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LIFOはモヤモヤが残る?

商品の在庫管理に、
LIFOとFIFOという二つのアプローチがあります。

先入先出がFIFO(First In First Out)
後入先出がLIFO(Last In First Out)

会計を学び始めたかなり初期段階で出てきた概念ですが、
普段生活していて、
「あっ、いまのFIFO」とか、
「LIFOはだめでしょ」とか、思うシーンがよくあります。

例えば、忘年会の二次会で5Fにある居酒屋さんの席を今から押さえに行くシーン。
混雑したEVにギリギリ最後に駆け込んできたグループが、
5F到着と同時に最初にEVを降り、
従って最初に居酒屋さんの入り口に到着することになります。

当然、居酒屋さんのウェイティングリストは、
最後に駆け込んできたグループが最上位になり、
最初からEVを待っていたグループは最後尾になってしまう。
つまり、後入先出(LIFO)のパターン。

これって、なんかおかしくないですか?
1Fで最初にEVを待っていたグループこそ、
最初にお店に入る権利があるはずなのに。

あとはスーパーでヨーグルトを買うとき。
日付が新しいものから買いたくなりますよね?
これもLIFOで、
食品の廃棄ロスが社会問題になっている昨今、
何とかならないのかなと思ってしまう。

会計的な在庫評価という面では、
LIFO/FIFOそれぞれにメリット/デメリットがあるわけですが、
私たちの日常生活においては、
LIFOはモヤモヤが残るケースが多い気がしますね。