偶数は気持ち悪い
プレゼン資料をレビューしていて、
項目立てが偶数だと違和感を覚えてしまいます。
「初めての新卒採用、留意すべき3つのポイント」はいいけど、
「プロジェクトを左右する4つの成功要因」はどこか気持ち悪いので、
無理にでも3つか5つにしたい。
コンテンツに数字入りのコピーをつけるときもまったく同じで、
「2分で理解、六つの習慣」は気持ち悪いけど、
「3分で理解、七つの習慣」のような奇数使いはなんとなく座りがいい。
何かの象徴や代表を表すときも、
「二大巨頭」とか「四天王」のような偶数パターンもなくはないけど、
奇数だと「三本柱」「五本山」「七つ星」をはじめとして、
「13の大罪」や「101匹ワンちゃん」のような大きな数までいける。
地蔵は5人、小人も7人ですしね。
ちょっと観点変えてみると、スポーツなどもそう。
野球は9人、サッカーは11人、バスケは5人。
生物学的観点だと、陸上動物の指の数は基本的に5本です。
逆に煩悩の数は108というのも興味深い。
そう考えると、心理学の「ブーバ・キキ効果」みたいに、
奇数と偶数の関係にも共感覚的なものがありそう。
意識して損のない感覚だと思います。