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社長ブログ
答えを探すな。
問いをつくれ。

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  • 検診を受けた時のこと

    先週、検診で病院に行きました。

    はじめて受ける検査で、
    事前に検査薬を注射した後、
    特殊な?機器で検査するようなものでした。

    検査薬の注射は一定間隔で何回かに分けて行なわれたのですが、
    気のせいか、だんだん心臓がバクバクしたり、お腹が熱くなったりしてきて、
    「まさか変な薬と間違ってないよねぇ…」とか、
    あらぬ心配をしてしまいます(笑

    そんなこんなで検査薬の投与も終わり、
    検査機器のある部屋に移動したら、
    担当の技師は足が不自由な方でした。
    なぜそれがわかったかと言えば、両腕で二本の杖を使われていたから。

    大変失礼ながら、「大変じゃないですか?」と一瞬思ったのですが、
    そんな心配は無用でした。
    それどころか、その技師さん、めちゃくちゃ優秀で。

    私と検査機の操作盤を俊敏に行ったり来たりしながら、
    作業を進めていきます。
    私への説明もとてもわかりやすく、
    何よりきちんと目を見て話してくださるので、
    さっきのあらぬ心配もどこかへ行ってしまい、約20分の検査中は安心しきって爆睡してしまいました。

    検査データをきちんととることが技師のミッションと思うので、
    その部分の的確さはわかりませんが、
    ハンディをものともせず、
    その職を勝ち取ったんだろうなと勝手に想像して、
    ちょっと嬉しくなりました。

  • お気に入りのマフラーが

    去年買ったマフラー。
    グレー地に、表裏で違うパターンの黒いチェック、
    縁に鮮やかなブルーが刺し色で入っていて、
    かなり気に入っています。

    たまたま入ったセールで、
    「これがセールに残っているとは!」と即決で買いました。

    今朝、今年はじめて使おうとクリーニングの袋から取り出し、
    首に巻いてみたら、
    なんか雰囲気が違う、というか短くなってる!?

    去年は首を2回りしても、まだゆったりと余裕があったのに、
    なんかパツパツなんです…
    太ったのか、
    クリーニングでのトラブルなのか、なんなのか。
    どっちにしても、残念です。

  • 来年の手帳

    週末、工具やネジなどを買いに大手HC店へ。
    必要なものを買い終わり、エスカレーターで降りていると、
    途中フロアに特設された手帳コーナーが目に入る。

    「そういえば、まだ買ってなかったっけ」

    実は今年も中盤くらいから手帳の使い方がグダグダ。
    その理由を振り返ってみると、

    ・備忘録的にいろいろと書き込みたいので、メモ欄が小さいと破綻する
    ・ToDoを管理したいので、そのスペースも欲しい
    ・スケジュール部分はほどほどでよい

    今年の手帳はあまりにも自由記入ページが少なすぎ、
    使い始めてほどなく、
    書き込むスペースがなくなってしまいました。
    仕方なくスケジュール部分の空いている箇所に書き込んでいたら、
    何が何だか分からなくなってしまい、結果、
    手帳を見るモチベーションがどんどん下がっていったのです。

    で、買う買わない半分半分の気持ちでコーナーに立ち寄ってみます。
    先ほどのポイントを基準にいろんな商品を見比べていると、
    なかなか良さそうな商品を見つけました。

    cof

    LACONICのA5VL。
    全然知らないブランドでしたが、
    帰って調べてみると、
    四国の紙工会社を親会社に持つ文具の企画製造会社でした
    (文具好きには有名なのでしょうか?)

    A5サイズがちょっと大きくて気になりますが、
    片面週間バーティカルで探していたので、
    そこは我慢することにします。

    cof

    いつもは入念にリサーチし、
    比較検討を重ねたうえで購入に至るのですが、
    今回は衝動買いに近いです。
    それでも失敗を繰り返しているので、
    ひょっとしたらこういう買い方が奏功することを期待して。

  • 終わり良ければすべて良し

    人と話をするとき、
    意識しておきたいことがあります。

    それは、
    「ネガティブな情報は前に、ポジティブな情報は後に」
    話すということ。

    例えば、営業のMさんについて、
    女子社員2人が噂話をしていたとします。

    パターンA:Mさんって頑張ってるけど、ミスも多いよね。
    パターンB:Mさんってミスも多いけど、頑張ってるよね。

    どちらのパターンも、
    「Mさん=ミスも多い&頑張っている」という事実を話しているのに、
    Aは否定的、Bは肯定的な印象を受けます。

    これ「ピーク・エンドの法則」とか「新近効果」と呼ばれる心理現象で、
    言い換えれば「終わり良ければすべて良し」

    だから、
    旅行から帰ってきたときは、「疲れたけど、楽しかったね!」
    高級中華でお食事会のあとは、「高かったけど、美味しかったね!」

    これを逆に言うと、
    後味が悪い終わり方になってしまいます(笑

    ちょっと意識するだけで、
    周りの人がハッピーになったり、不愉快になったり。
    自分も気をつけよう…

  • 店員さんのふるまいと客のマナー

    オフィス近くにあるパスタ屋さん。
    シェフを取り囲む感じのカウンターのみ、
    7~8席程度の小さなお店です。

    先日、ちょっと遅めのランチに行ったら、
    ほぼ満席で残り1席。
    入り口一番近くのその席に案内され、和風パスタをお願いしました。

    そのお店、生麺使用でわりと盛が多い。
    「これはちょっと胃もたれするかも」
    と思いながら必死で食べていたら、
    奥の方でシェフの少しキツイ口調。

