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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

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  • 不要不急の先

    ”不要不急”の自粛により、
    多くの小売店舗や飲食店が資金繰りに窮しています。

    年間の個人消費は約300兆円といわれますが、
    余暇市場が約72兆円(レジャー白書2019)なので、
    個人消費の1/4が不要不急。

    さらに衣料品、食品・外食、乗用車なども、生活必需ではなく趣味や娯楽でお金を払っている部分も多いので、
    ひょっとすると私たちの生活費の半分くらいは、
    不要不急の支出と言えるのかもしれません。

    だとすれば、自粛で経済が回らなくなるのも当然。
    日本は社会が成熟化しているので特にその傾向が強い。

    当社が提供しているサービスや商材も、
    基本的には不要不急。
    この状況が長引けば苦しくなってくるのは当たり前ですが、
    一方でこの禍は社会の成熟をさらに促進し、
    当社に求められるものもより大きくなると見ています。

  • 懐古とこれから

    あり余る自宅での時間を使って、
    美大での制作物や工具・備品の整理をはじめました。

    モノを捨てるのは抵抗がないタイプ(というか、むしろ捨てたい派)。
    あれだけ苦労して作った作品も、躊躇なく処分していきます。

    処分袋にインする前に、先生からの講評を読み返し、
    改めて自分の作品をレビューしてみると、
    その時は「もうこれ以上は無理」と思って作ったものも、
    今は「レベル低いな」と感じます(だから捨てるのに抵抗ないのかも)。

    今なら誰かセンスのいいクリエイターと組んで、
    難易度高めのアワードやプロジェクトに挑戦してみても楽しいだろうな。
    もちろん、新しいビジネスやサービスでも面白いことができそう。
    そのパートナー探し=採用活動ということになりますね。

  • うろちょろ派からの脱却

    今週も今日で終わり。

    弊社のリモートワーク実施率も徐々に上昇。
    まだきちんと計測できてませんが、
    出社8割減は十分に達成できていると思います。

    私自身、今週のリモート率は60%。
    来週以降も今のところ出社が確定している日はありません。

    今は身を屈めて嵐が過ぎ去るのを待つのみですが、
    公私の別なくずっと自宅で過ごしていると、
    徐々にパフォーマンスが落ちてきているのがわかります。

    ノマドワーカーではないけれど、
    自宅で仕事をしたり、職場で美大の制作をしたり、
    現場ではウロウロしたりで気分転換をはかってきたので、
    カンヅメで集中力を保つのはつらい。

    この環境下でも気持ちを維持できるメソッドを探っていきます。

  • 入ってくる情報を制御する

    2020-04-16

    港区の制度融資を申請しに行ったら、テレビ局が撮影に来ていて、
    たまたま見ていた夜のニュース番組でその様子が放送されていました。

    通常の窓口ではキャパシティが足りず、
    会場を大きな会議室に移しての受付です。

    審査官や事務の人もすべてを理解しているわけでもないようで、
    私もいくつかの担当を行ったり来たり。
    別日に再訪してようやく手続きが完了しました。

    融資にしても、助成にしても、
    日々、国や自治体による支援制度がアップデートされていて、
    状況の悪化を感じます。

    感染者数とか、クラスターとか、少し情報に疲れてきたので、
    あえてニュースを見ないようにしているのですが、
    経営者としてはきちんと支援制度にキャッチアップしておく必要もあり、
    ソースを限定してチェックしています。

    そのあたりのコントロールも、
    長期戦をやり過ごすコツになると思います。

  • 複合機を入れました

    自宅に小さな複合機を入れました。

    これまで使っていたプリンタとFAX(電話)が、
    もう10年以上前のもので、
    きちんと色が出なかったり、電源の具合がおかしかったり、
    そろそろ買い替え時だなと思っていたところにこの状況。

    せっかくなので、
    リモートワークをより快適にしてやろうと、
    単機能機ではなく複合機を選択しました。

    いやいや、最近の機種はすごいですね。
    前のプリンタと大きさは変わらないのに、
    スキャン、コピー、FAX通信と、
    給紙(サイズ/枚数)を除けば、
    会社とほぼ同じ状況で仕事ができます。

