
問いをつくれ。
社長ブログ
くもり空
2019-08-23今週は雨が多かったですね。
空模様が状況を反映しているのか、
あまりいいことがない一週間でした。
カンカン照りの酷暑ではなかったので、
外出が多少楽だったことがせめてもの救い。経営者なんて、
ひとり孤独にもがき苦しむ日々の繰り返しと思うのですが、
ちょっと頭を冷やして、
いろいろ考え直そうかなあ…対応コストは企業負担
消費税率変更まで1か月ちょっと。
いろんなところから「消費税率変更のお知らせ」が届き始めました。社内でも税率変更プロジェクトを立ち上げていて、
各部署ごとにタスクの洗い出しと対応を進めています。<消費税率の変遷>
89/4:0% → 3%
97/4:3% → 5%
14/4:5% → 8%
19/10:8% → 10%という歴史なので、
5~10年に一度あるかないかのイベントなのに、
こんな忙しいタイミングに被ってしまうなんて。政府はポイント還元で景気悪化を防ごうとしているみたいですが、
企業側からすれば、
こういった対応コストはすべて企業持ち出し。
なんだかな~と思ってしまいます。安いと売れない商品
2019-08-21散髪屋さんにいったら毛生え薬を勧められました。
洗髪後に塗布するタイプで、
30日分なんと16,000円!
ちょっと高すぎません?不思議なもので、
世の中には「値段が安いと売れないが、高いと売れる」ものが存在します。代表的なのが「中古車」。
あまりに安い中古車は怪しまれて売れませんが、
ちょうどいい値段感であれば売れる。買い手は売り手に対して圧倒的に情報量が少ないので、
通常とは逆に、
「値段の高低から自動車の品質」を推測してしまうのです。育毛剤もこれに似たところがあって、
安い育毛剤より、
高価な育毛剤の方が効きそうな気がしてしまいます。で、結局、冒頭の毛生え薬ですが、
信頼している店長が、
「これまで試していただいたお客様で効果でてない人はいないですね」
と推してくるので、
ついつい買ってしまいました…しばらくはいかにもおじさんの整髪料っぽい匂いを、
振りまきながら過ごすことになります。
申し訳ありません。やらなわからしまへんで
佐藤雅彦さん、佐藤卓さん、佐藤可士和さん…
なぜかデザインの世界には、
「佐藤」姓の有名人が多いのですが、
佐藤オオキさんも私の好きなデザイナーのひとりです。先日本屋さんを訪れた時、何となく買ってしまったのが、
『ウラからのぞけばオモテが見える』(佐藤オオキ、日経BP社)この本の中に、
”「時間をかけた方が良いものができる」という法則は一切存在しない”
とあったので、
「クリエイティブの成果ってかけた時間と比例するんじゃないのかな?」
と一瞬思ったのですが、読み進めてみると、
”アイデア出しには時間をかけず、3倍のスピードで試作と失敗を繰り返している”
という趣旨でした。それって、
起業で言えば「リーンスタートアップ」、
デザインで言えば「プロトタイピング」、
システム開発で言えば「アジャイル型」
と同義の考え方で、
今の自分がもっとも大事にしている開発アプローチです。サントリー創業者の鳥井信治郎さんは、
「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」
と言いましたが、
何事もうだうだ悩んでいる時間があるなら、とりあえずやってみる、
という考え方、好きですね。最近のマラソン事情
2019-08-19あまりの暑さで疎かになっていたマラソン。
11月に草レースにエントリーしたので、
そろそろ練習を再開しないとな、
と思ったりしています。ジョギングレベルの距離なので、
タイムがどうこういう感じでもありませんが、
レースはレースなので、
ちょっとした日常の刺激にはなります。抽選なので、
走れるかどうかはまだわかりません。
当たりますよう。週休3日?
