
問いをつくれ。
社長ブログ
検診を受けた時のこと
2018-12-03先週、検診で病院に行きました。
はじめて受ける検査で、
事前に検査薬を注射した後、
特殊な?機器で検査するようなものでした。検査薬の注射は一定間隔で何回かに分けて行なわれたのですが、
気のせいか、だんだん心臓がバクバクしたり、お腹が熱くなったりしてきて、
「まさか変な薬と間違ってないよねぇ…」とか、
あらぬ心配をしてしまいます(笑そんなこんなで検査薬の投与も終わり、
検査機器のある部屋に移動したら、
担当の技師は足が不自由な方でした。
なぜそれがわかったかと言えば、両腕で二本の杖を使われていたから。大変失礼ながら、「大変じゃないですか?」と一瞬思ったのですが、
そんな心配は無用でした。
それどころか、その技師さん、めちゃくちゃ優秀で。私と検査機の操作盤を俊敏に行ったり来たりしながら、
作業を進めていきます。
私への説明もとてもわかりやすく、
何よりきちんと目を見て話してくださるので、
さっきのあらぬ心配もどこかへ行ってしまい、約20分の検査中は安心しきって爆睡してしまいました。検査データをきちんととることが技師のミッションと思うので、
その部分の的確さはわかりませんが、
ハンディをものともせず、
その職を勝ち取ったんだろうなと勝手に想像して、
ちょっと嬉しくなりました。お気に入りのマフラーが
2018-11-29去年買ったマフラー。
グレー地に、表裏で違うパターンの黒いチェック、
縁に鮮やかなブルーが刺し色で入っていて、
かなり気に入っています。たまたま入ったセールで、
「これがセールに残っているとは!」と即決で買いました。今朝、今年はじめて使おうとクリーニングの袋から取り出し、
首に巻いてみたら、
なんか雰囲気が違う、というか短くなってる!?去年は首を2回りしても、まだゆったりと余裕があったのに、
なんかパツパツなんです…
太ったのか、
クリーニングでのトラブルなのか、なんなのか。
どっちにしても、残念です。来年の手帳
2018-11-19週末、工具やネジなどを買いに大手HC店へ。
必要なものを買い終わり、エスカレーターで降りていると、
途中フロアに特設された手帳コーナーが目に入る。「そういえば、まだ買ってなかったっけ」
実は今年も中盤くらいから手帳の使い方がグダグダ。
その理由を振り返ってみると、・備忘録的にいろいろと書き込みたいので、メモ欄が小さいと破綻する
・ToDoを管理したいので、そのスペースも欲しい
・スケジュール部分はほどほどでよい今年の手帳はあまりにも自由記入ページが少なすぎ、
使い始めてほどなく、
書き込むスペースがなくなってしまいました。
仕方なくスケジュール部分の空いている箇所に書き込んでいたら、
何が何だか分からなくなってしまい、結果、
手帳を見るモチベーションがどんどん下がっていったのです。で、買う買わない半分半分の気持ちでコーナーに立ち寄ってみます。
先ほどのポイントを基準にいろんな商品を見比べていると、
なかなか良さそうな商品を見つけました。LACONICのA5VL。
全然知らないブランドでしたが、
帰って調べてみると、
四国の紙工会社を親会社に持つ文具の企画製造会社でした
(文具好きには有名なのでしょうか?)A5サイズがちょっと大きくて気になりますが、
片面週間バーティカルで探していたので、
そこは我慢することにします。いつもは入念にリサーチし、
比較検討を重ねたうえで購入に至るのですが、
今回は衝動買いに近いです。
それでも失敗を繰り返しているので、
ひょっとしたらこういう買い方が奏功することを期待して。終わり良ければすべて良し
人と話をするとき、
意識しておきたいことがあります。それは、
「ネガティブな情報は前に、ポジティブな情報は後に」
話すということ。例えば、営業のMさんについて、
女子社員2人が噂話をしていたとします。パターンA:Mさんって頑張ってるけど、ミスも多いよね。
パターンB:Mさんってミスも多いけど、頑張ってるよね。どちらのパターンも、
「Mさん=ミスも多い&頑張っている」という事実を話しているのに、
Aは否定的、Bは肯定的な印象を受けます。これ「ピーク・エンドの法則」とか「新近効果」と呼ばれる心理現象で、
言い換えれば「終わり良ければすべて良し」だから、
旅行から帰ってきたときは、「疲れたけど、楽しかったね!」
高級中華でお食事会のあとは、「高かったけど、美味しかったね!」これを逆に言うと、
後味が悪い終わり方になってしまいます(笑ちょっと意識するだけで、
周りの人がハッピーになったり、不愉快になったり。
自分も気をつけよう…店員さんのふるまいと客のマナー
2018-11-14オフィス近くにあるパスタ屋さん。
シェフを取り囲む感じのカウンターのみ、
7~8席程度の小さなお店です。先日、ちょっと遅めのランチに行ったら、
ほぼ満席で残り1席。
入り口一番近くのその席に案内され、和風パスタをお願いしました。そのお店、生麺使用でわりと盛が多い。
「これはちょっと胃もたれするかも」
と思いながら必死で食べていたら、
奥の方でシェフの少しキツイ口調。「しゃべってばかりいないで、早く食べて!伸びて美味しくなくなる!」
女性二人のお客さん、
パスタそっちのけでおしゃべりに花を咲かせていたようです。