    導入コストも本体で4万円ちょっと。
    カラーレーザーなのでランニング単価は少し高いものの、
    そんなに大量に印刷しないので、気にならない範囲。

    セットアップに3-4時間かかりましたが、
    「こいつの持ってる機能を最大限生かしてやる!」
    と試行錯誤するのもまた楽しかったのです。

  • こんな環境でも進めてます

    新卒採用の面接をしていると、
    「コロナ影響で選考が滞っている」という声を多く聞きます。

    当社についていえば、会社説明会、筆記試験、面接など、
    対面で予定していたプロセスについて、
    すべてオンラインに変更して、
    ほぼ予定通りのスケジュールで選考を進めています。

    もちろん、面接は直接お会いしたい。
    でもそんなことより、
    なるべく予定通り進めることの方が大切。

    すべて受け身で、
    どうなるかわからないまま不安に過ごす学生さんの気持ちを考えれば、
    その方が誠実であることは明らか。
    また会社にとっても、多少やりにくくても、
    頑張って前に進めた方が企業活動全般の停滞を防げます。

    とか言ってますが、
    選考を進めている一番の理由は、
    私が優秀な学生さんとの出会いを待ちきれないからなんですけどね。

  • オンラインとオフライン

    今日は在宅勤務で、自宅から一歩も外に出ませんでした。

    在宅だとアウトプットだけが評価基準になるので、
    そういう意味ではわかりやすいですね。
    会社にいると、長くいる人が頑張っているような錯覚に陥るところがあるので。

    ただ物理的に同じ空間を共にする一体感や、
    雑談から生まれるアイデアみたいなものもあり、
    オフィス勤務にもいいところはたくさんある。

    今は働き方が新鮮でリモートワークを楽しんでいるかもしれませんが、
    そのうち効率が落ちてくるのも目に見えているし。

    通信スタイルで学んでいたムサビでは、
    スクーリング授業は通信授業とは比較にならない濃さだった経験もしているので、
    アフターコロナはどうしていけばいいか、
    いろいろ試してみたいです。

  • 普段はリモートなのに、今なぜ?

    今日もオフィスに人がいません(公募ガイド社の社員は一人だけ)。

    逆に普段はほとんどオフィスにいないフォーセンス・パートナーズ(FPI=親会社)のメンバーが、
    結構うろうろしてます。

    FPIは常駐型の経営コンサルビジネスなので、
    基本的にリモートワーク(といっても在宅ワークではなく、クライアントワーク)。
    クローズドな空間である在宅でも仕事はできるはずなのに、
    何でいるんだろう?

    今日、わりと長く話す機会がありましたが、聞くの忘れました。
    今度聞いてみよう。

  • 視界は悪くない

    ムサビから卒業証書が届きました。

    smartcapture

    ”卒業展示も卒業式もなし”と決まってから約1か月。
    外部環境への対応に追われ、
    卒業証書のことなんてすっかり忘れていましたが、
    こうやって手元に届くと、
    「本当に卒業したんだな」と実感が湧いてきました。

    ・自分が創る人になってみる
    ・事業やサービスを根っこから理解する
    ・(プライドの高い)社員を黙らせる

    などなど、いろんな目的のもとに通い始めたわけですが、
    結論、美大を卒業したくらいでは、
    そこにはたどり着けなかったですね(笑

    それでも得るものは大きかったのも事実。
    急がば回れ、もし通ってなかったら、
    今頃まだモヤモヤした霧の中をさまよっていた気もします。

    さあ、ここからどうしてやろうか。
    外部環境は最悪ですが、個人的な視界はそんなに悪くない。
    来るべき時に備えたいと思います。

  • オンライン面接は難しい

    3月後半より、新卒採用の面接をオンラインに切替えています。

    今日、私も初めて経験しましたが、
    「難しいな」というのが第一印象です。

    1)直接お会いするより情報量が少なくなる
    2)用意周到な人ほど”読んでいる”感が出てしまい、回答が上滑りに聞こえる
    3)こっちがまだ慣れてない

    というのが理由になるでしょうか。
    中途採用ではずいぶん前からオンラインも使っているのですが、
    ポテンシャルを見抜かないといけない新卒採用においては、
    中途での経験はあまり参考にならない気がします。

    まあそんなことは言い訳にならないので、
    オンであろうとオフであろうと、
    大きく成長しそうな人を見抜く力をつけないといけません。