他の人の机をお借りして作業していたら、
”公募ガイドオリジナル卓上カレンダー(マンスリー)”が置いてありました。私がふだん使っているものは、”日曜始まり”なので、
「”月曜始まり”は違和感があるな」と思ってさらによく見たら、
一番左端(月曜)の列が、
青字になっている気がする。「そんなはずないよな」
と思ってよくよく見てみても、やっぱり青い。
※月曜の列に注目!何か意味があるのかと思って、
制作した法人ソリューションのMさんに聞いてみたら、
「実は僕もそう思ったんですが、誤植ですね、これ」おーい、今月気づいたんかい!
「夏は週休3日にしてくれ」という社員の声かと思ったよ。素敵な出会い?
2019-08-15往訪帰り、最寄りの御成門駅を出ようとしたら、
外はひどい土砂降り。
傘はなく、濡らしたくない書類もあります。夕立っぽかったので、
「しばらく待てばやむだろう」と、
地下鉄の出口付近で雨宿りしていたのですが、
10分待ってもやむ感じになりません。オフィスまでは約200m。
走れば1~2分、
来客予定もあるので、
思い切って飛び出すか迷っていたら、「もしよかったらこれお使いになりますか?」
私とは逆に、
外から地下鉄に入ろうとしている40代くらいの女性が、
ビニール傘を差し出してくださっている。「会社で余ってたものなので、お気になさらずに」
と仰るので、断るのも却って失礼かと思い、
ご厚意に甘えることにしました。「これがお年頃の男女なら、ちょっと素敵な出会いだな」
などと考えながらいただいた傘で歩いていたら、
着いた頃には雨はほぼあがっていました。働き方を調べてみたら
2019-08-14当社、年俸制+フレックスタイム制を導入しています。
比較的、働き方の自由度を重んじる仕組みだと思うのですが、
情けないことに管理手続きが少し曖昧なところがあり、
手続きの精度を上げる大前提として、
まずは働き方の実態を調査してみました。調べるまでは、
正直、経営者として気掛かりな点もあったのですが、
時間ベースできっちり追跡してみると、
個別に差はあるものの、
いろいろ興味深いことがわかりました。まずは事実として社員と共有し、
働き方について一緒に考える機会にしたいと思います。残念…
夕方、プランナーのSさんとクライアント往訪していたら、
彼の母校が甲子園で熱戦を繰り広げている最中でした。しかも、自分の同期が監督をしているって、
そんなこと滅多にあるものじゃない。「休みとって応援行けばよかったのに」
と言うと、
「今日勝ったら次戦は金曜なので、その時は休ませてもらいます!」なんて話をしていたのに、
残念なことに負けてしまった…そう言えば、
週末、何試合かテレビ観戦していたら、
気づくと負けている方を応援している自分がいる。
年とったな…多様な価値観を受け入れるには”規模感”が必要
政治家、タレント、スポーツ選手など、
有名人の結婚の話題で賑わっていますね。時代によって価値観は変われども、
結婚や出産などのライフイベントが、
働くことに与える物理的・心理的影響はいつの時代も大きいものです。身の回りの男連中を見ていると、
結婚や出産による働き方の変化パターンは3つ。1つ目は、あんなにバリバリ仕事をしていたのに、
例えばお子さんができたとたんに、
吸い取られたように熱意がそちらに向いてしまって、
仕事がおざなりになってしまうパターン。次が1つ目と逆パターンで、
家族の存在が仕事に対する頑張りの源泉となるケース。最後が何も変わらないパターン(笑
私の場合は、
(仕事に限らず)夢や目標に向かって自分の努力する背中をみせることが、
将来的な家族の幸せにつながると考えているので、
パターン2に近いかもしれないです。多くの人が”家族ファースト”だとも思うので、
どのパターンになるかは、
ご家庭の状況と仕事に対する価値観によりますよね。どんな価値観も受け入れる箱(=会社)を作りたいですが、
そのためにはある程度の”規模感”が必要だなあと感じる毎日です。