    「二大巨頭」とか「四天王」のような偶数パターンもなくはないけど、
    奇数だと「三本柱」「五本山」「七つ星」をはじめとして、
    「13の大罪」や「101匹ワンちゃん」のような大きな数までいける。
    地蔵は5人、小人も7人ですしね。

    ちょっと観点変えてみると、スポーツなどもそう。
    野球は9人、サッカーは11人、バスケは5人。
    生物学的観点だと、陸上動物の指の数は基本的に5本です。
    逆に煩悩の数は108というのも興味深い。

    そう考えると、心理学の「ブーバ・キキ効果」みたいに、
    奇数と偶数の関係にも共感覚的なものがありそう。
    意識して損のない感覚だと思います。

  • 公募の思い出

    GW前くらいから、
    夏休みに向けた学生さん対象の公募が増えてきました。

    学生時代の公募の思い出といえば、
    地元の農協(今のJA)が主催していた作文コンテスト。

    小学5-6年くらいだったと思いますが、
    最優秀賞に選ばれて、
    地元の放送で朗読が流れたことがあります。

    そのコンテストの事務局が、たまたま私の同級生のお母さんで、
    わざわざ録音したカセットテープを渡してくれたのですが、
    どこか気恥ずかしいこともあって、
    「俺いらんから、好きにしといて」とぽいと母に渡して終わりました。

    その後、数十年が過ぎ、
    上京してきた母が「あの時のカセットやで」と渡してくれたのですが(ずっと持っていた!)、
    その時点でもありがたみを理解できていない私は、
    そのままゴミ箱にイン…

    子どもが少し大きくなってきたこのごろ、
    あれを聞かせてやりたかったなあ、
    と今になって思う(内容まったく覚えてないけど)。

    子どもの頃の公募の思い出がある人、
    結構いるんじゃないでしょうか。

  • アクティブレスト

    GWも後半に差し掛かりましたが、
    いかがお過ごしでしょうか。

    3年ぶりに制約のないGWということで、
    旅行や帰省の動きが活発化しているようですが、
    私はどこへも行かず、自宅でのんびり過ごしたり、
    誰もいないオフィスで溜まった仕事を片付けたりしてます。

    電話やチャットでの対応はありましたが、
    MTGや打ち合わせの類は1本も入っておらず、
    公私ともに気になっていたホコリをきれいにできてスッキリ。
    やはり体にはアクティブレストが一番です。

  • 頭で考えるか、心で考えるか

    公募DXプロジェクトを進めるにあたり、
    B2CとB2Bの両面からビジネスやサービスを定義し直しています。

    両者(B2C/B2B)の違いはいろいろあるのですが、
    新しいビジネスやサービスを企画する難易度を比較すると、
    B2Cの方が難しい気がします。

    なぜか?

    B2Bは企業対企業もしくは組織対組織で取引が成立するので、
    費用対効果に優れているとか、
    信用リスクは大丈夫かなど、
    その取引がロジカルに説明されることが求められます。
    逆に言えば、合理的であれば売上げは上がる。

    これに対して、
    B2Cで企業の取引相手になるのは一般ユーザー。
    経済学においては消費者も企業と同様に合理的な行動をとる想定なのですが、
    現実世界は必ずしもそうとも限らない。
    何の役にも立たないゆるキャラグッズがバカ売れしたり、
    高いお金を払ってあえて大混雑する真夏のテーマパークに出かけたり。
    その根底にあるのは、それを好きとか、したいなどの人の心です。

    つまりは「頭で考えるか、心で考えるか」の違い。
    B2Bは頭で相手を理解できれば成功する確率は上がりますが、
    B2Cは心で理解していないとまったくユーザーに響かないまま終わる。

    公募ガイドに来て8年が過ぎましたが、
    B2Cがいまひとつパッとしないのは、
    そのあたりに原因があると考えています。

  • 公募DX始動

    社内で公募DXプロジェクトが立ち上がりました。

    プロジェクトは外部のUI/UXデザイン事務所にご参画いただき、
    1年かけて進める計画。
    昨日はそのキックオフ兼ワークショップでした。

    さらに、担当してくださるデザイナーさんが、
    「こういうの、大事です!」
    と言って事前に作ってくれたクリエイティブがこちら。

    公募DX

    PNGで貼り付けてますが、
    Figmaだとアニメーションと音がついていて、
    メンバー大喜びでした。

    ようやくスタートが切れそうです。

  • 入社式

    今日、2名の新卒社員が入社し、入社式を行いました。

    式の企画と運営は2年目の先輩社員が担当してくれて、
    「自分たちのときより、いいものを」を合言葉に、
    楽しい催しに仕上げてくれました。
    確実に昨年よりバージョンアップできたと思います。