    「しゃべってばかりいないで、早く食べて!伸びて美味しくなくなる!」

    女性二人のお客さん、
    パスタそっちのけでおしゃべりに花を咲かせていたようです。
    小さなお店なので、その場は少し微妙な雰囲気に。

    楽しい雰囲気を壊したくないけど、
    せっかく心を込めて作った料理、おいしく食べて欲しい。
    きっとシェフも迷ったと思います。

    店員さんの態度に気分を害することもありますが、
    客側のマナーもありますよね。
    私もスマホを眺めながら食事したりはたまにあるので、
    お店によっては気をつけたいですね。

  • 悪い癖が出ている

    今日は早く帰ろうと思っていたのに、
    もう9時を回っています。

    最近、全体的に退社時間が早まっている感じがするので(20時に誰もいない日もある)、
    とてもいい傾向だと思っていましたが、
    自分がこれではダメですね。

    多少、煩雑な仕事を抱えていることもあって、
    着手するのにちょっとした勇気(思い切り?)が必要で、
    ぐだぐだしているロスタイムのせいで、
    時間が薄くなっているのかもしれません。

    自分の悪い癖なので、修正したいです。

  • セ・パの差に思う

    日本シリーズはソフトバンクでした。

    リアルタイムではほとんど見ていませんが、
    スポーツニュースなどでみる限り、
    「強いな」という印象を受けました。
    下剋上とは言え、二連覇ですしね。

    これでパのチームが6年連続勝っていることになり、
    この10年でもパが8度の日本一。
    交流戦もパが9年連続で勝ち越しらしいので、
    セ・パの実力差は明らかです。

    DH制(ある方が強い)、人気(ない方が強い)、親会社の資金力(ない方が強い)などが要因と言われていますが、
    結局は高い次元でライバルと切磋琢磨し、
    長期目線で地道に選手を育てているチームが、
    力をつけているということ。

    セリーグで広島がぶっちぎりだったのも、
    資金力がないが故の自前主義の成果ということなのでしょう。

    当たり前と言えば、当たり前の結果ですが、
    ということは、資金力のない当社でも、
    きちんと人を育てていけば何とかなるということです!

  • 一人は好きだけど、孤独は嫌い

    最近、自分の体の稼働率がかなり高いです。

    仕事、家庭、大学、それ以外のお付き合い…
    どれも自分ではありますが、
    狭い意味のプライベート(自分ひとりの時間)の割合が、
    かなり小さくなっていて気忙しい。

    仕事中は仕事中でいつも孤独なので、
    一日の大半が自分ひとりと言えば一人なのですが(笑

    人から「一人が好きな人」と思われることも多いですが、
    人が嫌いなわけではなく、むしろ孤独は苦手です。

    あれ?
    一人になりたいのか、
    一人は嫌なのか、
    どっちかわからなくなってきました(笑

    一人は好きだけど、孤独は嫌い、という感じですかね。
    なかなかうまく言えませんが。

  • LIFOはモヤモヤが残る?

    商品の在庫管理に、
    LIFOとFIFOという二つのアプローチがあります。

    先入先出がFIFO(First In First Out)
    後入先出がLIFO(Last In First Out)

    会計を学び始めたかなり初期段階で出てきた概念ですが、
    普段生活していて、
    「あっ、いまのFIFO」とか、
    「LIFOはだめでしょ」とか、思うシーンがよくあります。

    例えば、忘年会の二次会で5Fにある居酒屋さんの席を今から押さえに行くシーン。
    混雑したEVにギリギリ最後に駆け込んできたグループが、
    5F到着と同時に最初にEVを降り、
    従って最初に居酒屋さんの入り口に到着することになります。

    当然、居酒屋さんのウェイティングリストは、
    最後に駆け込んできたグループが最上位になり、
    最初からEVを待っていたグループは最後尾になってしまう。
    つまり、後入先出(LIFO)のパターン。

    これって、なんかおかしくないですか?
    1Fで最初にEVを待っていたグループこそ、
    最初にお店に入る権利があるはずなのに。

    あとはスーパーでヨーグルトを買うとき。
    日付が新しいものから買いたくなりますよね?
    これもLIFOで、
    食品の廃棄ロスが社会問題になっている昨今、
    何とかならないのかなと思ってしまう。

    会計的な在庫評価という面では、
    LIFO/FIFOそれぞれにメリット/デメリットがあるわけですが、
    私たちの日常生活においては、
    LIFOはモヤモヤが残るケースが多い気がしますね。

  • 事業に対する造詣と愛情が必須条件

    10年来通っている散髪屋さん。
    ずっと社長が切ってくれています。

    そう言うと、すごいVIP待遇のように聞こえますが、
    私が行きはじめた頃は2店舗しかなく、
    店長(=社長)がたまたま担当してくれたのが始まりです。

    いつも特に雑談などなく黙々とやってもらうのですが、
    他のスタッフさんから30店舗にまで増えたと聞いて、
    ちょっと話しかけてみました。

    「もう髪切らなくてもいいんじゃないの?」
    「いやいや、自分で切らないとダメなんですよ」
    「職人気質だから?」
    「それもあるんですけど、髪切れない社長の言うことなんか、スタッフ誰も言うこと聞きませんから。
    だから異業種から参入してくるケースも多いですけど、まあうまくいかないですね。
    自分、今でも売上げNo.1ですから、スタッフみんな黙りますよね、ハハハ」

    半分自戒を込めて書くとすれば、
    「プロ経営者」と呼ばれる人たちが失敗するケースは、
    その会社の事業に対する造詣と愛情不足が根底にあり、理論を振りかざしているだけではまずうまくいきません。

    そういう意味で、
    熱血技術者社長が奮闘する「下町ロケット」は、
    いかにもドラマ仕立てにはなっていますが、
    意外に会社経営の核心をついている気がします。