小さなお店なので、その場は少し微妙な雰囲気に。楽しい雰囲気を壊したくないけど、
せっかく心を込めて作った料理、おいしく食べて欲しい。
きっとシェフも迷ったと思います。店員さんの態度に気分を害することもありますが、
客側のマナーもありますよね。
私もスマホを眺めながら食事したりはたまにあるので、
お店によっては気をつけたいですね。悪い癖が出ている
今日は早く帰ろうと思っていたのに、
もう9時を回っています。最近、全体的に退社時間が早まっている感じがするので(20時に誰もいない日もある)、
とてもいい傾向だと思っていましたが、
自分がこれではダメですね。多少、煩雑な仕事を抱えていることもあって、
着手するのにちょっとした勇気(思い切り?)が必要で、
ぐだぐだしているロスタイムのせいで、
時間が薄くなっているのかもしれません。自分の悪い癖なので、修正したいです。
セ・パの差に思う
日本シリーズはソフトバンクでした。
リアルタイムではほとんど見ていませんが、
スポーツニュースなどでみる限り、
「強いな」という印象を受けました。
下剋上とは言え、二連覇ですしね。これでパのチームが6年連続勝っていることになり、
この10年でもパが8度の日本一。
交流戦もパが9年連続で勝ち越しらしいので、
セ・パの実力差は明らかです。DH制(ある方が強い)、人気(ない方が強い)、親会社の資金力(ない方が強い)などが要因と言われていますが、
結局は高い次元でライバルと切磋琢磨し、
長期目線で地道に選手を育てているチームが、
力をつけているということ。セリーグで広島がぶっちぎりだったのも、
資金力がないが故の自前主義の成果ということなのでしょう。当たり前と言えば、当たり前の結果ですが、
ということは、資金力のない当社でも、
きちんと人を育てていけば何とかなるということです!一人は好きだけど、孤独は嫌い
2018-11-05最近、自分の体の稼働率がかなり高いです。
仕事、家庭、大学、それ以外のお付き合い…
どれも自分ではありますが、
狭い意味のプライベート(自分ひとりの時間)の割合が、
かなり小さくなっていて気忙しい。仕事中は仕事中でいつも孤独なので、
一日の大半が自分ひとりと言えば一人なのですが(笑人から「一人が好きな人」と思われることも多いですが、
人が嫌いなわけではなく、むしろ孤独は苦手です。あれ?
一人になりたいのか、
一人は嫌なのか、
どっちかわからなくなってきました(笑一人は好きだけど、孤独は嫌い、という感じですかね。
なかなかうまく言えませんが。LIFOはモヤモヤが残る?
2018-11-01商品の在庫管理に、
LIFOとFIFOという二つのアプローチがあります。先入先出がFIFO(First In First Out)
後入先出がLIFO(Last In First Out)会計を学び始めたかなり初期段階で出てきた概念ですが、
普段生活していて、
「あっ、いまのFIFO」とか、
「LIFOはだめでしょ」とか、思うシーンがよくあります。例えば、忘年会の二次会で5Fにある居酒屋さんの席を今から押さえに行くシーン。
混雑したEVにギリギリ最後に駆け込んできたグループが、
5F到着と同時に最初にEVを降り、
従って最初に居酒屋さんの入り口に到着することになります。当然、居酒屋さんのウェイティングリストは、
最後に駆け込んできたグループが最上位になり、
最初からEVを待っていたグループは最後尾になってしまう。
つまり、後入先出(LIFO)のパターン。これって、なんかおかしくないですか?
1Fで最初にEVを待っていたグループこそ、
最初にお店に入る権利があるはずなのに。あとはスーパーでヨーグルトを買うとき。
日付が新しいものから買いたくなりますよね?
これもLIFOで、
食品の廃棄ロスが社会問題になっている昨今、
何とかならないのかなと思ってしまう。会計的な在庫評価という面では、
LIFO/FIFOそれぞれにメリット/デメリットがあるわけですが、
私たちの日常生活においては、
LIFOはモヤモヤが残るケースが多い気がしますね。事業に対する造詣と愛情が必須条件
10年来通っている散髪屋さん。
ずっと社長が切ってくれています。そう言うと、すごいVIP待遇のように聞こえますが、
私が行きはじめた頃は2店舗しかなく、
店長(=社長)がたまたま担当してくれたのが始まりです。いつも特に雑談などなく黙々とやってもらうのですが、
他のスタッフさんから30店舗にまで増えたと聞いて、
ちょっと話しかけてみました。「もう髪切らなくてもいいんじゃないの?」
「いやいや、自分で切らないとダメなんですよ」
「職人気質だから?」
「それもあるんですけど、髪切れない社長の言うことなんか、スタッフ誰も言うこと聞きませんから。
だから異業種から参入してくるケースも多いですけど、まあうまくいかないですね。
自分、今でも売上げNo.1ですから、スタッフみんな黙りますよね、ハハハ」半分自戒を込めて書くとすれば、
「プロ経営者」と呼ばれる人たちが失敗するケースは、
その会社の事業に対する造詣と愛情不足が根底にあり、理論を振りかざしているだけではまずうまくいきません。そういう意味で、
熱血技術者社長が奮闘する「下町ロケット」は、
いかにもドラマ仕立てにはなっていますが、
意外に会社経営の核心をついている気がします。