    さらに来年は、今日から参画してくれた新卒社員たちが、
    「今年よりもっといいものを」という思いをもとに、
    新しい人たちをお迎えする…

    そういう現状に満足しない風土が、
    社内で浸透していきますよう。

  • せっかちは損

    昨日、夜9時半ころに会社を出たら、
    増上寺の三解脱門から枝垂れ桜のライトアップが見える。

    普段は真っ暗なので、
    「なに⁉」と吸い寄せられる感じで境内に入ってみたら、
    何台ものカメラの前にピアノやドラムがセットされていて、
    音楽番組の撮影らしき雰囲気でした。

    IMG_20220328_212327

    スタッフさんが「リハ、入りまーす」と言っていたので、
    ちょっと待てば誰かの演奏が聴けるかも、とも思いましたが、
    せっかちな私は待ちきれず、
    写真だけ撮ってその場を後にしました。

    帰りの電車で調べてみたら、
    NHKの特番で平原綾香さんが「春よ、来い」を歌うらしい。

    時間は10時ちょっと過ぎ。
    「今ごろ、歌ってるのか」と考えると、
    ああ、俺ってなんて残念なやつなんだ、と思えてくる。
    ちょっと待てば聴けたものを。
    まだちょっとくよくよしています。

  • なりたい職業

    午後は2023卒の採用面接でした。
    企業研究が進み、はっきりとした動機が見えている学生さんもいれば、
    まだまだこれから考えていく段階の学生さんもいます。

    先日の第一生命のアンケート「大人になったらなりたいものランキング」によると、
    男子の1位は小学生から高校生までそろって「会社員」。
    女子は中高の1位が「会社員」で小学生だけが「パティシエ」です。

    このランキングをみて大人が思うことはさまざまでしょうが、
    私は子供に情報や選択肢を与えることの大切さを感じます。
    おそらくまだ社会にどんな仕事があるのか知らないがゆえ、
    消去法的に選択した結果だと思うので。

    就活生も同じで、自分でいろんな情報を集めて、
    会社や業務の内容を、ぼんやりとではなくできるだけ具体で落とし込んでいく。
    そうすることで、なぜ自分がその会社をいいと思っているのか、
    他に似たような会社や職業はないのか、という流れになり、
    志望動機の説得力が増していくと思います。

    ちなみに「大人になったら…」のアンケートには、
    「ITエンジニア」「プログラマー」などもランクインしていますが、
    実際はこういった職業も「会社員」であるケースが多いので、
    「編集者(本をつくる人)」なども項目に入れてもらえたら、
    ひょっとしてランクインするかもなどと思ったりします。

  • 2月はめちゃくちゃにやられました

    1月で月刊誌が終了し、
    月刊誌のない初めての月(2月)の決算が締まりました。

    結果、めちゃくちゃにやられました(苦笑
    月刊誌の会計処理って、

    売上高=当月発行分の卸金額―前月号までの返本金額

    で計算されるのですが、
    2月は当月発行がなくて、前月までの返本だけがマイナス計上されることになるので、
    なんと「マイナスの売上」ということになります。
    「利益」がマイナスではなく、「売上」がマイナス…
    すごい世界です。

    さらに雑誌に入れていただいていた広告も当然なくなるので、
    そちらも売上高はゼロ…

    当初、雑誌広告のクライアントにウェブ広告を案内してリカバーしようと計画していましたが、
    肝心のサイトリニューアルが遅れてしまった影響で、
    2月単月としては目論みが大きく外れてしまう…

    いやいや。
    会計って正直にできてるなと思うと同時に、
    Time is money.(時は金なり)を実感する。
    予定通りにサイトリニューアルできていれば、100%とまではいかなくても、
    幾ばくかは売上げをカバーできたと思うので。

    それが明らかになった3月初めは、
    後悔でよく眠れない日が続いていたのですが、
    恐ろしいもので、徐々に眠れるようになってきました(笑

    こうやって人に吐露しちゃうっていうのも、
    適度なガス抜きになっていいということなんでしょうね。
    社員には「公のブログでそれ言う⁇」って言われそうですが。